掲載12商品 / 楽天ランキングを59日分記録して選定
時点の楽天ランキングを集計
卓上IHクッキングヒーターは、台所の火口が塞がっている日でも、卓の上でもう一品を作れる道具です。鍋を囲む日は卓の真ん中に置け、ふだんは棚にしまえます。一人暮らしを始める相手にとっては、これ一台が台所そのものになります。
ただし、贈るときに最初の関門があります。乗せられる鍋が決まっているのです。磁石の付く材質でなければ加熱しないので、相手がいま使っている鍋がそのまま乗るとは限りません。
もう一つ、出せる力の上限は家の差込口が決めています。1400ワットと1000ワットのどちらを選ぶかは、相手の台所の事情で変わります。
IHは磁力で鍋そのものを発熱させる仕組みなので、磁石の付かない金属では熱が起きません。使えるのは、鉄とその合金、ホーロー、それに磁石の付くステンレスです。見分け方は簡単で、鍋の底に磁石を当てて、くっつけば使えます。
使えないのは、アルミ、銅、耐熱ガラス、そしてIH対応と書かれていない土鍋です。土鍋は、底に鉄の粉を練り込んだものだけが乗ります。ステンレスにも磁石の付かない種類があるので、ステンレスだから大丈夫とは言い切れません。鍋の側に「IH対応」と書かれているかどうかが、いちばん早い手がかりです。
材質が合っていても、底の形が合わないと鍋が十分に発熱しません。本体は天板に触れている鍋を見つけて動くので、接する面がある程度の広さで要ります。目安は、底が平らであることと、直径が12センチ以上あることです。
中華鍋のように底の丸いものは、接する面が小さすぎて働きません。小さすぎる片手鍋も同じです。ふつうの鍋やフライパンならたいてい条件に入りますが、こだわりの鍋を使っている家ほど、この条件から外れるものが混じります。
贈り物として渡すときに、いちばん困るのが鍋の食い違いです。本体だけを渡して、相手の鍋が磁石に付かなければ、その日は何も作れません。
相手の台所を見たことがあっても、鍋の材質までは覚えていないのが普通です。分からないなら、IH対応と書かれた鍋を一つ添えて渡す手があります。鍋物をする家なら、IH対応の土鍋を合わせれば、その日から卓を囲めます。
家庭の差込口から取れるのは、一つあたり15アンペア、ワットに直すと1500ワットまでです。卓上のIHが1000ワットから1400ワットに収まっているのは、この枠の中に入れているからです。1500ワットを超える卓上型は作れません。
台所に埋め込むIHがもっと強いのは、専用の太い配線を引いているからで、差込口に挿す道具とは前提が違います。ここは値段では越えられない線です。
1400ワットのものなら、湯を沸かして煮立てるところまで無理なく使えます。1000ワットのものは火力が控えめで、煮えた鍋を温め続ける使い方に向きます。
商品名に「1000W 1400W」と両方書かれているものがあります。火力を切り替えられる機種の書き方で、上限まで出すことも、抑えて使うこともできます。切り替えの段数は機種で違うので、商品ページの説明で確かめられます。
差込口が別でも、家の中で同じ回路につながっていれば、その回路のブレーカーを分け合います。同じ回路の差込口で電子レンジを回しながら1400ワットで煮れば、落ちることがあります。
台所の差込口が少ない家や、古い建物では、ここが現実の問題になります。相手の家の事情が分からないなら、1000ワットに抑えられる機種を選んでおくと、渡したあとで困らせません。
商品名によく出る「揚げ物モード」は、140度から200度あたりで温度を決めておくと、そのまま保ってくれる働きです。食材を入れれば油の温度は下がりますが、本体が自動で火力を上げて戻します。
鍋の前に立って油を見ている必要がなくなるので、揚げ物を敬遠していた相手には、この一点で渡せます。温度の刻みは機種によって違い、加熱で六段階、揚げ物で七段階といった細かさを持つものもあります。
一分から九十九分まで設定できるタイマーが、たいていの商品に付いています。煮込みのあいだに他のことをしても、時間が来れば止まります。
切り忘れると自動で止まる作りや、天板の温度が上がりすぎると止まる作りも、ほぼ全機種にあります。比べる材料にはならないところです。
中の熱を逃がすために風を送るので、使っているあいだは音が出ます。卓を囲んで話しながら使う道具なので、静かさを売りにした機種もあります。弱い火力のときだけ音を抑える作りになっているものが多く、強い火力では相応の音が出ます。
多くは一口です。鍋を一つ乗せる大きさで、卓の上でも棚の中でも場所を取りません。
二口のものは、一つの本体に加熱部が左右に並びます。茹でながら隣で炒める、といった使い方ができるので、台所の火口が足りない家では役に立ちます。ただし一つの差込口から取れる電気は変わらないので、二口を同時に強くすることはできません。片方を強く、もう片方を弱く、という使い方になります。
二口ぶんの加熱をまかなうなら、一口のものを二台という選び方もあります。別々の回路の差込口に分けて挿せば、電気の取り合いも起きません。台所と卓で一台ずつ使う置き方もできるので、据える場所が決まっていない相手には、一口を二台のほうが融通が利きます。
渡せます。台所の火口が二つしかない家では、三品目を作るところで手が止まります。卓上のものが一台あれば、その三品目をそこで作れます。
ガス台と違うのは、卓の上に持っていける点です。鍋物や、焼きながら食べる料理は、台所で作って運ぶより、囲んだまま火にかけたほうが温かいまま食べられます。火口が一つ増えることと、卓でも使えること。この二つに意味がある道具です。
IH対応と書かれた鍋かフライパンを一つ添えると、届いたその日から使えます。底が平らで直径12センチ以上のものを選べば、条件に合います。本体だけでは料理が始まらないので、ここは一緒に渡すほうが親切です。
大きさも、相手の部屋に合わせて選びます。平らで安定した台の上に置いて使う道具なので、置ける場所の幅から本体の大きさを決めると、届いてから困りません。
決めるところは、相手の鍋、出せる力、そして口の数です。
まず鍋です。磁石が付く材質でなければ加熱しないので、アルミ、銅、耐熱ガラス、IH対応と書かれていない土鍋は乗りません。底は平らで、直径12センチ以上。相手がどんな鍋を使っているか分からないなら、IH対応と書かれた鍋を一つ添えて渡すのが確かです。
出せる力は、差込口一つから取れるのが1500ワットまでと決まっているので、1000ワットから1400ワットの範囲に収まります。1400ワットなら煮立てるところまで無理なく使え、1000ワットは温め直しに向きます。切り替えられる機種なら、同じ回路で電子レンジを使う家でも落ちにくくなります。
口の数では、二口一台と、一口二台という二通りの考え方があります。据える場所が決まっている家なら二口一台、置き場所がまだ動く家なら一台ずつ別の部屋へ回せる二台。同じ二口ぶんでも、置き方の自由さが変わります。
卓上IHは、手持ちの鍋を乗せて使う点が違います。
一人暮らしを始める相手には、火力を切り替えられる一台を、IH対応の鍋と一緒に渡します。台所の火口が足りない家には、据える場所を聞いたうえで二口のものを。鍋を囲む日のために渡すなら、IH対応の土鍋を添えれば、その日から卓の真ん中に置いてもらえます。
この記事の更新日