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観葉植物は、渡したところで終わりにならない贈り物です。相手の家で水をもらい、置き場所を決めてもらって、そこから何年も残ります。喜ばれるかどうかは、葉の形よりも、その世話を引き受けられる相手かどうかで決まります。
並んでいる品を見ると、土を使わない形が半分を占めています。ガラスの器に石を詰めて植えたもので、虫がわきにくく、水の減り方も外から見えます。植物を育てたことのない相手に渡すなら、この形が答えの一つになっています。
もう一方には、7号の鉢に植わった床置きの品があり、こちらは開店や新築の祝いに使われています。同じジャンルでも、卓上に置く小さな鉢と、人の腰ほどある鉢では、渡し方も金額も別ものです。置いてもらう場所が決まったら、ランキングで鉢の号数と品種を見くらべてみてください。
観葉植物は、品種の名前から入ると決まりません。置かれる場所と、世話をする人の側から絞るほうが早く済みます。注文の前に、次の四つを見当だけでも付けておきます。
鉢の大きさは号で表され、3号なら手のひらに載る大きさ、7号になると床に置く大きさです。卓上に置いてほしいのか、部屋の角に立ててほしいのかで、選ぶ号数が決まります。相手の住まいの広さが分からないなら、小さいほうに寄せておくと持て余されません。
水をやる人がいなければ、どんな品種でも残りません。留守がちな相手や、家を空ける時期のある相手には、乾きに強い品種か、水の量が見える形を選びます。植物を育てた話を聞いたことがあるかどうかは、それだけで大きな手がかりです。
観葉植物は室内に置く前提で売られていますが、まったく光の入らない場所では弱ります。窓から離れた場所に置く見込みなら、暗さに耐える品種を選んでおきます。相手の家の間取りが分からないときは、明るさを問わない品種のほうが無難です。
床に置く大きさの鉢は、届け先の地域によって送料が別に付くことがあります。玄関で受け取って部屋まで運ぶ手間もかかるので、相手が一人で持てる重さかどうかも見ておきます。集合住宅の上の階なら、そこまで運んでもらう形になることも考えておきます。
このジャンルで並ぶ品の半分は、土の代わりに石を詰めた器で育てる形です。植物を贈るときにいちばん引っかかる点を、この形が先に片づけてくれます。何が変わるのかを分けて見ておきます。
土には虫が来ることがあり、室内に置く鉢ではそこが気にされます。石を詰めた器は、その心配が小さいと書かれた品が多く並びます。小さな子どものいる家や、寝室に置いてもらう場合は、この違いが効いてきます。
器がガラスや透明な入れ物になっているので、水がどこまで残っているかが目で分かります。土の鉢のように、指を入れて乾き具合を確かめる必要がありません。世話に自信のない相手ほど、迷わずに済む形になります。
石の器で育てる形は、土の鉢ほど根が伸びないので、姿は小さいまま保たれます。部屋を緑で埋めたい相手には物足りない代わりに、置き場所が変わらないという利点になります。机の上に置いてもらう前提なら、この性質は都合がよいほうです。
鉢カバーや受け皿を用意しなくても、届いた形のまま棚に置けます。渡したその場で置き場所が決まるので、相手に支度をさせずに済みます。見た目もそろっているため、贈り物として渡す形になっているという点も含めて選ばれています。
同じ観葉植物でも、渡し方は大きさで三つに分かれます。品種の話はそのあとに来ます。金額の見当も、この分け方に沿って付いてきます。
1,500円台から2,700円ほどの品が、机や棚に置ける大きさにあたります。品種を十数種類の中から選べる商品が多く、相手の好みを聞ける間柄なら選んでもらう形もとれます。会いに行く日に持って行くにも、鞄に入る重さで収まります。
3点や5鉢をまとめた商品があり、4,000円前後から8,000円ほどで並んでいます。同じ場所に並べて置いてもらってもよく、家の中に何か所か置いてもらう渡し方もできます。一つが弱っても残りがあるので、育てた経験のない相手にはこの形も向きます。
6,000円台の中ほどに、床置きの大きさの鉢がそろっています。鉢カバーが付いた商品なら、届いたその日から見栄えのする形で置いてもらえます。品種を選べるものが多いので、置く部屋の明るさに合わせて決められます。
土の鉢は水をやると下から抜けるので、受け皿がないと床に置けません。鉢カバーの付いた商品なら、届いたその形で見栄えも整い、相手が買い足す物がなくなります。素焼きの鉢がむき出しで届く品を選ぶなら、そこを一言伝えておくほうが親切です。
同じ名前が繰り返し出てくるのは、パキラ、ガジュマル、サンスベリア、モンステラ、ドラセナ、ポトスあたりです。上に細く伸びるもの、幹が太くなるもの、葉が大きく割れるものと姿が違うので、置く場所の形に合わせて選べます。コーヒーの木やウンベラータのように、名前で話が広がる品種もあります。
観葉植物が使われるのは、新しく場所を構えた相手への祝いが中心です。長く残ることが、この贈り物の意味そのものになっています。ただし、その性質が向かない場面もあります。
家具がそろっていく途中なので、置き場所の決まっていない大きな鉢は先方を悩ませます。部屋の広さを聞けないなら、卓上に置ける大きさにしておくほうが収まります。品種を選べる商品なら、相手に選んでもらう形にして、届く日だけこちらで決める方法もあります。
店先や受付に置く鉢として、7号ほどの大きさが使われています。名前を書いた立て札を付けられる商品が多いので、社名や個人名の表記を先に決めておきます。店を開けたばかりの相手は手が回らないので、世話の軽い品種を選ぶほうが親切です。
