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メンズ帽子として長く売れ続けている24件のうち、十一件が同じ店の品です。商品名の頭に店の名前が来て、そのあとに数字が続きます。二桁のものと三桁のものが混じり、英字で書かれたり算用数字で書かれたりします。
この数字は値段でも寸法でもありません。形の名前です。つばが曲がっているか平らか、後ろで大きさを変えられるか固定か、そういった違いが番号で呼び分けられています。
数字を知らないまま写真だけを見ると、どれも似た帽子に見えます。実際には、かぶれる人も似合う場面も別のものです。並んだ品を見比べるときに、いちばん最初につまずくのがここです。
ここでは、まず24件が頭に触れる生地でどう分かれるかを並べます。次に、番号で形が決まっている品が十一件あることを見ます。続いて、つばと留め方が使える場面をどう決めるかを押さえ、最後に相手にどんな予定があるかで絞り込みます。
24件は、頭に当たる面が何でできているかで分かれます。綿を織った品、網目を入れた品、水を弾く加工をした品、そして極端に薄く仕上げた品です。かぶったときの熱のこもり方と、洗ったあとの姿がここで変わります。
この分野でいちばん多い生地です。商品名に綿100%、コットンと書かれた品が並びます。糸を密に織ってあるので、生地そのものに厚みと張りがあります。
汗を吸うのはこの側です。頭に当たる面が水分を取り込むので、かぶっているあいだの不快さが減ります。そのかわり、吸った汗はしばらく生地に残ります。
洗うと縮むという性質もあります。乾かし方によっては寸法が変わるので、洗える品かどうかは表記を見て判断します。形を保ったまま洗える作りの品は、そこを明記しています。
後ろ半分や側面に、粗く織った生地を使った品です。商品名にメッシュと書かれています。目のあいだに隙間があるので、頭の熱が上へ抜けます。
夏に外でかぶる前提の作りです。前面だけは密に織ってあり、そこにロゴや文字が入ります。機能の要る場所と、見せる場所を分けて作られています。
隙間があるぶん、日射しも通ります。頭の上の面が網目なら、そこから光が届きます。日射しを遮ることが目的なら、網目の位置を確かめておくところです。
化学繊維の表面に薬剤を乗せた生地です。商品名に撥水、レインハットと書かれた品がこの側で、釣りや登山の場面が想定されています。雨に当たっても中まで届きません。
汗は吸いません。頭の側で出た水分は生地に留まらないので、内側が湿ったままになることがあります。汗を吸う布を別に縫い付けた品もあります。
軽くて畳めるのもこの側の性質です。生地が薄く腰がないので、丸めて鞄に入れられます。使わない時間が長い相手には、この点が効いてきます。
生地の厚みを0.2mmまで削ったと商品名に書いた品があります。頭に当てたときの重さをほとんど感じない作りで、長い時間かぶることが想定されています。首から下の服より軽い数字です。
薄いぶん、透けることがあります。明るい色ほど下が見えやすくなるので、色の選び方が変わります。二枚を重ねて透けを防いだ品もあります。
熱がこもりにくいのも薄い生地の性質です。夏に室内でかぶる場面まで見込まれていて、季節の表記が春夏と冬で分かれています。同じ形で二種類を出している店もあります。
24件のうち十一件は、同じ店の品です。商品名に9FORTY、59FIFTY、9TWENTY、9FIFTYといった数字が入ります。値段でも寸法でもなく、形の呼び名として使われています。
この分野に並ぶのは主に四つです。9FORTY、59FIFTY、9TWENTY、9FIFTYで、それぞれ別の作りを指しています。同じ店の同じ球団のロゴでも、番号が違えば別の帽子です。
商品名には数字と英字の両方が書かれます。940、5950、920といった数字だけの表記も混じります。同じものを指していると分かるまでに、少し戸惑う書き方です。
写真では見分けが付きにくいものもあります。正面から撮った一枚だけでは、つばの反りも後ろの作りも写りません。番号を手がかりにするほうが確実です。
9FORTYと9TWENTYは、つばがあらかじめ曲げてあります。顔の輪郭に沿うので、目の上にひさしが下りた形になります。かぶってすぐ馴染む側です。
59FIFTYと9FIFTYは、つばが平らなまま届きます。商品名にフラットバイザーと書かれているのがこれで、買った人が自分で曲げるか、平らのまま使うかを選びます。若い層に好まれてきた形です。
つばの反りは戻せません。曲げてしまうと平らには戻らないので、渡された側が最初に決めます。どちらが好みかは相手の側の話です。
