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同じ「チョコレートケーキ」の名前でも、贈り物としてよく見るのは三つです。ガトーショコラ、テリーヌショコラ、ザッハトルテ。名前を見れば、口に入れたときの感じが読めます。
メレンゲを入れて軽く焼き上げたもの、粉を使わずねっとりさせたもの、あんずのジャムを挟んで表面を固めたもの。相手の好みで、選ぶものが変わります。
もう一つ、このジャンルには卵と乳と小麦を使わないものが並びます。子どもの集まりへ持っていくなら、そこが先に効いてきます。
商品名に付く三つの名前は、飾りではありません。作り方が違うので、食べたときの感じもはっきり分かれます。
生地にメレンゲを混ぜて焼いたものです。チョコレートの味は濃いのに、泡が入っているぶん口の中では軽く感じます。丸い型で焼くのが普通で、切り分けて出す形になります。
食後に出す場面や、重たいものが苦手な相手ならこちらです。濃さは欲しいけれど食べたあとに残したくない、という注文に応えます。
こちらは粉類をほとんど使いません。空気をあまり含ませないように作るので、ねっとりと濃い口当たりになります。長方形の型で焼くのが普通です。
チョコそのものを味わってほしい相手に向きます。ひと切れが重いので、量は少なめで足ります。ホールではなく200グラムほどの棒状で売られることが多いのは、薄く切って少しずつ食べる菓子だからです。
バターを混ぜて焼いた生地に、あんずのジャムを塗るか、二枚のあいだに挟みます。そのうえからチョコレートのフォンダンで覆うので、表面にシャリシャリした食感が加わります。
果物の酸味とチョコが一緒に来るので、三つの中ではいちばん要素が多い味です。そのぶん、あんずが苦手な相手には外れます。中身の説明にジャムのことが書かれているので、注文の前に読んでおくと分かります。
このジャンルには「卵・乳・小麦不使用」「グルテンフリー」と書かれたものが並びます。ホールを切り分けて配る席では、一人だけ別のものを出すと、その子だけ違う菓子になります。
小麦粉の代わりに米粉、牛乳の代わりに豆乳、卵の代わりに大豆タンパク。三つとも別の材料で置き換えてあるので、生地の詰まり方や口当たりは普通のケーキと変わります。
「グルテンフリー」だけが書かれたものは、小麦を外しただけです。卵や乳が入っていないとは限りません。三つとも避けたいなら、「卵・乳・小麦不使用」と三つ並べて書かれているものを探します。
ここが取り違えやすいところです。卵と乳と小麦を外した代わりに、大豆が入っています。豆乳と大豆タンパクを使っているからです。
つまり大豆が駄目な相手には、この作りは合いません。ナッツや果物が入っているものもあります。「三つ不使用」は三つを外したというだけで、誰でも食べられる保証ではありません。相手が何を避けているかを聞いていないなら、その一点だけは確かめることになります。
箱には原材料の表示が付いています。箱ごと手渡す形にしておくと、受け取った側が自分で読めます。こちらが中身を全部言い当てる必要はありません。
そのうえで、何を外した商品かは口で伝えます。表示は細かい字なので、当日にその場で読むのは大変です。「卵と乳と小麦は使っていないけれど、大豆は入っている」と一言添えるだけで、相手が確かめる手間が減ります。
同じ並びに、号数の付いたホールと、グラムや箱で量を書いたものが入っています。その日に食べきるのか、何日かに分けるのかが変わります。
「4号」「5号」「15cm」と書かれたものには、人数が添えられていることがあります。「4号(2名用〜4名用)」のような書き方です。ろうそくを立てて、その場で全員に配る形です。
書かれた人数を超えると、一切れが薄くなります。人数がはっきりしている席なら、そこに合う号数を選べば足ります。
「200グラム」「1箱」と量で書かれたものが並びます。濃いテリーヌのように、薄く切って少しずつ食べる菓子に多い書き方です。
一人か二人へ渡すなら、こちらのほうが収まります。冷蔵庫に入れておいて、食べたいときに端から切れます。人数のはっきりしない相手に大きいホールを送ると、その日に食べきれずに残ります。
日持ちの目安は、冷蔵で4日から5日、冷凍ならひと月ほど。ただし生クリームを使ったものはこれより短くなります。数字は商品ごとに違うところ。
焼いてから1日か2日置くと、素材がなじんで味が落ち着くとされています。前の日に届いても慌てなくてよい、ということです。冷蔵で届いたものなら、そのまま当日まで置いておけます。
「おのし・包装・ラッピング不可」と書かれたものがあります。冷凍で送る菓子には、掛け紙を付けられないものが混じります。
内祝いや出産祝いのお返しに使うなら、その表示を最初に見ます。味と大きさで決めてから気づくと、選び直しになります。掛け紙の要らない相手なら、そこは気にせず中身だけで選べます。
三つのうちならガトーショコラです。メレンゲが入っているぶん口の中で軽くなるので、同じ濃さでも食べたあとに残りません。
テリーヌショコラは、いちばん濃い側です。粉を使わずチョコとバターで固めているので、ひと切れの重さが違います。チョコが好きだと分かっている相手にだけ回します。ザッハトルテはあんずの酸味が入るので、甘さと濃さが一本調子にならない側です。
名前で、口に入れたときの感じが分かります。ガトーショコラはメレンゲが入るので濃いのに重くならず、テリーヌショコラは粉を使わないのでねっとり濃い。ザッハトルテはあんずのジャムとチョコの皮で、酸味とシャリシャリが加わります。あんずが苦手な相手なら、そこで一つ外れます。
卵と乳と小麦を使わないものが並んでいます。米粉と豆乳と大豆タンパクで代えたものです。ただし三つを外した代わりに大豆が入っているので、誰でも食べられる保証にはなりません。「グルテンフリー」は小麦だけの話なので、三つとも避けたいなら三つ並べて書かれているものを探します。
その日に配るものと、少しずつ食べるものがあります。号数と人数の付いたホールは席で切り分けるもの、200グラムや1箱と量で書かれたものは薄く切って何日かに分けるもの。人数のはっきりしない相手なら後者です。
日持ちは冷蔵で4〜5日、冷凍でひと月ほど。焼いてから1日か2日置くと味が落ち着くので、前の日に届いても慌てません。掛け紙を付けられない商品も混じっているので、改まった相手ならそこが最初です。
子どもも混じる誕生日の席なら、卵・乳・小麦を三つとも使わないホールを、大豆が入っていることまで伝えて渡します。そのうえなら、席にいる子が同じものを食べられます。チョコそのものを味わってほしい一人へ渡すなら、テリーヌショコラを200グラムで。冷蔵庫に置いて、端から少しずつ切れます。
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