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あごだしのギフト・鉄板ランキング

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あごだしは、自分ではそこまで高いだしに手を出さない人にこそ届く贈り物です。だしは無くても料理は作れるので、後回しにされがちなところ。鍋にパックを一つ落として数分待つだけなので、渡した翌日から使い始めてもらえます。

選ぶときに最初に分かれるのは、あごだけで取ったものか、かつおや昆布と合わせたものかです。「あごだし」という名前だけでは、どちらなのか決まりません。

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あごだしの鉄板

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あごだしの選び方ガイド

トビウオのだしで、脂が少ないぶん澄みます

「あご」はトビウオのことです

あごは、九州でのトビウオの呼び名です。魚の名前だと分かると、商品名の読み方が変わります。

産地としては、長崎の平戸や五島列島が知られています。ここで揚がったものを焼いて乾かしたのが焼きあごで、商品名にこの言葉が入っていれば、その工程を通ったものです。

脂が少ないので、濃いのに澄みます

トビウオは、海面を飛ぶために運動量の多い魚です。そのぶん脂肪分が少なく、魚特有の青臭さが出ません。

ここが、あごだしのいちばんの特徴です。旨味は強く出るのに、汁が濁らず、生臭さが後に残りません。魚のだしらしい香りはきちんと立ちますが、鼻に付く重さがありません。

色と香りを保ちたい料理で効きます。吸い物、茶碗蒸し、うどんのつゆ、雑煮。汁が澄んでいることに意味がある料理では、この出方が向きます。

味噌汁やカレーのように、味も色も濃いものに使っても構いませんが、澄んでいることは分からなくなります。あごを選んだ意味が出るのは、薄い味付けのほうです。

かつおや昆布とは、旨味の出どころが違います

だしの旨味には、大きく二つの出どころがあります。かつお節に多いイノシン酸と、昆布に多いグルタミン酸。この二つが合わさると旨味が増すので、昔から合わせだしが作られてきました。

あごには、この両方が入っています。魚でありながら昆布側の成分も持っているので、一種類でも旨味がしっかり出ます。だしの中で高い部類に入るのは、この性質と、焼いて干すまでの手間の分です。

香りの出方も違います。かつお節は煙をまとったような香りが立ち、昆布は控えめに広がります。あごはその中間で、魚の香りが穏やかに立ちます。

「あごだし」でも、中身は合わせだしのことが多くあります

ここが選ぶときにいちばん外しやすいところです。「あごだし」と名乗っている商品でも、あごだけで取ったものは多くありません。

商品名や原材料には、あごと一緒に鰹節、昆布、椎茸、鯖節が並んでいるものが目立ちます。あごを加えた合わせだしという作りで、あごの澄んだ味に、かつおの香りや昆布の甘みが足されています。

どちらが良いという話ではありません。あご一種類は旨味がまっすぐ出て、合わせだしは味の幅が広くなります。澄んだ一本を渡したいならあご主体を、どんな料理にも使ってほしいなら合わせだしを、という選び分けです。

確かめる場所は、原材料の並びです。最初に書かれているものが、いちばん多く入っています。「焼きあご」が先頭にあれば、あごが主になっているものです。

味が付いているかどうかと、袋数で相手が決まります

「無添加」と書いてあっても、中身は一通りではありません

あごだしには無添加を名乗るものが多く並びます。ただ、何を足していないのかは商品によって違います。

見るところは三つ。食塩、うま味を強めるエキス類、砂糖やみりんです。

食塩が入っていると、だしの段階で味が付きます。そのまま飲めるくらいの塩気があるものは、料理に使うときに調味を減らすことになります。塩加減を自分で決めたい人には、入っていないほうが使いやすくなります。

エキス類は、魚や野菜、発酵させたものから旨味だけを取り出して濃くしたものです。だしの味を底上げするために足されます。天然のものから作られてはいますが、魚と昆布だけの味を求める人は、これも避けます。原材料の欄に「エキス」の文字が無いものは、そこまで絞った作りです。

砂糖やみりんが入ると、だしに甘みが出ます。煮物にはそのまま使えますが、吸い物には甘さが残ります。

相手が料理をする人かどうかで、選ぶものが変わります

毎日台所に立つ相手なら、味の付いていないものが向きます。自分で塩と醤油を決めたい人にとって、最初から味が付いているだしは扱いにくくなります。

料理を始めたばかりの相手なら、話が逆になります。塩気や甘みが入っているほうが、そのまま味が決まります。何も足さずに飲めるだしは、慣れていない人には親切です。

この見分けは、原材料を読めばできます。魚と昆布の名前だけが並んでいるものは前者、塩や調味料が混ざっているものは後者です。

袋数が多いので、使う頻度を考えておきます

だしパックは18袋から50袋という単位で売られていて、さらに二個組、三個組が普通に並びます。まとめて買うほど一袋あたりが安くなるためです。

毎日汁物を作る家なら、これが助かります。一日一袋使っても、50袋入りならひと月以上持ちます。

一方、週に何度か料理をする程度の相手に袋数の多いものを渡すと、使い切るまでに時間がかかります。常温で長く置けるので傷みはしませんが、箱を開けたあとは、残った袋の香りが少しずつ落ちていきます。

