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新しい暮らしを始めるお宅へ、あるいはお水を箱で買っているご家族へ。ポット型の浄水器は、そういう場面でよく選ばれる品です。工事も電源もいらず、冷蔵庫に入れて上から注ぐだけなので、届いたその日から使えます。
喜ばれやすいのは、置き換わる手間がはっきりしているからです。お水を箱で買っていれば、玄関まで運んで、飲んで、空き容器を捨てるところまでが毎回ついてきます。ポット型ならその往復がなくなって、蛇口から注ぐだけになります。
水道水の匂いのもとは塩素で、ここが減るだけで口当たりははっきり変わります。沸かしても抜けますが、冷たいまま飲みたいときや、そのまま料理に使いたいときは沸かせません。ポット型がいちばん活きるのはそこです。
選ぶときに一つだけ気をつけたいのが、中のろ材が二か月か三か月で交換になることです。替えはメーカーごとに形が違って他社のものが入らないので、ろ材が2個ついた品を選んでおくと、相手は当分そのまま使えます。
容量の書き方に少し癖があります。「ろ過水容量1.15リットル、全容量2.4リットル」と数字が二つ並んでいたら、飲めるのは前のほうだけで、後ろは水を注ぐ側まで含めた器全体の数字です。
商品ページに「ろ過水容量1.15リットル、全容量2.4リットル」のように数字が二つ並ぶことがあります。前のほうがろ過を終えて飲める水の量で、後ろは上から注ぐ側まで含めた器全体の量です。2.4リットルと大きく出ていても、一度に飲めるのはその半分ほどしかありません。
数字が一つしか書かれていない品もあるので、そのときはどちらを指しているのか説明文で確かめられます。ろ過水容量で見ると、0.9リットルから2.2リットルまでがそろっています。
たいていは冷やして使う前提なので、入る場所によって選べる形が変わります。ドアの内側のポケットに立てて入る細長い形と、庫内に置く大きめの形があり、細長いほうは場所を取らないぶん一度に作れる量が減ります。高さと底の寸法は商品ページに出ています。
ろ過が終われば横に倒しても漏れない構造の品もあります。これなら庫内の隙間に寝かせられるので、庫内が埋まっているお宅でも収まります。
何をどれだけ減らせるかが書かれていて、項目の数で示している品もあります。塩素だけを対象にしたものから、10以上の項目を挙げたもの、20を超える項目に有機フッ素化合物まで含めたものまで並んでいます。
塩素の匂いが気になるだけなら、少ない項目でも口当たりははっきり変わります。項目が多い品は広く減らせるかわりに値段が上がるので、何が気になっているかに合わせて選べば十分です。
上から注いだ水が下に落ちるまでの時間は、品によってけっこう違います。早いことを売りにした品なら注いですぐ使えるので、朝の支度のなかでも手が止まりません。遅い品は前の晩に用意しておく使い方になります。どちらでも困らない使い方の方もいますが、迷ったら早いほうを選んでおけば不満が出にくいです。
多いのはプラスチックの器です。軽くて落としても割れませんが、傷が付くと白く曇りますし、においが残ることもあります。ガラスは重くて割れるかわりに、においが移らず、食卓にそのまま出せる見た目の品もあります。改まった場面で渡すならこちらのほうが見栄えがしますが、水を満たすとかなりの重さになります。
「二か月」「三か月」という期限で書かれた品と、「200リットル」「150リットル」という総量で書かれた品があります。期限のほうは使う量に関係なくその期間で替え、総量のほうは注いだ水の合計がその量に達したら替えます。
両方が書かれている品では、どちらか早いほうで替えることになります。たくさん使うお宅では総量が先に来ますし、あまり使わないお宅では期限が先に来るので、同じ品でも交換の回数が変わってきます。
何年も使う道具なので、替えがちゃんと売られているかは見ておきたいところです。品数の多いメーカーのろ材なら複数のお店で扱っていて、3個入りから9個入りまで選べます。商品ページに替えの品番が書かれていれば、それで検索して今も売られているかを確かめられます。長く続いているメーカーのものなら、ここで困ることはあまりありません。
