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カニは、受け取った側にいくつも仕事を頼む贈り物です。冷凍で届くので当日に家にいてもらう必要があり、庫内に置き場所も要ります。姿のまま届けば、殻をむく時間まで相手の側に渡すことになります。
そのつもりで並んでいる品を見ると、手間を先に減らした形が主流になっています。脚の身だけを抜いたポーションは殻をむかずに食べられ、生食できると書かれた品なら解かしてそのまま出せます。カット済みの品も、切れ目が入っているぶん食べるまでが早くなります。
姿のまま売られているのは、毛蟹とボイルしたずわいが中心です。卓に置いたときの見え方はこちらが上ですが、食べるための道具と時間が要ります。相手が殻をむく作業を楽しめる人かどうかで、選ぶ側が分かれます。
このジャンルでいちばん読み違えやすいのが重さの表記です。「総重量1キロ、前後700グラム」と書かれていたら、食べられるのは後ろの数字のほうです。氷の膜や殻を含んだ数字と、身の量とを分けて見ないと、届いた相手が少なく感じます。
そして甲殻類であること。この一点だけは、相手に事情があれば選べません。どんな形と大きさの品が長く売れているかは、ランキングから確かめられます。
カニはえびと同じ甲殻類で、症状の出る人がいます。家族の中に一人でも食べられない人がいると、大きな箱は持て余されます。聞ける間柄なら先に確かめ、聞けないなら別のジャンルへ振り替えるのが確実です。
好き嫌いの面でも分かれます。殻をむくのが面倒で敬遠する人もいるので、その気配があるならポーションのように手のかからない形にしておきます。
1キロのポーションは、思ったより場所を取ります。姿が2ハイ入って届けば、庫内の一段を占めることもあります。すでに詰まっている家では、ほかのものを出して詰め直してもらうことになります。
年末に贈るなら、相手の冷凍庫は正月用の買い物で埋まりがちです。量を張るより、食べきれる大きさに収めておくほうが親切です。
冷凍便で届くので、留守が続くと状態が落ちます。日付を指定できる品を選び、相手が家にいる日へ合わせておくのが前提になります。
年末は配送が混みます。大晦日に間に合わせたいなら、早めに手配して数日前に着くようにしておくほうが落ち着きます。会社宛てに送るのは、冷凍で届く品では向きません。
姿や脚のまま届く品は、はさみと時間が要ります。家族で囲んで手を動かす時間そのものを楽しむ家なら、この形が生きます。
道具のない家では、そもそも殻を開けるところで止まります。相手の台所にキッチンばさみがあるかどうかまでは分からないので、迷うなら殻から出ている形にしておきます。
「2〜3人前」といった表記が付いている品なら、そのまま人数に当てはめられます。付いていない場合は、身の量から見当をつけます。
身の重さが書かれていれば、そこから何回の食事になるかを読めます。集まりの席に出すのか、家族の夕食に出すのかで、必要な量は倍ほど変わります。
「お刺身OK」「生食可」と書かれた品は、そのまま刺身やしゃぶしゃぶに使えます。書かれていない生の品は、火を通す前提です。
この区別は、渡すときに口で伝えないと相手に伝わりません。箱を開けたあとで判断がつかなくなるので、そこだけは一言添えます。
カニのジャンルでいちばん誤解が起きるのが数字です。同じ「1キロ」でも、身の量はまるで違います。ここを読み分けられれば、金額の比較もできるようになります。
「総重量1キロ(前後700グラム)」という書き方をよく見かけます。前の数字は氷の膜まで含んだ状態、後ろが解かしたあとに手元へ残る量です。差が300グラムほど出ることもあります。
比べるときは、後ろの数字だけを並べます。片方しか書かれていない品は、どちらを指しているのかを確かめてから判断します。両方を最初から書いている店は、それだけで説明が丁寧だと言えます。
姿の品に書かれた重さは、殻を含んだ数字です。毛蟹400グラムと書かれていても、食べられるのはその一部にすぎません。ポーションの400グラムとは、まったく別の量になります。
