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鞄は、相手が自分で選んで買ったものです。そこへ足すものなら、鞄そのものを買い替えさせずに、見え方や持ち方を変えられます。その鞄が毎日の通勤に出ていくなら、足したものも毎日出ていきます。
すでに何か下げている鞄でも、付く場所を変えれば重なりません。この分野には、持ち手に巻くもの、肩紐、ぶら下げるものと、付く場所の違うものが並んでいます。
最初の分かれ目は、相手の鞄を手に取って寸法を測れるかどうかです。並んでいるものは、鞄の寸法に合わないと使えないものと、どの鞄にも付くものに分かれます。測れないなら、後のほうだけが残ります。
バッグチャームという名前で並んでいるものは、鞄のどこに付くかで三つに分かれます。同じ言葉で探しているのに、届くものの役目がまったく違います。
持ち手カバー、ハンドルカバーと呼ばれるものです。鞄の持ち手にぐるりと巻いて、ボタンで留めます。持ち手が二本ある鞄が多いので、2枚組で売られています。
役目は二つあります。一つは、手が触れるところの汚れと擦れを持ち手の代わりに受けること。もう一つは、細い持ち手が手のひらに食い込むのをやわらげることです。革で作られたものは、使ううちに鞄本体と色の調子がそろってきます。
肩紐だけを単品で売っているものです。鞄の脇に紐を通すための金具が付いていれば、元の紐を外してこちらを付けられます。太いもの、幅の広いもの、刺繍の入ったものがあり、長さを調節できるものもあります。
金具の付いた手提げなら、肩紐を足すことで肩に掛けて持てるようになります。細い紐が肩に食い込む鞄なら、幅の広いものに替えるだけで背負い方が変わります。鞄そのものを買い替えずに、持ち方を変えられるのがこの形です。
鞄の持ち手や金具に引っ掛けるものです。金具の付いた小さなポーチ、名前を刺繍したもの、紐を編んで作ったものが並びます。カラビナやナスカンのような留め具が付いていて、引っ掛けるだけで付きます。
こちらは鞄を守るものでも、持ち方を変えるものでもありません。見せるためのものです。中に小銭を入れられるポーチのように、小さな入れ物を兼ねたものもあります。
三つのうち、前の二つは相手の鞄の寸法が合わないと使えません。届いても付かない、という結果になります。ここが、贈り物として選ぶときにいちばん効いてきます。
持ち手カバーは、巻きつける持ち手の太さで大小に分かれます。持ち手の周囲が50ミリほどのものと、30ミリほどの細いもの。20ミリの違いがあるので、太い持ち手に小さいほうを巻こうとすると、ボタンの穴まで革が届きません。
長さも二通りあります。13センチほどのものが標準で、15センチのものも売られています。トートバッグのように持ち手の長い鞄を肩に掛けて使う相手なら、長いほうが覆う範囲は広くなります。
肩紐の先に付いている金具をナスカンといいます。この金具は、輪になっているところの内径で大きさが分けられていて、15ミリ、20ミリ、25ミリ、30ミリ、38ミリといった刻みがあります。
鞄の側にも、紐を通すための金具が付いています。この二つの寸法が合わないと、そもそも掛けられません。相手の鞄に付いている金具を測ってから選ぶことになるので、鞄を手に取れる間柄でないと難しいところです。数字が商品ページに書かれていない紐は、贈り物には向きません。
三つ目のぶら下げるものは、金具に引っ掛けるだけなので、鞄の側の寸法をほとんど選びません。持ち手にも、脇に付いた輪にも、ファスナーの引き手にも付けられます。
相手の鞄を測れないなら、三つのうち二つが候補から外れて、ここだけが残ります。逆に、同じ家に住んでいる、職場の机に置いてあるといった形で鞄を手に取れるなら、持ち手の周囲と金具の内径を測ったうえで、前の二つも選べます。測れるかどうかが、そのまま選べる範囲になります。
寸法に縛られないぶん、ぶら下げるものには別の考えどころがあります。付けたあと、その重さと動きを受けるのは鞄の側です。
鞄に元から付いている金具に、留め具を直接掛けると、金属と金属がこすれます。日が経つと、その一点に跡が残ることがあります。革の鞄なら、金具の周りの革にも同じことが起きます。
留め具に布や革が巻いてあるものなら、金属が直に当たらないぶん、跡が付きにくくなります。相手が値の張る鞄を使っていると分かっているときは、留め具のほうを先に見ておくと安心です。
小銭入れを兼ねたポーチのように、中に物を入れられるものは、入れたぶんだけ重くなります。その重さは、掛けた一点に全部かかります。
軽く見えるものでも、歩くたびに揺れて、その揺れが同じ場所に戻ってきます。持ち手の付け根はもともと鞄の重さがかかるところなので、そこを避けて、脇の輪やファスナーの引き手に付けるほうが分かれます。留め具の小さいものなら引き手の穴にも通るので、付ける場所を選びやすくなります。
刺繍で名前を入れられるものが並んでいます。同じ形でも、名前が入れば一つだけのものになります。
ただし、名前が入ると返品も交換もできなくなります。相手の鞄の色や、ふだん身に着けているものの色が読めていない状態で頼むと、引き返せません。名前を入れるなら、相手の持ち物の色を思い出せるときに限ります。
手がかりになるのは金具の色です。鞄の留め具や金具がシルバーなのかゴールドなのかは、写真を思い出せることが多いところです。ぶら下げるものの金具をそこにそろえておけば、革や布の色が離れていても、付けた先が浮きません。
そのうえで、革や布の色をどうするかが残ります。鞄と同じ系統にすると全体が落ち着き、離した色にすると付けたところが目立ちます。ここは相手が鞄をどう見せている人かで決まるので、金具ほど確かな手がかりはありません。
同じようにぶら下げるものを足すと、その一点にかかる重さが増えます。付けたものを外して掛け替える人もいますが、そうなると渡したものが鞄から降りている日ができます。
相手の鞄を測れるなら、付く場所の違うものへ移れます。持ち手に巻くカバーも、肩紐も、ぶら下げているものとは別の場所に付きます。ただしどちらも寸法が合わないと使えないので、持ち手の周囲か金具の内径を確かめたうえで選ぶことになります。測れないなら、ぶら下げるものの中で、いま付いているものより小さくて軽いものを。
バッグチャームという一つの名前で、付く場所の違う三つが並んでいます。持ち手に巻くカバー、金具に付け替える肩紐、そして引っ掛けるだけのぶら下げるもの。役目はそれぞれ、守ること、持ち方を変えること、見せることです。
前の二つは寸法が合わないと付きません。持ち手カバーは持ち手の周りが50ミリか30ミリかで分かれ、肩紐はナスカンの内径が15ミリから38ミリまで刻まれています。どちらも目分量では決まらないので、鞄を手に取って測れるかどうかが先に来ます。ぶら下げるものだけが、この寸法から自由です。
そのぶら下げるものは、重さと擦れが鞄の側に来ます。金具どうしが当たるところには跡が残ることがあるので、留め具に布や革の巻いてあるものだと跡が付きにくくなります。
相手の鞄を手に取れるなら、持ち手の周囲を測って持ち手カバーを。手が触れるところの汚れと擦れを代わりに受けてくれるので、毎日提げている鞄ほど効きます。脇の金具の内径まで測れるなら、幅の広い肩紐を。細い紐が肩に食い込む鞄なら、それだけで持ち方が変わります。
手に取る機会がないなら、ぶら下げるものを。金具の色を鞄に合わせて、留め具の小さい軽いものから選んでおけば、持ち手の付け根を避けて引き手にも付けられます。
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