本体だけの品と、ろ材が付いた品があります。ろ材が1個付いていれば届いた日から使えますし、2個付いていれば最初の交換までの分もそろっています。付いていない本体を渡すと、相手が自分で品番を調べて注文することになります。商品名の「カートリッジ○個付」という表記が、そのまま相手が何も考えずに使える期間です。
いちばんはっきり変わるのはここです。水道水の匂いのもとは塩素で、安全のために入っているものですが、そのまま飲むと気になる方が多くいます。
減らしているのは、ポットの中の筒に詰まった活性炭です。においや有機物を吸い付ける材料で、水が通るあいだにそこへくっつきます。同じ筒にはイオン交換樹脂も入っていて、こちらは金属のイオンを別のものと入れ替えます。沸かしても塩素は抜けますが、そのぶん湯を沸かす手間がかかります。冷たい水をそのまま飲む家では、こちらのほうが早いです。
浄水器は水を軟らかくする道具ではありません。カルシウムやマグネシウムといったミネラルはほとんど残るので、味が薄くなったり物足りなくなったりということが起きにくいです。そのため、いつも飲んでいる水道水の延長として飲めます。ミネラルウォーターに置き換えると味が変わりますが、こちらは変わり方が穏やかです。
ペット向けのろ材だけは例外で、硬度を下げる働きを持たせてあります。人が飲む水とは狙いが違うので、品番が分けられています。
商品ページに出てくるこの数字は、試験で減らせることを確かめた物質の数です。塩素のほか、カビ臭のもと、農薬、金属の成分などが順に加わっていきます。近年は有機フッ素化合物を加えた品が増えました。商品名に「PFAS」と書かれているのはこれで、対応をうたう品は日本製に多く見られます。
数が多いほど広く減らせますが、そのぶん値段が上がり、ろ材の寿命も短くなることがあります。全部を減らす必要があるかどうかは、何が気になっているかで変わります。
ろ材が捕まえるのは、活性炭とイオン交換樹脂がくっつけられるものだけです。それ以外は通り抜けるので、井戸水や、どこから来たか分からない水には使えません。想定しているのは水道水で、そこから塩素や特定の物質を減らすための道具です。湯を通すのもいけません。ろ材が熱で傷んで、働きが落ちます。
沸かせば減るもの、ろ材で減るもの、どちらでも減らないもの。この三つがあると知っておくと、商品ページの書き方も読みやすくなります。
くっつく場所には限りがあるので、埋まってしまえばそれ以上は捕まえられません。交換の目安がその期間になっているのは、そのためです。やっかいなのは、終わったことが見た目で分からないところです。詰まって水が落ちなくなるわけではなく、通っているのに捕まえていないという形で終わります。日付か注いだ量で区切って替えることになります。
交換時期を表示する仕組みが本体に付いた品なら、日数や注いだ回数を数えてくれるので、そこを任せられます。付いていない品なら、替えた日を書いて貼っておくと確かです。
結婚や引っ越しのお祝いに選ばれることの多い品です。工事も電源もいらないので、住まいがどこであっても使えますし、置き場所も冷蔵庫の中だけで済みます。おふたりで飲む量なら、ろ過水容量は1.2リットルから2リットル台が落ち着きます。
ただ、新居の冷蔵庫はどんなものか分かりません。大きい品は庫内の場所を取ってしまうので、ドアポケットに入る細長い形を選んでおくほうが無難です。
お水を箱で買うと、玄関まで運ぶだけでも骨が折れます。そこが置き換わるのが、この品のいちばんありがたいところです。ただ、水を満たしたポットは相応の重さになります。ガラスの器は特に重いので、プラスチックの軽い品のほうが毎日の負担が少なくて済みます。
替えの注文を負担に感じられそうなら、9個入りのろ材を一緒に渡しておく形もあります。二年分ほどになるので、当面は本体だけを使ってもらえます。
いちばん喜ばれやすい相手です。箱で運ぶ手間と、空き容器を捨てる手間がなくなります。ろ材の費用といま買っているお水の費用を並べると、使う量が多いお宅ほど差が大きくなります。ただ、味が同じになるわけではありません。減らせる成分の範囲が違うので、そこは実際に飲んで確かめてもらうことになります。
ミルクや離乳食に使う水を気にされているお宅なら、除去できる項目の多い品が向きます。20を超える項目に有機フッ素化合物まで含めた品もあります。
ただし、赤ちゃんの飲み物に使ってよいかはメーカーが明記している場合とそうでない場合があります。商品ページの案内を確かめてから選ぶほうが確実です。プラスチックの器なら落としても割れないので、お子さんが触れる場所に置いても心配が少なくて済みます。
