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かりんとうというと、黒糖をまとった茶色い棒を思い浮かべる人が多いはずです。小麦の生地を練り、細く伸ばして揚げ、蜜をからめたものです。
売れ続けている8件を見ると、その作り方をしていないものが混ざっています。さつまいもを細く切って揚げ、蜜をからめただけの品が三つ。生地を練る工程がありません。
商品名では「芋かりんとう」と名乗るので、並べただけでは見分けがつきません。けれど食べると、噛んだときの折れ方がまるで違います。
残る品も、ごぼうを練り込んだもの、黒い素材を合わせたもの、何も足さない堅いものと、性格が分かれています。
同じ名前で呼ばれているものの中身を知っておくと、相手に合うほうを選べます。
中身と売られ方で六つに分かれます。同じ袋菓子でも、渡す場面と食べる人が違ってきます。金額の幅も広く取られています。
さつまいもを棒状に切り、揚げて蜜をからめた品です。生地を練る工程がないので、切った芋の形がそのまま残ります。断面を見ると繊維が縦に走っています。
袋で売られていて、量は100グラムから200グラムほどです。個包装にして数を入れた品もあり、こちらは配る場面のために作られています。甘さは芋そのものと蜜の両方から出ます。
同じ芋を、味付けを変えて小袋に分けた品です。塩を効かせたもの、切り方を細くしたものなどが一つの箱に入ります。
一袋が45グラムと小さいので、一人でも食べ切れます。味の違いを並べて食べる楽しみがあるぶん、量を求める相手には物足りません。金額はこの中で上のほうに来ます。
小麦の生地にごぼうなどを練り込んで揚げた品です。甘さより素材の香りと辛みが前に出ます。商品名にもピリ辛と書かれています。
70グラムほどの小さい袋で売られていて、常温で日持ちします。菓子というより酒の肴に近い性格で、甘いものを続けて食べない人にも渡せます。東京駅の土産としても知られている品です。
黒ごまや黒豆といった黒い素材を生地に合わせた品です。見た目も色が濃く、香ばしさが強く出ます。
100グラムほどの袋で、金額はこの中でいちばん軽くなります。まず一つ試してもらう、という渡し方に向いた大きさです。素材の名前が分かりやすいので、説明が要りません。
余計なものを加えず、生地を堅く揚げた定番の形です。豆から出る粉を混ぜて、素材を絞った作りにした品もあります。
250グラムの袋を二つ入れて500グラムという売り方をしています。量があるので、家族で少しずつ食べる家に向きます。茶請けとして毎日出す相手なら、この量が続きます。
味の違う小袋を何種類か箱に入れた品です。5袋入りの小さいものと、6個入りの改まったものがあります。
個包装なので、職場で分けたり、来客に一つずつ出したりできます。箱の体裁が整っているぶん、手土産として持っていけます。季節を限って売り出される組もあります。
8件のうち3件は、小麦の生地を使っていません。さつまいもを切って揚げただけの品です。名前は同じでも、口に入れたときの手応えが分かれます。
小麦粉をこねて棒にし、油で揚げると生地の中に細かい空気の穴ができます。噛むと、その穴が一度に潰れて砕けます。歯にかかる力が短い時間で抜けます。
外側の蜜は硬く、中は空洞という二層になっています。この落差が、この菓子らしい歯ざわりを作ります。堅く揚げた品ほど、この落差が大きくなります。
さつまいもを棒に切ると、繊維が長さの方向にそろいます。揚げても向きは変わらないので、噛むと折れるように割れます。砕けるのではなく、途中で切れる感じになります。
密度が高く、空気の穴がありません。同じ太さなら、生地のものより手応えが重くなります。奥歯でしっかり噛む必要があるのはこちらです。
芋は素材そのものに甘さがあります。蜜を薄くしても甘く感じるので、後味が軽く終わります。塩を効かせた品が並ぶのは、この甘さを引き立てるためです。
生地には甘さがないので、蜜と黒糖で付けます。表面に付いた分がそのまま甘さになるため、口に入れた瞬間が強く、あとを引きます。甘いものを続けて食べない相手には、こちらが重く感じられます。
芋を使った品も「芋かりんとう」と名乗ります。同じ言葉が並ぶので、画面で見比べているときには区別がつきません。
見分けるなら原材料の欄です。さつまいもが最初に来ていれば切った芋、小麦粉が最初なら練った生地です。写真でも、断面の粗さを見れば分かることがあります。
芋のほうは細く切った品と、太めに切った品があります。細いほど軽く、口の中で早く終わります。食べ比べの箱に細切りが入っているのはそのためです。
生地のほうも、細い棒と太い棒があります。太いものほど中の空洞が大きく、噛んだときの音が響きます。静かな場所で食べる相手には、細いほうが気を使わずに済みます。
好みが読めないなら、両方を渡すと外れが減ります。詰め合わせの箱には味の違う小袋が入りますが、多くは生地のほうで統一されています。
芋の品と生地の品を一つずつ選んで、袋を二つ渡すという形もできます。一つあたりが軽いので、並べても大げさになりません。相手がどちらを先に開けるかで、次に何を贈るかも見えてきます。