9FORTY、9TWENTY、9FIFTYは、後ろに留め具が付いています。金具、面ファスナー、プラスチックの爪など方式は分かれますが、どれも頭の大きさに合わせて動かせます。誰がかぶっても収まります。
59FIFTYには留め具がありません。頭のまわりが一周つながっていて、寸法ごとに作り分けられています。買うときに頭囲の数字を指定する形です。
贈り物として考えると、この違いは大きく効いてきます。寸法を知らないまま渡すなら、後ろで動かせる番号を選ぶ形になります。選択肢がそこで半分に絞れます。
9TWENTYは布が柔らかく、かぶると頭の形に沿って潰れます。低く収まるので、正面から見たときの背が高くなりません。商品名に柔らかいと書かれています。
9FORTYと59FIFTYは、前面に芯が入っていて立ち上がります。ロゴが正面に平らに乗るのはこのためです。頭の上に高さが出るので、写真で見た印象とかぶった姿が変わります。
高さが出る形は、鏡の前で好みが分かれます。かぶり慣れていない相手なら、低く収まる側のほうが違和感が少なくなります。頭の大きさが強調されないためです。
商品ページに並ぶ写真は、どれも似た角度で撮られています。球団のロゴが同じなら、番号が違っても見分けはつきません。値段だけが違って見えます。
十一件の値段が散らばっているのは、作りが違うためです。芯の有無、生地の厚み、寸法の作り分けが金額に出ています。同じロゴの品を比べるなら、番号を見比べる形になります。
商品ページの説明文に、番号ごとの違いが書かれていることもあります。書かれていない場合は、後ろの写真とつばの写真を探します。二枚あれば、どの番号かは読み取れます。
前に出たひさしと、後ろの留め具。この二つが決まると、その帽子をどこでかぶれるかもほぼ決まります。生地や色より先に効いてくる部分です。
つばが水平に伸びていると、真上から来る光は遮れます。ただし斜めから差す光は、そのまま目に入ります。朝と夕方の低い日射しは、平らなつばの下をくぐります。
曲げてあるつばは、両端が下がって顔の横まで回ります。同じ長さでも、影になる範囲が広くなります。日射しを避けることが目的なら、この差が出ます。
平らなつばの品を買った人が自分で曲げるのは、この事情もあります。買った時点では平らでも、使ううちに手で曲げていく前提の作りです。曲げ方に決まりはありません。
つばが下りているぶん、上を見上げたときに視界を遮ります。歩いているときは気になりませんが、高いところを見る場面では顎を上げる形になります。作業の内容によって効いてきます。
平らなつばは、視界の上の縁がすっきりします。空を見上げる作業や、上方に注意が要る場面では、そちらのほうが楽になります。頭を動かさずに見える範囲が広く残ります。
どちらが良いという話ではありません。相手が屋外で何をする人かによって、効いてくる向きが逆になります。使う場面から遡って決める形になります。
留め具の方式は、金具、面ファスナー、爪の三つに分かれます。金属の金具はしっかり留まるかわりに、後頭部に硬いものが当たります。髪が短い人ほど、その感触が伝わります。
面ファスナーは柔らかいので当たりが優しくなります。ただし髪の長い人は、そこに絡むことがあります。爪の方式はその中間で、留める位置が段階で決まります。
写真で後ろを撮ったものがあれば、どの方式か分かります。載っていない場合は、商品名にスナップバックと書かれていれば爪の方式です。金具の品はメタルと書かれます。
後ろに留め具のない品は、頭のまわりが一周つながっています。寸法ごとに作り分けられているので、買ったあとに大きさを変えられません。伸ばすことも縮めることもできない作りです。
きついと額に跡が残り、頭が痛くなります。緩いと風で飛びます。どちらも使ってもらえなくなる原因なので、寸法を知らないまま選ぶのは難しくなります。
商品ページに頭囲の対応表が出ています。センチで書かれているので、相手の寸法が分かっていれば選べます。分からないなら、留め具の付いた品を選ぶ形になります。
つばに硬い芯が入っていると、曲げられません。鞄に押し込むと折り目が付き、戻らなくなります。この分野のキャップは、多くが芯の入った作りです。
畳める品は、つばに芯を入れないか、柔らかい素材を使っています。商品名に折りたたみと書かれた品がこれで、丸めて袋に入ります。旅行に持って行く前提の作りです。
芯のない品は、かぶったときにつばが垂れます。日射しを遮る形としては弱くなるので、そこと引き換えです。両方は成り立ちません。
24件は形も生地も分かれているので、全部を並べて比べても決まりません。相手がこれをどこでかぶるのかを先に決めると、選ぶ範囲が二件か三件まで狭まります。四つの向き先で、この分野はほぼ分かれます。
通勤や通学で毎日かぶる相手には、汗と洗濯のことが先に来ます。綿の品は汗を吸いますが、その汗が生地に残ります。洗える表記のある品なら、そこを回せます。