相手の台所で一週間に何回だしを取るか。そこを思い浮かべてから袋数を決めると、量を外しません。

置き場所を取らず、台所に立たない相手にも渡せます

常温で置けるので、相手の冷蔵庫を圧迫しません

食べ物を贈るときに引っかかるのが、相手の冷蔵庫の空きです。生鮮品や冷凍のものは、届いた時点で場所を空けてもらうことになります。

だしパックは常温で長く置けます。戸棚の隙間に入りますし、届いた日にすぐ何かをする必要もありません。受け取る側の段取りを一つも増やさないのが、この贈り物の静かなところです。

日付を指定して送るときも楽です。冷蔵便のように受け取り損ねを気にする必要がありません。留守がちな相手にも届けられます。

台所に立たない相手にも、出番が残ります

「だしを贈っても、料理をしない人には使えない」と思われがちですが、そうとは限りません。鍋に湯を沸かして、パックを一つ入れて数分。それだけで汁物になります。

だしパックの中身は、細かく砕いた魚や昆布の粉です。袋を破って、その粉をそのまま使う手もあります。味噌と具材に混ぜれば汁物の素になりますし、炒め物に振ることもできます。火にかけて待つ時間もいらないので、鍋を出すのも面倒だという相手にまで届きます。

贈答用として作られているものがあります

商品名にお中元、お歳暮、ギフトの語が付いているものがあります。箱に入り、渡す場面を見込んで作られているものです。

同じ中身でも、袋のままのものと箱入りのものがあります。まとめ買い向けの袋は安く済みますが、そのまま渡すと素っ気なくなります。改まった相手なら、箱の有無を確かめておくところです。

だしは、受け取った側に値段の見えにくい贈り物です。同じ大きさの箱でも、中身の質は使ってみるまで分かりません。改まった場面では、箱と包みが「これは選んで買ったものだ」という合図になります。

あごだしを贈るときによくある質問

小さい子どものいる家に贈っても大丈夫ですか

食塩の入っていないものなら、離乳食にも使われています。赤ちゃんはまだ塩分を受けとめる力が弱いので、まずここで分かれます。

もう一つ、始める時期にも目安があります。昆布のような植物からのだしは離乳食の初期から、かつお節や煮干しのような魚のだしは中期あたりからとされています。あごも魚のだしなので、後者に入ります。

目印は、「食塩不使用」と書いてあるかどうかです。パッケージに「離乳食にも」と書かれているものもあり、そこまで書いてあれば迷いません。塩気や旨味の足されただしは、大人の料理には便利ですが、この用途からは外れます。

子どものいる家へ渡すなら、味の付いていないものを選んでおくと、大人の料理にも子どもの分にも回せます。足りない味は、あとから足せます。

まとめ

あご主体か合わせだしか。味が付いているかいないか。袋数はどれくらいか。あごだしは、この三つを原材料と数量の表示から読み取れば決まります。

あごはトビウオのことです。脂の少ない魚なので、だしが澄みます。吸い物、茶碗蒸し、うどんのつゆ、雑煮のように、汁の色と香りをそのままにしておきたい料理でこそ、選んだ意味が出ます。味の濃い料理に使っても悪くはありませんが、澄んでいることは伝わりません。

「あごだし」と書いてあっても、中身はかつおや昆布との合わせだしであることが多くあります。澄んだ一本を渡したいなら原材料の先頭に焼きあごが来ているものへ、どんな料理にも使ってほしいなら合わせだしへ。どちらが上という話ではありません。

食塩や、うま味を強めるエキスが入っているかどうかで、選ぶものが変わります。毎日台所に立つ人には味の付いていないものを、料理を始めたばかりの人には味の決まっているものを。小さい子どもがいる家なら、食塩不使用のものが両方に回せます。

袋数は18袋から50袋、さらに二個組・三個組が並びます。箱を開けたあとは香りが落ちていくので、その家で一週間に何回だしを取るかから逆に決めます。

改まった相手には、箱に入った小さめのものを。毎日汁物を作る家には、二個組を袋のままでも構いません。子どものいる家には、食塩不使用のものを。台所に立たない相手にだけは、袋を破って粉ごと使えることを一言添えて渡すと、鍋を出さない日にも手が伸びます。

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