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売れ続けている18件を並べると、商品名の書き方が二つに分かれます。片方には行事の名前がずらりと並び、もう片方には生地の名前と綿の割合が書かれています。
行事の名前が付いた品は、その日のために買われます。和の正装をかたどったもの、白い式服、蝶ネクタイの付いたもの。着るのは一日か二日です。
生地の名前が書かれた品は、家の中で毎日着せられます。何度も洗われ、汚れれば替えが要ります。同じ名前で呼ばれていても、行き先はまるで違います。
贈る側が最初に決めるのは、この二つのどちらを渡すかということです。値段はほとんど変わらないので、金額からは判断できません。
相手の家に足りていないほうを選ぶ、というのがこの分野の考え方になります。
見た目の系統で六つに分かれます。同じ「ロンパース」でも、どこで着せるかがまるで違います。作りの手間も違います。
袴に見えるように仕立てた一枚ものです。上下がつながっているので、着せるときに紐を結び直す手間がありません。柄は鯉や富士山、おにぎりといった和の意匠が並びます。
この形がこの分野でいちばん数を集めています。色は黒や紺、緑といった濃い色が中心で、女の子向けの明るい色も出ています。数万人が選んだと商品名に書くほど売れています。
セレモニードレスや退院着と呼ばれる白い一枚です。頭に被せる帽子が付いた組もあり、生まれてすぐの外出に使われます。
生地はワッフル、ガーゼ、スムースといった名前で書き分けられています。季節に合わせて薄手と厚手が分かれていて、秋冬向けには防寒と書かれた品が並びます。白は汚れが目立ちますが、着る回数が少ないので問題になりません。
蝶ネクタイの付いたスーツ風、タキシード風と呼ばれる形です。上着とシャツと下が一枚につながっていて、印刷や縫い付けで正装らしく見せてあります。
結婚式に連れていく場面や、百日の祝いに使われます。両面で違う柄になる仕立ての品もあり、一枚で二通りの見た目が作れます。この中では金額の軽いほうに来ます。
生後六か月の祝いに合わせて、二分の一という数字や名前を入れた品です。飾り付けと一緒に売られていて、家で撮る写真のために作られています。
帽子が無料で付く売り方もあります。名前が入るので、届いてから交換や返品はできません。表記を伝えるときに読みまで添えておくと間違いが起きません。
つけ襟やセーラー襟が付いた、少しよそ行きの形です。薄手のメッシュや綿のフライスで作られていて、日本で縫われた品が並びます。
保育園や幼稚園に着ていく服として売られています。行事の服ほど改まらず、家着ほど崩れていない位置にあります。襟の分だけ写真映りが変わります。
天竺や綿100パーセントと書かれた、色や柄だけの一枚です。前が全部開く作りが多く、寝かせたまま着せられます。
一枚あたりの金額が軽く、何枚あっても余りません。柄を十五種類から選べる品もあり、洗い替えとして数をそろえる買い方に向いています。汚れることが前提の作りです。
18件のうち11件には行事の名前が入っています。残る7件には生地の名前が書かれています。前者は一日で脱ぎ、後者は洗われ続けます。
お宮参り、お食い初め、百日祝い、初節句、ハーフバースデー。商品名に並ぶこれらは、どれも一日で終わる行事です。その日が過ぎると、着せる理由がなくなります。
袴の形をした品を普段着にする家はまずありません。式服も同じで、白い一枚を毎日洗う人はいないでしょう。買った時点で、出番の数はほぼ決まっています。
天竺、フライス、メッシュ、綿100パーセント。こちらの品名には行事が出てこず、そのかわり布の名前が並びます。着心地と乾きやすさが売りになっています。
赤ちゃんは一日に何度も着替えます。よだれ、汗、こぼした食べ物。何枚あっても足りない側の品で、毎日回されるものです。
行事の品と毎日の品を並べても、開きは数百円にしかなりません。一日で終わる服と、百回洗われる服が、ほとんど同じところに置かれています。
金額を見て選ぶと、この違いが見えなくなります。安いほうを選んだつもりが、一日で役目の終わる服だったということも起こります。値段は判断の材料になりません。
行事の品は一枚だけあれば足ります。二枚あっても、着せる日が二つあるわけではありません。渡す側にとっては、一枚に意味を込めやすい品です。
毎日の品は逆で、一枚では足りません。洗濯が追いつかない日があるので、数がそのまま助けになります。同じ一枚でも、家に置かれたときの意味が違います。
行事の名前が入った品を受け取ると、その日を思い出してもらえます。写真の中に残るので、渡した相手の記憶にも残ります。改まった贈り物として成り立ちます。
毎日の品は記憶に残りませんが、日々の手間を減らします。育てている家がありがたいのはこちらだという声もあります。どちらが正しいということはありません。
行事の服は祖父・祖母が用意していることがあります。二枚重なると、片方は一度も着られないまま残ります。
毎日の服は重なっても困りません。誰かが同じものを買っていても、洗い替えとして回ります。相手が初めての子を育てているのか、二人目なのかでも変わってきます。
