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このジャンルには、性格の違う二つの買い方が同居しています。一つは、贈るための液体です。瓶に入ったアイスコーヒーが三本から五本、箱に収まって届く。のしを付けられ、名前を入れられます。
もう一つは、飲むためのケース買いです。数十本がひと箱にまとまって届き、体裁のための包みは付いていません。
そのため、このジャンルを見るときは、まずどちらを探しているのかを決めることになります。渡すのか、飲んでもらうのか。そこが決まっていないと、値段の並びが意味をなしません。
先にここを決めると迷いません。決まれば、見る範囲は半分になります。贈るなら、箱の体裁と、のしや名前を入れられるかどうか。中身の量より、届いたときの見え方が効きます。
自分で飲むなら、一本あたりの値段と、置き場所と、飲み切るまでの日数。体裁は関係ありません。同じところに並んでいるので、両方を並べて悩むと決まらなくなります。
本数がばらばらなので、総額では比べられません。缶90本の品と、瓶三本の品を同じ土俵に載せても意味がない。総額を本数で割ってみてください。安いほうと高いほうで30倍ほど開きます。
同じ買い方のなかで比べれば、その差は中身と作り方の差になります。違う買い方をまたいで比べると、体裁の値段まで混ざってしまいます。
液体には二種類あります。開けたらそのまま口にできるものと、まず割る作業が要るものです。割る形の品は、一本から何杯も作れます。値段だけを見ると高く見えても、杯数で割れば下がる。
商品名や説明に「ベース」と付いていれば、割る前提です。渡す相手が知らないまま口を付けると、一口目で気づくことになります。注文の画面でどちらかを確かめておきます。
缶とペットボトルは常温で置けます。箱のまま部屋の隅に積んでおけるので、まとめ買いに向きます。紙パックの1リットルは、開けたら冷蔵庫です。数日で飲み切ることになるので、一人暮らしでは持て余すこともあります。
瓶入りの品は、開ける前なら常温で置ける品が多い。贈る側にとっては、相手の冷蔵庫を占領しないという利点があります。
このジャンルは無糖の品がほとんどです。商品名にそう書かれています。砂糖や乳の入った品は、開けたあとの日持ちが短くなります。無糖のほうが扱いは気楽です。
牛乳で割る前提の品には、甘みが最初から付いているものもあります。表示を見てから選んでみてください。
缶90本は、一日一本でも三か月かかります。ボトル缶48本なら、一日一本で一か月半。置き場所も必要です。90本の箱は、思ったより場所を取ります。相手の家に送るなら、積む場所があるかまで考えておきます。
まとめ買いで一本あたりは下がりますが、飲み切れなければ意味がありません。
のしを付けられるか、名前を入れられるか、箱に入って届くか。注文の画面で選べる品が多くあります。相手の住所を知らなくても送れる形の品もあります。連絡先だけで贈れる仕組みで、住所を聞きにくい相手にも渡せます。
菓子と組み合わせた品もあります。コーヒーだけでは物足りないと感じるなら、そういう形を探すという手もあります。
缶なら90本、ボトル缶なら48本、1リットルの紙パックなら12本。総額は瓶入りの組と大きくは変わりませんが、一本あたりに直すと十分の一以下になる品もあります。紙パックは一本で何杯分にもなるので、一杯あたりではさらに下がります。
段ボールで届き、そのまま積んでおくことになります。飲むためだけの買い方で、体裁はありません。
注いで飲む前提の液体です。氷を入れて薄まることを見込んだ濃さになっています。1リットルの紙パックや、ペットボトルの形が多い。冷蔵庫に入れておいて、必要なぶんだけ注ぎます。
缶やボトル缶は一回で飲み切る量です。持ち歩けるので、外で飲むならこの形になります。
「ベース」と名の付く品がこれにあたります。牛乳や水で割って飲みます。割合を受け取った側が決められるので、濃さを好みに寄せられます。一本で何杯にもなるぶん、瓶の数が少なくても長く持ちます。
そのまま飲むつもりで買うと、濃すぎて驚きます。名前に「ベース」とあるかどうかを見てみてください。
飲食店で使われてきた形です。冷蔵庫から出して注ぐだけなので、忙しい店で扱いやすい。それが家庭向けに降りてきたのが、このジャンルの紙パックです。そのため業務用に近い簡素な作りで、値段も抑えられています。
「リキッド」と名の付く品は、この系統だと考えてみてください。そのまま注いで飲む、濃さの決まった液体です。
贈るための品には、焙煎の方法や豆の産地について説明が付いていることがあります。技術を競う場での結果を掲げた品もあります。ケース買いの品には、そうした説明はほとんどありません。安定して同じ味を大量に作ることが目的なので、書くべきことが違います。
説明の量そのものが、その品がどちらの買い方を想定しているかを示しています。
