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名前にオーブンと付いています。それで、菓子を焼く道具だと思って選ぶ人がいます。
実際にできるのは、表面に火を当てることです。庫内をひとつの温度で満たして、生地の芯まで均していく働きは、家庭用のオーブンほど強くありません。上からの強い熱で表を仕上げる。この道具が得意なのはそちらです。
並んでいる13件を見ると、そこがはっきりします。11件が食パン2枚を焼く大きさで、庫内は手を入れると壁に当たるほどしかありません。温度を細かく選べる品はありますが、その温度を長く保つ力は品によってかなり違います。
贈るときに確かめるのは、相手がこれで何をするつもりかです。パンと餅と温め直しなら、どの価格でも足ります。
外から見ると似た箱ですが、扉を開けると中身が違います。熱を出す部分と受け皿の作りで分かれます。
いちばん多い作りです。庫内の天井と床に細い管があり、両方から熱が出ます。上下いっしょに動くので、火加減はつまみ一つで決まります。食パンを焼くだけならこれで足ります。管の本数が増えるほど熱の当たり方が均等になり、焼きむらが減ります。
天井の管だけを働かせる切り替えが付いた品です。グラタンの表面に焦げ目を付けたいときや、餅を膨らませたいときに使います。
下からの熱を止められるので、器の底が焦げません。料理に使うつもりなら、この切り替えがあるかどうかで使い道が広がります。
電源を入れた直後から強い熱を出す素材を使った品です。庫内が温まるのを待たずに焼き始められます。
同じ食パンでも、外だけ先に固まって中の水気が残ります。この素材を使った品は値段のいちばん高いところに集まっています。
焼く前に少量の水を入れる作りです。庫内に水気を回してから熱を当てるので、表面が乾ききりません。水を入れるひと手間が毎回かかります。手間より仕上がりを取る人に向く品です。
パンくずや落ちた油を受ける皿が、庫内の底に敷かれています。引き出せる品と、庫内ごと拭く品があります。
網が外れるかどうかも見ておきます。外れる品なら流しで洗えますが、外れない品は庫内に手を入れて拭くことになります。
パンを挟んで焼く鉄の器具が付いてくる品があります。庫内に入れて使うので、別の機械を置かずに済みます。
朝に何か作るのが好きな相手なら、この一つで使い道が広がります。単体で買うより安く収まる組み合わせです。
ここを取り違えると、贈った品が期待外れになります。何ができて何ができないかを先に押さえます。
商品名に80度から230度まで無段階、16段階、15段階といった言葉が並びます。つまみを回せば好きな温度を選べます。
ただし選んだ温度を庫内が保ち続けるかは別の話です。扉を開ければ一気に下がりますし、庫内が狭いので温度の上下も大きくなります。数字を選べることと、その温度で焼き続けられることは同じではありません。
家庭用のオーブンは、庫内全体を目的の温度まで上げてから中身を入れます。この道具にも予熱の手順はありますが、庫内が小さいぶん、入れた瞬間に温度が落ちます。
生地の芯まで火を通す菓子だと、そこが響きます。表面が先に焼けて、中が生のまま残ることがあります。焼き上がりを均したいなら、途中で天板の向きを変えるといった手が要ります。
焼き色を付ける、水気を飛ばす、温め直す。この三つはどの品でもできます。餅が膨らむのも、グラタンに焦げ目が付くのも、上から強い熱が当たるからです。
前の日の揚げ物を戻す使い方も同じ理屈です。衣に残った水分を上からの熱で飛ばすので、揚げたてに近い歯ざわりが戻ります。相手がその使い方をする人なら、価格を上げなくても満足します。
クッキーのように薄いものなら焼けます。芯まで火を通す必要のあるものや、庫内の温度を長く一定に保ちたいものだと、思った通りにいかないことがあります。
相手が菓子作りを続けている人なら、この道具は補助にしかなりません。そこを見誤って渡すと、あるのに使わない一台になります。パンと温め直しが中心の家に渡すのが、この品の収まりどころです。
毎日使う道具なので、片づけの重さがそのまま使う回数に返ってきます。渡す前に見ておくところです。
庫内の底に敷かれた皿に、くずが落ちます。引き出せる品なら、抜いて捨てて戻すだけで済みます。
