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刃の長さが10センチ前後の小さな包丁が11件並んでいます。大きい包丁の脇に置いて、果物や小さい食材に使う道具です。値段の下の側と上の側では、開きがかなりあります。
作っている会社で四つに分かれます。どこの国の会社かが、刃の形や柄の作りにそのまま出ています。11件のうち、日本の会社の品は少数です。
刃をよく見ると、面がまっすぐな品と、細かい山が並んでいる品があります。この違いが、切れる相手と手入れの仕方を分けています。写真を拡大すれば判別できます。
ここでは、11件がどう分かれているかを先に並べます。そのうえで、刃の形が何を決めているかを見ます。渡す前に確かめられることも順に挙げます。
11件は、スペインの会社、スイスの会社、日本の会社、会社名を前に出していない品に分かれます。この分野は海外の会社の品が多数を占めます。商品名の頭に社名が置かれているので、見分けは付きます。
刃を拡大すると、細かい山が一列に並んだ品と、面がまっすぐな品があります。山の並んだ刃は、砥石に当てると山が削れて消えます。この分野では、その形の品のほうが多くなっています。
この二つは、性格がまるで違います。片方は消耗品に近く、もう片方は長く手を掛ける道具です。それが同じ名前の下に並んでいます。
贈る側から見ると、渡した後に起きることが変わります。使い切る道具なら、切れが落ちた時点で相手が捨てます。手入れする道具なら、その手間を相手に渡すことになります。
どちらが良いという話ではありません。相手が台所の道具に手を掛ける人かどうかで、合う側が変わります。刃の形は、そこを見分ける手がかりになります。
山の先だけが当たるので、刃全体が一度に鈍ることがありません。先が丸まっても、山と山の間の斜めの面が働きます。まっすぐな刃より、切れの落ち方が緩やかになります。
そのぶん、切れが落ちたことに気づくのも遅くなります。少しずつ効きが弱まるので、いつ替えるかの目安が立てにくくなります。手ごたえが変わったら替える形です。
食洗機に入れられる表示のある品が多いのも、この形です。手入れに手間をかけない前提で作られています。表示は説明の欄に書かれています。
山の並んだ刃を選べば、研ぐ道具や研ぎ方の話をしないで渡せます。届いたその日から使えて、手入れの説明が要りません。刃物を贈るときの負担が一つ減ります。
まっすぐな刃を渡すなら、相手がすでに研ぐ道具を持っているかどうかが関わります。持っていなければ、切れが落ちたところで止まります。そこまで含めて考える形になります。
相手の台所の様子が分からないなら、山の並んだ刃のほうが外しません。この分野で長く売れているのがその側に寄っているのも、同じ理由だと読めます。手を掛けなくても働き続ける品が残っています。
山の並んだ刃と、面のまっすぐな刃では、手の動かし方が変わります。押し引きするか、押し当てて滑らせるか。同じ食材に使っても、切り口の表情が違ってきます。
刃を前後に動かすと、山の先が食材に食い込みます。食い込んだところから裂けていくので、上から押すだけでは切れません。のこぎりに似た動かし方になります。
皮の張った野菜や果物に向いています。表面が滑って刃が逃げる相手でも、山が引っかかって止まります。商品名にトマトの語が入る品があるのは、この働きを指しています。
引く距離が要るので、狭い場所では動かしにくくなります。小さい食材を細かく刻む作業には向きません。動かせる幅を確保できるかが関わります。
山の並んだ刃は、山の先だけが当たります。当たる面積が小さいので、少ない力で食い込みます。硬い皮でも押し込む力が要りません。
まっすぐな刃は、刃の線全体が当たります。同じだけ切るなら力が要りますが、そのぶん動きが安定します。手が滑って外れる場面が減ります。
手の力が強くない相手には、山の並んだ刃のほうが扱いやすくなります。ただし前後に動かす分、刃先の行き先には気を配ることになります。どちらにも扱いの癖があります。
山の並んだ刃は、山と山の間に食材が残ることがあります。流すだけでは落ちないので、指かたわしで擦ることになります。細かい溝が増えるほど手間も増えます。
面のまっすぐな刃は、拭けば落ちます。残る場所がないためです。洗って立てておけば水も切れます。
機械で洗う家なら、対応の表示を確かめます。柄に別の材料を使った品は、熱で傷むことがあります。表示は説明の欄に書かれています。
刃の長さも作りも近い品が並ぶので、仕様の比較では決まりません。相手がこの一本を何に使うかが読めれば、刃の形が決まります。台所で使うのか、食卓で使うのかが最初の分かれ目です。
出来上がった料理を食卓で切る家なら、食卓に置ける見た目の品が合います。柄と刃の境が滑らかで、道具らしさの少ない形が並んでいます。皿の脇に置いても浮きません。
食卓で使うなら、切るのは焼いた肉やパンのような柔らかい相手が中心です。山の並んだ刃なら、押さえずに引くだけで切れます。皿を傷めにくい先の形の品もあります。
人数分をそろえたい場合は、同じ品が複数並んでいるかを確かめます。色を変えて人ごとに分ける手もあります。何色あるかは商品名か説明の欄に書かれています。
