掲載13商品 / 楽天ランキングを90日分記録して選定
時点の楽天ランキングを集計
弁当箱は、割れて使えなくなることがめったにないので、買い替えの機会が来ません。ふたのゴムが硬くなっても、角が欠けても、洗えばまだ使えるので、そのまま何年も同じものを持って行きます。人からもらってはじめて、毎日の昼が新しくなります。
作る側にとっても、詰める箱が変わると献立が変わります。深さや仕切りが変わるだけで、入れるおかずの選び方が動きます。すでに一つ持っている相手でも、形の違うものなら別の使い道が生まれます。
選ぶときに最初に決まるのは、容量です。ミリリットルで書かれた数字が、そのまま食べる量を決めます。ここを外すと、多すぎて残すか、足りなくて午後に響くかのどちらかになります。
弁当箱の商品名には、容量のミリリットルと、ふたの形の呼び名が並びます。この二つが読めると、相手に合う一つに寄ります。
400から1000ミリリットルまでが並びます。この数字は、詰めたときの一食のカロリーとほぼ同じになると言われます。600ミリリットルの箱に普通に詰めれば、だいたい600キロカロリーです。
目安は、成人女性で600ミリリットル前後、成人男性で800から900ミリリットル。男性は年代でも下がっていき、20代から30代で800から1000、40代から50代で700から850、60代から先は600から750あたりに落ち着きます。育ち盛りの学生なら、成人男性よりさらに大きいものです。
迷ったから大きめを、という選び方だけは外れます。中身が少なくて隙間が空くと、持ち歩く間に片寄って、着いたときには崩れているからです。相手が普段どれくらい食べる人かを思い出して、そこに合う数字を選ぶことになります。
木を曲げて作った箱を曲げわっぱと呼びます。似た見た目で「曲げわっぱ風」と書かれたものも並んでいて、こちらは木目を写したプラスチックです。写真では見分けが付きません。
天然木に漆を塗ったものは、電子レンジにも食洗機にも入れられません。木が熱と水に弱いためです。ただし、隙間ができにくい作りにして、熱に強いコーティングをかけた木のものは、レンジも食洗機も通ります。木だから使えない、とは限りません。
曲げわっぱ風のプラスチックのほうは、はじめからレンジと食洗機に対応していて、抗菌の加工がされたものもあります。木の見た目が好きな相手に、扱いの楽なほうを渡したいなら、こちらが答えになります。
ドーム型と書かれたふたは、真ん中が盛り上がっています。高さが出るので、おかずを潰さずに詰められます。から揚げやブロッコリーのように、上に出っ張るおかずを入れる相手に向きます。
薄型と書かれたものは、書類のような形をしています。ふたからパッキンが外れない作りになっていて、四か所を留めるので、鞄に縦に入れても汁がもれません。箱のふちと仕切りの隙間も埋まっているので、おかずどうしの味が移りません。
パッキンが外れないことは、洗うときにも効きます。ふたとの間に汚れが入り込まないので、細い溝を取り外して洗う手間がありません。毎日洗う人ほど、この差が積み重なります。
同じ容量でも、一段と二段、平たいものと厚いものでは、持って行ける場所が変わります。相手の昼の様子を思い出せると、ここが絞れます。
温め直して食べる人なら、レンジに入れられるものに限られます。プラスチックのものはほぼ入れられますが、天然木のものは、熱に強い加工がされたものだけです。商品ページに「レンジ対応」と書かれているかで分かります。
温めない相手なら、この縛りがありません。冷めたご飯をおいしく食べる人や、そもそも職場のレンジが混んでいて使わない人には、天然木の箱が渡せます。木は余分な水気を吸うので、冷めても米がべたつきません。
職場にレンジがあるかどうかは、聞ける相手なら聞いてしまうのが早くなります。聞けないなら、レンジに入れられるほうを選んでおけば、どちらの職場でも使えます。
一段は、洗うパーツが少なく、膝の上に乗せても安定します。外のベンチで食べる人に向きますし、ご飯の上におかずを乗せる丼のような詰め方も、深さのある一段のほうが素直にできます。
二段はご飯とおかずが分かれるので、味が移りません。汁気のあるおかずを入れる人や、ご飯の量を自分で決めたい人に向きます。そのかわり、洗うものが倍になり、鞄の中でも場所を取ります。
