掲載9商品 / 楽天ランキングを59日分記録して選定
時点の楽天ランキングを集計
家で着るものは、外に出る服より後回しになります。人に見られないので、傷んでも買い替えの順番が回ってこない。そこを他人が新しくして渡せるのが、寝間着と部屋着です。
決まるのは、寝るための服として渡すのか、起きている間に着てもらうのかです。この二つが同じ名前の中に入っていて、商品名だけでは分かれません。そして夏に渡すなら、もう一つ先に決まるものがあります。
汗を吸わせる生地か、乾かす生地か。綿と書いてあるか、吸汗速乾と書いてあるかで、汗が体に残るかどうかが変わります。
寝ているあいだにも汗は出ます。その汗をどこへやるかで、この分野の生地は大きく二つに割れています。吸って抱えておくものと、吸わせずに乾かすもの。商品名の「綿100%」と「吸汗速乾」は、この二つの側の名前です。
綿は繊維の中心が空洞になっていて、通気性と吸水性の釣り合いが取れた素材です。汗をかいてもすぐには肌がべたつかず、冬は適度に暖かい。一年を通して使われるのは、この吸う力のためです。
ただし、吸える量には限りがあります。汗の多い人が真夏に厚手のものを着れば、朝まで湿ったままということが起きる。洗濯に強い素材なので、洗い替えを持てる相手なら、そこは回ります。
同じ汗を、吸って持っておくのではなく、生地の表へ移して面を広げ、乾かしてしまう作りです。濡れている時間を短くするのが、この表記の狙いになります。
夏に汗をかく相手、寝ているあいだに何度も目が覚める相手には、こちらのほうが汗が残りません。綿と比べて肌当たりは硬めになるので、手触りを大事にする相手なら、綿混と書かれたものへ寄せることになります。
速乾とシワになりにくさは、ポリエステルの利点です。ただし吸湿性は控えめで、ムレやべたつきを感じやすいという弱点が付いてきます。
生地に吸われなかった汗が肌の上に残ると、それが冷えて体温を奪うことがあります。寝るための服として渡すなら、綿の混ざった速乾のものがいちばん外れません。部屋で過ごすだけの服なら、汗の行き先はここまで気にしなくても大丈夫です。
この二つの真ん中にあるのが麻です。汗をすばやく吸って、そのまま外へ放します。加えて、繊維の作りのせいで肌との接触面積が小さく、それがそのまま涼しさになります。
肌に触れる面積を減らして涼しくしているものは、綿の側にもあります。糸をきつくねじって織り、表面に細かい凹凸を出したもの。さらっとしていると書かれた夏物は、たいてい麻か、この織り方の綿です。
上下がそろっているとは限りません。ステテコとルームパンツは、下だけの商品です。同じ名前の中に並んでいるので、写真を見ないまま注文すると、上が付いてこないことになります。
日本で作られた夏用のズボン下で、汗がズボンに移るのを防ぎ、ズボンが足にまとわりつかないようにするために履かれてきました。上着とひと組で作るものではないので、いまも下だけで売られています。
裾は膝下まであり、パンツやももひきと違って幅が広く、肌に密着しない形です。この密着しない形が、そのまま夏の部屋着として使われるようになりました。近年は色の付いたものも増えています。
下だけを渡すというのは、上は相手のTシャツで済ませてもらう、という渡し方です。すでに部屋着を持っている相手なら、下が一枚あるだけで夏がしのげます。
逆に、部屋で着るものを何も持っていない相手には、下だけでは足りません。その日から使ってもらえるかどうかが、上下そろったものを選ぶかどうかの分かれ目になります。
上下そろったものと下だけのものが同じ並びに入っているので、値段の安い順に見ていくと、下だけのものが先に出てきます。枚数の違うものを比べていることになるので、上下の有無を先に決めてから値段を見ることになります。
もう一つ、下だけのものは箱に入らずに届くことがあります。改まって渡すつもりなら、包装ができるかを先に見ておくと安心です。