洗い替えとして二つ渡すという形もあります。同じ品を色違いで揃えれば、片方を洗っているあいだにもう片方をかぶれます。毎日使うものほど、この考え方が効いてきます。
内側の額に当たる部分に、汗を吸う布を縫い付けた品もあります。その布だけが汚れるので、本体が長持ちします。写真で内側が写っていれば確かめられます。
店によります。この分野には寸法ごとに作り分けられた品があり、そちらは交換の可否が商品ページに書かれています。試着せずに買う品なので、その記載を置いている店が多くなります。
贈り物として渡した場合、交換を頼むのは受け取った側になります。注文の控えや納品書が必要になる店もあるので、渡すときに一緒にしておくと動きやすくなります。包みの中に入れておく形でも構いません。
後ろで大きさを変えられる品なら、この問題そのものが起きません。寸法が読めないときは、そちらを選ぶほうが確実です。十一件のうち三つの番号がその側です。
避けたほうが収まります。この分野に並ぶロゴは、実在する球団のものです。応援している人にとっては意味のある印で、そうでない人が身に着けると据わりが悪くなります。
相手が別のチームを応援している場合は、なおさらです。同じ競技のなかで対戦する相手のロゴを渡すことになります。分からないときは避けるのが無難です。
同じ店から無地の品も出ています。この分野にも四件あり、ロゴのかわりに小さい店の印だけが入ります。相手の好みが読めないなら、そちらから選べます。
決まりはありません。この店の品には、つばの表に金色のシールが貼られた状態で届きます。正規の品であることを示す印で、剥がすかどうかは使う人が決めます。
貼ったまま使う人もいます。新しさの印として残す考え方があり、そのまま被っている姿を見かけます。剥がす人は、跡が残らないうちに剥がします。
渡す側が剥がして渡す必要はありません。届いた状態のまま包めば、相手が決められます。どちらが正しいという話ではありません。
品によって違います。頭のまわりが広く作られた品と、深さがある品があり、両方を兼ねた品もあります。頭囲が標準でも深さが足りない人がいるので、この二つは別の話です。
寸法の表が商品ページに出ていれば、そこで判断できます。頭囲の数字と高さの数字の両方が書かれている品なら、どちらの向きに大きいかが分かります。表がない品は、かぶった写真から推し量る形になります。
深さが選べると書いた品もあります。同じ商品ページのなかで浅い側と深い側を用意していて、注文のときに指定します。相手の寸法が読めないときの逃げ道になります。
崩れる前提で作られています。丸めて袋に入れることを想定しているので、広げれば元の形に戻ります。折り目が残らない生地が選ばれています。
つばに硬い芯を入れていないので、かぶったときのひさしは柔らかく垂れます。畳めることと形を保つことは同時に成り立ちません。どちらを取るかで選ぶ品が変わります。
洗える表記が付いていることも多い側です。畳めるということは、水に通しても中で偏らないということでもあります。手入れの手間が少なくて済みます。
相手が何を着る人かで決まります。ロゴの入った品は、その印がそのまま装いの一部になります。服にも文字や図柄が多い相手なら、揃って見えます。
無地の品は、合わせるものを選びません。この分野には無地と商品名に書いた品が四件あり、店の印だけが小さく入ります。相手の服装が読めないなら、そちらのほうが外れません。
ロゴが刺繍か、印刷かでも印象が変わります。刺繍は糸の厚みが出るので、光の当たり方で見え方が動きます。写真を拡大すれば見分けられます。
頭囲の数字が商品ページに出ているかを見ます。寸法ごとに作り分けられた品では、この数字を指定して注文します。書かれていない品は、後ろで大きさを変えられる作りだと読めます。
内側に汗を吸う布があるかも確かめます。額に当たる部分に別の布を縫い付けた品なら、汚れがそこに集まります。本体を洗う回数が減るので、長く使ってもらえます。
つばの芯の硬さも見ておきます。硬い芯が入っていれば形が保たれ、入っていなければ畳めます。写真でつばの断面が写っていることは少ないので、折りたたみと書かれているかで判断します。
洗えるかどうかの表記も探します。頭に直接かぶるものなので、汗と皮脂が付きます。洗える品なら、汚れたときに戻せます。
最後に、相手が帽子をかぶるのが屋外か屋内かを考えます。日射しや雨から守るための道具なのか、身に着けるものの一つなのかで、要る作りが入れ替わります。屋外なら覆う範囲、屋内なら見た目と軽さが先に来ます。
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