鞄が小さい相手や、自転車や電車で通う相手なら、薄型が効きます。縦に立てて入れられるので、鞄の底に横たえる場所が要りません。書類の間に差し込むように収まります。
800から900ミリリットルなら、一段でも二段でも作られています。1000ミリリットルに近づくと、一段では箱がかなり深くなるか、面積が大きくなります。深い箱は下のほうまで詰めにくく、平たい箱は鞄に入りません。この大きさから先は、二段に分けたほうが持ちやすくなります。
一方で、二段は上下で容量が決まっているので、ご飯を減らしておかずを増やす、といった調整ができません。日によって食べる量が変わる相手には、一段のほうが融通が利きます。
同じ商品で容量が何段階か選べるものが並んでいます。相手の食べる量に迷ったら、その中から中くらいの数字を選んでおくと、大きく外しません。
弁当箱は、使った日の夜に洗うことになります。洗うのに手間の掛かる箱を渡すと、何度か使われたあとで棚の奥に移ります。
家に食洗機のある相手なら、そこに入れられるものが渡せます。パーツの数も効いてきます。二段は本体が二つ、ふたも二つ。仕切りが外れるものなら、それも別に洗います。一段でパッキンがふたと一体になっているものなら、洗うのは本体とふたの二つだけです。
毎日弁当を作っている相手ほど、この差が分かります。まだ作り慣れていない相手や、これから始める相手には、洗うものが少ないほうから渡しておくと続きます。
木の箱は洗ったあとに水気が残ると傷みます。ふきんで水を取って、そのあと風の通るところに置いて乾かします。翌朝また詰めるので、一晩で乾く場所が台所に要ります。
この手間を面倒と取るか、道具を持つ楽しみと取るかは、相手によります。すでに木の道具を使っている人や、手入れのある物を好む相手なら、そこも含めて喜ばれます。
そうでない相手には、曲げわっぱ風のプラスチックが同じ見た目を届けます。木のものを渡すなら、乾かす手間があることを一緒に伝えておくほうが、途中で止まりません。
ゴムのベルトが付いたものがあります。ふたが浮かないように留めるもので、鞄の中で開くのを防ぎます。付いていない箱を渡すなら、相手が別に持っているかどうかが要ります。
箸や保冷の袋が組みになったものもあります。箸箱まで一度にそろうので、これから弁当を始める相手には、その日から使い始められる形になります。
仕切りが付くかどうかも見ておけます。おかずを入れる区切りが最初からあると、詰める順番に迷いません。仕切りのない箱は、自由に詰められるかわりに、相手に慣れが要ります。
なりやすい贈り物ではあります。弁当箱は、渡した相手に毎朝の手間を求めるものだからです。作る人でない相手に渡すと、箱そのものより「作りなさい」という言葉のほうが残ります。
渡せるのは、相手が始めたいと言っていたときです。外食を減らしたい、昼を安く済ませたい、といった話が出ていたなら、その一歩目として受け取ってもらえます。この場合は、洗うものが少ない一段で、レンジに入れられるものを選ぶと、最初の一週間で止まりません。
すでに毎日作っている相手なら、この心配は要りません。むしろ使っている箱の傷み方を知っている人ほど、新しい箱を自分では買わないままにしています。いま持っているものと容量か形の違うものを選べば、使い分けに入ります。
容量のミリリットルは、そのまま一食のカロリーの目安になります。相手の性別と年代から数字を当てて、そこに近いものを選ぶ形です。中身が少ないと運ぶ間に片寄るので、大きければよいというものではありません。
ふたは、ドーム型なら高さが出ておかずを潰さず詰められ、薄型ならパッキンが外れない作りなので縦にして鞄に入れられます。一段は洗うものが少なく膝の上でも安定し、二段はご飯とおかずが分かれて味が移りません。
木の見た目のものには、天然木と、木目を写したプラスチックの両方があります。天然木は洗ったあと乾かす場所が要り、熱に強い加工のないものはレンジにも食洗機にも入れられません。相手の職場にレンジがあるなら、そこで候補が絞れます。
これから弁当を始める相手には、一段でパッキンの外れない600ミリリットル前後を、ゴムのベルトごと。毎日作っている相手には、いま使っているものと形の違うもの、たとえば鞄に立てて入る薄型を。木の道具を好む相手には、天然木の曲げわっぱを、乾かす手間の話を添えて。毎日ふたを開けるものなので、渡した箱は相手の昼にそのまま居座ります。
この記事の更新日