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イヤーカフは、いくつ持っていても困りません。着ける位置が決まっていないので、その日の服や髪型で耳の高いところにも低いところにも移せます。すでにいくつか持っている相手に渡しても、手持ちとの組み合わせが増えるだけです。
耳に穴を開けなくてよいのも、贈り物として効いてきます。学校や職場でピアスを着けられない相手、穴を開けることに気の進まない相手にも渡せます。
選ぶときに最初に決まるのは、片耳のための一つか、両耳分かです。同じ「イヤーカフ」という名前で、片方だけのものと左右そろいのものが並んでいます。
イヤーカフは耳を挟んで留まる飾りです。どう挟むかで着け心地が変わり、商品名に並ぶ金の表記で値段の意味が変わります。
リング型は、円の一部が開いた輪の形です。開いたところから耳の縁を入れて、そのまま挟みます。いちばん数の多い基本の形で、はじめて着ける相手にも扱いやすくなります。
クリップ型は、洗濯ばさみのように挟み込む作りです。締め具合を段階なしで変えられるので、耳の厚みに合わせられます。相手の耳がどれくらいの厚みか分からないときは、この形が外れません。
フック型は、耳のくぼみに差し込む形です。差し込むための隙間が一か所だけ開いていて、耳の縁ではなく内側のくぼみで支えます。挟む力ではなく形で留まるぶん、着ける位置がほぼ決まります。
商品名には「18K」「14K」といった数字が並びます。日本で作られた地金には「K18」と、Kを先に書く決まりがあります。数字を先に書く「18K」は海外の書き方で、日本のものと同じ純度とは限りません。
さらに「K18GP」と書かれていれば金メッキ、「K18GF」なら金張りです。どちらも表面の加工で、中身は別の金属です。「18Kコーティング」という書き方も、表面に金の色を乗せたという意味になります。
ここが読めると、値段の付き方が分かります。地金のものと、表面を金色に仕上げたものでは、値段が桁で変わります。毎日気軽に着けてほしいなら表面加工のもの、記念の一つとして残したいなら地金のものです。
金属アレルギー対応、ニッケルフリーと書かれたものが並びます。ニッケルはアレルギーの元になりやすい金属で、それを使っていないという意味の表記です。
ただし、ニッケルフリーは「まったく含まない」とは限りません。ごく少量なら入っていることがあります。肌に出やすい相手なら、表記だけで決めずに、素材の名前まで見ておくほうが確かです。
素材でいえば、医療の道具にも使われるサージカルステンレスは肌に出にくいことで知られます。色は明るい銀色ではなく、暗めのシルバーです。逆に、きらきらした金色や銀色の表面は、メッキで作られていることが多く、そこにニッケルが入っている場合があります。肌の弱い相手に金色のものを選ぶなら、素材の名前まで書かれているものが安心です。
商品名には「片耳用」「両耳セット」「左右セット」「2点セット」といった言葉が入ります。ここは見た目の好みではなく、相手がどう着ける人かで決まります。
片方だけのものは、耳の左右で違うものを着ける前提で作られています。反対の耳にはピアスやイヤリングを着けて、こちらは片側だけに寄せる、という着け方です。
もともとアクセサリーを着けている相手なら、この一つが手持ちに混ざります。逆に、耳に何も着けていない相手に片方だけを渡すと、片耳だけ飾ることになるので、着ける機会が来ません。
形によっては、着けられる耳が左右どちらかに決まっています。片耳用には「右用」「左用」と書かれているものがあるので、そこを外すと着けられません。
左右そろいのものは、着けたときに耳の両側が対になります。アクセサリーを着け慣れていない相手でも、左右に着けるだけで形になります。
2点や4点でまとまったものもあります。同じ形の色違いや、大きさの違うものが組んであるので、その日の服に合わせて選べます。何を合わせればよいか分からない相手には、この形が渡しやすくなります。
一つの耳に二つ以上並べて着ける人もいます。この着け方をする相手には、細い形が足しやすくなります。太いものや飾りの大きいものは、二つ並べると耳の上でぶつかります。
