掲載14商品 / 楽天ランキングを59日分記録して選定
時点の楽天ランキングを集計
折りたたみ傘は、自分では買い替えない道具です。多くの人は、急な雨なら駅でビニール傘を買って済ませます。鞄の底に一本入ってはいても、それが何年前のものかは本人も覚えていません。そこへ新しい一本が来れば、その日から使われます。
選ぶときに最初に決まるのは、開き方です。ボタンひとつで開くものと、手で押し上げるもの。便利さと、重さと壊れにくさが、ここで引き換えになります。
そのうえで、生地と大きさを合わせます。鞄に入れっぱなしにする道具なので、濡れたあとをどうするかまでが選ぶ材料です。
ボタンで開いて、ボタンで閉じるものがあります。片手がふさがっていても使えるので、鞄や子どもの手を持ったまま雨に入れます。
その代わり、中に仕組みが入るぶん重くなり、壊れやすくもなります。壊れやすいのは、開くときの勢いが強いから。骨の少ないものは、その力が一本に集まります。自動のものを選ぶなら、骨の数の多いものへ寄せることになります。手で開くものは仕組みが単純で、そのぶん長く使えます。
重いと、鞄に入れてもらえなくなります。壊れるより先に、持ち歩かれなくなるほうが多いところです。
商品ページに出てくる「210T」のような数字は、一平方インチあたりに何本の糸が通っているかを表しています。数字が大きいほど目が詰まっていて、雨を通しにくい生地です。
そこへ加工が乗ります。テフロン加工はフッ素を使った加工で、簡単には落ちません。ただし、汚れがたまると水を弾かなくなります。「超撥水」と書かれているのは、この加工の効き方を言っています。生地の数字と加工の名前が両方書いてあるものは、日差しよけではなく、雨に力を入れて作られたものです。
親骨60センチのもので、開いた直径は106センチほど。頭から肩、背負った鞄まで入ります。50センチ前後だと、頭は入っても肩や鞄が外に出ます。
この長さは、持ち歩きやすさと逆を向きます。小さいほど鞄に入り、大きいほど濡れません。通勤鞄に入れっぱなしにするなら55センチから60センチのあたり、上着のポケットに入れておきたいなら50センチ前後を選ぶことになります。
骨が多いほど、生地を支える点が増えて、風であおられても形が保たれます。8本のものと16本のものでは、開いたときの張り方が違います。
そのぶん、骨の数だけ重さが増えます。カーボンやグラスファイバーの骨は、鉄より軽くてしなるので、本数を増やしても重くなりにくい作りです。骨の数と重さの両方が書かれているものなら、そこを見比べれば作りの狙いが読めます。
長い傘なら手に提げたままにできますが、折りたたみは畳んで鞄へ戻します。濡れたまま入れるので、吸水する袋が付いているかどうかが効いてきます。
袋の内側が細かい繊維になっているものは水を吸うので、鞄の中の書類まで濡れません。袋は傘より少し大きめのほうが、濡れた状態でも入れやすくなります。畳むのに手間のかかるものは雨の中で袋に戻すのが億劫になるので、「たたみやすさ」を掲げたものにはそれなりの理由があります。
毎日入れておくものなら、重さがそのまま持ち歩く回数になります。200グラムを切るものなら、入れていることを忘れられます。300グラムを超えると、晴れた日には抜かれます。
軽さを取るなら、自動開閉は不利になります。仕組みのぶんの重さが乗るからです。骨の少ないものも軽くなりますが、風の強い日には骨が反ります。駅までの道が短いなら、そこは目をつぶれます。
子どもの手を引く人、荷物の多い人、傘を差しながら鍵を出す人。この相手にとっては、軽さより開け方のほうが先に来ます。
そのうえで、骨の数の多いものを。開くときの勢いを受け止める点が増えるので、自動のものでも長く使えます。重さは増えますが、片手が空くことのほうが毎日効いてきます。
外を歩く時間が長い相手なら、親骨60センチ前後を。そのうえで軽さを見ると、選ぶものが絞れます。カーボンの骨のものなら、大きさと軽さの両方を取れます。