姿とむき身を金額だけで比べると、ここで判断を誤ります。姿を選ぶのは量のためではなく、卓に出したときの見え方のためだと考えておくと納得がいきます。
脚の身を殻から抜いた品には、二種類の切り方があります。フルは一本の形をそのまま残したもので、皿に並べたときの見栄えが違います。ハーフは縦に半分に割ったもので、火の通りが早く、しゃぶしゃぶに向きます。
同じ重さならフルのほうが金額は上がります。人前に出す前提ならフル、鍋に入れて食べてもらうならハーフで足ります。
2〜3人前、といった書き方が付いている品があります。この数字は身の量から店が計算したもので、ほかに料理が並ぶかどうかまでは考えられていません。
集まりの席に出すなら表記どおりでちょうどよく、食事の主役として出すなら少し多めに見ておきます。人数の書かれていない品は、身の重さを150グラムから200グラムで割ると近い数字が出ます。
生の品は、解かしてから火を通すか、生食できる表示があれば刺身にも使えます。とろけるような食感はこちらでしか出ません。
ボイルの品は、浜で茹でて凍らせたもので、解かせばそのまま食べられます。手をかけずに済むぶん、受け取った相手の負担が軽くなります。同じ品で生とボイルを選べる場合は、相手が台所に立つかどうかで決めます。
脚や胴から身を外してまとめた品です。姿もポーションも見た目で選ぶ品ですが、これは量で選ぶ形になります。丼にする、サラダに混ぜる、玉子と炒める。料理の材料として使う相手に向きます。
見栄えは求められないので、崩れた身を安く売っている品もあります。家で気軽に使ってもらう前提なら、この形がいちばん無駄になりません。ほかの海の幸と見くらべたいなら、魚介・海鮮セットやウニも同じ目で選べます。
このジャンルでいちばん品数が多い種類です。身に上品な甘みがあり、刺身、しゃぶしゃぶ、鍋、焼きと使い道を選びません。ポーションもカットも姿も選べるので、相手の事情に合わせやすいのが強みになります。
初めてカニを贈る相手にも向きます。味の好みが分かれにくく、どんな食べ方をされても持ち味が出るためです。迷ったときにここへ戻ってくれば、大きく外すことはありません。
同じずわいでも、生で凍らせた品と浜で茹でた品があります。生のほうは解かしてからしゃぶしゃぶや刺身にでき、火の入れ方を相手に委ねられます。
茹でた品は、解かせばそのまま食べられます。台所に立つ時間の少ない相手や、届いたその日に食べたい家には、こちらのほうが親切です。姿で茹でた品は、卓に置いたときの見え方も両立します。
甲羅の中の味噌まで食べられるのが、この種類の持ち味です。身の甘みが濃く、量は多くないぶん一杯をじっくり味わう形になります。北海道産の浜茹でが主流で、400グラム前後を2尾組んだ品や、800グラムの特大が並びます。
酒を飲む相手には、これがいちばん喜ばれます。味噌を肴にする時間そのものが目当てになるので、量より一杯の質で選ぶ相手に向きます。少人数の家でも持て余しません。
脚の太さと食べごたえで選ぶ種類です。身が繊維状でしっかりしていて、焼いても茹でても存在感があります。品数は多くありませんが、超特大の脚を組んだ品が並びます。
人数の多い集まりや、卓に迫力を出したい場面で効きます。金額は上がるので、渡す相手と場面がはっきりしているときの選択になります。
本ずわいより手に取りやすい金額で、身の水分が多く甘みが立つ種類です。ほぐし身にした品が並んでいて、丼や炒め物の材料として使えます。
姿を見せる贈り物には向きませんが、量を渡したいときには合理的な選び方です。相手が料理をする人なら、この形のほうが実際に減っていきます。
味の違いは確かにありますが、贈り物としての当たり外れは形のほうが左右します。殻をむく気のない相手に姿を渡せば、どの種類でも箱のまま残ります。
まず相手が手をかけられるかを決めて、そのうえで種類を選ぶ。この順序にすると、選ぶ範囲が半分になります。食卓を一緒に彩る品を探すなら、牛肉・和牛も同じ場面で選ばれています。
