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服を贈るのが難しいのは、寸法と好みが両方読めないからです。ルームウェアには、その両方を外しにくくする作りがそろっています。ウエストをゴムやひもで調節できるもの、肩の線を落としたもの、ワンピース。どれも体に合わせずに着られます。
決めるのは、家のどの場面で着るかです。風呂から上がって一枚で着るのか、帰ってすぐブラを外すために着るのか。
そのまま寝るかどうかだけは、たいてい読めません。商品名にも「ルームウェア」「パジャマ」「部屋着」がひとつながりに並んでいて、売る側が境目を引いていないためです。
読めないなら、起きていても寝ていても使えるほうへ倒します。締め付けが無く、肌ざわりのよい生地。そこを外さなければ、どちらに転んでも着てもらえます。
寸法は緩く、迷ったときの逃げ道もある。服の中では、贈りやすい側のジャンルです。
このジャンルの商品名には、「ルームウェア」「パジャマ」「部屋着」が同時に入っています。どれか一つに絞られていないので、名前だけでは寝るための服かどうかが読めません。
ルームウェアは、時間帯を問わず室内でくつろぐ時間に着る服全般を指します。ウエストがゴムで伸縮する、肌ざわりのやわらかい素材を使う、といった作りが多くなります(PEACH JOHN)。
パジャマはそのうちの一種で、寝るときに着る服に限った呼び名です。睡眠を助け、体を休めることに重きを置いた構造で、寝ているあいだの体温調節まで見ています(ナルエー)。
説明の側はこう書き分けているのに、商品名は両方を並べたままです。言葉の上の区別と、実際の使われ方がずれています(AOKI)。
商品名に「前開き」と書かれたものがあります。寝ている間の脱ぎ着や、朝の着替えを考えた作りで、寝る側に寄せて作られたものだと分かる数少ない手がかりです。
とはいえ、相手が寝るときに着替える人かどうかは、聞かなければ分かりません。手がかりが読めても、当てる先が読めません。
そこが分からないなら、締め付けの無さと肌ざわりで選んでおくほうが確かです。起きている時間に着るものとして外れませんし、そのまま寝る人にも合います。寝る用と決めて渡したいときだけ、パジャマとして売られているジャンルから選びます。
湯上がりに着るワンピースが、このジャンルには並んでいます。風呂から上がった体に一枚で着るので、生地の選び方がほかと変わります。
ワッフルは表面に凹凸のある織り方の生地です。表面積が大きいぶん吸水性に優れ、濡れたあとに乾くのも速くなります(MELOS)。
ダブルガーゼは、ガーゼを2枚重ねて1枚にしたものです。原料は木綿で、一枚ずつがごく薄いため、重ねても薄手に収まります。
肌に触れても摩擦が起きにくく、通気性にも優れます(ナルエー、ApparelX)。
濡れたまま着るならワッフル、肌への当たりを軽くしたいならガーゼ。どちらか分からないなら吸うほうのワッフルで、体をふいてから着る人にも合います。
服の贈り物でつまずくのはサイズです。それでもルームウェアが選ばれるのは、ふだん着ほどお金をかけない人が多いうえに(Jennifer Pamela)、寸法を当てなくても着られる形が多く用意されているからです。
サイズがはっきりしない相手には、伸縮する素材か、ウエストをゴムやひもで調節できるものが失敗しにくいとされています(ocruyo)。
商品名にも「ウエストゴム」「ひも ウエスト調節」と書かれたものがあります。ゴムは体に合わせて伸びるだけですが、ひもが付いていれば、緩めるか締めるかを相手が決められます。
相手のふだんの服のサイズに見当がつくなら、そこから一つ上へ寄せるという手もあります。「M〜4L」「S〜3L」のように展開の広い商品なら、その逃げ方が残ります。
トップスには、ドルマンスリーブ(袖と身頃を続けて裁った形)やドロップショルダー(肩の縫い目が本来の肩より外へ落ちている形)と書かれたものがあります。どちらも肩幅を体に合わせない作りなので、そこの読み違いが出ません。
ワンピースはさらに緩く、胴回りも問いません。湯上がりに着るものがワンピース型に寄っているのも、体に沿わせずに一枚で着られることと合っています。
反対に、形では吸収できないのが丈です。下だけを選ぶときは、ウエストの作りと丈の二つで決まります。身長の見当がつかない相手なら、七分丈やひざ下のように、もともと足首まで届かない長さへ寄せると外れが小さくなります。