50センチ前後のものは鞄に入りますが、降りが強い日には背中が濡れます。大きいぶん畳んだときの長さも出るので、通勤鞄に入るかどうかは、畳んだ寸法のほうで確かめることになります。
子どもが自分で扱うなら、開くのは手で、閉じるときに強く押し込まなくていいものが向きます。自動で開くものは勢いが強いので、顔の近くで開けると危ないところ。ここは便利さより、扱いの安全が先に来ます。
大きさも、体に合わせて小さめへ。大きい傘は風にあおられると、傘ごと体を持っていかれます。明るい色のものを選べば、車から見えやすくなります。
1,500円ほどから、自動で開くものや軽いものが選べます。日ごろの礼や、ほかの贈り物に添える一つとして渡すならこのあたりです。
3,000円台から7,000円台になると、骨にカーボンを使ったもの、たたみやすさを作りにしたもの、名の通った会社のものが入ってきます。単品で渡すなら、この値段から。同じ折りたたみでも、開いたときの張り方と、畳むときの手数が変わります。
男女どちらでも使える形のものは、色も控えめにそろえてあるものが多くあります。その中から選ぶなら、相手の鞄か上着に多い色へ寄せておくと、持って出てもらえます。
大人に渡すなら、明るい色や柄物は好みが出ます。傘は人前で開くものなので、無地の紺や黒、灰色のほうが確かです。相手の好みが分かっているときだけ、色で遊べます。
撥水の加工は使ううちに落ちるので、何年も前のものは水を弾かなくなっています。本人が気づいていないことも多く、そこが渡す理由になります。
そのうえで外したくないなら、今のものと役の違うものへ。良し悪しではなく、重ならないことを取るなら、手で開くものを使っていそうな相手には自動開閉を、小さいものを持っていそうな相手には親骨の長いものを。同じ大きさで同じ開き方のものを渡すと、古いほうが残ります。
薄く畳めるものは、郵便受けに入る箱で届くことがあります。受け取る手間が要らないので、相手が留守がちでも渡せます。
その代わり、箱は簡素です。郵便受けに届く形を選ぶかどうかで、包みを頼めるかどうかも変わります。手渡しする場面や、改まった相手に渡すなら、箱の作りを写真で見ておくことになります。
骨の数、骨の素材、生地の薄さの三つです。カーボンの骨なら本数を保ったまま軽くできますが、そのぶん値段は上がります。骨を減らして軽くしたものは、風の強い日に生地を支える点が足りません。
極端に軽いものは、この三つとも削ってあります。晴れの日に持ち歩く負担は消えますが、降りの強い日に差すには心もとないところ。毎日入れておく一本としてなら効きます。ただし、それ一本だけを渡すと、いちばん要る日に使われないことがあります。
渡せます。置き傘として渡すなら、重さも畳みやすさも問題になりません。大きさと骨の数を優先できるので、親骨60センチ前後で骨の多いものなら、急な雨でもしっかり隠れます。
ただし、置き傘は持ち主が分からなくなりやすいところ。名前を書ける札の付いたものや、人と重なりにくい色を選んでおくと、置いたまま無くなりにくくなります。
開き方、生地、大きさ。この三つの順に決めると、一本に絞れます。
開き方は、相手の手のふさがり方で決まります。片手で開けたいなら自動開閉、軽さと長持ちを取るなら手で開くもの。自動のものを選ぶなら、骨の多いほうへ。
生地は、数字と加工の名前で読めます。「210T」のような数字は目の詰まり方で、大きいほど雨を通しません。フッ素を使った加工は簡単には落ちませんが、汚れがたまると水を弾かなくなります。
大きさは、隠れる範囲と鞄への収まりの引き換えです。親骨60センチで開いた直径は106センチほど、50センチ前後だと肩と背中の鞄が外に出ます。畳んだ寸法が通勤鞄に収まるかどうかは、開いた大きさとは別に見ることになります。
毎日入れておく一本なら、200グラム前後の手で開くものを。強い雨の日も一本で通すなら、軽さより骨の数と親骨の長さを。片手がふさがっている相手には、骨の多い自動開閉を選んでみてください。
この記事の更新日