家で着るものは、上より下のほうが早く傷みます。座る。床に足を付ける。洗う回数も上より多い。上はまだ着られるのに下が先に駄目になるというのが、下だけの商品が売られている理由の一つです。
だから、去年そろったものを渡した相手には、今年は下だけを足すという渡し方ができます。同じ生地の名前を選んでおけば、上下ちぐはぐに見えません。
寝るときだけの服と、夕方から寝るまで着ている服。同じ「部屋着」でも、この二つは求められるものが違います。どちらとして渡すかを決めてから、生地と形を見ることになります。
パジャマという呼び名は、寝るときに着る服に限って使われます。ここで効くのはゴムの強さと、体との隙間です。腰のゴムが強いと、寝返りのたびに引っかかります。
生地も、汗を始末できるものへ寄せます。眠っているあいだは自分で調節できないので、暑ければ蹴り、寒ければ丸まることになる。冷房を入れて寝る相手なら、夏でも薄い長袖と長ズボンのほうが着てもらえます。
ルームウェアという呼び名は、昼も夜も家で過ごすための服に使われます。寝るためのものとは限りません。
家で仕事をする相手なら、宅配便を受け取る、ごみを出す、画面に映る。玄関まで出られる見た目かどうかが、その日に着るかどうかを決めます。無地でひと組そろったもの、襟の付いたものは、その一点で選ばれています。
夏に着るものは、毎日洗う前提です。特に下は、座って過ごすぶんだけ上より汚れが早い。上下そろったものに下だけをもう一枚足しておくと、洗った日にはくものが無い、ということが起きません。
乾く早さも、ここで効いてきます。吸汗速乾と書かれたものは、夜に洗って朝までに乾く。厚い綿は、部屋干しで二日かかることがあります。
年配の相手は、寝るときの服と昼間の服を分けて着ていることが多くなります。その場合に渡して喜ばれるのは、寝るためのひと組のほうです。
若い相手なら、そのまま外に出られる見た目のもののほうが着てもらえます。同じ名前の中に、寝るための服と、起きている間の服が両方入っているのは、この二通りの着方があるからです。
渡せますが、着てもらえるのは先になります。夏用と書かれたものは半袖と短い丈で、薄い生地が使われています。涼しくなってから受け取ると、そのまましまわれることがあります。
秋や冬に渡すなら、長袖と長ズボンの組か、裏を起毛させたものへ寄せます。逆に、夏の初めに渡すのがいちばん効く分野でもあります。梅雨から夏にかけて、家で着るものが足りなくなるからです。
見え方は、相手がステテコを知っているかで変わります。もともとズボン下なので、下着を渡されたと受け取る人がいます。
その心配があるなら、上と組になったものか、部屋着として売られているものが向きます。色の付いたもの、柄のあるものは、下着の見た目から離れています。すでに使っている相手なら、枚数が増えて困るものではないので、そこは気にしなくて大丈夫です。
寝るための服か、起きている間の服か。汗を吸わせるか乾かすか。上下そろえるか下だけか。順に決めていけば、渡すものが決まります。
汗の行き先が、いちばん先です。綿は吸って抱えておき、吸汗速乾は吸わせずに乾かす。汗の多い相手と、肌当たりを大事にする相手とで、選ぶものが入れ替わります。ポリエステルだけのものは汗を吸わないので、寝るための服として渡すなら、綿が混ざっているかが分かれ目になります。
形は、上下がそろっているかどうかで先に分かれます。同じ名前の中に、上着の付かないものが混じっています。写真で上下を確かめてから値段を見ると、枚数の違うものを比べずに済みます。
夏の初めに渡すなら、綿の混ざった速乾の半袖ひと組を。家で仕事をしている相手には、そのまま玄関へ出られる無地のものを。すでに部屋着のある相手なら、ステテコを一枚というのがいちばん軽く渡せます。
この記事の更新日