ルームウェアは基本的にゆったりめが勧められます。ただし、家の中でも気を引き締めたい人はジャストサイズを選ぶことがある、とも書かれています(memoco)。
相手がジャスト派だと分かっているなら、そちらに合わせます。読めないならゆったり側へ。小さすぎるものは着てもらえません。
大きめのぶんには、家で着る服として困る場面がありません。外して痛いのは小さい側だけなので、迷いの向きは一方に決まります。
このジャンルには、下着や上着を一つ省くための仕掛けが付いた商品があります。そして、上下を組で買わずに下だけ替えるという買い方も成り立っています。
「カップ付き」「ナイトブラ一体型」と書かれたものがあります。カップが縫い込まれていて、下にブラを着けずに済む形です。
カップ付きのインナーはワイヤーの入っていないものが多く、胸の下や肩への締め付けが少なくなります(glamore)。ブラを外した楽さのまま、胸を支えるものは残る。帰ってすぐ着替えて、そのまま夜までという過ごし方に合います。
ただし、商品名に「24h着用」と書かれた一日中着る前提のものは、洗い替えを何枚か持つ前提で紹介されています(GUNZE)。一枚だけでは回りません。二枚以上まとめて渡す形になります。
胸を支える役目を持つぶん、下着に近い品物でもあります。渡す相手は選びます。
「腹巻き付き」と書かれたセットアップ(上下そろい)やステテコ(ひざ下丈のゆったりしたパンツ)があります。上着を重ねずに、腹だけを別に温める作りです。
腹巻き付きのステテコには「マタニティOK」と添えられたものもあります。腹回りを締めたくない相手でも着られるように作られていて、そこが合う人には効きます。
一方で、腹巻きが要るかどうかは相手によります。冷えを口にしたことがあるかどうかが、いちばん確かな手がかりです。それが無いなら、腹巻きの付いていないほうが外れません。
商品名に「パジャマ ズボン だけ」「下のみ」と書かれたルームパンツやステテコがあります。上は手持ちのTシャツで済ませて、下だけ替えるという買い方が成り立っています。
贈り物としては、ここが逃げ道になります。下は無地やチェックに寄っていて、選択肢そのものが狭い。上のように形も色も分かれないので、好みから外れる幅も狭くなります。
上下そろいは、上が気に入られなければ一組まるごと出番が減ります。下だけなら、相手がすでに持っている上と組めます。好みに自信が無いほど、こちらのほうが着てもらえる目が残ります。
ルームウェアそのものは、室内で過ごす服全般を指します。下着とは別の扱いで、友人や同僚への贈り物としても紹介されています(memoco)。
線が引かれるのは、カップ付きやナイトブラ一体型のほうです。カップが入っている時点で、下着の役目を兼ねます。サイズの当て方も胸まわりの話になるので、距離のある相手には選びにくくなります。
測りかねるときは、湯上がりに着るワンピースか、肩の線が落ちたトップスのあたりが無理をしません。どちらも体の寸法にも下着にも触れずに済みます。
同じジャンルの中で、そこだけ性格が違うと分かっていれば、渡す相手を選び間違えません。
ウエストがゴムかひも、肩の線が落ちた形なら、寸法はほとんど当てなくて済みます。形で吸収できないのは丈だけなので、そこは足首まで届かない長さへ寄せておくと安全です。
相手が寝るときに着替えるかどうかは、たいてい読めません。読めないまま渡すなら、締め付けの無さと肌ざわりで選んでおけば、起きていても寝ていても使えます。名前に「パジャマ」と入っているかどうかは、そこの判断材料になりません。
風呂上がりに着るなら、吸うワッフルか、摩擦の少ないガーゼか。相手の湯上がりの様子まで見えている人は少ないので、ここは吸う側に倒しておくのが安全です。
カップ付きは、帰ってすぐ楽になりたい相手に向きます。ただし下着の役目を兼ねるので、渡す相手は選びます。一日中着る前提のものは二枚以上でなければ回りません。
腹巻き付きは、冷えを口にしたことがある相手へ。それが聞けていないなら、付いていないほうが外れません。
好みに自信が無いなら、下だけ。上は形も色も分かれますが、下は無地やチェックに寄っていて、相手の手持ちとも組めます。
サイズはゆったり側へ。外して痛いのは小さい側だけです。
相手の暮らしが見えなくても、締め付けの無いものを、ゆったり側で、下だけ。そこへ寄せておけば、この一枚は外れません。
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