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朝の食卓が、渡した日から変わります。同じ食パンと同じ具でも、挟んで焼くだけで別の一皿になる。自分では買わないけれど、あれば毎朝使うという道具です。
分かれ目は、火の入れ方です。この道具は三つに割れます。コンロにのせるもの、コンセントにつなぐもの、電子レンジに入れるもの。同じ名前でも、置き場所も使い方も別です。
そしてコンロにのせるものには、IHで使えないものがあります。相手の家の火が何なのか。そこを外すと、届いた日から一度も使われません。
商品名には「直火」「電気」「電子レンジ調理」のどれかが書かれます。この三つは、別の道具です。渡す相手も、置き場所も変わります。
上下の両面から熱が入るので、セットしたら、途中でひっくり返す必要がありません。焼きむらが出にくいのもこちらです。タイマーの付いたものなら、焼きすぎの心配も減ります。タイマーの無いものは、時間を見ておくことになります。
そのかわり、置き場所と差し込み口が要ります。台所が狭い家では、出しっぱなしにできるかどうかが、使う回数を決めます。
電源が要りません。火があればどこでも使えるので、外へ持ち出せます。商品名にキャンプの語が添えられるのもこの形です。
そのかわり、途中でひっくり返す手間があります。火加減も自分で見ることになるので、台所に立ち慣れている相手のほうが向きます。外へ持ち出す前提なら、重さも見ておくところです。
「電子レンジ調理」「レンチン」と書かれたものがあります。火を使いません。この形は食パンを半分に切った大きさで作られるのが基本です。
コンロも差し込み口も空けなくていいので、台所の狭い家、火を使わせたくない相手に渡せます。焼き色や香ばしさは、火を通すものにはかないません。そこを承知のうえで、手軽さを取るという選び方になります。
電気のものは8枚切りから10枚切り、コンロにのせるものは5枚切りから8枚切りが目安とされます。電気のほうが薄いパン向きということです。
具をたっぷり挟んでカリッと焼くなら薄いほう、パンそのものを味わうなら厚いほう。相手がいつも買うパンの厚さを知っているなら、そこも合わせられます。サンドイッチ用の耳なし食パンは一回り小さいので、挟んだときに具がはみ出ることがあります。
コンロにのせるものを選ぶなら、ここが最初の関門です。商品名に「IH非対応」「IH対応」と、はっきり書かれます。書かれていないものは、商品ページで確かめることになります。
IHは、鍋そのものを発熱させる仕組みです。磁力に反応する素材でないと熱が伝わりません。そのため、素材によっては、IHの上に置いても温まらないということが起こります。
ステンレスなら必ず使えるとも限りません。同じステンレスでも磁力に反応しないものがあるからです。素材から見分けるより、「IH対応」と書いてあるかどうかを見るほうが確かです。
ガスコンロなら、どちらの素材でも使えます。IH非対応と書かれたものは、ガスの家でしか使えないということです。
引っ越したばかりの相手、行ったことのない家。そこでIH非対応のものを選ぶと、箱を開けた日に使えないと分かります。
「IH対応」と書かれたものは、ガスでも使えます。どちらか分からないなら、そちらへ寄せておくのが確かです。電気のものや電子レンジのものなら、そもそもこの心配がありません。
「1枚焼き」と書かれた大きさのものは、IHに対応していないことがほとんどとされます。底の面積が小さいと、IHが反応しにくいからです。
IHの家へ、1枚のものを贈る。この組み合わせは、探しても見つからないことがあると思っておくほうが、時間を無駄にしません。IH対応の表記が出てくるのは、2枚焼きのほうです。
火を連想させるものは、新築祝いや引っ越し祝いでは避けるものとされています。火事を思わせるためで、ストーブやキャンドル、灰皿がその例に挙げられます。
コンロにのせるものは、そこに近いところにあります。同じ場面で渡すなら、電気のものか電子レンジのものへ。気にしない相手も多いところですが、渡す側が選べるなら、わざわざ火の側を取らなくても済みます。
熱源と台所が決まったら、次は一度にどれだけ焼けるかです。「1枚焼き」「2枚焼き」「ハーフ」の三通りで書き分けられます。
「1枚焼き」は、食パン一組ぶん。「2枚焼き」は、その倍が同時に焼けます。「ハーフ」は食パンを半分に切った大きさで、一人ぶんとしても軽め。おやつや軽食に向きます。
同じ商品名に「1枚」と「2枚焼き」が両方入っているものもあります。どちらの数え方なのかは、商品ページの写真か寸法で確かめることになります。