大ぶりのものは耳の輪郭の外まで張り出すので、正面からもよく見えます。人と会う日や、写真を撮る日のための飾りです。
細身のものは、耳に沿って収まります。仕事の日や、制服のある職場でも浮きにくい形です。相手が毎日着けられるものを探しているなら、こちらから選べます。
揺れる飾りやチェーンの付いたものは、動きが出るぶん目を引きます。そのかわり重さが増えるので、長い時間着けるものとしては、細身のもののほうが楽です。相手が一日のどこで耳を飾る人かを思い出せば、大ぶりと細身のどちらかに寄ります。
イヤーカフは挟んで留まっているだけなので、耳に合わないと落ちるか痛むかのどちらかになります。渡す前に読めるのは、大きさと締め具合と重さです。
輪の内側の幅が耳の厚みより大きいと、挟む力が足りずに落ちます。逆に小さすぎると、耳を締め付けて痛みが出ます。どちらも、着けなくなる理由になります。
耳の厚みは人によって違います。相手の耳の厚みまでは分からないことのほうが多いので、締め具合を変えられる形を選ぶと外れません。クリップ型や、指で少し広げられる細いリング型なら、合わないときに相手の側で寄せられます。
逆に、太い地金で作られた輪や、フック型のように形の決まっているものは、あとから広げたり狭めたりできません。相手の耳に合わなかったときに、手の打ちようがない形です。
石や揺れる飾りが付くと、重さがそこに集まります。挟む力が同じでも、重いほうへ引かれるので、時間とともに位置がずれていきます。
パールや大きめの石の付いたものを渡すなら、挟む部分が幅広で、面で支える作りのものが向きます。細い線一本で挟む形に重い飾りが付くと、留まりにくくなります。
一日中着けたままにする相手か、出かける時間だけ着ける相手か。前者なら軽い細身のもの、後者なら重さのある大ぶりのものでも、出番があります。
耳の上のほうに着けるものは、髪を下ろしていると隠れます。髪の長い相手なら、耳たぶに近い低い位置で着けられる形のほうが、見える機会が多くなります。
髪を結ぶことの多い相手や、短い相手なら、耳の縁の高い位置に着ける形も生きます。軟骨に穴を開けて飾ったような見え方になるので、穴は開けたくないけれどその雰囲気が好き、という人に届きます。
髪型は思い出せることが多いはずです。着けたときに見えるかどうかまで当てておくと、引き出しに入ったままになりません。
余りません。イヤーカフは穴を使わないので、ピアスと同じ耳に一緒に着けられます。耳たぶにピアス、その上の縁にイヤーカフ、という重ね方ができます。
むしろ、すでにピアスを着けている相手のほうが、着ける場所の見当が付いています。手持ちの金色や銀色に合わせておくと、その日の耳の組み合わせに入りやすくなります。片方だけのものが並んでいるのは、こういう着け方をする人がいるためです。
穴を開けていない相手なら、イヤーカフだけで耳が仕上がる形を選ぶことになります。左右そろいのものや、一つでも目を引く大ぶりのものが、その役に回ります。
留まり方は三つ。輪で耳の縁を挟むリング型、締め具合を変えられるクリップ型、耳のくぼみに差し込むフック型です。相手の耳の厚みが分からないなら、締め具合を変えられる形が外れません。
金の表記は、Kが先の「K18」が地金の書き方で、「GP」なら金メッキ、「GF」なら金張り、「18Kコーティング」なら表面に金の色を乗せたものです。ここが読めれば、値段が桁で違う理由も分かります。金属アレルギー対応と書かれていても、ニッケルがごく少量入っていることはあるので、肌に出やすい相手には素材の名前が書かれているものを。
片耳用は、すでにアクセサリーを着けている相手への足し。両耳セットは、これから着け始める相手向き。大ぶりは人と会う日のため、細身は毎日のためです。重い飾りの付いたものは、幅広で面で支える作りのほうが留まります。
耳に何も着けていない相手には、左右そろいの細身を一組。すでにピアスを毎日着けている相手には、その色に合わせた片耳用を一つ。何個か持っていて重ねて着ける相手には、いちばん細い形を足すのが効きます。穴を開けずに済む飾りなので、渡したその日から着けてもらえます。
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