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床に敷くものは、自分たちで買うとなると後回しになりがちです。生まれてすぐに要るものと、寝返りが始まってから要るものが、同じ名前のところに並んでいます。
選ぶときに最初に決まるのは、床に敷いて過ごすためのものか、写真を撮るためのものかです。大きさも素材も、そこで変わります。
どちらが長く選ばれ続けているかは、ランキングに出ています。
一つは、140センチや200センチといった大判のものです。素材はPVCで、水をはじきます。一枚ものなら、こぼれたものは表面で止まります。リビングの一角に敷いて、そこを赤ちゃんの場所にするための道具です。
寝返りからつかまり立ち、歩き始めまで、床で過ごす時期がずっと続きます。そのあいだは出しておくことになるので、部屋の見た目を決めるものにもなります。
もう一つは、直径100センチほどの円いものです。商品名には「サニーマット」「イブルマット」と付きます。綿100%の生地に薄く中綿を入れてキルティングしてあり、表面に凹凸のある縫い目が出ます。
床の保護というより、赤ちゃんを寝かせて写真を撮るためのものです。月ごとの記念写真や、寝相を撮るときの背景になります。新生児のうちから使えるので、生まれてすぐに渡せます。
イブルはもともと、韓国で布団全般を指す言葉です。日本では、綿の生地に薄く中綿を入れたキルティングのマットを指して使われています。
この生地は洗濯機で洗えるものが多く、写真の時期が過ぎたあとも、ラグやソファの掛け布として残ります。使い道が一つで終わらないのは、綿の布だからです。
大判のものは、短い辺が70センチから、長い辺が250センチまで刻みがあります。120×160、140×200、180×200といった組み合わせで並びます。
円形のほうは、直径100センチ前後にほぼ決まっています。赤ちゃんを寝かせて、周りに小物を置ける大きさです。写真に収まる範囲がそこまでなので、それより大きいものは要りません。寸法で迷うのは、大判のほうだけです。
「サークル対応」と書かれたものがあります。ベビーサークルの中に敷いて使う前提の大きさです。
サークルを置いている家に、内寸より大きいものを渡すと、はみ出したぶんが折れ曲がります。相手がサークルを使っていると分かっているなら、内側の寸法に収まるものが要ります。使っていない家なら、部屋の広さのほうから決めることになります。
厚みは1センチから5センチほどまであります。1センチ前後のものは軽く、たたんで片づけられます。そのかわり、転んだときに床の硬さがそのまま伝わります。
歩き始める前の、寝転がって過ごす時期なら足ります。立って歩くようになってからだと、薄いほうは心もとなくなります。
2センチから3センチになると、歩く音がかなり減ります。集合住宅でも、歩く音だけならこの厚みで収まります。
ただし、おもちゃを落とす音や、跳ねたときの音までは残ります。厚ければ音が消えるというものでもなく、素材と作りでも変わるので、厚みの数字だけで決まる話ではありません。
4センチほどになると、物を落とした音や、跳ねたときの音まで受け止めます。下の階に人がいて、その音まで抑えたい家には、この厚みです。
そのかわり、重くなります。掃除のたびに動かす、模様替えのときにどける、といった場面で手がかかります。厚いほどよい、とはなりません。
一戸建てで、下に人がいない家なら、2センチで足ります。集合住宅の上の階で、下に人が住んでいるなら、4センチのほうが気を使わずに済みます。
相手がどちらに住んでいるかは、たいてい分かります。そこが分かっていれば、厚みは選びやすくなります。
四角い板をつないで敷くジョイント式は、枚数で広さを変えられます。そのかわり、板と板のあいだに隙間ができます。飲みものをこぼすと、そこから下へ入り、食べこぼしもたまります。
「シームレス」「つなぎ目なし」と書かれたものは、一枚でできています。こぼれたものが表面で止まるので、ふけば終わります。赤ちゃんが自分で食べ始める時期には、この差が毎日出ます。
大判のものには、折りたたんで届くものと、巻いて届くものがあります。折りたたみ式は、使わないときに畳んで立てておけます。持ち手の付いたものなら、部屋のあいだを運べます。
そのかわり、折り目が残ります。畳んだ線のところが、敷いたあとも見えることがあります。
巻いて届くものは、折り目が付きません。長さを選べるものが多く、なかにはカッターで切って使えるものもあります。柱のでっぱりや、廊下の幅に合わせて敷けます。
そのかわり、切ってしまうと畳んでしまえません。敷きっぱなしにする前提の家に向きます。
「リバーシブル」と書かれたものは、裏表で柄が違います。片方を汚してしまっても、ひっくり返せば続けて使えます。部屋の雰囲気で使い分けることもできます。
道路や動物の柄が入ったものは、遊びの相手にもなります。ただし柄が入ると、部屋に置いたときに目に付きます。相手の部屋を見たことがないなら、両面とも無地のものが外れません。
生まれる前後に渡すなら、円形のものです。新生児のうちから寝かせられて、月ごとの写真にも使えます。綿の布なので、床に敷く大判より軽く、置き場所も取りません。
大判のほうが要るのは、寝返りが始まってからです。生まれた直後に渡すと、しばらく箱のまま置かれることになります。渡す時期のほうから決めます。
分からないときは、140×200センチのあたりです。この寸法なら、リビングの一角に置けることが多くなります。
小さすぎると、赤ちゃんがすぐはみ出します。ただ、部屋に入らない大きさを渡すと、そもそも敷けません。家具の多い部屋だと聞いているなら、120×160まで落としておくほうが使われます。
決めるのは、渡す時期と、相手の住まいと、部屋の広さです。時期で大判か円形かが決まり、住まいで厚みが、広さで寸法が決まります。
生まれる前後に渡すなら、直径100センチほどの円形を。新生児から使えて、月ごとの写真の背景になり、そのあとはラグとして残ります。
寝返りが始まったころに渡すなら、大判のPVCを。部屋の広さが読めないなら、140×200センチのあたりが収まりやすい寸法です。
集合住宅の上の階に住んでいる相手には、厚み4センチのものを。落とした音まで受けますが、そのぶん重くなるので、敷きっぱなしにできる家かどうかも合わせて考えることになります。
食べこぼしの始まっている家には、つなぎ目のないものを。こぼれたものが隙間に入らず、表面をふくだけで済みます。
大判にすると決めたなら、140×200センチのつなぎ目のないものを。厚みは、一戸建てなら2センチ、集合住宅なら4センチ。寝返りから歩き始めまで、そのまま敷いておけます。
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