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この道具には、使い始める時期がはっきりあります。商品名にも生後六か月ごろからと書かれていて、それより前の赤ちゃんには使い道がありません。
出産のお祝いに渡すと、使えるようになるまで引き出しで眠ります。そのころには相手も他の贈り物で手一杯で、出てくるころには忘れられていることもあります。渡す時期がそのまま当たり外れになる道具です。
逆にいえば、時期さえ合えば確実に使われます。飲み方を覚えていくあいだ、毎日何度も口に運ばれます。壊れも汚れもするので、いくつあっても困りません。
赤ちゃんが自分で飲むための入れ物です。飲み口の作りと、外側の素材で分かれます。
ふちに口を付けて飲む形です。両側に持ち手が付いていて、赤ちゃんが自分で傾けられます。ふたに仕掛けがあって、傾けても一度に大量には出ません。倒しても中身がこぼれにくいので、机の上に置いておけます。コップで飲む練習をそのまま道具にしたものです。
いちばん数の多い形です。ふたにストローが刺さっていて、吸えば出てきます。ストローの先に重りが付いた品なら、傾けても最後まで吸えます。飲み口を閉じられる作りが多く、鞄に入れても漏れにくくなっています。
閉じ方には二通りあって、ふたを折りたたんで塞ぐものと、吸ったときだけ開く弁を入れたものがあります。前者は閉め忘れると出ますが、後者はその心配がありません。この形が主流なのは、外に持って出られるからです。
内側と外側のあいだを真空にして、中身の温度を保つ形です。夏に麦茶を入れても冷たいままで、外で長く過ごす日に効きます。そのぶん重くなります。赤ちゃんが自分で持ち上げるには重すぎることがあるので、大人が持って口元に運ぶ使い方になります。
飲み口を替えながら長く使う組です。乳首に近い形、吸い口の付いた形、ストロー、コップのふち。一つの本体に付け替えて、飲み方が進むのに合わせて変えていきます。
箱に入って届く品が多く、そのまま渡せます。どの段階の子にも渡せるので、相手の月齢がはっきり分からないときに選ばれます。
全体が曲がる素材でできた品もあります。落としても割れず、口に当たっても痛くありません。
煮て消毒でき、電子レンジにも入れられます。冷凍できるものもあり、扱いの幅が広い素材です。名前を入れられる品もこの形にあります。
この道具のいちばん難しいところは、渡したその日に使えないことが多い点です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ乳しか飲みません。この道具が要るようになるのは、離乳食が始まって水分を別に飲ませるころです。
その時期に贈っても、箱を開けるのは何か月も先です。産後の家には贈り物が集まるので、すぐ使わないものは箱ごとしまわれ、そのまま忘れられることがあります。同じ金額を出すなら、その日から使えるものを選ぶほうが届きます。
商品名の多くに、生後六か月ごろからと書かれています。座れるようになって、離乳食が始まるあたりです。
このころに渡すと、その週から使われます。生後六か月のお祝いをする家も増えているので、そこに合わせるという渡し方ができます。飲み方を覚える時期なので、失敗して汚れることも多く、替えがあって困りません。
歩き始めて外に出る時間が増えると、家で練習する品から、持って出る品に移ります。保育園に通い始める家なら、名前を書いて毎日持たせる道具になります。
このころの子には、練習用の小さいものより、中身が多く入って冷たさを保つ品が合います。値段の高いほうにそういう品が集まっているのは、この時期に買い替えが起きるからです。
ふつうのコップで飲めるようになると、この道具の役目は終わります。使う期間は一年ほどで、飲み方を覚えるための道具だからです。
だからこそ、時期を合わせる意味があります。長く使う道具ではないぶん、合っていれば毎日使われ、外れていれば一度も使われません。この差がはっきり出るジャンルです。
相手の子がもう一歳を過ぎているなら、練習用の品は飛ばします。ストローで飲めているなら、外へ持って出る品に切り替えます。
月齢が分からないときは、飲み口を替えながら使える組を選びます。いまの段階に合わなくても、次の段階で使えるので無駄になりません。
同じ形に見えても、外側が金属の品とそうでない品では働きが違います。値段の差もほとんどここから出ています。
真空にした層が熱を通さないので、朝入れた麦茶が昼まで冷たいままです。夏の外出や、公園で長く過ごす日には、この差がそのまま出ます。
保たない品は、鞄の中で外気と同じ温度になります。家で使うぶんには困りませんが、暑い日に外へ持ち出すと、ぬるくなった麦茶を飲ませることになります。
