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ミックスナッツは、常温で置けて、毎日少しずつ減っていくものです。急いで食べてもらう必要がありません。もらったものが重なっても、片方を置いておけば済みます。
最初の分かれ目は、焼いてあるか、生かです。同じ袋の中で、そこが揃っていないことがあります。
もう一つ、ドライフルーツが入っているかどうか。入ると、商品の呼び名まで変わります。
「素焼き」という言葉が、このジャンルの商品名にはほとんど付いています。
油で揚げるのではなく、そのまま焼いたという意味です。油で揚げて作るナッツもあるので、そこと分けるための言葉になっています。焼くと香ばしさが出て、かりっとします。
「直火焙煎」と書かれているものもあります。火に直接当てて焼いたもので、火を通していること自体は素焼きと同じです。
加熱していないものは、「生」と書かれます。
焼いていないので、香ばしさは出ません。そのかわり、しっとりやわらかいまま残り、その実そのものの甘みが立ちます。
同じ実でも、焼いたものと生のものでは、噛んだときの手ごたえが別になります。かりっとした軽さを取るか、しっとりした甘みを取るかという違いです。
商品名を読むと、こういう並びが出てきます。「素焼きアーモンド、素焼きカシューナッツ、生くるみ」。同じ袋の中で、くるみだけが焼かれていないということです。
くるみは、もともと生のまま売られるのが標準です。生のほうがしっとりして甘みが残り、そしてくるみに多く含まれる油の成分は熱に弱い。焼くとその持ち味が薄れるので、焼かずに詰めるという作り方になります。
混ぜたときにも、そこがそのまま持ち込まれます。
実ごとに「素焼き」「生」が書かれている商品なら、商品名を読むだけで分かります。
まとめて「素焼きミックスナッツ」と書いてあるものは、実ごとの表記が無いことがあります。その場合は、原材料の欄に「生くるみ」と入っているかどうかを見ることになります。
かりっとした食感でそろえたい相手には、そこが効きます。しっとりしたものが一つ混ざっていると、そこだけ別の食べものになるからです。
ドライフルーツの入ったものが、「トレイルミックス」という名前で並びます。
トレイルは、ハイキングで歩く道のこと。その道に持って行くミックスという意味の英語で、山を歩くあいだの食べものとして作られたものが、そのまま名前になりました。
「フルーツナッツ」「ミックスナッツ&ドライフルーツ」と書かれているものも、同じ組み方です。
混ざるのは、レーズン、クランベリー、バナナ、マンゴー、いちじくあたりです。
ナッツだけなら、油の風味で食べます。そこに果物の甘みが入ると、間食としての性格が強くなります。色も付くので、皿に出したときに華やぎます。甘いものが好きな相手、子どものいる家なら、こちらが通ります。
酒に合わせるつもりなら、甘みは邪魔になることがあります。果物の入っていないほうです。
組み方にも理由があります。果物の糖は早くから力になり、ナッツの脂は長く続く。山を歩くあいだ、途切れさせないという考え方で組まれています。
「5種ミックスナッツ」と書いてあっても、その五つがすべてナッツとは限りません。果物が二つ入っていることがあります。
中身の並びに果物の名前が入っているかを見ることになります。商品名に「レーズン」「クランベリー」と出ていれば、そこで分かります。
同じ1キロでも、果物が混ざっていれば、ナッツはそのぶん少なくなります。
五つのうち二つが果物なら、ナッツは三種類ぶんです。重さの内訳までは書かれていないので、果物が多めに入っていることもあります。
ナッツを目当てにしている相手には、思っていたよりナッツが少ないことになります。逆に、いろいろな味が入っているほうが飽きないという相手もいます。どちらが良いかは、相手で決まるということです。
このジャンルには、無塩と有塩の両方が並びます。
無塩は、ナッツそのものの香ばしさが出ます。焼いた実の味だけになります。有塩は、塩気があるぶん食べやすい。手が止まりにくく、酒の席ではこちらが合います。
「うす塩仕立て」は、その中間です。塩気は欲しいが、強いのは避けたい相手に当たります。
塩は、たいてい実の表面に付いています。中まで染み込ませているわけではありません。
だから、ざるや容器に入れて振れば、余分な塩は落ちます。有塩を買っても、あとから薄くできるということです。
逆に、無塩へ塩を足すのは難しい。均一には付きません。
振って落とせるのは、表面の余分な分です。まったくの無塩に戻るわけではありません。
砕いてサラダにかける、菓子の生地に混ぜる。そういう料理に使ってもらうつもりなら、はじめから無塩のほうが確かです。塩が残っていると、味の設計がずれます。
そのままつまんでもらうのなら、有塩でも困りません。相手の好みが読めないなら無塩、酒を飲むと分かっているなら有塩。無塩は幅が広く、有塩は的を絞る形です。
「チャック付き」「アルミチャック付き」という言葉が、商品名に出ます。
このジャンルでよく見かけるのは、850グラムや1キロといった大きさです。一度で食べきる量ではありません。封を切ってから、何日もかけて減っていきます。
そのあいだ袋を閉じておけないと、湿気って、かりっとしたところが戻ります。チャックの付いていない袋だと、輪ゴムで留めるか、別の容器へ移すかになります。大きい袋を渡すときほど、ここが効きます。
同じ重さなら、数が増えるほど一種類あたりは減ります。
七種類が入った850グラムなら、それぞれが120グラムほどです。好きな実を続けて食べたい相手には、そこが物足りない。逆に、いろいろ食べたい相手には、数の多いほうが働きます。
相手が好きな実を知っているなら、その実の入った、種類の少ないものを選ぶという手があります。三種類なら、一つひとつが多く入ります。
混ぜたものは、そこが難しいところです。一種類だけの袋なら、その実を避けて選べますが、混ざっていると分けられません。
入っているのは、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、マカダミアあたりが中心です。家族の中に一人でも合わない人がいれば、そのどれかに当たった時点で、袋ごと食べられなくなります。
確かめられない間柄なら、この形は外します。米や小麦で作った菓子のほうへ寄せると、当たる範囲が狭くなります。
同じ袋の中で、焼いたものと生のものが混ざっています。
「素焼き」は、油で揚げずに焼いたもの。「生」は、加熱していないもの。商品名に「素焼きアーモンド、素焼きカシューナッツ、生くるみ」と並ぶのは、くるみだけを焼いていないからです。熱に弱い油の成分をそのままにするため、焼かずに詰めます。
まとめ書きの商品では、原材料の欄に「生くるみ」と入っているかどうかが手がかりになります。
ドライフルーツが混ざると、名前が変わります。「トレイルミックス」は、ハイキングで歩く道に持って行くミックス。「5種」という数字だけでは、その五つがすべてナッツとは限りません。果物が入るぶん、ナッツの量は減ります。
塩は、たいてい表面に付いているので、振れば薄くできます。ただしまったくの無塩には戻りません。つまむときの塩加減はあとから直せても、味の設計までは直せないということです。
850グラムや1キロといった大きさが中心なので、袋が閉じられるかどうかも見ておくところになります。
かりっとした食感でそろえたい相手には、実ごとの表記が全部「素焼き」のものを。酒を飲む相手には、果物の入っていない有塩を。料理にも使ってもらうなら、無塩を。山を歩く相手や、間食に置いてもらうなら、トレイルミックスを。
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