このジャンルがいちばん動く場面です。日頃世話になった相手へ送るなら、姿かポーションのどちらかで見え方が変わります。改まった相手には、卓に出して形になる姿が向きます。
送る時期は早めに決めます。年末は配送が混むうえ、相手の冷凍庫も埋まっていきます。12月の中ごろまでに着くようにしておくと、相手が置き場所に困りません。
人数が読める場面なので、量で選べます。人が集まる家には、ポーションを1キロほど渡しておくと鍋にも刺身にも回せます。
手を動かす時間を楽しむ集まりなら、姿を選ぶ意味があります。はさみを何本か用意する必要があるので、渡すときにその話も添えておくと当日が滑らかになります。
殻のない形に限ります。ポーションかほぐし身なら、親が殻をむく手間なく食べさせられます。身が細かいほうが食べやすいので、ハーフポーションやほぐし身が扱いやすい形です。
姿を渡すと、親が全員分をむくことになります。楽しい時間になるはずが作業になってしまうので、そこは避けておきます。
噛む力や手の力を考えると、殻から出ている形が親切です。ポーションなら箸で食べられますし、ほぐし身なら丼や玉子とじにも回せます。
毛蟹を一杯渡すという選び方もあります。量は多くありませんが、味噌までゆっくり味わえるので、少人数で囲むにはちょうどよい大きさです。
毛蟹が効きます。甲羅に残った味噌を肴にする時間が、この贈り物の目当てになります。浜で茹でた品なら、解かしてそのまま出せます。
ずわいの脚を焼いて出す形も合います。生の品を渡せば、焼くか刺身にするかを相手が決められるので、飲み方に合わせてもらえます。
ほぐし身やハーフポーションが向きます。丼、炒め物、コロッケ、サラダと、材料として使い回せる形です。見栄えではなく量で選べるので、同じ金額でも長く楽しんでもらえます。
姿を渡すと、その日に食べきる前提になります。相手の台所の自由度を残したいなら、崩した形のほうが喜ばれることがあります。
生食できると書かれたポーションが、いちばん外れません。解かせば刺身にもなり、火を通せば鍋にもなるので、食べ方を相手に委ねられます。
量は500グラムほどに抑えておきます。1キロは冷凍庫を占めるので、相手の事情が分からないうちは張らないほうが無難です。どの形と大きさが選ばれ続けているかは、ランキングで見くらべられます。
このジャンルは金額の開きが大きく、上と下では5倍ほど違います。ただしその差は品質より、身の量と殻の有無から出ています。同じ6,000円でも、ポーション1キロと毛蟹2尾では中身の性格がまるで違います。
3,000円台に、生のカットずわいがあります。総重量1キロで正味700グラムほど、2〜3人前という書き方をした品です。初めてカニを贈る相手や、量を張りたくない場面に収まります。
切れ目が入っているので、受け取った側が食べるまでの手間も軽くなります。この金額でも鍋の主役にはなるので、家族へのちょっとした贈り物なら足ります。
5,000円台から7,000円台に、いちばん品数が集まっています。ずわいのフルポーション、生食できるハーフポーション、浜茹での毛蟹2尾、ボイルした姿の2ハイ。形の選択肢がここでいちばん広くなります。
お歳暮や年末の集まりに送るなら、この範囲で形になります。ポーションなら1キロ前後、姿なら500グラムほどのものが2つ、というのが目安です。
9,000円台に、800グラムほどの特大の毛蟹が入ります。数を渡すのではなく、一杯の大きさで見せる選び方です。味噌の量も増えるので、酒を飲む相手には効きます。
量では下の範囲に負けますが、開けたときの見え方が違います。相手が少人数で、質を分かる人だと分かっているときの選択になります。
15,000円台に、超特大のタラバが並びます。脚の太さで見せる品で、卓に出したときの迫力はこの範囲でしか出せません。生とボイルを選べる品もあります。
金額が上がるほど、相手の冷凍庫にかかる負担も増えます。大きな箱が年末に届くことになるので、送る前に一報を入れておくと相手が段取りを組めます。金額を上げるより、相手が食べきれる形を選ぶほうが結果として喜ばれることもあります。どんな形と大きさの品が並ぶかは、ランキングで見くらべられます。
