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アロマオイルという言葉から思い浮かぶのは、小さな遮光の瓶ではないでしょうか。数滴垂らして使う、あの10ミリリットルほどの品です。
並んでいる10件を見ると、そちらは一つもありませんでした。多いのは1,000ミリリットルの容器で、しかも二本組、四本組という単位で売られています。容量の桁が二つも三つも違います。
これらは専用の器具に注いで使う液体です。芯に火を点けて熱を持たせ、香りを空気に送り出す形の道具があり、その燃料として作られています。商品名にも、対応する器具の名前が並んでいます。
器具を持っていない相手に渡すと、封を切ることさえできません。小さい瓶の精油なら、皿に垂らすだけでも香ります。こちらにはその逃げ道がありません。
贈るときにいちばん先に確かめるのは、香りの好みではなく、相手の家にその器具があるかどうかです。
器具に注ぐ品が中心ですが、それ以外の形も混じっています。相手の手元に何があるかで、選べる範囲が変わります。
1,000ミリリットルの容器に入った液体です。専用の器具に注ぎ、芯を差して火を点けます。数分で消して蓋を開けておくと、香りが部屋に広がります。
対応する器具の名前が商品名に書かれています。同じ形の器具でも会社によって芯の作りが違うので、そこが合っているかを見ます。一本で何十回も使えるので、渡したあと長く続きます。
香りは五種類ほどから選べる品が多く、柑橘、花、樹木、茶といった系統がそろっています。一本目を渡すなら、癖の少ない系統から選びます。
同じ品を二本、三本、四本とまとめた形です。一本あたりの金額が下がるので、使い続けている家では箱で買われています。
香りを組み合わせて選べる品もあります。二本のうち一本を定番、もう一本を試しの香りにすると、外れても片方が残ります。すでに器具を持っている相手への贈り物なら、この形が確実に働きます。
小さい容器の先に球が入っていて、転がしながら肌に当てる形です。8ミリリットルほどの量で、手首や首筋に付けて使います。
植物から採った油で薄めてあるので、そのまま肌に触れさせられます。器具が要らないぶん、相手を選ばずに渡せます。持ち歩いて外出先でも使えるのが利点です。
細い筒に薬草の成分を染み込ませた品です。蓋を開けて鼻の下で息を吸うと、清涼感のある香りが通ります。タイで日常的に使われているもので、六本の組で売られています。
器具も皿も要りません。鞄に入れておいて、必要なときに開けるだけです。渡された側が使い方に迷わない形でもあります。
ハッカから採った油が200ミリリットルの容器で並んでいます。滴数を数えて使う品で、水で薄めて霧にする、風呂に一滴落とすといった使い方をします。
霧にするための容器が付いた組もあります。夏の暑さをしのぐために買われることが多く、香りを楽しむというより体感を変えるための品です。量が多いので、一本で一年ほど持ちます。
このジャンルでいちばん多い形は、それ単体では何もできません。渡す前に確かめる点が一つあり、そこを外すと全部が無駄になります。
液体の名前より先に、器具の会社名が並んでいる品があります。作る側が、どの器具に注ぐ液体なのかを最初に伝えようとしているということです。
同じ形に見える器具でも、芯の太さや素材が違います。合わないものを注ぐと、芯が目詰まりして香りが出なくなります。相手が持っている器具の会社名まで分かっていないと、選び切れません。
小さい遮光の瓶に入った精油は、5ミリリットルから10ミリリットルが標準です。一度に使うのは数滴で、一本で何か月も持ちます。
こちらは1,000ミリリットルが基本の単位です。一度の使用で数十ミリリットルを消費するので、その量が要ります。同じ「オイル」という言葉が付いていても、扱う量がまったく違う品だということです。
精油は植物の油で薄めれば肌に付けられますし、布に落として香らせることもできます。この液体はそのどちらもできません。器具に注ぐこと以外の使い道がありません。
余ったからといって、風呂に入れたり掃除に使ったりもできません。用途が一つに固定されているぶん、器具の有無がそのまま使えるかどうかになります。
封を切らないまま置かれます。1,000ミリリットルの容器は場所も取るので、置き場所にも困らせます。香りが好みに合っていても、そこは関係ありません。
相手が家で香りを楽しんでいると知っていても、それだけでは足りません。棒を挿す形、電気で霧にする形、蝋を灯す形。どれもこの液体を使いません。器具の種類まで分かっているかどうかが分かれ目です。
いちばん確実なのは、器具の写真を見せてもらうことです。贈ると先に伝えたうえで、家にあるものを聞きます。器具の名前が分かれば、それに対応する液体を選べます。
聞けない相手なら、この形は避けます。並んでいる中には器具を要らない品も三つあり、そちらなら相手の手元に何があっても使えます。
まだ持っていない相手に始めてもらうなら、器具と液体を一緒に渡します。器具は別のジャンルで売られていて、液体だけを贈るより金額は上がります。
