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帽子は、日差しの出ている季節なら外へ出るたびにかぶるものです。自転車に乗るときも、洗濯物を干すときも、子どもの送り迎えでも手に取ります。それだけ使うのに、去年のものが一つあれば足りると思って、自分では買い足さない人が多いところです。
贈るときに最初に決まるのは、つばがどこに出ているかです。ぐるりと一周しているハット、前だけ出ているキャップ、頭の上が開いているサンバイザー。同じ帽子でも、日陰の落ちる場所がそれぞれ違います。
そのうえで効いてくるのが、つばの広さと、紫外線をどれだけ遮ると書いてあるかです。数センチの差で、顔に当たる日の量が変わります。
商品名には、ハットかキャップか、つばの広さ、UVカット率や遮光率の数字が並んでいます。つばの形、つばの広さ、表示の数字。この三つが読めれば、同じような日よけの帽子に見えるものが分かれてきます。
ハットは、つばが頭のまわりを一周しています。前からの日だけでなく、横や後ろから差す日も遮れるので、外にいる時間が長い人に向きます。つばが短くて下向きに垂れたバケットハットも、この仲間です。
キャップは前だけにつばが出ています。視界が広く、頭に沿うのでかぶっていても邪魔になりません。そのかわり、耳や首の後ろには日が当たります。頭に沿う形では、ほかにキャスケットもあります。サンバイザーは頭のてっぺんが開いていて、額から前だけを覆う形。熱がこもらないので、動き回る場面で使われます。
首の後ろまで守りたいなら、後ろが長く作られたものか、布のネックガードが付いたものです。ネックガードが取り外せるものなら、要らない日には外して普通のハットとして使えます。
つばが3センチだと、遮れる紫外線は3割ほど。7センチで6割、10センチで7割あたりまで上がります。日よけを目当てに選ぶなら、7.5センチはほしいところです。
商品名や商品ページに「つば幅」として数字が出ています。広いほど遮れますが、そのぶん風を受けます。風の当たる場所で使ってもらうなら、あご紐の付いたものになります。
UVカット率は、紫外線をどれだけ遮るかの割合です。99パーセント以上あれば高い水準。遮光率は、紫外線に限らず光そのものをどれだけ遮るかで、99.99パーセント以上のものが一級遮光にあたります。「完全遮光」と書かれているのは、この水準を指しています。
UPFは、肌を守る度合いを表す数字です。UPF40なら、何もかぶらないときと比べて紫外線の量が40分の1まで減るという意味。UPF50プラスがいちばん上の表示になります。
三つとも並んでいる商品もあれば、一つだけの商品もあります。数字が一つしか出ていないときは、それがこの三種類のどれなのかを確かめるところです。
同じ日よけの帽子でも、自転車で走る人と、庭で作業する人と、街を歩く人とでは、合うものが別になります。相手が帽子をかぶっている場面を思い出すと、候補が絞れます。
この場面では、つばの広さより先に、飛ばないかどうかが来ます。走ると風を正面から受けるので、広いつばほど浮き上がります。あご紐の付いたものか、深くかぶって頭に留まるもの。商品名に「飛ばない」と書かれているものには、たいていどちらかが付いています。
そのうえで、遮る範囲を広げたいなら、あご紐と広いつばが両方そろったものへ。買い物や送り迎えで毎日乗る相手なら、この二つが同じ一つに入っているかどうかを見ることになります。
日差しの下に何時間もいるなら、一周つばのあるハットで、首の後ろまで覆えるものです。顔の正面より、うなじや耳のうしろのほうが、日が当たっていることに自分では気づきにくいところ。ネックガードの付いたものなら、そこまで一枚で覆えます。
同時に、熱がこもらない作りかどうかも効いてきます。てっぺんや横に網が入っていれば風が抜けます。頭が蒸れるのを嫌う人や、髪をまとめている人には、てっぺんの開いたサンバイザーという選び方もできます。
