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ドライヤーは、壊れるまで買い替えられません。毎日使っていても、乾けば用は足りているからです。贈り物として風量の大きいものが入れば、そこで乾く時間が短くなります。
まず決まるのは、どれだけ速く乾くかです。商品名に並ぶ1200Wや1400Wという数字は、風の強さを言っていません。
そして、イオンの名前が並びます。会社ごとに別の呼び方をしていて、付いている数字も横には並べられません。
商品名にいちばん大きく出ているのが、1200Wや1400Wという数字です。Wは、その道具が使う電気の大きさを表しています。風がどれだけ出るかは、この数字では決まりません。
風の量は「立方メートル毎分」で書かれます。1.2から2.0あたりが、いま売られているものの範囲です。速く乾かすことを求めるなら、1.5以上が一つの目安になります。
1.2ほどのものから2.0の側へ替えると、乾かす時間が三割から五割ほど縮まることがあります。毎日のことなので、その差は毎日効いてきます。
1200Wでも、風の通り道がうまく作られていれば速く乾きます。同じ1400Wでも、風が散ってしまえば思ったほど速くありません。電気を多く使うことと、風がまとまって出ることは、別のことです。
一般的なものは1200W前後まで、速乾をうたうものはそこから上に集まります。ワット数は、その道具がどのくらいの規模かの目安にはなります。
商品名に大きく書かれるのはワット数のほうで、風量は仕様の欄に書かれています。「大風量」という言葉だけがあって、数字が無いものもあります。
だから、商品ページを下まで開くことになります。立方メートル毎分の数字が書かれていなければ、比べようがありません。数字を出しているものと出していないものが並んでいる、と読むことになります。
同じ髪の量なら、風が強いほど早く乾き終わります。熱風が当たっている時間が短くなるということです。
温度を下げたモードを持つものが並ぶのも、熱の当たり方を減らすためです。風量で時間を縮めるか、温度そのものを下げるか。狙っているところは同じで、やり方が二通りあります。
マイナスイオン、ナノイー、プラズマクラスター、プロテクトイオン。同じ分野に、別の名前が並んでいます。どれも各社が自分のところで作った技術で、同じものを別の呼び方にしているわけではありません。
商品名に、二億、三億、八億、九億といった数が並びます。桁が大きいほうが強く見えますが、測り方をそろえた数字ではありません。
同じ会社の中で、上の機種と下の機種を比べるときには使えます。会社をまたいだ瞬間に、その数字は物差しとして働かなくなります。
ナノイーは、空気中の水分から作る非常に小さい粒です。出しているのはマイナスの側だけ。湿度と温度が決まった範囲に入っていないと、この粒は発生しません。
水分を含んでいるので、髪に潤いを与えるという方向で作られています。しっとりまとまる仕上がりを求める相手に向けた作りです。
こちらは二種類のイオンを出します。湿度や温度に関わらず出るところが、ナノイーとの違いです。
髪の静電気を抑えるという方向で作られています。冬に髪が広がる相手、細い髪の相手には、この働きが効いてきます。狙っているところが違うので、二つを同じ物差しでは並べられません。
イオンの名前は、会社ごとの持ち味の話です。同じ会社の中で機種を決めるときには効きますが、会社をまたいだ比較には使えません。
比べる物差しとして残るのは、風量と重さです。立方メートル毎分と、グラム。どの会社も同じ単位で書いているので、そこは横に並べられます。イオンの名前は、そのあとで好みとして選ぶことになります。
風を強くするには、モーターの力が要ります。そのぶん本体が重くなり、動作音も大きくなります。毎日、腕を上げて何分か持つ道具なので、この二つが渡したあとに効いてきます。
髪の長い相手なら、乾かし終わるまでに何分もかかります。その間、片手を頭のあたりに上げている時間が積み上がります。重いものは、そこで腕にきます。
商品名に「軽量」「軽い」と並ぶのは、そのためです。風量を上げると重くなるので、ふつうはこの二つが引っ張り合います。両方を大きく書いているものは、どこかで折り合いを付けています。
商品名に「BLDC」「ブラシレス」と書かれたものがあります。同じ風量を、より小さく軽い仕掛けで出すための作りです。
そのぶん値段は上がります。風量を落とさずに軽いものを探すなら、この表記が手がかりになります。腕の力が落ちてきた相手、髪の長い相手には、軽さがそのまま効きます。
大風量のものは、風の音も出ます。「静音」「低騒音」と書かれているのは、そこを抑えたという意味です。
夜に髪を乾かす家、赤ちゃんのいる家、壁の薄い住まい。そういう家では、風量と一緒に音も見ておくことになります。乾かす時間帯が決まっている相手ほど、ここが引っかかります。
柄の部分を折り畳めるものがあります。旅行や出張で持って行く前提の形です。別のこととして、海外で使えると書かれたものもあります。
家に置いて毎日使うなら、折り畳めなくても困りません。畳める作りにするぶん、握りの形が変わります。出張の多い相手か、家で使う相手かで、選ぶ側が分かれます。
壊れるまで買い替えない道具なので、持っていることと、いいものを使っていることは別です。何年も前のものを使い続けている家は珍しくありません。
見るのは、相手がいま使っているものの風量です。その数字が分からなくても、乾かすのに何分かかっているかは聞けます。長い時間かかっているなら、風量の大きいものに替われば差が出ます。すでに大風量のものを使っているなら、渡すものをこの分野の外へ移すほうが働きます。
変わります。髪が長い相手ほど、乾かす時間が長くなるので、風量と軽さの両方が効いてきます。重いものを長く持つことになるからです。
髪の短い相手なら、乾かす時間そのものが短いので、そこまで大風量でなくても足ります。そのぶんの予算を、音の静かなものや、折り畳めるものへ回せます。家族で分け合う家なら、いちばん髪の長い人に合わせておくと、全員が使えます。
どれだけ速く乾くか、そして毎日持てる重さか。この二つが決まれば、あとはイオンの好みの話になります。
先に決まるのは、風量です。Wは使う電気の大きさで、風の強さではありません。見るのは立方メートル毎分の数字で、1.2から2.0あたりが売られている範囲。速く乾かしたいなら1.5以上が目安です。商品名には出ていないことが多いので、仕様の欄まで開くことになります。
次に、重さです。風を強くするにはモーターの力が要るので、ふつうは重くなります。髪の長い相手ほど腕を上げている時間が長いので、そこが効いてきます。ブラシレスのモーターを使ったものは、その引っ張り合いを緩めた作りです。夜に乾かす家なら、音の表記もそこに加わります。
イオンの名前は、そのあとです。マイナスイオンの数は、会社をまたぐと比べられません。ナノイーは水を含んだ粒で潤いの方向、プラズマクラスターはプラスとマイナスの両方で静電気を抑える方向。相手の髪が広がるのか、ぱさつくのかで、どちらへ寄せるかが決まります。
髪の長い相手には、風量の大きいものを軽さと一緒に。夜に乾かす家には、静かなものを。出張の多い相手には、柄の折り畳めるものが、いちばんよく持ち出されます。
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