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# レディース腕時計
腕時計は毎朝つけるものなので、渡したあとに使われているかどうかが目に見えます。服が変わっても着け替えずに済むぶん、出番の多い贈り物です。
分かれ目は、何で動かすかです。ボタン電池で動くもの、光で発電するもの、そしてスマートフォンとつなぐスマートウォッチ。渡したあとに相手がやることが、ここで変わります。電池なら数年ごとに交換へ出し、光で発電するものならその手間がなく、スマートウォッチは数日から二週間おきに充電することになります。
もう一つ、ベルトに何を使っているかで着け心地が変わります。金属か、革か、シリコンか。毎日肌に触れるものなので、ここも合わせておきたいところです。
腕時計は、何で針を動かしているかで種類が分かれます。ここが分かると、商品名に並ぶ「電波ソーラー」「10気圧防水」といった語が読めるようになります。
商品名によく出てくる「クオーツ」は、水晶に電気をかけて針を進める仕組みのことです。ボタン電池のものも、光で発電するものも、電波を受けるものも、この仕組みで動いています。狂いが小さく、一年でずれても数分に収まります。
もう一方が機械式です。ぜんまいを動力にするもので、腕の動きでぜんまいが巻かれる自動巻きと、手で巻く手巻きがあります。電源が要らないかわりに、狂いはクオーツより大きくなります。ただしレディースとして作られるものはクオーツがほとんどです。機械式を探すなら、専門の店を当たることになります。
ボタン電池のものは、数年ごとに店へ持って行って交換することになります。止まってから気づくことが多いので、そのたびに出す手間が発生します。
光で発電するのがソーラーです。時計を着けて出かけるだけで充電されるので、電池交換のために店へ行く必要がありません。これに電波の受信が付いたものが電波ソーラーで、時刻のずれも自動で直ります。
「5気圧防水」「10気圧防水」と書かれたものがあります。この数字は、水深何メートルまで潜れるという表示ではありません。
5気圧は、手を洗う、雨に濡れる、水しぶきがかかるといった場面まで。10気圧になると、水に浸かる使い方まで耐えるとされ、日常生活用強化防水とも呼ばれます。水を扱う仕事をしている相手なら、10気圧のほうを選んでおくと着けたままで済みます。
「生活防水」とだけ書かれたものは、その下の段です。汗や手洗いの水しぶきは大丈夫でも、水につけるのは避ける作りになります。
スマートウォッチには「IP68」のような表記が出てきます。ほこりと水に対する等級で、気圧の表記とは別の物差しです。
同じ「防水」でも、IPの数字と気圧の数字は直接くらべられません。どちらの表記が使われているかで、その時計がどちらの系統かも見当が付きます。
ベルトの長さは後から詰められますが、文字盤を囲む部分の大きさは変えられません。ここが合わないと、着けるたびに気になります。この直径をケース径と呼びます。
手首まわりが14センチ前後の人なら、34ミリから36ミリのものが自然に収まります。細い手首に大きな文字盤を乗せると、時計だけが浮いて見えます。
26ミリや28ミリという小ぶりなものもあります。この大きさになると時計というよりブレスレットに近い着け方になるので、時刻を見る道具として渡すなら、もう少し大きいほうが読みやすくなります。
手首の寸法を聞けない相手なら、34ミリ前後を選んでおくと大きく外れません。
会議や商談の場では、あまり小さいと物足りなく見えることがあります。そういう場面で使ってほしいなら、レディースより一回り大きいボーイズサイズという段があります。
反対に、休みの日に着けてもらうつもりなら、小ぶりなものが軽くて楽です。同じ相手でも、どちらの場面を想定するかで選ぶ径が変わります。
ケース径がちょうどでも、厚みがあると手首から浮いて見えます。袖口に引っかかることもあります。
ベルトを取り付ける部分の幅も、見た目の印象を変えます。径が同じでもこの幅が広いと、時計全体が大きく見えます。商品ページに数字が出ているので、径と一緒に見ておくと「着けたら想像と違った」が減ります。
スマートウォッチには「1.9インチ」のような表記が出ます。これは画面の対角の長さで、ケース径とは別の数字です。
同じインチ数でも、本体が四角いか丸いかで手首の上の見え方が変わります。小さめのものを探しているなら、インチではなく本体の縦横の寸法を見ることになります。
毎日肌に触れる部分なので、ここが合わないと着けなくなります。素材は大きく三つに分かれ、それぞれ向く相手が違います。
ステンレスやチタンを使ったものです。汗をかいても傷みにくく、汚れも布で落とせます。夏でも気にせず着けられるのはこちらです。
ステンレスは錆びにくく丈夫で、チタンは軽いのが持ち味です。長い時間着けていて疲れにくいほうを取るなら、チタンのものがあります。
