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出産の祝いとして渡すなら、これから始まる離乳食に合わせて選べます。大人の食器では、赤ちゃんが一回に食べる量に対して大きすぎます。そこで新しく買うものなので、渡す側と受け取る側で、要るものの見当が合いやすいところです。
最初の分かれ目は、点数に何が入っているかです。同じ「4点セット」でも、中身が同じとは限りません。皿と椀とスプーンとフォークで四点のものもあれば、食事用のエプロンまで数に入っているものもあります。
「5点セット」の中身の一例は、皿・スプーン・フォーク・コップ・食事用のエプロンです。この五つのうち、器と呼べるのは皿とコップの二つだけです。
ランチョンマットや、離乳食を切るはさみが数に入っているものもあります。点数が多いほど器が多いとは限らないということ。商品ページで、何が何点として数えられているのかを見ることになります。
器の数を増やしたいのか、食事のまわりのものまで一度にそろえたいのか。そこが決まると、点数の読み方も決まります。
離乳食が始まるのは生後五、六か月ごろです。そのとき最初に要るのは、皿とスプーン。コップは、飲み物を自分で飲むようになってからの道具です。
セットには、その先で使うものまで入っています。だからそのつど買い足す手間は減ります。かわりに、渡した日にすぐ全部を使うわけではありません。箱に入ったまま出番を待つものが混ざります。
シリコンだけで作られたセットは、落としても割れず、多くが電子レンジに対応しています。やわらかいので、赤ちゃんが縁を噛んでも欠けません。
メラミンでできたものは、丈夫で割れにくく、傷も付きにくい素材です。持ったときは、プラスチックより重く、焼き物より軽く感じます。ただし電子レンジとオーブンには使えません。
焼き物のセットもありますが、ベビー用は厚めに作られているものが多くなっています。木や竹のものは、落としても割れにくい。赤ちゃんは落とすし投げるので、どの素材も割れにくさのほうへ寄せて作られています。
皿はシリコン、スプーンはプラスチック、コップはまた別というように、一つの箱の中で素材が混ざっているものがあります。
この場合、電子レンジや食洗機に入れられるものと、入れられないものが同じ箱に入ります。皿だけが対応していても、スプーンは手で洗う形になります。「食洗機対応」と書かれていたら、それがどの部品を指しているのかを確かめてみてください。
出産祝いに食器セットを渡すと、しばらくしまわれたままになりがちです。出番が来るのは生後五、六か月からなので、生まれてすぐに渡すと、箱を開けるのは五、六か月ほど先になります。
もう一つは、出産の準備で家がすでに用意していることが多いことです。食器は、産む前に買いそろえる家があるので、そこに同じものが重なります。
この二つを知ったうえで渡すなら、和らげ方があります。渡す時期を離乳食が始まるころに合わせる。家がまだ買っていないと分かっているものを選ぶ。あるいは渡すときに「使うのは離乳食が始まってからですが」と一言添えるだけでも、しまっておく理由が伝わります。
上の子の食器がその家にあります。皿もスプーンもコップも一通りそろっているところへセットを渡すと、同じものが二組になります。
そういう家には、足りないところを埋める一つのほうが、セットより早く食卓に出ます。割れて欠けたもの、二人で同時に使うと足りなくなるもの。どれが足りないかは家によって違うので、聞ける相手なら、そこを聞いてしまうのが早道です。
保育園へ持って行くものには、親が名前を書きます。エプロンのような布のものに名前を書く場所があるか、器に名前を貼れる平らな面があるか。表面が凸凹していると、書くのも貼るのも手間が増えます。
持って行くのは、セットのままではなく、その日に要るものだけです。ばらして使えるかどうかが、そこで問われます。重ねてしまう形のものは、一つだけ抜くと残りが崩れることがあります。
名入れができるものがあります。その子のものとして手元に残るかわりに、人に譲れず、下の子にも回せません。
名前が入っていれば喜ばれる、というものでもありません。相手の好みに合わない柄に名前を入れると、余計に使いにくくなります。相手の好みが分かっているときにだけ選べるものです。その代わり、二人目の子へ渡すなら、上の子のお下がりに埋もれない一つとして働きます。
専用の箱に入って届くものがあります。そのまま手渡せるので、改まった場面では包む手間が減ります。
袋だけで届くものは、こちらで包むことになります。熨斗を掛けたい場面なら、箱に入って届くかどうかを先に見ておきたいところです。食器は角が出るので、箱があると包んだときの形が落ち着きます。
シリコンの皿のように折りたためるもの、専用の入れ物が付いたものがあります。帰省や外出に持って出る前提の作りです。
家の食卓でしか使わないなら、この作りは要りません。持ち運べるようにしたぶん、値段にも出ます。車で出かける家や、実家へよく帰る家なら、この形が毎回の荷造りを短くします。
重ねてしまえるものは、台所の棚で場所を取りません。深い椀と平たい皿が組み合わさっているものは、重ねても高さが出ないように作られています。
机に貼り付く吸盤の付いた皿や、仕切りの深い皿は、重ねにくい形をしています。一つだけ抜いて持ち出す家では、重ならないほうが助かりますが、家の棚にしまうぶんには、重なるほうが場所を取りません。どちらの使い方が多い家かで、向きが入れ替わります。
器だけをそろえたセットと、エプロンやマットまで入ったセットでは、同じ値段でも箱を開けたときの中身が違います。
贈り物としての見え方を取るなら、点数の多いもの。実際に使うものだけを渡したいなら、器の数が多いものを選ぶことになります。箱を開けたときの印象と、毎日の食卓に残るものは、別のものです。
早いといえば早いのですが、それだけで避ける理由にはなりません。出産の祝いは生まれてすぐ渡すものなので、使い始めが先になるのは、この品物では避けられないところです。
箱のまま置かれる時期があるのは前に書いたとおりですが、時期をずらして渡すという手もあります。ハーフバースデーに合わせれば、離乳食が始まっている家なら、その週から使い始めてもらえます。
避けるというより、中身をずらすほうが役に立ちます。一通りそろっている家に、もう一組そろったセットを渡すと、片方が箱のまま残ります。
足りなくなるのは、毎日洗って毎日使うものです。スプーン、コップ、皿。減っていく側を足すほうが、そのまま食卓に出ます。
割れやすい焼き物の器を使っている家なら、そこから先に欠けます。シリコンやプラスチックでそろえている家なら、減るのは噛んで傷んだスプーンのほうです。
ベビーの食器セットは、点数の中身・素材・渡す時期の三つで決まり、最後に箱と収納で絞ります。「5点」と書かれていても、器が五つとは限りません。食器以外のものが数に入っていることがあるので、器の数を見たいなら、中身を一つずつ確かめることになります。
素材が一つの箱の中で混ざっていることがあります。皿は電子レンジに入れられても、スプーンは手で洗う、ということが起きます。「食洗機対応」がどの部品を指しているかを見ておくと、渡したあとで困りません。
使い始めるのは、離乳食が始まってから。生まれてすぐ渡すなら、箱を開けるまでに間が空きます。出産の準備で家がすでに買っていることも多いので、そこは知ったうえで渡すことになります。
これから離乳食を始める家には、器の数が多いセットを。すでに一通りそろっている家には、減っていくものを一つ。帰省や外出の多い家になら、折りたためて持ち出せるものが、荷造りのたびに手を減らします。
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