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誕生日にろうそくを立てる相手にも、甘いものを毎日は食べない相手にも渡せるのがチーズケーキです。生クリームを塗ったケーキより酸味があるぶん、食べたあとに重たさが残りません。コーヒーにも紅茶にも合うので、食後に一切れずつ出してもらえます。
丸ごと一台で届くものが中心で、受け取った家で切り分けて食べます。何人で分けるかは切るときに決められるので、当日に一人二人増えても足ります。
最初に決まるのは、その一台をどう火に通してあるかです。焼いたものと、焼かずに冷やし固めたものでは口当たりがまるで違い、相手が濃いものを好むか、さっぱりしたものを好むかで分かれます。
商品名の頭か末尾に、この四つのどれかが書かれています。同じチーズケーキという名前でも、火の通し方が違うと味の濃さも口当たりも変わります。
クリームチーズ、卵、砂糖、小麦粉を混ぜて焼き上げます。焼くことで水分が抜けるぶん味が締まり、チーズそのものが好きな相手に向きます。四つのなかではいちばん昔からある作りです。
同じ焼いたものでも、型ごと湯を張った天板に入れて焼く作りをニューヨークと呼びます。湯を通して熱が伝わるので生地が急に固まらず、やわらかくクリーミーに仕上がります。見た目はベイクドとほとんど変わらないので、名前でしか見分けられません。
卵白を泡立ててメレンゲを作り、生地に混ぜてから湯を張った天板で蒸し焼きにします。空気を抱き込んだまま固まるので、口に入れると溶けるような軽さになります。チーズケーキは重たいと感じている相手や、年配の相手にはこれがいちばん食べやすくなります。
この作り方は日本で生まれたもので、英語では Japanese cheesecake と呼ばれています。海外で暮らす相手や、日本のものを喜ぶ相手には、その由来ごと渡せます。
クリームチーズに生クリームを合わせ、ゼラチンで固めます。火を通さないので香ばしさは出ませんが、そのぶんチーズの酸味がまっすぐ立ちます。卵を使わない作りが多いのも、焼いたものとの違いです。
冷たいままがいちばんおいしい状態なので、夏に渡すならこれが向きます。逆に、常温に戻すと崩れやすくなります。
スペインのサンセバスチャンにある小さな飲食店で生まれた作りで、日本では2018年ごろから広まりました。220度から250度という高い温度で短い時間だけ焼くので、表面が黒く焦げます。この黒さは焼きすぎではなく、カラメルの香ばしさを出すためにわざと付けたものです。
短時間で表面だけを焼くぶん、中は固まりきらずとろりと残ります。材料もクリームチーズ、卵、砂糖、生クリーム、薄力粉の五つだけで、小麦粉が少ないぶんチーズの味が濃く出ます。甘いものより酒に合うものを好む相手には、四つのなかでこれがいちばん合います。
チーズケーキはどれも冷やして運びますが、凍らせて送るものと、冷やしたまま送るものに分かれます。相手がいつ食べるかによって、選ぶほうが変わります。
凍らせたまま冷凍庫に入れておけば、二、三週間はもちます。渡す日と食べる日が離れていても困りませんし、相手の予定に合わせて食べてもらえます。誕生日に間に合わせたいときも、数日早く届けておけます。
ただし、丸ごと一台が入るだけの場所が冷凍庫に空いている必要があります。作り置きで埋まっている家では入りきらず、届いたその日に解かして食べることになります。送る前に届く日を伝えておけば、相手も場所を空けて待てます。
冷凍のまま長く置けても、解かしたあとは冷蔵の状態と同じになり、日持ちは短くなります。食べる日を先に決めて、そこに合わせて解かしてもらう形です。冷蔵庫に移してから食べごろになるまでの時間は商品ページに書かれているので、渡すときにその言葉をそのまま伝えられます。
焼き立てを冷蔵のまま送るものもあります。解かす時間が要らないので、届いた日にそのまま切り分けられます。そのかわり日持ちは短く、相手が食べきれる日数が残っているかを見ておくことになります。