服に合わせてかぶるなら、数字より形と色が先に来ます。キャップは頭に沿うので、荷物の多い日でも邪魔になりません。麦わらやペーパーのハットは、湿気の多い季節でも風が通り、夏の装いに合います。
顔の形で似合うものも分かれます。丸顔なら、縦にかさの出るバケットハットやベレー帽。面長なら、浅くかぶれるキャスケットや、つばの広い麦わら帽子が合います。よく会う相手なら、顔つきを思い浮かべながら形を選べます。
形が決まっても、頭に合うかどうか、いつ渡すか、持ち歩くかどうかが残ります。頭の大きさは相手に聞きにくいので、そこは詰められる作りで逃げられます。
レディースの帽子は57センチを基準に作られていることが多く、成人女性の頭囲は54センチから57センチのあたりに収まります。数字が分からないなら、この幅に届くものを選んでおけば大きくは外しません。
かぶったときにちょうどいいのは、こめかみのあたりに指が一本入るくらいのゆとりです。頭囲より1センチ大きいものを選ぶのが基本になります。内側にテープを入れて詰められるものや、後ろのベルトで絞れるものなら、渡したあとで合わせてもらえます。「サイズ調整」と書かれているのがそれです。
迷ったときは大きめへ。小さいものは頭に乗らず、締め付けると額に跡が付きます。大きいぶんには、テープを足すか、深くかぶるかで収まります。
麦わらやペーパーで編んだものは、湿気の多い時期でも風が通ります。夏に渡すならここが効きます。編み目のあるぶん光は少し通るので、遮光の数字がほしい相手なら、生地で作られたもののほうです。
コットンのキャップやハットは、春から秋まで長く使えます。洗えると書かれているものなら、汗をかく季節でも続けてかぶってもらえます。秋冬に渡すなら、起毛した生地やフェルトのものへ。
旅行や運動会で使ってもらうなら、たためるものが動かしやすくなります。かばんに入れて持って行き、着いてから広げられます。
そのかわり、たためるものはつばに芯が入っていないぶん、形が保ちにくくなります。強い風の中で長く使う相手には、たためないほうがしっかりしています。持ち歩くのか、玄関に置いて出るときだけかぶるのか。そこで選ぶものが分かれます。
守れるものが違うので、相手の過ごし方で決まります。日焼けを避けたいだけならUVカット率とUPFで足ります。この二つは、どちらも紫外線に対する数字です。
遮光率のほうは、光そのものを遮る割合です。日差しのまぶしさや、アスファルトの照り返しの暑さまで避けたい相手には、この数字が要ります。庭仕事や、屋外での立ち仕事のように、逃げ場の無い日差しの下に長くいる人なら、三つとも見ておくことになります。
数字が一つも書かれていない商品は、その性能を測っていないものとして扱うほうが外しません。おしゃれのためにかぶる帽子なら、そもそも数字は付いていないほうがふつうです。
つばの形、つばの広さ、表示の数字。この三つで、渡す一つが決まります。
形では、一周つばのあるハットが横も後ろも遮り、キャップは前だけ、サンバイザーは頭の上が開いています。つばの広さは、3センチで三割、7センチで六割、10センチで七割ほど。日よけを目当てにするなら7.5センチから上です。
数字は、UVカット率とUPFが紫外線、遮光率が光そのもの。日焼けだけを避けたいなら前の二つ、まぶしさや照り返しまで避けたいなら遮光率まで見ることになります。
寸法は、レディースの帽子なら57センチが基準。聞けないときは、内側のテープや後ろのベルトで詰められるものにしておけば、渡したあとで合わせてもらえます。
自転車で毎日出る相手には、あご紐の付いた、深くかぶれるものを。庭や畑で長く過ごす相手には、一周つばがあってネックガードまで付いたものを。街の装いに合わせてかぶってもらうなら、麦わらのつば広か、頭に沿うキャップを。どれを選んでも、寸法だけは詰められる作りにしておくと、かぶらないまま置かれることがありません。
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