行事の服を選ぶときに効いてくるのは、着心地ではありません。その日に撮られた写真が、何十年も見返されるという点です。
記念撮影、家族フォト、マタニティフォト。これらが商品名に並ぶのは、買う人が撮ることを前提にしているからです。売る側もそこを分かって書いています。
写真館で撮る家もあれば、家で撮る家もあります。飾り付けと一緒に売られている品があるのは、後者のためです。着せた日にそのまま撮るという流れができています。
肌に当たる柔らかさや、縫い目の始末は、写真に写りません。残るのは色と形と、それが何に見えるかだけです。
毎日着せる服なら手触りが最優先ですが、行事の服では順番が入れ替わります。一日だけなら、多少ごわついても済みます。選ぶところが変わります。
行事の写真は、赤ちゃんだけを撮るとは限りません。親も並び、上の子も入り、離れて暮らす親族も加わります。
そのなかで浮かない色を選ぶと、一枚がまとまります。真っ黒や真っ白は他の服との相性が出やすく、中間の色は収まりが良くなります。ただし、そこまで気を回すのは贈る側の仕事ではありません。
お食い初めや百日の祝いは、食卓を囲む行事です。着せたまま料理の前に座らせるので、こぼれたものが服に付きます。
濃い色の袴の形が売れているのは、そこも関係しています。白い式服は外を歩く行事に向き、食卓の行事には濃い色のほうが気楽です。行事の種類で色が分かれます。
撮った写真は、七五三や入学のときにもう一度出てきます。並べて見比べられるので、その日の服が長く目に触れます。
流行の強い形は、後から見ると年代が分かります。和の形や白い式服が売れ続けているのは、古びにくいからでもあります。無難に見えるものが残ります。
一日しか着ていないので、行事の服はほとんど傷みません。二人目が生まれれば、同じ服をもう一度着せる家があります。
そのつもりなら、男女どちらでも着られる色や形にしておくと回せます。名前を入れた品は回せませんが、そのぶん一人のためのものになります。どちらを取るかは渡す相手次第です。
生まれてすぐの子には、実際の月齢より一つ大きい表記を選びます。赤ちゃんは数か月で寸法が変わるので、ぴったりのものは着られる期間が短くなります。
行事の服だけは別で、その日に合う寸法にします。大きすぎると袖も裾も余って、写真の中でだぶつきます。行事の日が決まっているなら、その時期の体格を親に聞いておくと外れません。
長袖と半袖では着られる時期が分かれるので、届いてすぐ着られるほうを選びます。次の季節に合わせて買うと、そのころには寸法のほうが合わなくなっています。
秋冬向けの厚手は、春に贈っても出番が来ません。生まれ月と贈る時期の両方を見て、いま着られるものを渡すほうが喜ばれます。
毎日着せる側の品なら、何枚あっても余りません。梅雨どきや冬場は乾くのに時間がかかるので、手元の数が少ないと回らなくなります。
行事の服は事情が違い、重なると片方が使われません。祖父・祖母が用意していることもあるので、その系統を渡すなら一言確かめておくと確かです。聞きにくければ、毎日着せる側にします。
名前が入ると、その子だけのものになります。写真に残る品なので、記念として受け取ってもらいやすくなります。
そのかわり、届いてからの交換ができません。表記の間違いも直せないので、漢字と読みの両方を確かめてから注文します。下の子に回せなくなる点も承知のうえで選びます。
無地や柄物の毎日着せる品なら、どちらでも着られます。恐竜や動物の柄は男女の区別なく売られていて、色も中間の色が並びます。
行事の服は色で分かれているものが多いので、生まれてからにします。生まれる前に渡したいなら、白い式服が男女どちらにも使えます。急がなくても、行事の日までには間があります。
手渡しするなら、袋のまま渡すより包んであるほうが形になります。出産の祝いは人が集まる場面で渡すことがあるので、外から中身が見えないほうが落ち着きます。
送る場合は、包装があると開ける手間が増えます。育てている最中の家は手がふさがっているので、簡素にして数を増やすという渡し方もあります。相手の状況で決まります。
最初に決めるのは、一日で終わる服を渡すか、毎日洗われる服を渡すかです。同じ名前で並んでいて金額もほとんど変わらないので、値段からは見分けがつきません。商品名に行事の名前が並ぶか、生地の名前が並ぶかで分かれます。
行事の服を選ぶなら、重なっていないかを確かめます。祖父・祖母が先に用意していることがあり、二枚あっても着せる日は一つです。聞きにくい間柄なら、こちらを避けます。
毎日の服なら、重なる心配は要りません。一日に何度も着替える時期なので、手元の数が多いほど親は楽になります。柄違いで何枚か選べば、渡すときの見栄えも作れます。
行事の服は写真に残ります。撮った一枚は七五三や入学のときに並べて見返されるので、流行の強い形より落ち着いた形のほうが長く見られます。食卓の行事なら、汚れの目立たない濃い色が気楽です。
寸法は、実際の月齢より一つ上を目安にします。ただし行事の服だけは、その日の体格に合わせないと袖も裾も余ります。行事の日が決まっている相手なら、そこだけ聞いてから選んでみてください。
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