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レッグウォーマーは肌に直接つけて毎日洗うものなので、何足あっても困りません。2足セットで売られているものが多いのも、洗い替えが要るからです。冷えを気にしている相手なら、季節が変わっても使い続けてもらえます。
選ぶときに最初に決まるのは、丈です。足首だけを包む短いものから、膝の上まで届く長いものまであって、どこを温めるかがここで変わります。
短いものは15センチから25センチほどで、ショート丈と呼ばれます。足首だけを包む長さです。そこから40センチほどまでがミドル丈で、ふくらはぎまで覆います。40センチを超えるとロング丈になり、膝の下まで届きます。50センチ前後のものなら、膝の上まで来ます。
商品名には「18cm丈」「50cm丈」のように数字で書かれていることもあれば、「ショート」「ロング」「膝上」とだけ書かれていることもあります。数字は筒そのものの長さなので、その長さぶんが脚に乗ります。
いちばん短いものは「足首ウォーマー」「アンクルウォーマー」という名前でも並びます。レッグウォーマーで探しても、足首ウォーマーで探しても、同じものが出てきます。名前が違うだけで別の道具ではありません。
足首だけを包むものは、かさが少ないのでズボンの下に重ねても膨らみません。靴を脱がずに、足首へ通すこともできます。職場や電車の中で足元が冷える相手なら、この短いものを日中も外さずにいられます。
膝まで届く長さになると、ズボンの下には重ねにくくなります。そのかわり、ふくらはぎから膝までまとめて包むので、家の中で過ごす時間や寝ているあいだに向きます。就寝用と書かれているものに長い丈が多いのは、布団の中では靴もズボンも関係がないからです。
相手が日中の冷えに困っているのか、夜に足が冷えて眠れないのかで、選ぶ丈が変わります。どちらか分からないときは、短いほうが使う場面を選びません。
同じ丈でも値段に幅があるのは、素材の違いです。絹をそのまま使ったシルク100%のものがいちばん高く、綿やレーヨンを混ぜたものは値が下がります。肌に当たる内側だけをシルクにして、外側は綿で編んだ二重構造のものは、その中間に入ります。
商品名の「シルク100%」「肌面シルク」「内側シルク」といった表記で、この三つのどれなのかが読み分けられます。日本で編まれたものは値が上がるので、産地の表記も値段に絡んできます。
靴下は足の指と足の裏を包みます。ここは体の中でもよく汗をかくところです。レッグウォーマーが覆うのはふくらはぎとすねと足首で、どこも足の裏ほどは汗をかきません。
同じように足を温めるものでも、覆う場所が違うので蒸れ方が変わります。寝ているあいだに靴下だと足先が汗ばんで目が覚める人でも、つま先の開いたレッグウォーマーなら朝まで履いていられます。就寝用として売られているものが多いのは、この形だからです。
つま先が出ていて、多くはかかとも開いています。そのため、靴下の上からそのまま重ねられます。すでに履いているものを脱がずに足せるのが、この形の使いどころです。冷えたときだけ鞄から出して足首に通す、という使い方ができます。
かかとの付いたものもあります。こちらは足の裏に渡した部分で押さえるだけで、つま先は開いたままです。サンダルや、指の出る靴に合わせるためのもので、重ねずに一枚で履きます。
商品名に「アームウォーマー」「アームカバー」と併記されているものが数多くあります。両端の開いた筒なので、足に通すか腕に通すかの違いしかありません。同じものが二通りに使えるということです。
腕に通せば、手首から肘までを覆います。冷房の風が当たる席で仕事をしている相手や、日よけとして袖を足したい相手には、足に使わなくても出番があります。脚に合わなくても使い道が残るぶん、そのまましまわれて終わりになりにくいところです。
筒を留めているのは、上の端の2〜3センチほどのゴム編みです。ここだけ編み方を変えてあるのは、脚のいちばん太いところで筒を支えるためです。この部分の強さで、履き心地がほとんど決まります。
強いほど落ちてきませんが、締め付けが強すぎると血のめぐりを妨げます。温めるために履いたものが、逆に働くということです。かといって弱ければ、歩いているうちに下がってきます。「締め付けない」と「ずり落ちない」は、そのまま引っ張り合う関係です。
商品名を見ると「締め付けない」「しめつけない」「ゆったり」という言葉が繰り返し出てきます。それだけ、きつくて外したという人が多いということでもあります。ゴムの当たりが苦手な相手には、この表記のあるものが向きます。
ゆるいぶん、日中に歩き回る使い方では下がってきます。座っている時間の長い相手や、寝るときに履く相手なら、ゆるくても困りません。動く相手には、少し支えのあるものが結局は長く使われます。
「無縫製」と書かれたものは、筒のまま編み上げていて縫い目がありません。縫い目が細い足に当たると、一日で肌が赤くなることがあります。肌の弱い相手や、長い時間つけたままにする相手には、この作りが効きます。
お腹の大きい相手や、脚がむくみやすい相手にも、この作りが合います。妊婦向けと書かれたものが多く並ぶのは、締め付けも縫い目も避けたい人が、このジャンルに集まっているからです。
温めるための道具ですが、薄手の夏用が数多く並びます。冷房の効いた部屋で足首から冷えるという相手が、通年で使っているためです。贈る時期を冬に限らなくてよい、というのはこのジャンルの珍しいところです。
薄手のものは、ズボンに重ねてもかさばりません。夏に渡すなら、シルクや綿の薄いものを。冬に渡すなら、同じ丈でも厚みのあるものを選べば、渡したその日から使ってもらえます。
多くがフリーサイズで、足の大きさの表記が無いまま売られています。筒が伸びて脚に合うので、靴下のように何センチと選ぶ必要がありません。相手の足のサイズを知らなくても渡せます。
ただし、丈のほうは選ぶことになります。身長の高い相手にロング丈を渡すと、届く位置が想定より下になります。膝の上まで届かせたいなら、50センチ前後のものを選んでおくと足りなくなりません。
商品名の多くに「メンズ」「男女兼用」が入っていて、男性が使うことは初めから想定されています。ただ、色や柄はレディースを中心に組まれているので、贈るなら無地の黒や紺を選ぶほうが失敗しません。
日中に外で働く相手より、座っている時間の長い相手のほうが使います。冷房の効いた部屋で足元が冷えるという話を聞いたことがあるなら、そこが渡す理由になります。
決めるのは、丈と、締め付けの強さと、素材の三つです。丈で温める場所が変わり、締め付けでずり落ちるかどうかが決まり、素材で値段が変わります。
日中の冷えに困っている相手には、足首だけを包む15センチから25センチほどのものを。ズボンの下に重ねても膨らまないので、外さずに一日過ごせます。
夜に足が冷えて眠れないという相手なら、膝の下まで届くものが向きます。つま先が開いているので、履いたまま朝を迎えても足先が蒸れません。肌に当たるものが気になる相手には、縫い目のない無縫製のものを。
動き回る時間の長い相手には、少し支えの残るものを。ゆるいものは、座っている時間と、寝ているあいだのためのものです。
どちらもレッグウォーマーと重ねて使えるので、冷えている場所が脚とは限らない相手には、そちらから選び直せます。
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