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手帳や日記帳は、続けている人ほど本体を替えません。表紙が傷んでも、中身が書けるうちは使い続ける。外から新しいものが来たときだけ入れ替わる、そういう道具です。
まず決まるのは、書くための帳面か、集めたものを収める帳面か、すでに持っている冊子を包むものか。この名前には、その三つが入っています。
そして商品名には、A5、A7、M5といった記号と、穴の数が並びます。この二つが合っていないと、中身を足せません。
A5、A6、A7、A8。それとは別に、M5。前者は紙の寸法の呼び名、後者は綴じる金具の規格の名前です。同じ商品名に並んでいますが、由来が違います。ここを分けて読まないと、大きさの見当が付きません。
A5がおよそ横148ミリ縦210ミリ。A6はその半分で、横105ミリ縦148ミリ。A7はさらに半分の横74ミリ縦105ミリ、A8で横52ミリ縦74ミリになります。
数字が大きいほど、紙は小さくなります。A8はてのひらに収まる大きさで、A5はノートに近い大きさです。並んでいる記号の数字だけを見て、大きいほうを選ぶと、届いたものが思ったより小さくなります。
システム手帳の規格には、大きいほうからA5、バイブル、ミニ6、M5という並びがあります。M5は穴が五つで、横61ミリ縦105ミリ。この並びでいちばん小さいものです。
紙のA判とは別の体系なので、M5とA7が同じくらいの大きさでも、穴の位置は同じではありません。商品名にM5と書かれていたら、綴じ具の話をしていると読むことになります。
シールを収める台紙には、三つ穴、五つ穴、六つ穴のものがあります。綴じ具の穴の数と合っていなければ、そもそも挟まりません。
穴の数が同じでも、記号が違えば位置がずれます。A5の表紙にA7の紙は綴じられないのは、そのためです。相手がすでに使っているものに足すつもりなら、記号と穴の数の両方が要ります。
M5のように小さいものは、鞄の中で場所を取りません。そのかわり、そこに綴じられる中身を作っている店が少なくなります。日記の欄も、家計簿の欄も、大きい記号なら選べるものが、小さい記号では出てきません。
だから、これから始める相手に小さいものを渡すと、続けるうちに足すものが見つからなくなります。中身を増やしていく前提なら、大きい側が長く使えます。
同じ名前の中に、性格の違う三つが入っています。紙に書き込むためのもの、集めたものを収めておくためのもの、すでに持っている冊子を包むためのもの。渡す相手のやっていることで、行き先が分かれます。
透明な台紙を綴じたものがあります。シールを貼って、はがして、貼り直せる紙が入っていて、集めたものをその上に並べていきます。
書き込む罫線や日付の欄は入っていません。日記や予定を書く道具として渡すと、当てが外れます。商品名に台紙、剥離紙、リフィルという語が並んでいるものは、この側です。
訪れた土地でスタンプを押していく形のものがあります。押す場所が決まっているので、どこへ行ったかが並んで残ります。
渡した時点では白紙で、中身は相手が作る。シールを収める帳面と、そこは同じ性格です。旅の予定がある相手に渡すと、その旅から使い始められます。
家計簿は、費目と金額を書く欄が最初から刷ってあります。何をどこに書くかが決まっているので、始めた日から手が止まりません。日記も、一日ぶんの枠の大きさで書く量が決まります。
自由に使える白紙のものとは、そこが違います。続けられるかどうかは、刷ってある欄が相手の暮らしに合っているかで分かれます。家計を細かく分けない人に、費目の多い家計簿は重くなります。
お薬手帳や母子手帳を入れるカバーが並んでいます。中身は病院や役所からもらうものなので、こちらは入れ物だけです。
診察券や保険証を入れる場所が付いていて、通院のたびに持つものが一つにまとまります。通っている人、子どもを育てている人には、白紙の帳面よりこちらが働きます。
表紙と中身が別々に売られているものがあります。買ったときに入っているのは、始めるための最初のぶん。使い切ったら、同じ記号の中身を買って足していく形です。
リフィル10枚付き、30枚付き、といった書き方をしています。この枚数で、最初にどこまで使えるかが分かります。
シールやカードをすでにたくさん持っている相手なら、10枚はすぐ埋まります。これから集める相手なら、そこまで要りません。相手の手元にどのくらいあるかで、選ぶ枚数が変わります。
表紙を持っている人が買い足すためのものです。同じものを使い続けている相手には、いちばん確実に減っていくものでもあります。
ただし、記号と穴の数が合っていなければ挟まりません。そこが分からないまま買うと、届いても使えないことがあります。聞けない相手には、表紙と中身の入ったほうが収まります。
差し替えられる形は、足していけるのが強みです。そのかわり、足したぶんだけ厚みが増して、綴じ具が閉じにくくなります。
持ち歩いて使う相手なら、どこかで使い終わった紙を抜くことになります。机に置いて使う大きさなら、厚くなっても困りません。どこで使う人かで、増やしていける量が変わります。
リングで綴じる形は、開いたまま置けるかどうかが毎日に出ます。外側を留めるのがボタンかファスナーかで、鞄の中で開いてしまうかどうかも変わります。
シールや小さい紙を入れるものなら、ファスナーのほうが中身を落としません。紙だけを綴じるなら、ボタンで足ります。何を入れる人かで、この二つが分かれます。
この分野のものは、埋めるのが相手の仕事です。費目が刷ってある家計簿でも、スタンプの場所が決まっている帳面でも、そこに入るものは相手が用意します。埋まった状態で渡せるものではありません。
そっけなさが気になるなら、最初に使うぶんを添えます。集める帳面なら台紙を数枚、書く帳面ならペンを一本。始めるところまでが揃っていれば、渡したその日から動きます。
聞くのは二つです。記号と、穴の数。A5なのかM5なのか、穴が三つか五つか六つか。記号だけでは穴の数が決まらないものがあるので、両方を聞くことになります。
聞きにくいなら、写真を見せてもらうだけでも分かります。表紙の裏か、紙の縁に記号が刷ってあることがあります。どうしても分からないなら、中身だけを渡すのはやめて、表紙と中身の入ったものにします。
書くのか集めるのか包むのか、記号と穴の数が合うか、中身をどれだけ付けるか。この順に見ていけば、渡すものが決まります。
先に決まるのは、相手がその帳面で何をするかです。集めたものを並べたい相手と、その日のことを書き残したい相手では、選ぶものがまるごと入れ替わります。通院や子育ての予定がある相手なら、白紙の帳面より、もらった冊子を包むほうが働きます。
記号は、二つの体系が混ざっています。A判は数字が大きいほど紙が小さくなり、M5は綴じ具の規格の名前。同じ商品名に並んでいても、指しているものが違います。小さい記号ほど、あとから足せる中身が減ります。
そして、中身の枚数。最初に入っているぶんで、どこまで使えるかが分かります。すでに集めているものが多い相手なら、多めに付いたものへ寄せます。
集めているものがある相手には、台紙の付いた大きめのものを。家計を見直そうとしている相手には、費目の刷ってあるものを。旅の予定がある相手には、押していく場所の決まった一冊が、いちばん早く使われます。
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