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授乳クッションは、赤ちゃんが生まれた家で、一日に何度も使われるものです。夜中も明け方も同じように使うので、渡したその日から出番があります。
選ぶときにまず決まるのは、形です。腰に回すU字型、横になって抱える三日月型、赤ちゃんを寝かせる傾斜のついた形。同じ「授乳クッション」の名前で並んでいますが、使う場面が違います。
そのうえで見るのが、高さと硬さです。沈むものは赤ちゃんの位置が下がって、抱えている腕と肩が、その分を受け持つことになります。
腰に回すもの、抱えて寝るもの、赤ちゃんを寝かせるものが、同じ名前で売られています。形を見ないまま選ぶと、相手が欲しかったものと違うものが届きます。
いちばんよく見る形です。開いた両端を背中側にして腰へ回すと、閉じた側がお腹の前に収まります。その上に赤ちゃんを寝かせると、赤ちゃんの体が胸の高さまで上がります。
抱えている腕を乗せる台にもなるので、肩に力を入れずに済みます。首がすわったあとは、座り始めた赤ちゃんを囲う支えとして使う人もいます。
細長く曲がった形で、抱き枕として使えます。横向きに寝て脚をかける姿勢が取りやすく、お腹が大きくなってきた時期から出番があります。
両端をボタンやベルトで留めると、U字型と同じように腰へ回せます。生まれる前から産後まで、続けて使えます。
頭のほうが高く、足元が低くなっています。飲んだものが上がってくるのを、この傾きで抑える作りです。吐き戻しの多い時期に向けて売られています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、背中が丸まったままの姿勢が自然です。平らなところへ下ろすと背中が伸びて、目を覚ましてしまうことがあります。寝かせる形のものは、丸みが保たれるように面を作ってあります。
中身が綿ではなく空気で、使うときにふくらませ、抜けばぺたんこになります。たたんで、里帰りや通院の荷物に入れられます。
家で毎日使う一つ目としては、綿の詰まったもののほうが高さが安定します。外に持ち出す用として、二つ目に選ばれる形です。
授乳クッションは、赤ちゃんを胸の高さまで上げるためのものです。使い始めてから困るのは、早くへたることと、高さが体に合わないことの二つ。どちらも、渡す前に商品名と作りから読めます。
赤ちゃんの重みと、その上に乗せた腕の重さが、毎回おなじところにかかります。綿は押されるたびに脇へ寄っていくので、いちばん体重のかかる面から先に薄くなります。
「へたらない」「硬め」「高さしっかり」と書かれているものは、中の量を増やして詰めてあります。買う人がそこを気にしているので、商品名の頭のほうに置かれています。
ビーズは体に沿って形を変える代わりに、乗せた重さの分だけ高さが落ちます。授乳の途中で位置がずれると、姿勢を作り直すことになります。
赤ちゃんを寝かせる形のものには、この沿う性質のほうが向いています。背中の丸みを受けるのはビーズ、授乳の高さを保つのは詰まった綿。同じ売り方をしていても、狙っているところが違います。
胴回りも、腕の長さも人によって違います。ベルトの付いたものは、腰に留めて位置を固定できます。中の量を足したり抜いたりできるものは、高さが足りないと感じたときに、そこで直せます。
三日月型には、レギュラーとラージのように丈の違うものが用意されていることがあります。背の高い相手なら、長いほうを選んでおくと、脚をかけたときに端が余ります。
産婦人科で毎日使われているものは、大勢が代わる代わる使ってもへたらなかった、という実績のほうです。助産師や保育士が作りに関わったものは、高さと硬さをその人たちが決めています。
どちらも、贈る人には確かめようのないところを、代わりに見てくれています。贈る人は自分で試せないので、この二つがいちばん確かな手掛かりです。
赤ちゃんは飲んだものを吐き戻します。汗もかきます。授乳クッションは汚れる前提のものなので、洗える作りかどうかが商品名に書かれているものが多くあります。
替えのカバーが付いているものなら、外して洗っている間も本体を使えます。カバーが一枚だけだと、乾くまでカバー無しで使うことになります。
洗濯機に入れられると書かれているかどうかも見ます。手洗いのものは、産後の家では洗うのが後回しになります。乾きやすさも合わせて見ておくと、渡したあとに困りません。
表に水をはじく加工をした生地です。吐き戻しが染みる前にふき取れるので、洗う回数が減ります。
その代わり、綿の生地よりつるりとして、少し硬く感じます。綿100%や二重ガーゼと書かれたものは、そのやわらかさのほうを取った作りです。吐き戻しの多い時期をまたいで渡すなら防水、寝かせる時間が長くなってからなら綿のほうが向きます。
授乳クッションは、生まれる前から用意しておくものです。三日月型なら、お腹が大きくなってきた時期からそのまま抱き枕として使えます。
出産のお祝いは生まれてから渡すものですが、授乳クッションは先に渡しておいて、入院の荷物に入れてもらえます。産後は買い物に出る時間がないので、先に届いているほうが助かります。
腰に回すU字型は一つあれば足りるので、同じ形が二つあると、片方が行き先に困ります。持っているかどうかを確かめられる間柄なら、聞いてから選びます。
分からないときは、役目のずれるものが無難です。赤ちゃんを寝かせる傾斜のついた形や、たためる空気の形は、U字型のある家でも別の場面で使われます。
産後すぐから六か月ごろまでが山です。首がすわって赤ちゃんが自分で姿勢を取れるようになると、抱えるための高さが要らなくなります。
そのあとは、座り始めた赤ちゃんを囲う支えや、大人の腕置きとして残ります。三日月型のように抱き枕を兼ねるものは、授乳が終わってからも寝具として使われます。
渡せます。授乳クッションは胸から飲ませるときだけのものではなく、哺乳瓶のときも同じように使います。父親やご親族が抱いて飲ませるときにも、腕を乗せる台になります。
高さも硬さも、使う人の体格で合う合わないが決まります。体格が分からないまま選ぶなら、丈の長いほう、硬いほうです。足りないと直せませんが、余る分には敷き方で調節できます。
形、高さと硬さ、そして洗える作り。この三つで、渡すものが決まります。
形は三通りでした。生まれたあとの家で毎日使う一つ目ならU字型。まだ出産前の相手なら、抱き枕を兼ねる三日月型。飲んだあとに寝かせる場所が欲しい家なら、傾斜のついた形になります。
高さと硬さは、使う人の腕に出ます。沈めば、その分を腕と肩が受け持ちます。「へたらない」「硬め」と書かれたもの、産院で使われているもの、助産師や保育士が作りに関わったものが手掛かりです。
洗える作りは、吐き戻す回数だけ効いてきます。替えカバー付きなら、洗っている間も本体を使えます。防水の生地はふき取れて、綿100%の生地は肌当たりがやわらかい。
**授乳クッションの三日月型は、腰に回せる長さに収めてあります。
出産を控えていて、まだ何も用意していない相手には、「へたらない」と書かれた硬めの三日月型を、替えカバー付きで。生まれる前は抱き枕、生まれてからは腰に回して使えます。すでにU字型のある家には、赤ちゃんを寝かせる傾斜のついた形が、置き場所を変えて使われます。
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