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受け取った人が自分で選ぶので、家にあるものと重なりません。カタログギフトは冊子か一枚のカードを渡す形で、中身は相手があとから申し込みます。食べ物にするか道具にするかも相手が決められますし、届く日も相手の都合で選べます。何人にも同じものを配る場面でも、一人ずつ中身を考えずに済みます。
形は二つに分かれます。箱に入った冊子と、はがきほどの大きさの一枚のカードです。カードのほうは封筒に入れて送れる薄さで、冊子のほうは手渡ししたときに形になります。どちらも受け取った人が番号で申し込む仕組みは変わりません。
用途ごとに別の商品が用意されているのも、この贈り物ならではです。香典返し専用のもの、赤ちゃん向けの玩具や衣類を集めたもの、宴席の景品として目録とパネルが付くもの。表紙の色や柄も選べるようになっていて、渡す場面に合わせて中身と見た目の両方を寄せられます。
商品名には「5000円コース」「10000円コース」と入っていますが、その金額を払うわけではありません。数字が二つ並んでいるので、最初は分かりにくいところです。
「5000円コース」の数字は、その冊子に並んでいるのがおおむね5000円くらいのものだ、という意味です。受け取った人はその中から一つ選びます。冊子の作りや表紙はどのコースも同じで、中に並ぶものの値段だけが変わります。
コースは細かく刻まれていて、ちょっとした礼に使う安いものから、改まった贈り物になる高いものまであります。「選べる全15コース」「選べる8コース」と商品名に入っているものもあり、同じ表紙のまま値段だけを選べるようになっています。
コース名は冊子に並ぶものの値段を指す呼び名なので、その金額を払うわけではありません。実際に払うのは、商品ページに出ている売値です。多くはコース名より少し下、同じもの、少し上と、ばらばらに並びます。
予算を決めるときは、売値で見くらべます。コース名の順に並べても、安い順にはなりません。商品名にもう一つ数字が入っていることもありますが、こちらはカタログ代を含めた定価で、払うのは売値のほうです。
受け取った側は、届いた冊子の表紙とコース名から、いくらくらいのものかを読み取ります。こちらが払った売値は相手には見えません。内祝いのように金額の釣り合いが問われる場面で目安になるのは、コース名のほうです。
いただいたお祝いの半分ほどを返すのが内祝いの目安なので、相手ごとにコースを選ぶことになります。同じ表紙でコースだけ変えられる商品なら、何人かへまとめて返すときも見た目がそろいます。
商品名にそのまま「ブックタイプ」「カードタイプ」と入っています。中身の仕組みは同じでも、渡したときの見え方と、相手のする手続きが変わります。
昔からある形で、箱に収まった冊子を渡します。手に取ったときの重みがあり、開いて眺める時間そのものが贈り物になります。申し込みは、綴じ込みのはがきを切り取って送るか、番号を入れてインターネットから頼むかのどちらかです。
改まった場面や、年配の相手にはこちらが向きます。届いたものが目に見えるので、受け取った側も何を渡されたのか一目で分かります。表紙の色や柄を選べる商品も多く、祝い事と弔事で見た目を分けられます。
はがきほどの大きさのカードに番号が印字されていて、その番号でサイトに入って選ぶ形です。商品名に「webカタログギフト」「e-order choice」と入っているものがこれにあたります。厚みがないので、封筒に入れて送れます。家具の店や生活雑貨の店が出しているのも、こちらの形です。
かさばらないぶん、渡したときの重みは冊子に劣ります。祝いの席で手渡すなら、封筒だけでは軽く映ることがあります。若い相手や、遠方へ送る場面ではこちらが扱いやすくなります。
カードタイプは申し込みがインターネットだけなので、慣れていない相手には壁になります。せっかく渡しても、期限まで手をつけずに終わることがあります。相手が普段どうやって買い物をしているかを思い出せば、判断できます。
分からないときはブックタイプにしておくと安心です。冊子ならはがきを投函する道が残っていて、インターネットからも頼めます。カードタイプは、選ぶ方法が一つしかないと思っておくほうが確かです。
同じ会社が、場面ごとに中身も付属も変えたものを出しています。汎用のものを選んでも困りませんが、専用のものを選ぶと手間が減ります。
弔いの返礼のためだけに作られたものがあります。商品名に「香典返し専用」と入っていて、そのまま「挨拶状無料」「熨斗無料」と続きます。志、満中陰志、粗供養といった表書きにも応じますし、忌明けの時期に合わせて送る前提で作られています。
中に並ぶものからは、祝い事に使うものが外してあります。商品券を選べるようにしたものもあり、受け取った側が使いやすくなっています。汎用の冊子でも用途を伝えれば対応しますが、挨拶状まで頼むなら専用のほうが早く済みます。
出産の祝いとして贈るために、玩具や衣類だけで冊子を組んだものがあります。商品名に「えらんで Baby」のように赤ちゃん向けと分かる名前が付いています。汎用の冊子は大人向けが大半なので、生まれたばかりの家ではこちらのほうが選ぶものが多く残ります。
ただし、冊子をめくって注文するのは親です。すでに道具のそろっている家では、大人向けのものも選べる汎用の冊子のほうが役に立つこともあります。二人目以降の家なら、そちらも考えてみてください。
