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お食事エプロンは、一日に何度も汚れるものです。保育園に通っている子の家なら、何枚あっても余りません。値段のはるものは自分では買いにくいので、しっかりしたものをもらうと、毎日の食卓で差が出ます。
選ぶときに最初に決まるのは、袖があるかどうかです。胸元だけを守れば足りる時期と、腕まで覆わないと追いつかない時期があります。
商品名には「袖なし」「ノースリーブ」「半袖」「長袖」「袖付き」といった言葉が並びます。袖なしのものは胸から膝の上までを覆い、腕は出たままです。長袖のものは服の上から着せる形になり、手首まで隠れます。
長袖のものは「スモック」とも呼ばれます。幼稚園で着る上っ張りと同じ呼び方で、頭からかぶるか、後ろで留めるかして着せます。半袖のものは、袖なしと長袖の中間で、肘のあたりまでを覆います。
離乳食が始まるのは生後五、六か月ごろです。この時期は口へ運んでもらうだけなので、こぼれるのは胸元だけで、袖なしのもので足ります。
七か月から十一か月ごろになると、子どもが手でつかんで食べ始めます。ここから汚れる範囲が一気に広がり、袖口から肘まで届きます。腕まで覆えるものが要るのは、この時期からです。二歳から三歳のあいだに、こぼさず食べられるようになって卒業していきます。
半袖を着ている季節に長袖のものを着せると、子どもは暑がって嫌がります。逆に長袖の服の上から袖なしのものを着せれば、袖口は汚れたままです。着ている服の袖に合わせるという決め方が、いちばん外れません。
季節ごとに使い分けることになるので、袖なしと長袖の両方を持っている家が多くなります。片方しか持っていない相手には、持っていないほうを渡すと、そのまま出番ができます。
月齢で書かれたものと、「80-90cm」のように身長で書かれたものがあります。どちらの書き方も並んでいるので、相手の子の月齢と、着ている服のサイズを両方つかんでおくと迷いません。
値段のほうは、素材とセットの枚数で決まります。三枚組や四枚組で売られているものが多く、一枚あたりの値段はそのぶん下がります。一枚ものはシリコンや、贈りものとして作られたきれいなものに多くなります。
商品名によく出てくる「立体ポケット」「3Dポケット」は、裾の折り返しが袋の形に立ち上がっているものです。落ちてきたものがそこへ入るので、床や膝まで届きません。ただの折り返しだと、体に沿って潰れてしまい、受け止められません。
上のほうにもポケットの付いたものがあります。「上ポケット」「上段ポケット」と書かれているのがそれで、胸元でこぼれたものを先に受けます。下まで流れてきたものを受けるより、汚れる面が狭くて済みます。
シリコンで作られたものは、それ自体が固さを持っているので、ポケットが開いた形のまま保たれます。受ける量は布のものより多くなります。汚れはふき取れて、洗ってもすぐ乾き、カビも生えません。
かわりに重く、かさばります。硬いものが体に当たるのを嫌う子もいます。畳んで鞄に入れておくような使い方には向かないので、家に置いて使うものとして考えると合います。
布で作られたものは軽く、体に沿います。嫌がる子が少なく、丸めて持ち歩けます。表に防水や撥水の加工がしてあるものなら、汁ものもしみ通りません。
ただし、ポケットの立ち方はシリコンのものにかないません。縫い方でどれだけ立たせてあるかで、受ける量が変わります。畳んだ状態の写真ではなく、広げた形の写真のほうが、裾の立ち上がりまで分かります。
園では、朝のおやつ、昼食、昼寝のあとのおやつ、夕方の補食と、食事のたびに保育士が替えます。園によって食事とおやつの回数が違うので、一日に三枚から四枚は使う計算になります。汚したときの予備と、洗って乾かすあいだの替えまで入れると、八枚ほど持っている家もあります。
三枚組や四枚組で売られているものが多いのは、この数え方に合わせているからです。家で使うだけなら一枚か二枚で足りるので、園に通っている子かどうかで、渡す数が変わります。
長袖のものは着せるのに手間がかかるため、園によっては使えないことがあります。保育士が何人もの子に着せることになるので、脱ぎ着の早さが優先されます。
留め方も、園によって決まっていることがあります。マジックテープ、スナップボタン、後ろで結ぶ紐の三通りが並んでいますが、子どもが自分で外せてしまうという理由で避けられる留め方もあります。園に通っている子へ贈るなら、先に一言聞いておくほうが確かです。
園では同じようなものが何枚も並ぶので、名前が要ります。「名前タグ付き」「記名」と書かれたものには、はっきり書ける白い布が付いています。防水の生地に直接ペンで書くと、洗ううちに薄くなります。
掛けて干すための輪の付いたものもあります。園で使ったあと、そのまま掛けて乾かせる形です。乾燥機を毎日回している家に贈るなら、洗濯表示のところが分かれ目になります。防水の加工をしたものは、乾燥機に掛けられないことがあるからです。
使い始めるのは離乳食が始まる生後五、六か月ごろなので、生まれてすぐには出番がありません。そのぶん、生まれた直後にもらうものとは重なりません。離乳食が始まるころに開ける箱として渡す形になります。
サイズは、渡す時点の月齢ではなく、使い始めるころの大きさで選びます。すぐ使えるものと一緒にするなら、よだれ用のものを添える手もあります。よだれが増えるのは離乳食より早い時期なので、そちらから先に使い始められます。
園に通っている子なら、三枚か四枚あって困りません。一日に使う枚数がそれくらいなので、何枚もらっても洗い替えとして回ります。家で使うだけの家には、一枚をいいものにするほうが喜ばれます。
安いものを数だけそろえている家では、そこへ一枚だけ質の違うものが入ると、その一枚から使われます。柄のきれいなものや、名前を刺繍で入れたものが向くのは、この渡し方のときです。
決めるのは、袖のあるなしと、ポケットの立ち方と、園に持たせるかどうかです。袖で守る範囲が変わり、ポケットで受ける量が変わり、園に通っているかどうかで枚数と形が決まります。
離乳食が始まったばかりの子には、袖なしのものを。まだ口へ運んでもらう時期なので、胸元だけで足ります。手でつかんで食べ始めた子には、腕まで覆う長袖のものが要ります。夏の薄着の季節なら、半袖のものが中間に入ります。
家に置いて使うなら、シリコンのものが受ける量でいちばん強くなります。持ち歩く家や、硬いものを嫌がる子には布のものを。同じ布でも、裾が袋の形に立ち上がっているものと、折り返しだけのものとでは受ける量が違います。
園に通っている子には、三枚か四枚を。ただし、袖のあるものを断る園や、留め方の決まっている園があるので、先に一言聞いておくと確かです。名前の書ける白い布と、掛けて干す輪が付いていれば、そのまま持たせられます。
食べるときだけ着せるものとは別に、一日じゅう首に掛けておくものが要る時期があります。
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