朝食を家族で食べる家なら、2枚焼き。一人で食べる相手なら、1枚焼き。軽く食べたい相手や、おやつに使ってほしい相手なら、ハーフです。
「上下分離型」「分離式」「取り外し可能」と書かれたものがあります。上と下が外れる作りで、外せばフライパンとして使えると書き添えられます。
外れると、そのままフライパンとして使えるものがあります。目玉焼きやベーコンを、同じ道具で焼ける。洗うときも、流しに収まります。分かれないものは、開いたまま洗うことになるので、流しでぶつけることがあります。
洗い物を増やしたくないなら、分かれないほうという考え方もあります。部品が二つになるので、洗ってしまうまでの手数は増えます。そこは相手の性分によります。
電気のものには、焼き型を差し替えられるものがあります。ワッフル、たい焼き、ドーナツが焼ける型が定番です。
ホットサンドだけなら飽きるのではという心配は、ここで小さくなります。子どものいる家、お菓子を焼く相手なら、替えられるほうが出番が増えます。
そのかわり、使わない型の置き場所が増えます。相手が実際に焼きそうな型かどうか。差し替えの型はどれも小麦の粉ものなので、そもそもパンや菓子を焼く家かどうかが前提になります。
「焼印なし」「フラット」と書かれたものがあります。焼き上がりに模様や文字が入らないという意味です。
模様の入るものは、開けたときに楽しい。入らないものは、焼いたあとに切り分けやすく、包んで持ち出すのにも向きます。弁当に入れる、切って人数分に分けるという使い方をする相手なら、模様の無いほうが扱いやすくなります。
熱源が同じなら、片方が眠ります。同じ道具を二つ置く家は、そう多くありません。
ただし、熱源が違えば話が変わります。コンロにのせるものを持っている相手に電気のものを渡せば、朝は電気、外ではコンロと使い分けられます。同じ熱源を重ねない。そこだけ守れば、二つ目でも出番があります。
大きさは、1枚焼きかハーフ。2枚焼きは持て余します。
熱源は、相手の台所で決まります。コンロの脇に置く場所があるなら電気のもの。台の上に何も置けないほど狭いなら、コンロにのせる金属の型が薄くて収まります。火も差し込み口も空けたくないなら、電子レンジで使うハーフ。電子レンジのものは、この大きさで作られます。
そこが分からないなら、このジャンルは外すほうが確かです。ご飯が中心の家に渡しても、開ける機会が来ません。
プレートを替えられるものなら大丈夫とも言い切れません。差し替えの型はワッフルもドーナツも小麦の粉ものなので、粉ものを焼かない家では、どの型も出番がないからです。
商品名に「結婚祝い」と書き添えられたものがあります。二人で使う道具として、朝食の場面が想像しやすいのがこのジャンルです。
二人ともパンを食べるかどうかは、先に確かめておくところです。片方だけがパン食という家では、出番がそのぶん減ります。新居へ移ったばかりの二人なら、コンロがIHかガスかも、同じときに聞けます。
むしろ、子どもと一緒に作る道具として使われます。具を選ぶところから任せられるので、休みの日の過ごし方が一つ増えます。
熱さには気を配ることになります。焼いているあいだは本体がかなり熱くなるので、子どもの手の届かないところで使う形です。コンロにのせるものは、火を扱う工程が入るぶん、大人が付く前提になります。
火の入れ方が三通りあります。電気は返す手間が要らず、焼きむらも出にくい。コンロにのせるものは電源が要らず、外へ持ち出せます。電子レンジのものは火も差し込み口も使いません。
コンロにのせるものを選ぶなら、IHの表記が分かれ目です。磁力に反応する素材でないと熱が伝わらないので、「IH非対応」と書かれたものは、ガスの家でしか使えません。相手の家の火が分からないなら、「IH対応」と書かれたものへ寄せることになります。新築や引っ越しの祝いなら、火を連想させるものを避けるという考え方もあります。
一度に焼ける量は、1枚、2枚、ハーフの三通り。家族で朝食をとる家なら2枚焼き、一人で食べる相手なら1枚焼き、軽く食べる相手ならハーフです。
上下が分かれるものは、外してフライパンとして使えるものがあります。電気のものなら、焼き型を替えてワッフルやたい焼きも焼けます。ただし替えの型は、置き場所も増えます。
相手の家がIHで、朝は家族で食べるなら、IH対応の2枚焼きを。台の上に何も置けない狭い台所なら、電子レンジで使うハーフを。休みの日に子どもと焼くなら、プレートを替えられる電気のものを。相手の台所と、朝の慌ただしさを思い浮かべてから、見くらべてみてください。
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