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ビールの飲み比べセットは、贈り物のなかでも重い部類です。350mlの缶を18本入れた箱は、持ち上げると7kg近くになります。受け取った相手は、その箱を玄関から運び、冷蔵庫に入る量だけ移して、残りを常温で置くことになります。
上位に並ぶのは、いちばん少ないもので3本、多いもので24本。缶のものと瓶のものが混ざっていて、瓶は中身より容器のほうが重くなります。本数を決めるとき、味より先に効いてくるのがこの重さと置き場所です。
中身はクラフトビールが大半です。名前の通った大手のプレミアムを集めた箱は、上位15点のうち3点しかありません。値段はいちばん安いもので2,500円、高いもので5,480円です。
商品名には必ず本数と容量が入っています。350mlの缶、330mlの瓶、そして3本から24本までの刻み。この二つで、届いたあとに相手が何をするかが決まります。
缶のほうが軽く、冷蔵庫でも場所を取りません。横に寝かせても縦に立てても入るので、扉の棚やすき間に押し込めます。大手のプレミアムを集めた箱は缶が中心です。
飲む側の手間も少なくて済みます。栓を抜く道具が要らず、飲み残しても口を閉じられる形の缶もあります。相手の暮らしぶりが読めないときは、缶のほうが確実に飲まれます。
瓶は見た目で差が付きます。ラベルの意匠が缶より大きく見え、箱を開けたときの印象が違います。クラフトのブルワリーが出している箱は瓶のものが多くなります。
そのかわり重くなります。中身より容器のほうが重いので、6本でも3kgを超えます。冷蔵庫では立てて入れることになり、缶より場所を食います。渡す相手の住まいが分かっているときに選ぶ形です。
3本、4本、6本、8本、10缶、12本、18本、24本と細かく分かれています。同じブルワリーが6本と12本と24本を出していることもあり、金額はほぼ本数どおりに上がります。
ひとり暮らしの相手に18本を渡すと、冷蔵庫に入りきりません。常温で置いたぶんは冷やしてから飲むことになり、飲む速さのほうが箱に追いつかなくなります。人数と冷蔵庫を思い浮かべて、そこから本数を決めます。
上位15点のうち、大手の銘柄を集めた箱は3点だけです。残りはすべて小さな醸造所のものか、地ビールと呼ばれるものになります。この分野を開くと、まずこの偏りに当たります。
大手4社のプレミアムを集めた箱が、12本入りと18本入りで並んでいます。銘柄はどれも店頭で見かけるもので、相手が知らないということがありません。味の見当が付いているぶん、外れる心配もありません。
改まった相手や、ビールの好みを聞いたことがない相手にはこちらを選びます。缶で届くので冷蔵庫にも入りやすく、飲む側に何の手間もかけません。目新しさは無い代わりに、確実に減ります。
埼玉、岩手、京都、長野といった土地の醸造所が、それぞれ6本や8本の箱を出しています。同じ醸造所のなかで味の違うものを組む形が多く、飲み比べという名前どおりの中身になります。
相手がビールに詳しいなら、こちらのほうが話が続きます。ただし店頭で見かけない銘柄なので、渡すときに「◯◯の醸造所のもの」と説明が要ります。相手が銘柄に興味のない人だと、その説明が空回りします。
クラフトの箱には、ホップを強く効かせたものや、麦芽を深く焙煎した黒いものが混ざります。前者ははっきり苦く、後者は香ばしさとコクが前に出ます。どちらも普通のビールとは別の飲み物に近い味です。
相手がふだん飲んでいるものが分からないなら、この二つが多く入った箱は避けます。中身の内訳が商品ページに書かれているので、注文の前に何が何本入っているかを見ておきます。選べる形の箱なら、そこで外せます。
この分野には、ビール以外のものを一緒に詰めた箱が並んでいます。渡す相手の家に飲まない人がいる場面や、届いてすぐ開けてもらいたい場面で効いてきます。中身の組み方は三つに分かれます。
ソーセージやハムを添えた箱があります。届いたその日に肴がそろうので、相手が買い物に出る手間が消えます。冷蔵で届くものもあるため、受け取れる日は先に決めておきます。
酒を飲む相手には、この形が喜ばれます。ビールだけを渡すと肴は相手持ちになりますが、そこまで入っていると食卓が一度で整います。値段は同じ本数のビールだけの箱より上がります。
大手の銘柄と果汁の飲み物を組んだ箱が上位にあります。内祝いやお返しの用途を商品名に入れていて、家族に飲まない人がいる家を想定した中身です。
子どものいる家や、片方だけが飲む家にはこの形が向きます。ビールだけを送ると飲む人しか手を付けませんが、飲み物が分かれていれば全員が開けられます。改まった返礼にも使えます。
ビールと缶チューハイを混ぜた10缶の箱もあります。ビールが苦手でも酒は飲むという相手や、その日の気分で選びたい相手に合います。
種類の数は7つほどに分かれていて、飲み比べという言葉どおりの構成です。ビール一色の箱より軽い印象になるので、改まった場面より親しい相手向きです。
酒は、相手の事情を確かめずに送れない品です。飲むかどうか、家に誰がいるか、いつ受け取れるか。この三つが分かっているかどうかで、選べる箱が変わります。