どちらの作り方でも、外側に蜜がかかっています。この蜜は砂糖なので、置いておくと空気の水分を引き寄せます。歯ざわりはそこから崩れます。
袋を開けたまま置くと、最初に変わるのは噛んだときの音です。乾いた高い音が鈍くなり、そのあとで歯ごたえがなくなります。味が変わる前に食感が落ちます。
生地のほうは中に空洞があるので、水を吸うのが早くなります。切った芋のほうは密度が高く、少しだけ遅れます。どちらにしても、開けた袋を放っておく相手には向きません。
この分野では小袋に分けた品が目立ちます。開けた分だけ食べて、残りは封を切らずに置けるようにするためです。配りやすさだけが理由ではありません。
一つの袋が大きい品は、家族で毎日食べる家に向きます。ひとりで暮らす相手に500グラムの袋を渡すと、最後のほうは湿気た状態で食べることになります。量と人数を合わせておきます。
商品名や説明に、常温と日持ちを書いた品があります。冷やす必要がなく、届いてすぐ食べなくてもよいという意味です。
置き場所を選ばないので、相手の都合に合わせて開けてもらえます。冷蔵庫に入れると、出したときに表面が湿ることがあります。棚に置いたままのほうが持ちます。
夏を限って売り出される組があります。暑い時期は湿度も高いので、開けたあとの落ちが早くなります。
密封した小袋に分けてある品なら、この時期でも扱いやすくなります。逆に大きい袋の品は、涼しい季節に回したほうが最後まで良い状態で食べられます。同じ品でも、渡す月で向き不向きが出ます。
表面の砂糖は、手で持つと指に残ります。手を拭くものが近くにない場面では、食べにくい菓子になります。
職場の机で食べる相手や、車で移動する相手に渡すなら、そこも見ておきます。小袋から直接口に入れられる細い形なら、指に触れる面が減ります。渡す場面まで想像しておくと外れません。
硬さのある菓子なので、噛む力が落ちている相手には向きません。特に切った芋の品は密度が高く、奥歯でしっかり噛む必要があります。
どうしてもこの分野から選ぶなら、細い形にします。太い棒より口の中で早く終わるので、負担が軽くなります。ただし食べられるかどうかは本人にしか分からないので、無理に勧める形にはしません。
常温で長く置けるので、仏壇に供える菓子として使われてきました。商品名にお供えと書いてある品もあります。
個包装のものを選ぶと、下げたあとに分けられます。派手な色や柄のない袋を選び、包みも落ち着いたものにします。地域ごとの決まりごとがある場合は、そちらを優先します。
この分野は袋で売られる品が中心なので、袋のまま渡すことが多くなります。気の置けない相手や、職場で配る場面なら問題ありません。
改まった相手には、箱に入った詰め合わせを選びます。紙袋を付けてもらえるかどうかも、注文のときに確かめておきます。中身は同じでも、外側で受け取る印象が変わります。
表面の砂糖が指に付くので、食べる場所を選ぶ菓子ではあります。ただし多くの人が知っている菓子なので、渡された側も承知しています。
気になるなら、小袋に分けてある品にします。袋から直接口に運べるので、指に触れる面が減ります。職場の机で食べる相手には、この形のほうが親切です。
個包装の品にすると、取り合いになりません。一つずつ配れるので、量の多い袋を開けるより収まりが良くなります。
硬さがあるので、小さい子には細い形を選びます。太い棒は奥歯が生えそろってから食べるものと考えておくと安心です。芋の品は甘さが軽く、続けて食べても飽きにくくなっています。
ごぼうや黒い素材を使った品なら、甘さより香りが前に出ます。菓子というより茶請けや酒の肴として受け取ってもらえます。
黒糖をたっぷりまとった定番の形は、甘さが立ちます。苦手だと聞いている相手には避けて、素材の名前が商品名に出ている品を選びます。原材料の欄で砂糖の位置を見ておくのも一つの手です。
最初に見るのは原材料の欄です。さつまいもが先に来ていれば芋を切って揚げた品、小麦粉が先なら生地を練った品です。名前はどちらも似ているので、そこでしか分かれません。
歯ざわりの好みで分かれます。生地のものは中に空洞があって砕け、芋のものは繊維が縦に走っていて折れます。奥歯でしっかり噛むのが好きな相手なら後者、軽く終わるほうがよければ前者になります。
外側の砂糖は水を吸うので、開けたあとの扱いで味が変わります。ひとりで暮らす相手に量の多い袋を渡すと、最後のほうは湿ったものを食べさせることになります。人数と量を合わせておきます。
甘さの重さも違います。芋は素材そのものに甘さがあるので後味が軽く、生地は蜜で甘さを付けるので口に入れた瞬間が強く出ます。甘いものを続けない相手なら、素材の名前が前に出ている品を選びます。
金額の軽い分野なので、二つ足しても重くなりません。作り方の違う袋を一つずつ選んで渡し、どちらを先に開けるかを見ておくと、次に贈るものが決まってきます。
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