外で食事をする機会がある相手なら、覆いの付いた品が要ります。刃がむき出しのままでは持ち運べません。この分野には、収める入れ物と組にした品が並びます。
外では切る相手が決まっていません。果物も肉もパンも扱うので、何にでも当たる山の並んだ刃が向きます。研ぐ道具を持ち出せない場面でもあります。
軽さも関わります。重さを数字で書いている品があり、荷物にする前提で作られています。持ち歩く距離が長い相手ほど、その数字が効いてきます。
手が小さい相手や、大きい包丁が重いと感じている相手には、この分野の品が実用になります。刃が短いぶん、扱う範囲が手の届く中に収まります。持ち上げる重さも軽くなります。
短い刃で足りるかどうかは、切る相手の大きさによります。丸ごとのキャベツのような大きい野菜には届きません。そこは大きい包丁の役目として残ります。
一本目の道具としてではなく、脇に置く一本として渡す形になります。すでに台所にある道具と役割が分かれるので、重なりが起きにくくなります。大きい包丁を買い替える話とは切り離して渡せます。
この分野の商品名には、食卓用のナイフを指す言葉が並ぶ品が半分近くあります。台所で使う小さい包丁と、食卓で切り分けるナイフが、同じところに入っているためです。分野の名前と、実際に並ぶ品の顔ぶれがずれています。
読み分けるなら、刃の形と長さを見ます。食卓で使うことを見込んだ品は、柄と刃の境が滑らかで、先が丸めてある場合もあります。台所用の品は、先が尖っていて刃も薄くなります。
どちらとして渡すかで、相手の受け取り方が変わります。台所の道具として渡すのか、食卓に出す道具として渡すのか。渡すときに一言添えれば、使い道が伝わります。
覆いは、刃を包んでおく入れ物です。付いていれば、引き出しにそのまま入れられます。他の道具と当たっても刃が傷みません。
付いていない品は、台所に立てて置くか、刃を守る場所を相手が用意することになります。すでに包丁を差す道具がある家なら、そこに収まります。無い家では、置き場所を考えてもらう形です。
外へ持ち出す予定があるかどうかでも変わります。持ち出すなら覆いは要ります。台所から出さないなら、無くても困りません。
長さの違う二本を一組にした品があります。同じ会社の同じ系統で、刃の長さだけが違う形です。用途によって持ち替えられます。
一本ずつ買うより合計は下がります。ただし相手が二本とも使うとは限りません。片方だけを使い、もう片方が引き出しに残ることもあります。
すでに小さい包丁を持っている相手なら、組ではなく一本を選ぶほうが重なりません。持っていないなら、二本あることが最初から役に立ちます。相手の台所に何があるかで決まります。
この分野には、重さをグラムで書いている品があります。数字が小さいほど、持ったときの負担が軽くなります。長く持って作業する場面では、そこが効いてきます。
ただし、軽ければよいというわけではありません。重い品は、その重さが刃を押し込む力になります。硬いものを切るなら、重さが助けになります。
数字が書かれていない品は、柄の材料から見当を付けます。金属を一つに成形した品は重く、別の材料を柄に使った品は軽くなります。写真で境目を見れば分かります。
どちらも山の並んだ刃を持つ品があるので、写真だけでは似て見えます。違いは長さです。パン用は刃が20センチを超えるものが中心で、この分野の品はその半分ほどしかありません。
山の大きさも違います。パン用は山が大きく深く、皮の厚いものに食い込みます。この分野の品は山が細かく、小さい食材に合わせてあります。
パンを主に切る相手なら、長い刃のほうが一度で切れます。この分野の品でも切れますが、往復の回数が増えます。何を切るかで選ぶ分野が変わります。
刃の先を丸めてある品があります。刺す動きができない形です。食卓で使うことを見込んだ作りになります。
先が丸いと、皿を傷めにくくなります。切ったものを刺して口に運ぶ使い方もしません。子どもが手にする場面がある家では、そこが働きます。
台所で使うなら、先が尖っているほうが用途は広くなります。芯をくり抜く、切り込みを入れるといった作業ができます。どちらの場面が多いかで選べます。
刃の面を拡大してから決めます。山が並んでいるか、まっすぐか。ここで手入れの要否と切れる相手が決まるので、他のどの項目より先に効いてきます。
刃の長さは商品名の数字で拾えます。この分野は9センチから15センチのあいだに収まり、短いほど小回りが利きます。長いほど、切ったものを持ち上げて運べます。
柄の材料は写真の境目で見ます。刃と続けて一つの金属で作られているか、別の材料が付いているか。重さと、機械で洗えるかどうかが、ここで分かれます。
覆いが付いているかは説明の欄で確かめます。相手の台所に刃物を収める場所があるかどうかで、要否が変わります。外へ持ち出す予定があるなら要ります。
会社名は最後に見ます。この分野は海外の会社の品が多く、名前が知られているものもあります。渡された側に見当が付くかどうかは、相手によって変わります。
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