引き出せない品は、庫内に手を入れて拭くことになります。熱が冷めてからでないと触れないので、朝の支度の途中ではできません。結局たまってから掃除することになり、焦げた匂いが移ります。
グラタンや揚げ物の温め直しをすると、庫内の壁と天井に油が飛びます。放っておくと次に焼いたときに煙が出ます。
上の管の周りは手が入りにくく、いちばん残る場所です。庫内の広い品ほど拭きやすくなりますが、そのぶん本体も大きくなります。相手が料理に使う人なら、庫内の広さは掃除のしやすさでもあります。
内側は油と湯気で曇っていきます。透明なうちは中の様子が見えますが、汚れると焼き加減が読めなくなります。
外して洗える品はほとんどありません。冷めてから拭くしかないので、汚れる前にこまめに拭くのが早道です。渡すときに、使ったあと冷めてから一度拭くと長くきれいだと添えておきます。
網が外れる品なら、流しで洗えます。外れない品だと、庫内に手を入れてこすることになります。
焼き網は焦げが付きやすいところです。外して湯に浸ければ落ちますが、庫内で洗うのは難しくなります。商品ページの写真で、網が持ち上がる作りかどうかを見ておきます。
魚や餅を焼いたあと、庫内に匂いが残ります。次に食パンを焼くと、その匂いが移ります。
扉を開けたまま冷ますと抜けやすくなります。掃除の頻度が高い家ほど気になりませんが、そうでない家では気づかないうちに移っています。魚を焼く家なら、受け皿にアルミの紙を敷いておくと後が楽になります。渡すときにその一言を添えるだけで、庫内の傷み方が変わります。
大丈夫な部類です。熱を出す管は使ううちに弱り、同じ時間で焼いても色が付かなくなります。何年か使った家では、そろそろ替えたいと思いながら回していることが多くあります。
ただし同じような一台を渡すと、置き換えるだけになります。いま使っているものより火が強いか、温度を細かく選べるか。どこか一つ上回るところがあると、替える理由になります。
幅と、上の空きを確かめられるなら確かめます。この道具は熱を上へ逃がすので、棚板がすぐ上にあると置けません。
聞けないなら小型を選びます。作業台は炊飯器と電子レンジで埋まっていることが多く、大きな一台は入らないことがあります。小さいほうを選んでおけば、置き場所で断られません。
伝えておくと親切です。火の力の強い品は1300ワット近く使うので、電子レンジと同時に動かすと家の電気が落ちることがあります。
延長コードにつなぐのも向きません。壁の差し込み口から直接取ってもらうよう、渡すときに一言添えます。古い集合住宅に住む相手なら、なおさら伝える意味があります。
箱は縦にも横にもそれなりの大きさです。包んでも角が張るので、リボンを掛けるより紙袋に入れて提げるほうが収まります。
会う場で渡すなら、小型の品にしておくと持ち運べます。大きい品は相手の家に直接送って、受け取れる日を決めておくほうが互いに楽です。表書きが要るなら、注文の画面で選べるかを先に見ます。
一年の保証が付いた品が多く、店によっては延長できるものもあります。熱を出す管は消耗する部分なので、そこが保証に入るかは品によって違います。
贈り物として渡すと、手続きに買った記録が要ることがあります。金額の分かる紙を添えたくないなら、こちらで控えを持っておき、困ったら知らせてほしいと伝えるやり方があります。
2枚焼きの品なら、幅は40センチに届きません。作業台の隅に置ける大きさです。
食パン2枚が入れば、一人で使うぶんには足ります。餅もピザも切って入れれば収まります。大きい品を選ぶ意味が出るのは、家族で朝に何枚も焼く家か、料理に使う家です。
この道具に期待できるのは、庫内の空気を一定に保つことではなく、上下から強い熱を当てることです。名前にオーブンと入っていても、そこは家庭用のオーブンと役目が分かれます。相手が菓子作りを続けている人なら、補助として渡すつもりで選びます。
温度の数字は多くの品に書かれていますが、扉を開ければ落ちますし、庫内が狭いぶん上下も大きくなります。数字の細かさより、火の力と立ち上がりの速さのほうが結果を分けます。
毎日の片づけも見ておきます。受け皿が引き出せるか、網が外れるか。ここが楽な品ほど、匂いも焦げも残りません。相手の作業台の幅と、上の空きを思い出してから決めてみてください。
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