豆や粉から淹れる方法と比べると、手間はありません。開けて注ぐだけです。その代わり、選べる範囲は用意されたものに限られます。濃さも、豆の種類も、決まった状態で届きます。
暑い時期にまとめて飲む、職場に置いておく、来客に出す。そういう場面で、この手間のなさが効きます。自分で淹れる楽しみを求めるなら、コーヒー豆という別の方向があります。
1リットルの紙パックか、割る前提の品が向きます。氷を入れたグラスに注ぐだけで済みます。紙パックは開けたら冷蔵庫です。数日で飲み切る前提なので、飲む量が少ない家では持て余すことがあります。
割る前提の品なら、一本から何杯も作れます。その日の気分で薄くも濃くもできるのが、この形の面白いところです。
缶やボトル缶が扱いやすい。常温で置けるので、給湯室に箱ごと置いておけます。一本ずつ完結しているので、人数ぶんに分けることもできます。冷蔵庫の場所を取り合う必要もありません。
液体を贈ると、手間のなさが持ち味になりません。自分で淹れる人には、豆や粉のほうが喜ばれることがあります。ドリップコーヒーなら一杯ずつ淹れる形で、カプセルコーヒーなら機械を持っている人向け。相手の淹れ方に合わせて選んでみてください。
液体が効くのは、淹れる習慣がない相手や、暑い時期にたくさん飲む相手です。
1リットルの紙パックが向きます。グラスに注ぐだけで人数ぶんが出せます。缶で出すと、飲みかけが残りやすい。注ぐ形なら、必要なぶんだけ出せます。
氷で薄まることを見込んで、濃いめに作られている品を選ぶと味が締まります。
菓子と組み合わせた品があります。コーヒーとゼリー、といった構成です。箱を開けたときに複数のものが入っているほうが、受け取った側の印象は変わります。本数と容器の顔ぶれは、ランキングでたどれます。
贈るための品と、飲むための品が同居しているからです。比べるときは、同じ買い方のなかで。違う買い方をまたぐと、箱やのしの値段まで混ざってしまい、中身の差が見えなくなります。
濃く作ってあって、牛乳や水で割る前提の液体です。そのまま口を付けると濃すぎます。渡すときに一言添えるか、割る形だと商品名で分かるものを選んでおけば、相手が戸惑う場面は避けられます。
こちらは、そのまま注いで飲む形です。飲食店で使われてきた1リットルの形が、家庭向けに降りてきたものと考えてみてください。紙パックに入っていて、簡素な作りで値段も抑えられています。相手は開けて注ぐだけで済みます。
紙パックは開けてから冷蔵庫で数日です。缶やボトル缶は一回で飲み切る量なので、この心配がありません。一人暮らしの相手に大きい容器を渡すと、余らせることがあります。
未開封の缶とペットボトルは常温で置けるので、箱ごと部屋の隅に置いてもらえます。全部を冷やしておく必要はなく、飲む数時間前に数本を移せば足ります。1リットルの紙パックだけは、開けたあと場所を取ります。
一日一本なら、90本で三か月、48本で一か月半という計算になります。まとめるほど一本あたりは下がりますが、飲み切るまでの時間も延びます。相手が飽きる可能性も含めて考えてみてください。
注文の画面で、体裁に関わる選択肢がどれだけ用意されているかを見てみてください。対応していない品もあります。菓子と組み合わせた品なら、箱を開けたときの中身が複数になります。液体だけでは軽いと感じる場面で使えます。
液体の持ち味は手間のなさです。淹れる習慣がある人には、その良さが伝わりにくいことがあります。そういう相手には、豆や粉、あるいは一杯ずつ淹れる形のほうが向きます。淹れる時間そのものを楽しんでいる人に、時間を省く品を渡すことになるからです。
甘さは後から足せますが、入っているものは引けません。用途を選ばないという点で、無糖のほうが渡しやすい。牛乳で割る前提の品には甘みの付いたものもあるので、相手に加減させたいならそちらも無糖を選びます。
最初に決めるのは、渡すのか自分たちで飲むのかです。ここが決まらないまま値段を眺めても、並びが意味をなしません。渡すなら箱と体裁を見て、飲むなら一本あたりと置き場所を見る。同じ画面に並んでいますが、見る箇所がまるで違います。
渡す前提なら、瓶が三本から五本入った組から選びます。名前を刻める商品もあり、改まった場面ならそこまで使えます。中身の量で選ぶ品ではないので、本数の多さを追う必要はありません。
飲んでもらう前提なら、相手の家に段ボールが着くことを織り込みます。90本の箱は場所を取り、一日一本でも三か月かかる量です。相手の家族の数と、積んでおける場所があるかを思い返してから決めます。
濃く作った液体を渡すときだけ、一言添えます。そのまま口を付けると濃すぎる品で、割って飲むことを知らないと最初の一口で戸惑わせます。商品名に「ベース」と入っていれば、それが目印です。
豆から淹れる習慣のある相手には、この分野は向きません。手間を省く品を、手間を楽しんでいる人に渡すことになるからです。そういう相手には別の形を探すほうが喜ばれます。
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