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子どもが自分の腕を見て、今が何時かを自分で確かめられるようになる。それが子ども用の腕時計を贈るということです。入学や誕生日に並ぶ贈り物です。
先に決まるのは表示です。針で読むアナログか、数字が出るデジタルか。その子が今どこまで時計を読めるかで、選ぶものが変わります。
もう一つ、ほぼ全部の商品名に「防水」と書かれています。ただしその一語だけでは、どこまで濡らせるかは分かりません。気圧の数字が添えてあるかどうかまで見ることになります。
商品名には「アナログ」「デジタル」「知育」と書かれています。三つのうちどれを渡すかで、時計と付き合う年月の始まり方が違ってきます。
針で読む形です。子ども向けはこの形が主流で、商品名に「小学生」と添えられます。小学1年生で「日常生活の中で時刻を読む」ことを習うので、入学のころに手元へ来ると、そのまま練習の道具になります。
読める順序は、まず「◯時ちょうど」、次に「◯時半」、そのあとに分です。分は5分刻みから入って、5の倍数と文字盤の1から12がつながることを覚えます。この道筋を通っている途中の子には、針の形が要ります。
「知育腕時計」「知育時計」と書かれたものです。普通の文字盤には1から12までしか数字がありませんが、知育時計には5分刻みで0から55までの分の数字も入っています。
長い針が指した先の数字を、そのまま読めます。5の倍数をまだ言えない子でも、「3」ではなく「15」と書かれているので、そこでつまずきません。まだ分を読めない子へ渡すなら、この形が入り口になります。
数字がそのまま出る形です。時計を読む練習にはなりませんが、今が何時かはすぐ分かります。帰る時刻を守らせたい、というだけならこれで足ります。
「デジタルアナログ併用」と書かれたものもあります。同じ盤に数字と針が並んで出るので、デジタルで読んだ時刻が針のどの形にあたるかを、その場で見比べられます。時刻を確かめる道具として渡すのか、読めるようになるための道具として渡すのか。そこで表示が分かれます。
子ども向けの腕時計には、ほぼ全部に「防水」と書かれています。ただし気圧の数字まで書いてあるものは少なく、同じ「防水」でも耐えられる場面が違います。
3気圧防水は「日常生活用防水」と呼ばれる段です。手を洗ったときの水滴や、雨に降られる程度に耐えます。
5気圧防水になると、洗い物で水がかかる程度まで耐えます。「50m防水」と書かれていれば、これが5気圧にあたります。ただし泳ぐ場面や、蛇口から勢いよく出した水を直に当てる場面は、この段でも別です。
プールに入るなら10気圧防水が要ります。「50m」「100m」は潜れる深さではなく、静かな水に浸けたときに耐えられる圧を言い換えた数字です。泳げば水が当たる力が加わるので、深さの数字どおりには使えません。
子どもは、手を洗うだけのつもりでも蛇口の下に腕ごと入れます。「防水」とだけ書かれたものは、そこがどこまで耐えるか読めません。気圧の数字が書かれたものを選ぶか、書かれていないなら濡らさない使い方で渡すか、どちらかになります。
商品名に「超軽量」「軽量」と書かれたものが並びます。腕の細い子には、重さがそのまま負担になります。外して置いたきりになるか、着けたままでいられるか。時計は身に付けていないと役に立たない道具です。
同じキッズ用でも、商品名には「4歳 5歳 6歳」から「小学生」「中学生」まで並びます。その幅は、そのままベルトの長さの幅です。年齢の書かれ方を見て、渡す子より大きい側のものを選ぶと、腕に対して余ります。ウレタンのベルトを使ったものには「超軽量」と書き添えられます。
腕時計を通学に持たせられるかどうかは、全国で決まっているわけではありません。学校ごとに違うので、渡す前に家の人へたずねておきたいところです。
教室にも廊下にも時計があり、チャイムも鳴ります。そのため、行事などで許された日以外は持ち込みを認めない、としている学校があります。
家と習いごとだけで使うなら、ここは気にせず選べます。通学に持たせる前提で選ぶなら、家の人に先に確かめてもらうのが早い順です。渡してから「学校には持って行けない」となると、使う場面が減ります。
自撮りカメラ・ゲーム・音楽・録画の入ったスマートウォッチもあります。ひらがなとカタカナで時刻を出すものもあります。
この形は、不正行為につながるおそれがあるとして持ち込みを認めない学校があります。腕に着ける形は同じでも、扱いが別になります。家の中や、親と一緒に出かける場面で使うものとして渡すなら、そこは問題になりません。
商品名に「アラーム」「タイマー」「目覚まし」「ストップウォッチ」「光る」と書かれたものがあります。時間を計る練習や、決めた時刻に起きる練習には効きます。「光る」は、寝る前の暗い部屋や、日の落ちた帰り道で読めるかに関わります。
そのかわり、アラームは切り忘れると教室でも鳴ります。持ち込みを許している学校でも、音の出る機能を切れるかどうかまでは見ておきたいところ。家で使うだけなら、機能は多いほど遊びの幅が出ます。
もう「◯時ちょうど」と「◯時半」が読める子なら、普通のアナログです。小学1年生で時刻を読むことを習うので、そのまま練習の道具になります。
まだ短い針の位置もあやしい子なら、知育時計へ寄せます。文字盤に5分刻みで0から55までの分の数字が入っているので、長い針の先の数字をそのまま読めます。入学の前に渡すか、入学して何か月か経ってから渡すかで、そこが分かれます。
「防水」とだけ書かれたものでは足りません。「50m防水」は5気圧にあたり、洗い物で水がかかる程度までです。泳ぐ場面はこの段でも別なので、プールで使うつもりなら10気圧防水を探すことになります。
手を洗うだけなら3気圧でも耐えます。ただし子どもは蛇口の下に腕ごと入れるので、そこまで見込むなら5気圧以上が安心です。気圧の数字が添えられていない商品なら、水から遠ざけて使う前提になります。
針を追える段まで来ているかどうかが、表示を決めます。アナログは時刻を読む練習の道具になり、小学1年生で習う内容とそのまま重なります。知育時計は文字盤に5分刻みで分の数字が入っているので、5の倍数を言えない子でも長い針の先を読めます。デジタルは読む力は付きませんが、今が何時かはすぐ分かります。数字と針が並ぶ併用の形は、その二つの間をつなぎます。
「防水」の一語では、どこまで濡らせるかが決まりません。3気圧は洗顔と雨、5気圧は洗い物で水がかかる程度まで、プールに入るなら10気圧。気圧の数字が添えられていない商品は、水に触れさせない使い方が前提になります。
軽さと腕周りは、そのまま着け続けてもらえるかに響きます。重いものや大きいものは外したきりになり、時計は身に付けていないと役に立ちません。商品名の年齢の書かれ方を、ベルトの長さの目安として見ます。
学校へ持って行けるかは、その学校で決まります。校内に時計があるので禁じているところもあり、カメラやゲームの入ったスマートウォッチは別扱いで、持ち込みを認めない学校があります。通学に持たせる前提なら、家の人に一度たずねてもらうのが先です。
もう「◯時ちょうど」と「◯時半」を読める子へ渡すなら、軽いアナログを。そこから分へ進みます。時計そのものがまだこれからの子へ渡すなら、知育時計を。長い針の先の数字を読むだけで時刻が分かるので、その日から使えます。
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