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受け取った人が自分の名前で配り直せるのが、チョコレートの詰め合わせです。職場やグループへ渡すと、そこからもう一段先まで届きます。個包装のものなら、その場にいない人の机にも置いておけます。
決め手になるのは味より温度です。溶ける温度が決まっている食べ物なので、渡す時季と届け方で選べるものが変わります。常温で送れるものと、冷蔵で送るものが混ざって並んでいます。
チョコレートはおよそ28度で溶けます。25度を超えたあたりからやわらかくなり始めるので、夏の室温はもう危ない範囲です。同じ詰め合わせでも、常温で送れるものと冷蔵で送るものに分かれるのはこのためです。
同じチョコレートでも、生チョコの形にしたものは22度以下で保つ必要があります。クリームを多く含むぶん、溶けはじめる温度が低くなります。
商品名に「生チョコ」「チョコサンド」と入っていたり、「クール便配送」と書かれていたりするものがこれです。夏に贈るなら、冷蔵で運んでもらえるかどうかを先に確かめることになります。
種類によっても差があります。カカオ分の高いダークは比較的高い温度まで持ちこたえ、ホワイトがいちばん低い温度でやわらかくなります。
詰め合わせは何種類かが一箱に入るので、送り方はいちばん弱い中身に合わせることになります。ホワイトが混ざった箱を暑い時季に常温で送ると、そこだけ形が変わってしまいます。
届いた箱の中で表面が白くなっていることがあります。これはカビではありません。28度前後で溶けたココアバターが、冷えるときに固まり直して白く見える現象です。
冷蔵庫から急に出したときにも起こります。結露した水分に砂糖が溶けて、水が飛んだあとに表面へ残るためです。どちらも食べて問題はありませんが、風味と口あたりは落ちます。
夏に届けるなら、手渡しするか、クール便で送るかの二つです。常温便で送れるかどうかは商品ページの表示で分かるので、渡す時季が決まっているなら、まず届け方から商品を絞れます。
表示が無いものを暑い時季に常温で送ると、白くなった箱が届くことになります。味は変わらなくても、開けた瞬間の印象は変わります。
商品名には「ばらまき」「お配り」「大人数」「子供会」「会社」と、配る前提の言葉が並びます。受け取った人がさらに人へ配ることまで見込んだ商品が、この分野の中心です。
配る前提なら、商品名の個数が配れる人数を決めます。「16個入」「24本入」「40個」のように、箱の中にいくつ入っているかが書かれています。
渡す先の人数より少し多めが安全です。職場なら休みの人がいますし、子供会なら当日に増えることもあります。余ったぶんは、受け取った人の手元に残るだけで困りません。
一方で、「360g」のようにグラムだけで書かれたものもあります。この書き方だと数が読めないので、人数に合わせたいときは個数の書かれたものを探します。「4〜15個」のように幅で書かれたものも、選ぶ中身によって数が変わる形です。
「5種セット」「7種」「3種セット」と書かれたものは、中身を混ぜて詰めた形です。一人か二人で食べてもらうなら、数より種類のほうが効きます。
同じものが続かないので、途中で手が止まりません。相手の好みが分からないときも、種類が多ければ、そのうちのどれかは口に合います。
配る相手が職場なら、見るところは三つです。個包装であること、常温で置けること、日持ちすること。
全員がその場にそろうとは限らないので、個包装なら、いない人の机に置いておけます。常温なら、共有の冷蔵庫を空けてもらう手間をかけません。日持ちすれば、受け取った人が自分の都合で食べられます。夏に冷蔵のものを職場へ送ると、この二つ目が満たせなくなります。
商品名に「熨斗対応」と書かれたものがあります。退職や転職の挨拶、内祝いのように名前を残す場面では、この表示のある商品から選ぶことになります。
配る前提の大容量のものは、熨斗に対応していないことがあります。改まった相手に渡すぶんと、配ってもらうぶんを分けて注文するという手もあります。
商品名には中身の素材も書かれています。素材の名前まで読むと、渡してよい相手かどうかが分かります。
「ピーカンナッツ」と書かれたものが並びます。クルミ科の木の実で、見た目もクルミに似ています。
違うのは味です。クルミにある苦味と渋みが、ピーカンナッツにはありません。やさしい甘さとサクッとした食感なので、クルミの渋みが苦手だという相手にも向きます。脂質が多いぶん、口に入れたときの濃さが出ます。
ナッツの入った商品は、アレルギーで食べられない人がいます。配る先に一人でも心当たりがあるなら、中身に木の実の入らないものが無難です。
配る前提の大容量のものは、受け取った人がさらに誰へ配るかまで、こちらでは分かりません。そういう箱こそ、商品名に素材の書かれたものにしておくと、渡された側が判断できます。
同じ商品を数だけそろえた箱と、いくつかの銘菓を組み合わせた箱があります。数をそろえた箱は一人あたりの中身が同じなので、配るときに迷いません。
商品名に地域の名前が入ったものは、その土地の菓子をまとめた形です。中身がそろっていないので配るには向きませんが、相手がその土地に縁があるなら、選んだ理由をそのまま言葉にできます。
受け取る側から見ると、配れる箱は使いでがあります。職場やグループの中で自分の名前で配り直せるので、渡された人が動きやすくなります。個包装のものが選ばれているのは、そのためです。
失礼になるとしたら、改まった相手に大容量の箱だけを渡したときです。退職の挨拶や内祝いのように名前を残す場面では、熨斗を掛けられる箱を別に用意して、配ってもらうぶんと分けます。
相手の住所を知らなくても送れる仕組みに対応した商品です。受け取る人が自分で届け先を入力するので、こちらはメッセージを送れる手段さえあれば足ります。
職場の人や、住所を聞きにくい相手に渡すときに使えます。ただし相手が受け取りの手続きをしないと届きません。手渡しできる相手なら、普通に注文して持って行くほうが確実です。
職場やグループへ配ってもらうなら、個包装で常温のものを、人数より少し多めにそろえるのをお勧めします。共有の冷蔵庫を空けてもらう手間もかかりませんし、数が余っても受け取った人の手元に残るだけです。
一人か二人で食べてもらうなら、数ではなく種類の多いものにします。「5種」「7種」と書かれた箱なら、そのうちのどれかは口に合います。改まった相手に渡すなら、「熨斗対応」の表示があるかどうかも合わせて見ます。
夏に掛かるなら、届け方から決めます。28度で溶ける食べ物で、生チョコタイプなら22度以下です。常温で送ると、白くなった箱が届くことがあります。冷蔵で運んでもらえるものを選ぶか、手渡しにします。
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