6本前後の箱が収まります。冷蔵庫に一度に入る量で、飲む速さにも合います。味の違う6本なら、毎晩ひとつずつ開けて一週間ほど楽しめます。
この相手には、クラフトの箱が向きます。ふだん買わない銘柄が入っていると、一本ずつ開けるときに小さな楽しみが生まれます。苦いものや黒いものが入っていても、ひとりなら試す余地があります。
12本から24本の箱を選びます。人数がいれば重さも冷蔵庫の場所も分散するので、大きい箱が負担になりません。缶のほうが手渡しやすく、片手で持って飲めます。
集まりに持ち込むなら、味の幅は広いほうが場が持ちます。ひとりが苦手なものでも別の誰かが飲むので、内訳を気にしすぎる必要もありません。冷やす時間だけは先に伝えておきます。
大手の銘柄と飲み物を組んだ箱が、この用途を想定して作られています。表書きに対応している商品もあり、金額の刻みも3,000円台からそろいます。
相手の家族構成が分からないときほど、酒だけの箱は選びにくくなります。飲まない人がいても中身が余らない形にしておくと、返礼として無難に収まります。
金額はほぼ本数で決まります。中身がクラフトでも大手でも、1本あたりは400円台から500円台に収まるので、値段の差はそのまま量の差です。まず本数を決め、そこに付いてくる金額を見る順にします。
2,500円から3,100円ほど。クラフトの3本や6本、缶チューハイを混ぜた10缶、飲み物と組んだ箱がこの範囲です。送料が込みになっている商品が多く、金額のわりに形は整います。
ひとり暮らしの相手や、改まらない場面ならここで足ります。相手が飲むかどうか確かめきれていないときも、この大きさから始めると引き返せます。
3,600円から4,100円ほど。醸造所の6本組、選べる形の6本、肉の加工品が付いた箱がここに入ります。この分野でいちばん商品が集まる範囲でもあります。
飲む相手だと分かっている場合は、この範囲から選ぶと中身で満足してもらえます。味の内訳を選べる商品もあるので、苦手なものを外して組めます。
4,200円から5,480円ほど。大手プレミアムの12本と18本、醸造所の8本組、受賞歴を前に出した箱が並びます。
人が集まる場や、家族の多い家に渡すならこの範囲です。ただし18本は7kg近くになるので、相手の受け取りと置き場所を先に確かめます。ひとりに渡す量ではありません。
分からないなら選ばないほうが安全です。飲まない相手に酒を渡すと、置き場所だけ取って人に回すことになります。飲めない事情がある場合は、こちらが気づかなかったこと自体が気まずさになります。
どうしてもこの分野から選ぶなら、飲み物と組んだ箱にします。ビール以外が入っていれば、飲まない人でも手を付けられます。それでも不安なら、酒以外の分野に移したほうが行きちがいがありません。
送り先に成人がいない場合は届けられません。酒類は受け取りの際に年齢の確認が入ることがあり、宛名の相手が成人であることが前提になります。
妊娠中や授乳中の人がいる家でも、ほかに飲む人がいるなら問題ありません。ただし箱が目に付く場所に置かれるので、そこが気になる間柄なら別の品にします。健康上の理由で控えている相手には、はじめから選びません。
「内祝」と書き、下に贈り主の名前を入れます。出産の内祝いなら子どもの名前、快気の祝いなら「快気内祝」と場面で変わります。
酒類は掛け紙に対応していない商品も混ざっています。注文の画面で欄が開くかどうかを先に確かめ、対応していない商品しか候補にないときは、包装だけ頼んでカードを添える形にします。
ビールは酒のなかでは日持ちの短い部類で、時間が経つほど香りが落ちます。ワインのように置いて良くなる飲み物ではないので、早めに飲みきってもらう前提で選びます。
賞味期限は缶や瓶に印字されていて、商品ページにも出ています。できたてを直送すると書いている商品はとくに新しいので、その利点を活かすなら本数を絞って早く飲みきれる量にします。
喜ばれます。ふだんから飲む相手ほど、まとまった本数が届くこと自体が実用になります。目新しさが無くても、買い足す手間が減るという形で役に立ちます。
目新しさで応えたいなら、店頭に並ばない醸造所の箱にします。相手が銘柄を追う人かどうかで、この二つは分かれます。飲む量が多いだけの相手には、定番の本数の多い箱のほうが減ります。
本数が多いほど、そこは負担になります。24本入りなら空き缶が24個出て、分別と持ち出しの回数が増えます。ひとり暮らしの相手や、集合住宅で回収の日が限られている相手にはこたえます。
瓶はさらに重く、割れないよう分けて出すことになります。相手の住まいが分からないなら、缶で本数を抑えたほうが渡したあとまで気を使わせません。
この分野で最初に効くのは味ではなく、重さと冷蔵庫です。18本の箱は7kg近くになり、届いた側は入る量だけ移して残りを常温で置きます。相手の人数と住まいが読めていないと、そこで無理が出ます。
そのうえで中身を見ます。相手の好みを知らないならクラフトより大手の缶、飲む人だと分かっているなら醸造所の箱。家に飲まない人がいるなら、飲み物や肴と組んだ箱が余りません。苦いものと黒いものは好みが割れるので、内訳は注文の前に見ておきます。
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