金属の品はどうしても重くなります。中身を入れると、赤ちゃんが自分で持ち上げて口に運ぶのは難しくなります。自分で飲む練習をしている時期なら、軽い品のほうが進みます。大人が持って飲ませる場面が多いなら、重さより温度を取ります。相手の子がどちらの段階かを思い出して選びます。
保つ品でも、冷たいもの専用と書かれたものがあります。白湯や麦茶を冷やして持たせる前提で作られていて、熱いものは入れられません。両方に対応する品もあります。冬に温かい白湯を持たせたい家なら、そこを見ておきます。商品名か説明に書かれているので、注文の前に読み分けます。
金属の品は、ふたとせんとストローが別々に外れます。部品が増えるぶん、毎日ばらして洗うことになります。軽い品は部品が少なく、まるごと食器洗いの機械に入れられるものもあります。毎日のことなので、相手が手洗いか機械かでも向き不向きが変わります。
ストローもパッキンも、噛まれて傷みます。替えが別に売られている品なら、そこだけ替えて長く使えます。
売られていない品は、傷んだ時点で丸ごと買い直しです。名前を入れて渡した品ほど長く使ってほしいので、替えがあるかどうかは見ておく意味があります。
金額の幅はそれほど広くありません。相手の子がどの時期かさえ分かれば、選ぶところもほぼ絞れます。
重なっても困りません。この道具は噛まれ、投げられ、床に落とされます。ストローは噛み跡が付き、パッキンは伸びていくので、同じものを二つ三つ回して使っている家が多くあります。
洗って乾かすあいだに使うものが要るという事情もあります。一つしかないと、洗った直後に飲みたがられて困ります。むしろ同じものが増えるほうが助かる場面があるジャンルです。
上の子のお下がりがある家では、飲み口や部品が傷んでいることが多くあります。本体は残っていてもストローが噛み切れている、という状態です。
新しいものを渡すと、そのまま下の子に回ります。上の子が使っていたものと同じ色柄だと取り違えるので、違う色を選ぶか、名前を入れて渡すと分かれます。
くすんだ色のものを選んでおけば外れません。並んでいる品もその系統の色が多く、男女どちらでも使えます。
絵柄の入ったものは好みが出ます。相手の家にすでに同じ絵柄のものがあるなら喜ばれますが、分からないなら無地に寄せておきます。上の子が別の絵柄を好んでいる家だと、揉める種になることもあります。
字を先に確かめます。読みは同じでも書き方が違う名前は多く、入れたあとは直せません。ひらがなで入れるか、漢字にするかも家によって考えが分かれます。
工程の日数もかかります。木の箱に入れて届く品や、書体を選べる品はとくに時間が要るので、渡す日から余裕をみて頼みます。急ぐなら名前を入れない品に切り替えるほうが確実です。
出産祝いとして売られている品なら、無料で対応している店が多くあります。箱に入った組は、そのまま包んで手渡せます。
袋に入って届く品は、包装を別に頼みます。改まった相手へ送るなら、注文の画面で指定できるかを先に見ておきます。
漏れないと書かれていても、程度に差があります。飲み口を折りたたんで閉じる作りの品は、閉め忘れればそのまま出ます。弁で止める品は、閉め忘れの心配がないかわりに、吸う力がいくらか要ります。
飲み始めたばかりの子だと、その力が足りずに吸えないことがあります。逆さにしても出ない品ほど、飲むのに慣れが要るという関係です。持ち歩く相手に渡すなら、袋に入れて鞄に入れると安心だと一言添えておきます。
品によります。煮る消毒に対応しているもの、電子レンジに入れられるもの、薬に浸けられるものがあり、対応していない部品が混じっていることもあります。
伝えるなら、その品が何に対応しているかを商品ページで確かめてからにします。渡すときに一言添えるだけで、相手が調べる手間が減ります。金属の部分がある品は、薬に浸けられないことが多い点も覚えておきます。
この道具でいちばん効くのは、渡す時期です。生まれてすぐの家に持っていくと、使えるようになるまで箱のまま待つことになります。座って離乳食が始まるころに合わせると、その週から毎日使われます。
歩き始めて外に出るようになると、必要なものが変わります。家で飲み方を覚えるための小さな品から、中身を多く入れて温度を保つ品へ。値段が二つに割れているのは、この切り替わりがあるからです。
外側が金属の品は温度を保てますが、重くなり、部品も増えます。自分で持って飲む練習の最中なら軽いほう、大人が持って飲ませるなら保つほう。相手の子がいま何をしているかを思い出して選びます。
名前を入れるなら、字と日数を先に確かめます。噛まれて傷む道具なので、替えの部品が売られているかも見ておくと長く使ってもらえます。いまどんな品が売れ続けているかは、ランキングを確かめてみてください。
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