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赤ちゃんの寝具は、汗もよだれも漏れも受け止めるので、洗う回数がとにかく多くなります。替えが増えて困る家はありません。値段が張るぶん、親が自分で二組は買わないものでもあります。
ただし、ベビーふとんセットの名前で並んでいるものは一つではありません。家で使う一組、園に持っていくお昼寝の一式、寝かしつけに使う抱っこ布団。使う時期も、贈る相手も別です。
敷き布団と掛け布団、枕、カバー類をまとめた一組が、名前のとおりの品です。ただしこれは、出産の準備として親が先に買っているものでもあります。生まれてから贈ると、二組目になります。
二組目が無駄になるわけではありません。一組目を洗って乾くまでのあいだ、代わりに敷くものが要ります。ただ、相手にとって「待っていたもの」にはなりません。生まれる前に届けるか、別の二つのどちらかに振るかになります。
保育園や幼稚園に持っていく一式は、別の商品として並んでいます。敷き布団と掛け布団に、持ち運ぶための袋が付いた形です。名前を書くための札が縫い付けてあるものもあります。
要るのは入園の前なので、生まれてすぐの家ではなく、預け先が決まった家に渡すものになります。年度の変わり目の前に贈ると、そのまま使われます。出産祝いとは別の機会に渡せる、数少ない寝具です。
抱っこ布団は、赤ちゃんを乗せたまま寝かしつけて、そのまま布団に下ろすための小さな布団です。抱く人の体と赤ちゃんのあいだに挟んでおくと、抱いたときの姿勢のまま下ろせて、背中に当たるものも変わりません。
布団に下ろした途端に目を覚ますのは、姿勢が変わることと、温まった体が冷たい布団に触れることが重なるからです。抱っこ布団を挟むと、その両方が起きにくくなります。家の一組とは役割が違うので、すでに寝具が揃っている家にも渡せます。
レギュラーと呼ばれるものが70×120センチ、ミニと呼ばれるものが60×90センチです。レギュラーは2歳ごろまで、ミニは1歳ごろまでが目安になります。同じ「ベビー布団」でも、使える期間がこれだけ違います。
ミニは置き場所を取らないので、寝室の狭い家や、里帰りの先で使われます。持ち運びも軽くなります。ただし早く小さくなるので、長く使ってもらうつもりならレギュラーです。
布団だけを贈るなら、相手のベッドの寸法が分からないと、合わないものを送ることになります。ベッドがレギュラーで布団がミニだと、周りに隙間が空きます。逆だと、そもそも入りません。
相手がベッドを使っているかどうかも分かれ目です。床に敷いて寝かせている家なら、寸法の縛りは緩くなります。聞ける間柄なら、ベッドの有無と寸法だけは先に聞いておくと確実です。聞けないなら、寸法の関わらない抱っこ布団のほうが安全です。
保育園や幼稚園に持っていくものは、園ごとに寸法を決めていることがあります。決まっているところに違う寸法を持っていくと、買い直しになります。
指定が無ければ、敷きが70×120センチ、掛けが80×110センチくらいが目安です。ただし外からは、通う園に指定があるかどうかまで分かりません。聞ける相手なら、選ぶ前にそこだけ聞きます。聞けないなら、お昼寝用ではなく、家で使う一組か抱っこ布団に振るほうが確実です。
「洗える」と書いてあっても、指しているものが違います。カバーだけを外して洗うものと、中の敷き布団ごと洗濯機に入るものです。後者は商品名に「敷布団も洗える」と書き分けられています。
赤ちゃんの寝具は、汗も吐き戻しも漏れも受けます。どれもカバーの下まで通ります。そのたびに本体を干すだけで済ませるか、洗ってしまえるかで、親の手間がまったく違います。
洗えても乾かないなら、その日の夜に敷けません。中の綿が厚いものほど乾きに時間がかかります。目の粗い網のような作りのものや、薄く仕上げたものは、洗ってから使えるまでが短くなります。
替えの枚数も、乾くまでの時間と同じ働きをします。カバーが二枚入っている一組なら、一枚を洗っているあいだも、もう一枚を掛けておけます。点数の多い一組を選ぶときは、何が二枚あるのかを見ると、その後の手間が読めます。
一組の中に、水を通さない敷きパッドが入っているものがあります。これが一枚あると、漏れが敷き布団まで届きません。洗うのはパッドとカバーだけで済みます。
夜中に取り替える場面を考えると、この一枚があるかどうかは大きい違いになります。入っていない一組を選んだなら、防水のパッドだけを足して渡す手もあります。寸法さえ合えば、あとから足して渡せます。
家で使う一組は重なります。出産の準備として先に買われていることが多いので、同じものが二組になります。それでも構わないのは、洗い替えとして渡すと伝えられるときだけです。
重ならないのは、抱っこ布団と、園に持っていく一式です。抱っこ布団は寝かしつけの道具なので、寝具が揃っていても役割が違います。園の一式は、預け先が決まってから要るものです。相手の子が今どの時期かで、選ぶ先が変わります。
下ろした途端に目を覚ます動きは、生後六か月ごろには落ち着いてきます。使うのはそれまでの数か月です。短いと感じるかもしれませんが、いちばん寝かしつけに苦労する時期に当たります。
そのため、生まれる前か、生まれてすぐに渡すものになります。生後六か月を過ぎた家に贈っても、出番がありません。二人目の予定がある家なら残しておいてもらえますが、そこまで見込んで渡すものではありません。
減ります。園に持っていくものには、名前を書く白い札が縫い付けてあるものがあります。持ち物すべてに名前を書く決まりの園が多いので、この札があると油性ペンでそのまま書けます。
札が無いものだと、布に直接書くか、布用のシールを貼ることになります。洗ううちに文字がにじんだり、シールが剥がれたりします。入園の支度として贈るなら、札の有無まで見ておくと、相手に手間をかけさせません。
決めるのは、三つのどれを渡すかと、寸法と、洗える範囲です。相手の子が今どの時期にいるかで、渡せるものが決まります。
生まれる前に間に合い、ベッドの寸法まで聞けるなら、家で使う一組を。レギュラーの70×120なら、2歳ごろまで使えます。寸法が聞けないときや、寝具が揃っていると分かっているときは、抱っこ布団を。生後六か月までの、いちばん寝かしつけに困る時期に効きます。
預け先が決まった家には、園に持っていく一式を。年度の変わり目の前に届けば、そのまま入園の支度になります。ただし園から寸法の指定が出ることがあるので、そこを聞けない相手なら、別の二つに振ります。
どの一組を選ぶときも、敷き布団まで洗えるかを見ておくと外しません。防水のパッドが入っていれば、漏れが本体まで届かずに済みます。
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