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生まれたばかりの子がいる家では、両手が空く時間がありません。赤ちゃんを寝かせておける場所を一つ増やせるのが、バウンサーです。もらう側が自分で買うには値の張るものなので、外から渡すと効きます。
まず決まるのは、揺らすのが赤ちゃん自身か、機械かです。電池も電源も要らないものと、自動で揺れるものが並んでいます。
そしてもう一つ、使う期間が思っているより短いことが、渡す時期を決めます。
商品名に「電池不要」と書かれたものがあります。赤ちゃんが手足を動かすと、その力で座面がしなって揺れる作りです。大人が押し続けなくても、動くたびに揺れが返ってきます。
電池も差し込み口も使わないので、台所でも洗面所でも、そばに置けます。家事をしている場所へ持って行けるのが、この形の役目です。
軽く作られていて、たいてい折り畳めます。使わない時間はしまっておけるので、部屋が狭い家でも収まります。持ち運ぶ前提の道具として作られています。
自動で揺らすものもあります。赤ちゃんが動かなくても、同じ幅で揺れ続けるのが違いです。時間が来ると止まるようになっているものがあります。
抱いて揺らす手が足りない家では、この仕掛けが働きます。そのかわり、置き場所は電源のあるところに限られます。台所と寝室を行き来する使い方には合いません。
揺らす仕掛けが入るぶん、本体が重くなります。畳めないもの、畳んでも小さくならないものがあります。渡す側としては、置く場所を決めてからでないと選べません。
相手の家に、その場所があるかどうか。部屋の広さが読めないなら、電源の要らないほうが外れません。動かして使えるので、置き場所を相手が決められます。
商品名や商品ページに「SG認証」と書かれたものがあります。子ども用品の安全の目安として付けられているマークです。
生まれたばかりの子を乗せるものなので、渡す側にとっては目印になります。書かれていれば、そこを自分で調べずに済みます。
商品名には「新生児」「二歳」といった言葉が並びます。説明書にも、生後一か月から二歳ごろまでと書かれているものが多くなっています。ところが、実際にはそこまで使われません。
使った人への調べでは、やめた時期でいちばん多いのが「生後六か月ごろまで」でした。二年ではなく、その四分の一です。
理由ははっきりしています。五、六か月を過ぎると、赤ちゃんが寝返りを打ち、足を強くばたつかせるようになる。乗せている側が、ひやりとする場面が増えてきます。
乗せられる子の体重を、13キロまでとしているものが多くなっています。15キロまでのものもあります。ただし、上限に届く前に使わなくなることのほうが多くなります。
やめどきは、三つのしるしで分かります。座面が沈み込みすぎる。揺れの幅が大きくて、赤ちゃんがバランスを崩しそうになる。ベルトが食い込んで窮屈そうに見える。このどれかが出てきたら、そこで終わりです。
六か月で使い終わるものを、生まれて三か月経ってから渡すと、残りは三か月です。出産の前後に届くほど、使ってもらえる日数が長くなります。
出産祝いに選ばれることが多いのは、そのためです。生まれて六か月近く経っている家へ渡すなら、この分野より、そのあと長く使うもののほうが働きます。
役目が終わったものが、部屋に残ります。畳めないものは、次の子まで場所を取り続けます。
一人目の子に渡すなら、そこまで見ておくと後で困りません。畳めると書かれているか、畳んだときの厚みが写真に出ているか。そこが、使い終わったあとに部屋がどれだけ空くかを決めます。
商品名に「ハイローラック」の語が一緒に入っているものがあります。似た形をしていますが、使う場面は逆です。すでにどちらかを持っている家に渡すなら、ここを分けて見ることになります。
目を開けている赤ちゃんを乗せて、揺らして機嫌を保つ。そのあいだに、渡した相手の手が空きます。洗い物をする、洗濯物をたたむ、上の子の相手をする。
ハイローチェアのほうは、これから寝ようとする子を寝かしつけるために使われます。同じ揺れでも、向いている場面が違います。
ハイローチェアは、高さを変えられて、食事のテーブルが付いて、車輪で動かせます。その機能が乗るぶん、本体だけで10キロを超えるものが普通になります。部屋の中で押して動かす道具です。
バウンサーはリクライニングも大きくは動かず、テーブルも付きません。そのかわり軽く、持ち上げて別の部屋へ運べます。できることを絞ってあるから、軽く済んでいます。
ハイローチェアがある家に、バウンサーは足せます。寝室に大きいほうを置いたまま、台所へ小さいほうを持って行けるからです。
逆に、バウンサーがある家に同じものを足しても、置き場所が増えるだけです。相手の家に何があるかを聞けるなら、そこから決められます。
「バウンサー」と「ハイローラック」が同じ商品名に並んでいると、どちらの道具か読み取りにくくなります。畳めるか、重さがどれくらいか、車輪が付いているか。その三つで見分けられます。
軽くて畳めるものは、バウンサーとして作られています。高さが変えられて車輪が付いていれば、そちらはハイローチェアです。渡す相手の家に置ける大きさかどうかも、そこで決まります。
商品名に「洗える」「洗濯機可」「丸洗い」と書かれているものがあります。布の部分を外して洗える作りかどうかが、そこで分かります。吐き戻しも汗も毎日のことなので、洗えないと使う気が失せます。
生地の名前は、洗ったあとの乾きに効きます。メッシュのものは乾きが早く、汗をかく時季に向きます。コットンやジャージーのものは肌当たりがやわらかいぶん、乾くまでに時間がかかります。毎日洗う前提なら、乾きの早いほうへ寄せられます。
生まれる前に届いても困りません。新生児から使えると書かれたものもあり、生後一か月にはたいてい出番があります。むしろ、生まれてから何か月も経ってから渡すと、使える残りが短くなります。
ただし、大きい荷物です。産後すぐの家に大箱が届くと、開けて組み立てる手間が乗ります。届く日を相手と決められるなら、そこを合わせます。決められないなら、生まれる前に渡して、箱のまま置いておいてもらうほうが収まります。
揺らすのが赤ちゃんか機械か、そして渡す時期。この二つが決まれば、あとは洗えるかどうかの話になります。
先に決まるのは、揺れの出どころです。電池も電源も要らないものは軽く、持ち上げて別の部屋へ運べます。電動のものは同じ幅で揺れ続ける代わりに、重くなって置き場所が決まります。動かして使いたいか、一か所に据えたいか。そこで分かれます。
次に、時期です。説明書には生後一か月から二歳ごろまでと書かれていますが、実際に使い終わる時期でいちばん多いのは生後六か月ごろ。寝返りと足のばたつきが強くなると、揺れすぎて乗せていられなくなります。二年ぶんのつもりで選ぶと、実際に働く期間を読み違えます。
すでに大きい椅子がある家なら、役割は重なりません。ハイローチェアは寝かしつけ、バウンサーは起きている子をあやすもの。寝室と台所で使い分けられます。
部屋の広さが読めない家には、畳める電池不要のものを。抱いて揺らす手が足りない家には、自動で揺れるものを。生まれる前に渡せるなら、布を外して洗えるものが、毎日の吐き戻しに追いつきます。
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