1キロのポーションでも棚の一段近くを使います。姿が2ハイ入って届けば、それだけで庫内が埋まることもあります。年末は正月用の買い物で詰まっている家が多いので、量は控えめに見ておくほうが安全です。
事情が分からないなら、500グラムほどの品にしておきます。足りなければ相手が買い足せますが、入りきらない箱は置き場所から作ることになります。
冷凍便なので、日付を選べる品がほとんどです。生ものは置き配に向かないため、相手が家にいる日へ合わせておくことが前提になります。
年末は配送が混み、指定できる枠も埋まります。大晦日に間に合わせたいなら数日前に着くよう手配し、送る前に一報を入れておくと確実です。
お歳暮の需要が大きいジャンルなので、表書きに対応した品が多くあります。注文の画面で「御歳暮」「御礼」などを選べます。
冷凍便の外箱に伝票が貼られるため、のしを中に入れる形になることがあります。形の要る場面では、その扱いを注文の前に確かめておきます。
相手が殻をむく時間を楽しめるかどうかで決まります。家族で囲んで手を動かす家なら、姿のほうが場になります。卓に置いたときの見え方も、こちらが上です。
小さな子どものいる家や、年配のご家族だけの家では、むく作業が親の仕事になります。その場合はポーションかほぐし身を選ぶと、皿に出すところから始められます。
ポーションなら一人あたり150グラムから200グラムが目安です。4人家族なら1キロ弱で、鍋の主役として足ります。
姿は殻の重さを含むので、同じ数字でも食べられる量は減ります。毛蟹400グラムなら一人で一杯という見当になります。ほかに料理が並ぶ食卓なら、どちらも少なめで構いません。
一人でも食べない人がいると、大きな箱は残ります。聞ける間柄なら先に確かめておくのがいちばん確実です。
聞けない相手なら、このジャンル自体を外す判断もあります。海のものを渡したいなら、貝や魚の詰め合わせのほうが食べられる人の幅は広くなります。
伝えておくと相手が失敗しません。冷蔵庫に移してゆっくり戻すのが基本で、常温に置いたり湯をかけたりすると、身から水分が抜けて味が薄くなります。
生食できる品を刺身にするなら、完全に解けきる少し手前が切りやすい状態です。茹でてある品は解かせばそのまま食べられます。生食できるかどうかは箱を開けたら分からなくなるので、そこは口で伝えます。
家族へのちょっとした贈り物なら3,000円台、お歳暮や年末の集まりへ送るなら5,000円台から7,000円台が中心です。この範囲に形の選択肢がいちばん集まっています。
一杯の大きさで見せたいなら9,000円台の特大の毛蟹、改まった相手へ迫力を出すなら15,000円台のタラバまで見ておきます。金額を上げるほど箱も大きくなるので、相手の庫内の事情と合わせて決めます。
最初に決めるのは、相手が手をかけられるかどうかです。殻から出ている形なら皿に出すだけで済み、姿ならはさみと時間が要ります。ここで候補の半分が決まるので、種類より先に考えます。
次が数字の読み方です。総重量と正味では300グラムほど違うことがあり、姿の重さには殻が含まれます。身の量で比べるなら、後ろに書かれた数字だけを並べます。
量は人数から出します。ポーションなら一人150グラムから200グラム、姿は殻の重さを引いて考える。年末は相手の冷凍庫も埋まりがちなので、張りすぎないほうが親切です。
種類は最後で構いません。ずわいは使い道が広く、毛蟹は味噌まで味わう一杯、タラバは迫力、紅ずわいは量。相手の食べ方に当てはめれば自然に決まります。
生食できるかどうかだけは、渡すときに口で伝えます。箱を開けたあとでは判断がつかなくなるためです。どの形と大きさの品が選ばれ続けているかはランキングに出ているので、相手の台所を思い浮かべながら見くらべてみてください。
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