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ガーゼハンカチは、一日に三枚から六枚使うものです。口元をふき、汗をふき、そのたびに洗うので、何枚届いても使い切ってもらえます。
先に決まるのは、ガーゼを何枚重ねてあるかです。二枚重ねの薄いものと、六枚重ねの厚いもの。同じ30センチ角でも、向いている場面が違います。
そのうえで決めるのが、何枚の組にするかです。生まれる前の家に渡すのか、保育園が近い家に渡すのかで、要る枚数も、付いていてほしいものも変わります。
二枚重ね、四枚重ね、六枚重ね。厚みが違えば、向いている場面が変わります。商品名の頭に「2重」「4重」「6重」と数字が出ているのは、買う人がそこで選び分けているからです。
薄くてやわらかく、指を当てたときに口の形に沿います。授乳のあとに口元をふく、生えはじめた歯をぬぐうといった、細かい動きに向きます。
「ダブルガーゼ」と書かれているのがこれです。ガーゼを二枚重ねて一枚に織ってあるので、一枚仕立てより破れにくく、厚みのわりに軽く仕上がります。濡らして絞る場面では、この絞りやすさが効きます。
厚みがあるので、こぼれたものを受け止めて、下の服まで通しません。授乳のときに胸元へ広げておく使い方には、この厚さが要ります。
そのぶん乾くのは遅くなります。外へ何枚も持ち出すよりも、家に置いて使うほうの働きです。
吸う量と、乾く速さの釣り合いが取れています。どれを選べばよいか分からないときは、この厚さにしておけば外しません。
家にある枚数の大半を四枚重ねにして、吐き戻しの多い時期だけ六枚重ねを数枚足す。そういう組み方が現実的です。
買ったときにピンと張っているのは、織ったあとに糊を付けてあるからです。一度洗うと糊が落ちて、糸が本来の縮れた形に戻ります。
そのときに寸法は少し詰まり、生地は起きてふくらみます。「洗うとふわふわになる」と書かれているのは、この変わり方のことです。渡した相手が最初に洗ったときに、やわらかさが増します。
生まれてすぐの時期、湯あみの間に赤ちゃんの体へ掛けておく布があります。布そのものはガーゼハンカチと同じで、違うのは大きさと、その時期に使うという売り方だけです。
おなかの中では包まれていたので、服も湯も無い状態になると、手足を突っ張って泣きます。胸からおなかへ一枚掛けておくと、赤ちゃんが泣きやみます。
湯につかりながら掛けておくものなので、濡れても重くならない薄いものが向きます。二枚重ねか四枚重ねのあたりです。
湯船と違って、桶や流しで入れる間は、おなかや胸が湯から出ています。そこに布が掛かっていれば、風が当たりません。
赤ちゃんが泣かずにいる時間が延びるので、入れている側も落ち着いて洗えます。大人が一人で入れているうちは、この一枚があるかどうかで手際が変わります。
台所の流しや専用の桶で入れるのは、生まれてから一か月ほどの間です。そのあとは大人と一緒に湯船に入るので、掛ける布は要らなくなります。
短い時期ですが、その一か月は毎日使います。生まれる前に渡すものとしては、真っ先に出番の来る一つです。
湯あみが終われば、同じ布が口ふきや汗ふきになります。その時期のために買ったものでも、余りません。
その時期向けとして売られている組は、大きめのものが混ざっています。掛ける布として使いやすくしてあるためで、あとから口ふきに回しても使えます。
四枚、五枚、六枚、十枚、十二枚。組の枚数はこのあたりに並んでいます。一日に三枚から六枚使うので、十枚あると洗濯が一日おきで回り始めます。
洗って乾かしている間も使うので、手元に残る枚数で考えると、十枚がいちばん下の線です。吐き戻しの多い時期には二十枚まで増やす家もあります。
出産の準備として自分で買う家もありますが、枚数の要るものなので、重なっても余りません。すでに持っている家に届けば、洗濯の間隔が空くだけです。
27センチ角、30センチ角、32センチ角。この幅に収まっているので、どれを選んでも使えます。大きいほど掛ける布に向き、小さいほどたたんで持ち歩きやすくなります。
決め手が無いなら、真ん中の30センチ角にしておけば、どの場面にも回ります。すでに小さいものを何枚も持っている家にだけ、大きいほうを足します。
園では、決められた場所に掛けて使います。輪のついたものでないと掛けられないので、入園の持ち物に指定されていることがあります。
色の分かれた組なら、兄弟のぶんや、日ごとの取り替えを分けられます。入園の近い家には、家で使う無地のものより、こちらが要ります。
園に持たせるものには、名前を書きます。布に直接書いた文字は、洗ううちに薄くなります。
名前を書くための白いタグが付いたものがあります。薄くなっても、そこに書き直せます。入園を控えた家に渡すなら、その一点が効きます。
「80本」のように、糸の細さを数字で書いたものがあります。数字が大きいほど細い糸で、目が詰まって、肌に当たる感じがなめらかになります。
ガーゼは40番前後の糸で織るのが普通です。顔や口に当てる時期の家に渡すなら、数字の書かれたものを。園で毎日洗われるものなら、普通の糸のもので足ります。
厚みを変えれば、置かれる場所が変わります。薄いものばかりの家なら六枚重ねを、授乳のときに胸元へ広げる一枚として。家で使うものしかない家なら、園の袋に入るループ付きを。
同じ厚みのものが増えるだけでも、洗濯の間隔が空きます。一日に三枚から六枚使うので、余ることはありません。
十枚、十二枚の組なら、箱を開けたときに枚数で埋まります。一枚ずつ色の違うものなら、並べたときの見え方も変わります。
ほかのものと組んで渡すこともできます。湯あみのころに使うものと合わせると、渡す時期のそろった一組になります。相手が使う順に並べていけば、軽く見えることはありません。
厚み、湯あみに掛ける一枚、そして組の枚数。この三つで、渡すものが決まります。
厚みは、使い道に出ます。口をふくなら二枚重ね、吐き戻しを受けるなら六枚重ね、どちらにも回すなら四枚重ね。厚いほど吸いますが、乾くのは遅くなります。
生まれてすぐの一か月は、湯あみの間に体へ掛ける一枚が要ります。服も湯も無い状態で泣く赤ちゃんが、一枚掛けるだけで泣きやみます。濡れても重くならない薄いものが、この役に回ります。
組の枚数は、渡す時期です。生まれる前の家には十枚前後、保育園が近い家にはループと名前のタグが付いたもの。寸法は27センチ角から32センチ角までしか幅がないので、そこで悩む必要はありません。
**ガーゼハンカチは、湯に入れている間と、そのあと毎日の口元のためのものです。
これから生まれる家には、四枚重ねを中心にした十枚前後の組を。入園の近い家には、ループと名前のタグが付いて、色の分かれた組を渡すと、園の持ち物にそのまま入ります。
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