抽選や催しの場で、当たった人にその場で目録を渡し、あとから本人が申し込む形です。旅行や施設の券を選べるものが並んでいます。品物そのものを会場に持ち込まずに済むので、幹事の荷物が減ります。
この形は、渡す相手が事前に決まっていない場面のためにあります。二次会や社内の催しで使われています。パネルは会場で見せるためのものなので、手渡しの贈り物には向きません。
中身を食べ物だけに絞ったものがあります。和牛だけを集めたもの、ご当地の名産を集めたもの、料理店の食事券を選べるもの。物が増えるのを避けたい相手には、こちらのほうが使ってもらえます。
宿泊や工房での作業といった体験を集めたものも並びます。夫婦で使える二人分の形になっているものが多く、結婚の記念や両親への贈り物に選ばれています。どちらも、汎用の冊子より載っている数は絞られます。
こちらが決めるのは、いくらのコースにするかと、冊子かカードかの二つだけです。何が届くかは相手が決めるので、そのぶん選ぶ手間は相手に渡すことになります。
久しぶりに会う親戚や、年に一度しか顔を合わせない相手には、この形が外れません。前に聞いた好みが今も同じとは限りませんが、選ぶのが相手なら、そこがずれずに済みます。食べ物だけを集めた冊子なら、選ぶ範囲も絞られて相手を迷わせません。
相手が食べ物を好むと分かっているなら、食べ物だけを集めた冊子のほうが選びやすくなります。何が好きか思い当たらないなら、食べ物も道具も載っている汎用の冊子です。表紙の見た目だけで決めると、中身が食べ物ばかりだった、ということがあります。
結婚式の引き出物や、催しの記念品として配る場面です。一人ずつ中身を変える必要がなく、持ち帰る荷物も軽くなります。同じコースで人数分そろえれば、金額もそろいます。
配る場面では、カードタイプが扱いやすくなります。かさばらず、渡すときに片手で済みます。ただし年配の参加者が多い場では、冊子のほうが確実に使ってもらえます。
住まいの狭い相手や、物を増やしたくないと口にしている相手には、この形が合います。食べ物を選べば残りませんし、体験を選べば物そのものが届きません。置き場所に困らせずに済みます。
ただし、期限までに選ばなければ何も残りません。ここが物を直接渡すのとの違いです。忙しい相手には、渡すときに期限を口で伝えておくほうが確かです。
内祝いや引き出物では、むしろこの形が標準になりました。受け取る側も見慣れていて、手抜きと受け取る人はほとんどいません。見当違いのものが届いて置き場所に困らせるより、選んでもらうほうが収まります。
気になるなら、渡し方で補えます。手紙を一枚添える、装丁の整ったものを選ぶ、菓子を一つ添える。どれか一つでもすれば、事務的な印象は消えます。
期限は設けられていますが、六か月から一年ほどあるものが多く、忘れなければ困りません。問題は、受け取った側が箱を置いたまま忘れることです。渡すときに一言添えるだけで、その心配は減ります。
送る場合は、期限の長いものを選んでおきます。相手が忙しい時期だと分かっているなら、なおさらです。期限が近づくと知らせが届く仕組みのものもあります。
商品ページに、載っているものの一部と点数が出ています。冊子ごとに顔ぶれが違うので、そこを読んでから決められます。食べ物だけ、ご当地のものだけ、といった絞り方をした冊子もあります。
同じ金額でも、載っている数は冊子によってかなり違います。数が多ければよいとも限らず、絞ってあるほうが選びやすいこともあります。相手が迷いやすい人なら、絞った冊子にしておくと決めてもらいやすくなります。
香典返し専用として作られたものには、商品名に「挨拶状無料」「熨斗無料」と入っています。文面の型が決まっていて、名前と日付を伝えれば刷ってもらえます。汎用の冊子を香典返しに使うときは、付くかどうかも料金も店ごとに違うので、商品ページで確かめることになります。
祝いの場面では、短い言葉を書けるカードに応じるものが多くなります。文面まで用意されているわけではないので、そこは自分で書くことになります。手渡しなら、口で伝えれば足ります。
最初に押さえるのは数字の読み方です。コース名は冊子に並ぶものの値段を指す呼び名で、払うのは商品ページに出ている売値のほうになります。返礼で金額の釣り合いを取るとき、相手へ伝わるのはコース名のほうです。
次が形です。ブックタイプは手渡しに向き、はがきを切り取って申し込めるので年配の相手でも困りません。カードタイプはかさばらず送りやすいぶん、パソコンやスマホからしか申し込めません。相手が普段どう買い物をしているかで分かれます。
弔いの返礼、赤ちゃん向け、宴席の景品には専用の商品があります。挨拶状や熨斗、目録やパネルまで付いてくるので、当てはまるならそちらのほうが手間が減ります。中身をご当地の食べ物や体験に絞ったものもあり、相手の好みが少しでも読めるならそこから選べます。
結婚や出産の内祝いなら、いただいた額の半分ほどのコースで、表紙の落ち着いたブックタイプを。弔いの返礼には、挨拶状と熨斗の付く香典返し専用のものが手間になりません。若い相手や、遠くへ送る相手なら、封筒に入るカードタイプ。渡すときに期限だけ一言添えておけば、あとは相手が冊子をめくって、好きなものを自分で注文できます。
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