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ベビータオルケットは、出産祝いで重なりやすい品です。それでも、もらう側は困りません。汚れる回数が多く、洗い替えが何枚も要るので、同じものが増えても使い切ってもらえます。
最初の分かれ目は、正方形か、長方形かです。正方形なら、四隅を折って赤ちゃんを包めます。長方形なら、掛けるだけになります。寸法の数字より、形のほうが先に効きます。
もう一つ、呼び名がばらばらだという事情があります。おくるみ、ガーゼケット、タオルケット、ブランケット、バスタオル、お昼寝ケット。一つの商品名に、六つも七つも並んでいます。
一つの商品名に、おくるみ・ガーゼケット・タオルケット・ブランケット・バスタオル・お昼寝ケットと並んでいることがあります。どれか一つを探しても、同じ布が出てきます。
呼び名が並んでいるのは、その布でできることを全部書き出しているからです。包めばおくるみ、掛ければケット、湯上がりに使えばバスタオル。布そのものは変わりません。名前で選び分けようとすると、かえって迷います。
ガーゼは、綿を平らに織ったものです。素材は綿に決まっています。
モスリンは、綿以外の素材も含む広い呼び方です。「モスリンコットン」と書いてあれば、綿のモスリンということになります。モスリンはその中でも粗く織ってあるので、通気と吸水がよく、体温の調節が未熟な新生児に向きます。
商品名に「6重ガーゼ」「4重ガーゼ」「2重ガーゼ」と書かれています。薄いガーゼを何枚重ねてあるかという数字です。
重ねるほど、あいだの層が増えます。6重なら、その層が温度を保つので、冬でも掛けられます。それでいて通気と乾きの速さは残るので、汗を吸ってもすぐ乾きます。6重が一年を通して使えるのは、そのためです。
「イブル」は韓国から来た寝具で、立体的なキルトの加工がしてあります。ガーゼのように重ねるのではなく、面で厚みを出しています。
タオルケットの中には、角にぬいぐるみの付いた小さいものもあります。33センチ角ほどで、掛けるためではなく、握って寝るためのものです。「ファーストトイ」「寝かしつけ」と書かれているのはそのためで、掛けものを探している相手に渡すと、大きさが足りません。
100×100センチ、105×105センチのように、縦と横が同じものがあります。四隅を折って赤ちゃんを包めるので、おくるみとして使えます。
85×115センチ、100×140センチのような長方形は、四隅を折って包むには向きません。掛ける、敷く、湯上がりにくるむ。そのどれかになります。相手が包む使い方をするかどうかで、形が決まります。
85×115センチ前後は、保育園のお昼寝に使われる大きさです。布団の上から掛けて、はみ出さない寸法になっています。
入園の準備で用意するものなので、入園が近い家なら、この寸法なら外しません。商品名に「保育園」「入園準備」と書かれているものは、その寸法に合わせて作られています。
70×100センチ、80×110センチあたりは、小さいうちに使う寸法です。ベビーカーに掛ける、車の中で掛ける、膝に掛ける。
大きすぎると、外では引きずります。出かけるときに持ち歩くつもりなら、この大きさまでです。風呂上がりに体をくるむのにも使えます。
100×140センチ、140×190センチになると、家の布団の上で掛ける寸法です。140×190はもう大人の大きさで、子どもが大きくなってからも使えます。
長く使ってもらうつもりなら、大きいほうが長く使われます。ただしこの大きさになると、保育園には持って行けません。どこで使う一枚かが決まらないと、寸法が絞れません。
ガーゼは、洗えば洗うほど空気を含んで柔らかくなります。新品のときがいちばん硬い布です。
受け取った人が、渡した直後の手ざわりで決めるものではないということでもあります。使い込むほど、赤ちゃんの肌に合ってきます。モスリンも同じで、洗うほどしなやかになります。
六枚も重ねてあると乾きが悪そうですが、ガーゼは目が粗いので、重ねても風が通ります。
吐き戻し、汗、よだれ。毎日のように洗うものなので、乾く速さが、次に使えるまでの時間を決めます。商品名に「吸汗」「速乾」と並んでいるのは、乾く速さを言っています。
「丸洗いOK」と書かれているものがあります。家庭の洗濯機に入れられるということです。
ぬいぐるみの付いたものや、キルトの加工がしてあるものは、同じように洗えるとは限りません。毎日使う相手に渡すなら、商品ページの洗い方を見ておくことになります。
保育園では、週の終わりに持ち帰って洗います。同じ柄のものが並ぶので、名前が要ります。
名入れの刺繍を入れられるものがあります。布に直接書いた名前は洗ううちに薄くなりますが、刺繍なら残ります。ただし名前を入れると、返品や交換ができなくなることがあります。渡す相手が決まっているときの手です。
正方形なら包めます。長方形のものに「おくるみ」と書いてあっても、四隅を折る使い方はできません。商品名は、使える場面をすべて並べてあるだけなので、寸法のほうを見ることになります。
そちらには、巻き方を覚えなくて済む形のものもあります。
重なります。そのうえで、持っていない寸法へ寄せるという手があります。小さいものばかりなら、保育園で使う85×115を。お昼寝用があるなら、包める正方形を。
寸法が違えば、使う場面がぶつかりません。正方形は包むため、85×115は園のため、100×140から先は家の布団の上。役目で分かれているので、同じ「タオルケット」でも置き場所が別になります。
ベビータオルケットは、呼び名では選べません。一つの商品名に、包むための名前も、掛けるための名前も、湯上がりに使うための名前も並んでいます。どの言葉で探しても、出てくるのは同じ布です。
見るのは形と寸法です。正方形は四隅を折って包める、長方形は掛けるだけ。85×115センチは保育園のお昼寝、70センチから80センチ台は持ち歩く大きさ、100×140から先は家で寝るときのもの。使う場所が決まれば、数字は一つに絞れます。
素材の呼び分けもあります。ガーゼは綿の平織り、モスリンは綿以外も含む広い呼び方。重ねた枚数だけ、あいだに空気の層ができるので、6重なら冬でも掛けられて、それでいて汗はすぐ乾きます。イブルは韓国の立体キルトで、ガーゼとは厚みの出し方が違います。
洗うほど柔らかくなる布なので、渡した直後の手ざわりだけで良し悪しが決まりません。毎日洗うものだけに、丸洗いできるかどうかを最後に見ることになります。
生まれたばかりの家には、包める正方形の一枚を。入園が近い家には、85×115センチの長方形を。保育園に持たせる家になら、名前を刺繍した一枚が、ほかの子のものと混ざらずに戻ってきます。
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