改まった場面でなければ、卓上の小さな鉢が使いやすいところです。相手の部屋を知らなくても、机の上なら置けるという見当が付きます。緑の好きな相手には品種を選べる商品を選び、好みに寄せてもらう手もあります。
根が付くという言葉が、床につく状態を連想させるとして、入院中の相手には避ける習わしがあります。実際に持ち込みを断る決まりのある場所もあります。快復してからの祝いに回すか、切り花のほうへ寄せるのが穏当です。
観葉植物の金額は、品種よりも鉢の号数で動きます。同じパキラでも、卓上の小さな鉢と床置きの鉢では三倍ほど違います。渡す場面から大きさを決めれば、金額は自然に定まります。
1,500円台から2,000円台には、ガラスの器に植えた小さな品がそろっています。持ち運べる重さで、相手に置き場所を考えさせない大きさに収まります。土を使わない形が中心なので、植物を育てたことのない相手にも渡せます。
3,000円台から5,000円ほどになると、鉢をいくつかまとめた商品や、品種を選べる商品が入ってきます。一つに絞らず何鉢か届く形は、相手が置き場所を試せるという点で気楽です。届け先の地域によって送料が別に付く商品もあるので、注文の画面で確かめておきます。
6,000円台には、床に置く7号の鉢や、鉢カバーの付いた品が並びます。家具の入った部屋に置いてもらう前提なので、相手の住まいを見たことがあるかどうかで決めます。見たことがないなら、この金額のまま小さい鉢を複数選ぶ形に振り替える手もあります。
店に置く鉢としては、6,000円台から上が使われています。連名で出す場合は、この範囲でも見劣りしないので、無理に上げる必要はありません。立て札を付ける前提なら、その扱いがある商品かどうかを先に見ておきます。
問題ありませんが、値の張る鉢を渡すと、弱ったときに相手が知らせづらくなります。手が届く金額の小さい鉢から渡して、育っているようなら次を足す形が気楽です。石の器に植えた品は水の残りが見えるので、はじめての相手ほど扱いやすくなります。枯らしても気に病ませない、という点まで含めて選びます。
卓上に置ける大きさなら、どんな住まいでも行き場が見つかります。床に置く鉢は、部屋の角が空いていることが前提になるので、見たことのない家には勧めにくいところです。金額を上げたいなら、大きくするのではなく、小さい鉢をいくつか選ぶほうが安全です。相手に聞ける間柄なら、置く場所を決めてから注文します。
祝いに使う鉢には、名前を書いた立て札を付けられる商品があります。個人へ渡すだけなら、カードのほうが軽く収まります。紙ののしは鉢に掛けにくいので、札かカードのどちらかを選ぶ形になります。扱いの有無は商品ごとに違うため、注文の前に確かめておきます。
水の足し方と、直射日光を避けることが分かっていれば十分です。土を使わない形なら、水を入れる線が器に示されている商品もあります。育て方の紙が同梱されることが多いので、贈る側から細かく言い添える必要はありません。指図のように聞こえると窮屈なので、聞かれたら答える程度にしておきます。
乾きに強い品種を選べば、数日空けても持ちこたえます。器の中の水が見える形なら、戻ってきたときの判断も早く付きます。長く家を空ける予定があると分かっているなら、時期をずらして送るほうが確実です。受け取り自体も人がいる日でないと進まないので、そこは先に押さえます。
開ける日の朝に届くようにするのが一般的です。前日までに送ると、まだ荷の片づいていない店に置き場所がないこともあります。日時を指定できるかどうかは商品によって違うので、そこを見てから決めます。開店の前に会う予定があるなら、直接たずねてしまうのが早く済みます。
犬や猫が葉をかじる家では、口に入っても差し支えのない品種かどうかが気にされます。飼っている動物がいると分かっているなら、そこを確かめてから選びます。高い棚に置ける小さい鉢にしておけば、届かない場所で楽しんでもらえます。相手に聞ける間柄なら、そのまま確かめるのが確実です。
置かれる場所が変わると、しばらく葉を落とすことがあります。相手は自分の世話が悪かったと思いがちなので、そういうものだと伝えると気が楽になります。新しい葉が出てくれば落ち着いた合図なので、そこまで待ってもらえば十分です。心配なら、育て方の紙が入っている商品を選んでおきます。
荷物が増える時期なので、移る前に大きな鉢を渡すのは避けたほうが親切です。新しい住まいが決まっているなら、移ったあとに届くようにします。動く予定のある相手には、持ち運べる大きさのほうが負担になりません。落ち着いてから改めて渡すという選び方もあります。
決め方は単純で、置かれる場所の大きさと、水をやる人がいるかどうかです。この二つが分かれば、品種は選べる商品の中から相手に選んでもらってもかまいません。号数を先に決めておくと、金額も自然に絞られます。
土を使わない形が半分を占めているのは、贈り物として渡しやすいからです。虫の心配が小さく、水の残りが見え、器ごと置けます。そのぶん大きくは育たないので、部屋を緑で埋めたい相手には土の鉢のほうが向きます。
長く残ることが、この贈り物のよいところであり、難しいところでもあります。相手の暮らしが動く時期に大きな鉢を渡すと、荷物になってしまいます。渡す日ではなく、置かれたあとの何年かを思って選ぶと外しにくくなります。
花や緑をほかの形でも見たいときは、咲いている姿を渡す鉢花や、器ごと飾れるフラワーアレンジメントが近いところにあります。束ねた形なら花束・切花という選び方もあります。世話の続くものと、そうでないものを分けて考えると決めやすくなります。
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