金属アレルギーのある人は、金属のベルトを着けられません。相手が指輪やネックレスで肌が荒れると言っていたなら、そこが引っかかります。
チタンなら着けられる場合があります。ただし人によるので、確かめられない相手なら、革やシリコンのものが安全です。
革のベルトは金属より軽く、腕への当たりもやわらかくなります。落ち着いた見た目になるので、仕事や式の場に向きます。
季節や気分で替えて楽しむ人もいます。そのかわり汗と水には弱いので、水仕事の多い相手や、夏に汗をかく場面が続く相手には向きません。
シリコンやラバーのものは、小さい子どもを抱く相手に向きます。腕が当たっても子どもが痛くないからです。
運動をする人にも合います。汗をかいても洗えて、軽い。スマートウォッチにこの素材が使われることが多いのも、そういう場面で使われるからです。
レディース腕時計として並んでいるものには、スマートウォッチも多く混じります。単体では機能が足りず、相手のスマートフォンとつないで初めて通知も記録も使えるようになります。渡す前に確かめることが、時刻を見るだけの時計より増えます。
iPhone用、Android用、両方に対応したもの。この三通りがあります。片方だけに対応したものを渡すと、箱を開けてから使えないと分かります。
相手のスマートフォンがどちらか知らないなら、両対応と書かれたものへ。ただし両対応でも、通知に返信できるかどうかなど、細かいところは機種で変わります。全部が同じように動くわけではないと思っておくところです。
電池やソーラーの時計と違い、スマートウォッチは充電が要ります。持ちのよいもので二週間ほど、短いものでは数日おきです。
毎晩スマートフォンを充電する習慣のある人なら、そこに一つ増えるだけです。充電が面倒だと言っていた相手なら、光で発電する時計のほうが使われます。
心拍数、歩数、睡眠、血中の酸素。記録できる項目は商品によって変わります。通話ができるもの、LINEの通知が出るものもあります。
運動をする相手なら記録の項目を、仕事で連絡を見たい相手なら通知まわりを。全部入りを探すより、その人が実際に開く画面が入っているかどうかで決まります。
スマートウォッチはバンドを外して付け替えられるものが多く、色を変えて服に合わせられます。
腕時計をアクセサリーとして着けている相手なら、この付け替えが効きます。同じ本体のまま、仕事の日と休みの日で見た目を変えられるからです。
金属のベルトなら、駒を抜いて詰められます。時計を扱う店へ持って行けばその場でできることが多く、購入した店なら無料でやってくれることもあります。革やシリコンのものは、穴の位置で合わせる形です。
合わせられないのはケースの大きさのほうです。文字盤の直径は後から変えられないので、そこだけは先に決めることになります。
時計は場面で着け替えるものなので、二本目が生きます。分ける軸は、仕事で着けるか休みの日に着けるかです。
仕事用の落ち着いたものを持っている相手なら、休みの日の色のあるものを。逆に休みの日のものしか持っていないなら、金属のベルトで文字盤の静かなものを。同じ側を重ねると、どちらかが出番を失います。
裏蓋に文字を彫れるものがあります。記念日や名前を入れると、その人のための一本になります。
そのかわり、彫ったあとは返品や交換ができなくなるのが普通です。大きさや色に迷いがあるうちは、彫らずに渡すほうが安全です。
先に決まるのは、何で動かすかです。ボタン電池のものは数年ごとに交換へ持って行くことになり、光で発電するものはその手間がありません。電波の受信が付いていれば、時刻合わせも要らなくなります。
防水の数字は、潜れる深さではありません。5気圧で水しぶきがかかる場面まで、10気圧なら水に浸かる使い方まで。数字の無い「生活防水」は、水につけない前提の作りです。水まわりの仕事をしている相手には10気圧のほうを。
大きさは手首で決まります。手首まわり14センチ前後なら34ミリ前後。仕事の場で使ってほしいなら小さすぎないほうへ、休みの日に着けてもらうなら小ぶりなものへ。厚みとベルトの幅も一緒に見ておくと、着けたときの印象が想像とずれません。
ベルトは肌に毎日触れます。汗と水に強いのが金属、軽くて改まった場に合うのが革、子どもに当たっても痛くないのがシリコン。金属で肌が荒れると言っていた相手なら、革かシリコンのほうが安心して着けてもらえます。
スマートウォッチを選ぶなら、相手のスマートフォンが先です。どちらか分からないなら両対応のものへ。そして数日から二週間おきの充電が続けられる相手かどうか。ここを外すと、引き出しに入ったままになります。
毎日つける一本を長く使ってほしいなら、電波ソーラーで金属のベルト、34ミリ前後のものを。小さい子どものいる相手なら、シリコンのベルトで水に強いものを。運動や睡眠の記録を面白がる相手なら、両対応のスマートウォッチにバンドを替えられるものを。相手の手首を思い出してから、見くらべてみてください。
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