そのかわり、渡した日から使えます。以後は液体を買い足していくので、次の贈り物も決まります。相手が香りに関心を持っていると分かっているなら、この始め方があります。
器具に注いだあと、芯に火を点けます。手順が決まっている道具なので、渡すときにそこまで伝わっていると使い始めが早くなります。
芯に火を点けて、二分ほど燃やします。芯が熱を持ったところで炎を吹き消すと、そこから先は炎を出さずに熱だけが残ります。この状態で香りが出ていきます。
置いておく時間は部屋の広さによりますが、二十分ほどで足ります。終わったら蓋をかぶせて止めます。点けっぱなしにする道具ではなく、区切って使う形です。
二十分の使用で、数十ミリリットルが減ります。1,000ミリリットルの一本なら、毎日使っても一か月以上は持つ計算になります。
毎日使う家では、まとめ買いに理由が出てきます。並んでいる品に二本組、三本組、四本組があるのはそのためです。使う頻度が読めるなら、そこから本数を決められます。
火を扱う時間があるので、周りに紙や布のないところに置きます。棚の上でも、上に何かが張り出していない場所を選びます。
火災を知らせる装置の真下も避けます。炎が出るのは最初の数分だけですが、熱と煙の量によっては反応します。相手の家の作りが分からないなら、渡すときに一言添えておきます。
使わないあいだは、専用の蓋をかぶせておきます。芯が乾いて硬くなるのを防ぎ、液体が蒸発するのも止まります。
液体の容器そのものも、蓋をきちんと閉めて立てて保管します。倒れると床に広がり、木の床では跡が残ります。子どもや動物の手の届かない場所へ、というのは他の香りの品と同じです。
火が消えて、器具が冷えてから注ぎます。熱いうちに液体を入れるのは避けます。芯を抜いて、器具の八分目まで入れて、芯を戻します。
満杯にしないのは、芯が液体に浸かりすぎると香りの出方が変わるためです。線が引いてある器具もあります。この手順だけ添えておけば、あとは相手が続けられます。
確かめます。この形の液体は、注ぐ器具がないと使い道がありません。香りが好みに合っていても、封を切ることさえできません。
贈ると先に伝えて、家にあるものを見せてもらうのがいちばん早く済みます。器具の会社名まで分かれば、対応する液体を選べます。聞けないなら、器具の要らない品に切り替えます。
肌に付ける形か、鼻に近づけて使う形です。どちらも鞄に入る大きさで、持ち歩いて外で使えます。置き場所を相手に決めさせずに済むのも利点です。
薄めて使う油も選択肢に入ります。霧にする容器が付いた組なら、それだけで完結します。香りの品を初めて渡す相手には、こちらのほうが確実に使われます。
用途がまったく違うので、そのままでは合いません。精油は数滴で使うもので、肌に薄めて塗ることも、皿に落として香らせることもできます。
こちらは器具に注ぐための液体で、その使い方しかできません。相手が精油を求めているなら、精油として売られている側を当たります。名前は似ていますが、別のジャンルとして分かれています。
相手の家に、火を扱える場所があるかを考えます。点火してから数分は炎が出るので、周りに何もない平らな面が要ります。
小さい子どもや動物のいる家では、手の届かない高さに置けるかも変わってきます。相手の家の様子が思い浮かばないなら、火を使わない形の品にしておきます。
二本を組める品を選んで、片方を癖の少ない系統にします。柑橘や茶の香りは外れにくく、もう一本で冒険しても片方が残ります。
一本だけ渡すなら、樹木か柑橘です。花の香りは好みが分かれやすく、部屋に残る時間も長くなります。相手の家で今まで何が香っていたか思い出せるなら、そこに寄せます。
相手が毎日使う人かどうかで決まります。使っているところを見たことがあるなら二本以上、そうでないなら一本です。
四本組は、使う量の多い家か、何人かで出し合う場面のものです。渡された側からすると、置き場所を先に考える量になります。一本あたりの金額は下がりますが、そこは相手の消費の速さと釣り合わせます。
最初に決まるのは、相手の家に注ぐ道具があるかどうかです。あるなら本数と香りの話に進み、ないなら道具の要らない三つから選びます。ここを飛ばすと、置かれたままの容器が残ります。
道具がある相手には、会社名まで確かめます。芯の作りが合わないと香りが出ないので、同じ形に見えても入れ替えが利かない場合があります。写真を一枚見せてもらえば判断できます。
本数は、相手が使っているところを見たことがあるかで決めます。見たことがあるなら二本以上、そうでなければ一本。四本の組は置き場所まで相手に考えさせる量になります。
道具のない相手には、肌に付ける形か、鼻に近づける形か、薄めて使う油です。どれも届いた日から使えて、置き場所も要りません。香りの品を初めて渡す相手には、こちらから入るのが自然です。
始めてもらうつもりなら、道具ごと渡すという手もあります。金額は上がりますが、渡した日から使える状態になります。相手の部屋に何が置いてあるかを思い出すところから始めてみてください。
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