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産前産後は、自分の買い物に出る時間がいちばん取りにくい時期です。要ると分かっていても後回しになるものを、贈り物として送れるのが、円座クッションと抱き枕です。
このジャンルには、その二つが並んでいます。座るための円座クッションと、横になるための抱き枕。体の向きも、使う時期も別ものです。
円座は産後すぐから一、二か月ほど。抱き枕は妊娠の後半から産後の授乳まで続きます。どちらを渡すかで、届ける時期も変わります。
真ん中に穴の空いた座布団です。座面に当たる面が輪の上だけになるので、お尻の中心を浮かせたまま座れます。出産のあと、しばらく普通に座れない時期があり、その数週間のために使われます。
使い始めるのは産後すぐ、やめるのは産後一、二か月というのが多いところです。いちばん要るのは最初の数週間です。退院して家に戻ったときに手元にあれば、その数週間を最初から支えられます。里帰りする相手なら、実家と自宅のどちらへ届けるかを先に聞いておくことになります。
おなかが大きくなると、仰向けで寝るのがつらくなります。横を向いて片方の膝を曲げる姿勢が楽になるので、曲げた膝と上半身を支えるのが抱き枕です。緩やかな三日月の形をしているのは、体の脇に沿わせるためです。
こちらは妊娠の後半から使い始めて、産まれたあとも続きます。長さのある一本なので、寝床の中に置き場所も要ります。
抱き枕の多くは、産後に授乳クッションとして使えます。使う人が丸めて腰に巻き、枕の上に赤ちゃんを乗せる形です。商品名に「4WAY」「3way」と書かれているのは、使い分けの数を指しています。抱き枕、背中にあてるくつろぎ枕、授乳クッション、赤ちゃんが座るときの支え、といった数え方です。
抱き枕として渡すか、授乳クッションとして渡すかで、見るところが変わります。抱き枕なら長さ、授乳クッションなら厚みです。両方に使ってもらうつもりなら、どちらの寸法も見ておくことになります。
輪がつながっている形です。前も後ろも横も布があるので、お尻のまわりを全周で受けられます。真ん中の穴は開いたまま保たれ、座り直しても形が崩れません。
輪がつながっているぶん、前側にも布が当たります。太ももの付け根に当たる感じを気にする人はいますが、真ん中を確かに浮かせたいなら、この形が向きます。
輪の前側を切った形です。太ももの付け根に当たるものが無いので、座り心地は軽くなります。前が開いているぶん、椅子の背もたれ側へ寄せて置くような使い方もしやすくなります。
弱点は、体重をかけたときに左右へ開いてしまうことです。前が閉じていないので、押し広げられて真ん中の空きが潰れることがあります。硬めの素材で作られたものなら開きにくくなるので、U字型を選ぶなら、素材が硬めかどうかも合わせて見るところです。
高反発と書かれたものは、押し返す力が強く、体重をかけても底までは沈みません。真ん中の穴を保つ役目からすると、硬めのほうが確かです。「病院仕様」「硬め」と書かれているのは、この系統になります。
低反発のものは、ゆっくり沈んで体の形に沿います。当たりは優しくなりますが、沈むぶん真ん中の空きも浅くなります。座るたびに浮かせることを優先するなら硬め、机に向かう時間が長くて当たりの柔らかさを取るなら低反発、という分け方です。
抱き枕には長さの段があります。130センチ台、140センチ台前半、150センチ近くと三段階に分けてある商品があり、身長に合わせて選ぶ形です。商品ページには「身長160センチ頃まで」のように、その長さが合う身長の目安が書かれています。
短いと、抱えたときに膝まで届きません。長いと寝床の中で場所を取ります。相手の背丈が分かるなら、そこから一つを選べます。分からないなら真ん中の長さにしておくと、どちらへも大きく外れません。
中身は大きく三通りです。細かいビーズを詰めたものは体に沿いますが、つぶれやすく、授乳の途中で高さが崩れることがあります。ウレタンのものはへたりにくく、二人目まで使ってもらうつもりならこちらです。ポリエステルの綿は肌当たりがよく、洗いやすい作りが多くなります。
商品名に「へたらない」と書かれているのは、へたりにくさが中の詰め物で決まる、という話です。どの中身かで、一年後に形が残っているかが変わります。
授乳クッションとして使うときは、赤ちゃんを乗せる高さが要ります。厚みが15センチほどあると姿勢が安定するとされていて、薄いものだと結局は腕で支えることになります。
抱き枕として使うときは、厚みより長さが効きます。両方に使ってもらうなら、長さと厚みの二つを見ることになります。
中身ごと洗濯機に入れられるものと、カバーだけを外して洗うものがあります。後者は本体を洗えないので、汚したときはカバーを替えることになります。
授乳の時期は汚れる回数が多く、洗う頻度も上がります。洗い替えのカバーが別に売られている商品なら、あとから買い足せます。乾くまでの時間も含めて、替えが利く作りかどうかを見ておくと、渡したあとが楽になります。
抱き枕なら、おなかが大きくなってきたころです。妊娠の後半から使い始めて、産後の授乳まで続くので、早めに渡しても置いたままにはなりません。
円座のほうは、家に戻ってからすぐに要ります。使う期間が一、二か月と短く、いちばん要るのは最初の数週間です。出産前に渡しておくか、退院の日に合わせて届くようにします。産後に注文してもらう形だと、その数週間の頭に間に合いません。
すでに抱き枕を持っている相手には、洗い替えのカバーを単品で足せます。授乳の時期は汚す回数が多いので、同じ商品名のカバーが売られているかを見て、そこから選べば持ち物と重なりません。
円座は使う期間が短いので、二つ目は要りません。持っていそうなら、抱き枕のほうへ回すか、おむつのように使えばなくなるものを選ぶほうが収まります。
決めるところは、どちらの道具かと、形や中身と、届ける時期です。
同じ並びに、二つの別の道具が入っています。円座は産後すぐから一、二か月ほど、抱き枕は妊娠の後半から産後の授乳まで。体の向きも使う期間も違うので、相手が妊娠のどのあたりにいるかで先に絞れます。
円座では、輪のつながったドーナツ型と、前の開いたU字型に分かれます。ドーナツ型は全周で支え、U字型は当たりが軽い代わりに体重で開くことがあります。硬めは沈まず真ん中の空きを保ち、低反発は当たりが優しくなる代わりに空きが浅くなります。座るたびに浮かせたいなら硬め、机に向かう時間が長いなら低反発へ。
抱き枕では、長さを身長に合わせます。中の詰め物はビーズだとつぶれやすく、ウレタンならへたりにくい。産後に授乳クッションとして使うなら、厚みが15センチほどあって、カバーを替えられるものへ。
妊娠の後半に入ったころの相手には、身長に合わせた長さの抱き枕を。産後の授乳まで通して使えます。臨月に入った相手には、硬めのドーナツ型の円座を、退院の日に間に合うように届けます。すでに抱き枕を持っている相手には、同じ商品名の洗い替えのカバーを足すのがいちばん重なりません。
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