当日出荷や翌日配送に応じるものもこちらです。急に決まった集まりや、渡す日が迫っているときは、こちらから探します。
同じチーズケーキでも、届いた家がすることが変わります。丸ごと一台なら誰かがナイフを入れることになり、一人分ずつ包まれたものならそのまま手渡せます。
商品名に「4号」「直径約12cm」「2名用〜4名用」と、三つ並んで出ています。号数は直径のことで、数字が一つ上がると3センチほど大きくなります。ただしチーズケーキは背が高くないので、同じ号数でも生クリームのケーキより一人分が小さくなります。人数は店ごとに見積もりが違うので、その商品に書かれている人数のほうを信じるのが確かです。
その日に人が集まる家なら、切り分けて配るところまでが誕生日の流れに入ります。逆に集まる予定のない家へ大きいものを送ると、切って残りを冷蔵庫にしまう手間だけが相手に残ります。
丸い一台のほかに、長方形に焼いたものもあります。端から同じ幅で切っていけるので、何人来るか当日まで分からなくても足ります。切り口もそろうので、皿に並べたときに見た目が整います。
小さく焼いたものを個数で売る形もあります。数種類を詰め合わせたものなら、味のくらべ方も楽しんでもらえます。一人で暮らす相手や、家族の帰る時間がばらばらな家では、こちらのほうが最後まで残さず食べてもらえます。
ただし、ろうそくを立てて切り分ける場面は生まれません。誕生日を祝う日に渡すなら、丸ごと一台のほうが相手の記憶に残ります。
渡す日に人が集まるのか、こちらが手で持って行くのか、宅配で送るのか。この三つで、選ぶ大きさも温度帯も変わります。
丸ごと一台で、集まる人数に合った号数にします。ろうそくを立てられますし、切り分けて配るところまでがその日の流れになります。冷凍で届くものなら解かす時間が要るので、当日ではなく前日までに着く日付にしておくと慌てません。
冷蔵で届くものを受け取って、そのまま持参します。凍ったものは持ち歩くうちに角から解け始めるので、当日に手で運ぶなら冷蔵のほうが扱いやすくなります。玄関先で渡して帰る場面なら、冷蔵庫へ入れてほしいことだけ口で伝えます。
相手がいつ食べるか読めないので、冷凍で日持ちするものにします。名前の知られた店のものなら、包みを解く前から相手にどこの菓子か伝わるので、間柄が遠くても失礼になりません。熨斗を掛けて表書きを入れてもらえるかは、注文のときに指定する欄があるかどうかで分かります。
暑い時季は、届いた日に受け取ってもらえるかどうかが効きます。受け取りが遅れると解け始めるためです。冷凍便は玄関前に置いておけないので、相手が家にいる日を先に聞いておくことになります。
最初に決めるのは種類です。焼いたベイクドとバスクはチーズの味が濃く出ます。メレンゲで膨らませたスフレと、火を通さずに固めたレアは軽く、食後の一切れでも重たくなりません。甘さが苦手なのか、重たいのが苦手なのかで、寄せる先が変わります。
次が届き方です。冷凍なら二、三週間そのまま置けますが、解かしたあとは日持ちが短くなります。食べる日が決まっているなら、そこから解かす時間を差し引いた日に届くよう頼みます。冷蔵で届くものは解かす手間が要らないかわり、食べきる日数が短くなります。
大きさは、商品に書かれている人数のほうに合わせます。チーズケーキは背が高くないので、号数だけで見ると一人分を多く見積もることになります。人が集まらない家なら、丸ごと一台より一人分ずつ包まれたもののほうが残りません。
誕生日にろうそくを立てる日なら、集まる人数に合わせた一台を。食後に軽く出してもらうなら、スフレかレアが喜ばれます。酒を好む相手には、焦げ目の付いたバスクが合います。相手の予定が読めないお中元や内祝いなら、冷凍で日持ちするものにしておけば、いつ食べるかを相手に任せられます。
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