硬度を下げる働きを持つペット向けのろ材があり、専用の品番で売られています。本体は同じものを使って、ろ材だけを替える形です。本体を選ぶときに、そのメーカーがペット向けのろ材を出しているかを見てみてください。出していなければ、あとから替えられません。
飲ませる水について相手が気にされているようなら、獣医さんに相談してから決めるよう添えるのがよいと思います。
まず、大きさは控えめにしておくことです。飲みきれない量を作ると水を捨てることになりますし、器が大きいほど冷蔵庫の場所も取ります。ドアポケットに入る細長い形なら、どの冷蔵庫にも入ります。
除去できる項目は中くらいのもので足ります。塩素だけの品だと物足りないと感じられることがありますし、いちばん範囲の広い品は替えの単価が跳ね上がるので、10項目前後を対象にした品が外れの少ないところです。ろ過の早い品を選んでおくのも手です。朝が忙しいかどうかは分からなくても、早いほうで不満になることはありません。
同じ本体でも、ろ材が何個付いているかで届いたあとの手間が変わります。金額を上げるより、そこを見たほうが喜ばれます。
気にされる方はいますが、まず相手との間柄で決まります。お水を箱で買っているお宅や、新しく暮らしを始めるお宅へなら、手間が置き換わる品として素直に受け取ってもらえます。
避けたほうがよいのは、そういう話をしたこともない相手へ改まった場面で渡すときです。水道水を気にしているのだと受け取られることがあるので、そこは間柄を見て決めるのがよいと思います。渡すときに「重いお水を運ぶのが大変そうだったので」と一言添えるだけで、意味の取り違えはほとんど起きません。
重なっても無駄にはなりにくい品です。本体が二つあれば、片方を洗っているあいだにもう一方を使えますし、置き場所も冷蔵庫の中だけで済みます。それでも気になるなら、渡す前に「浄水器は使っている?」と聞いてしまうのがいちばん確実です。使っていると分かったら、同じメーカーの替えのろ材を本体の代わりに添えるという手もあります。
新築や引っ越しのお祝いなら、何度あってもよいお祝いなので蝶結びの水引で「御祝」「御新築御祝」が通ります。結婚のお祝いは一度きりのお祝いなので、結び切りの水引で「御祝」「寿」にします。箱に入って届くものが多いので、そのまま渡せます。
本体にろ材が2個付いていれば、それで数か月は足ります。そこまで気を回さなくても困りません。一緒に渡す意味があるのは、相手が注文を負担に感じられそうなときです。年配のご家族へなら、9個入りのろ材を添えておけば当面は本体だけを使ってもらえます。金額の割に長く使ってもらえるので、気軽に渡す場面でも効きます。
本体を渡すことになります。ろ材はメーカーごとに差し込む口の形が違って他社のものが入らないので、品番が分からないと替えは選べません。ろ材が2個付いた品を選んでおけば、相手はしばらくそのまま使えます。もし相手が別のメーカーのものを使っていたら替えが二種類になってしまうので、それが気になるなら先に聞いておくのが確実です。
分かります。冷蔵庫に入れて上から注ぐだけの道具で、工事も電源もいりません。組み立ても、ろ材を差し込むだけです。一つだけ、新しいろ材は最初に何度か水を通して捨てる必要があります。詰めたときの粉が出るためで、回数は説明書に書かれています。そこだけ伝えておくと、相手が戸惑いません。
この品では名入れに対応したものはほとんどありません。器に文字を入れる作りになっていないためです。メッセージカードを添えられるかは店によって違うので、商品ページで確かめられます。カードがなくても、渡すときに一言添えるだけで十分に伝わります。
味の変わり方が穏やかなのが、この品を渡しやすい理由です。減るのは主に塩素で、カルシウムやマグネシウムはほとんど残るので、いつもの水道水の延長として飲めます。ミネラルウォーターに置き換えるほど大きくは変わりません。
渡すときに見ておきたいのは二つだけです。ろ材が2個付いているか、そして相手の冷蔵庫に入る大きさか。前者は数か月ぶんの余裕になり、後者は迷ったらドアポケットに入る細長い形にしておけばどのお宅でも収まります。どんな容量のものが並んでいるかは、ランキングを見くらべてみてください。
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