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はちみつの上位に並んでいるのは、1kg入りの大きな容器が中心です。ポリ容器やとんがり形の詰め替え容器に入った国産の純粋はちみつが、いくつも上のほうを占めています。台所で使い倒す人に向けて売られている形なので、そのまま贈り物にはなりません。
贈る側が最初に切り分けるのは、この容器と量です。同じ分野に、300gや500gを2本組にした品や、片手で注げるチューブに入った品も並んでいて、こちらは箱を開けたときに贈り物の形になります。値段は1,000円から8,960円ほどまでひらきます。
そのうえで、花の名前と表示の言葉を見ます。アカシア、百花、マヌカ、ジャラ。「純粋」「非加熱」「UMF」「MGO」といった言葉が瓶に並びますが、意味を知らないまま数字の大きいほうを選ぶと、相手の口に合わないことがあります。
はちみつは、中身が同じでも容器で見え方がまるで変わります。上位に並ぶ商品を容器で分けると、詰め替え用と贈答用がはっきり二つに割れます。ここを見分けるだけで、候補は半分ほどに減ります。
1kg入りの国産純粋はちみつが、この分野の上のほうに何点も並んでいます。ポリ容器やとんがり形の容器に入っていて、台所に置いて使い切る形です。値段は3,000円台とそれなりですが、これを箱から出して渡す場面は考えにくくなります。
同じ店が瓶の1kgも出していることがあります。瓶なら見た目は整いますが、家庭で1kgを使い切るには時間がかかります。相手が毎日パンを食べる家だと分かっているとき以外は、量を落としたほうが使われます。
瓶は琥珀色が透けて見えるので、渡したときの印象が良くなります。そのかわり、注ぐときに口のまわりが汚れやすく、最後まで取り切るのに手間がかかります。
チューブ形の容器に入った商品もあります。片手で注げて垂れないので、朝の食卓で使う相手には喜ばれます。見た目より使い勝手を取るなら、こちらのほうが実際に減ります。
300gを2本、500gを2本という組み合わせの商品が、この分野の贈答向きの中心です。1本では軽く見える金額でも、2本並ぶと箱としての形が付きます。花の違う2本を組んだ商品なら、渡したあとに味を比べてもらえます。
1本で渡すなら、250g前後の瓶にして中身の格を上げる手があります。量を減らして質を上げるほうが、この分野では収まりがよくなります。
はちみつの味は、蜂が集めた花で決まります。上位に並ぶのはアカシア、百花、マヌカ、ジャラの四つで、この順に味が濃くなり、値段も上がっていきます。相手が甘いものをどう食べる人かで、この並びのどこを取るかが変わります。
アカシアは、この分野でいちばん無難な選択です。香りが弱く、後に残らない甘さなので、紅茶に入れてもヨーグルトにかけても素材の邪魔をしません。冷えても固まりにくいという扱いやすさもあります。
国産のものと、ハンガリーやルーマニアから入ってくるものが並んでいます。国産は値段が上がりますが、味の差より産地の名前を渡す意味のほうが大きくなります。相手の好みが読めないときは、ここから選べば外れません。
百花は、季節に咲いた複数の花から集めた蜜です。単一の花のものより味に幅があり、産地によって色も濃さも違います。同じ商品でも採れた時期で表情が変わるので、決まった味を期待する相手には向きません。
国産のもの、北欧のもの、タイのものが並んでいます。味の当たり外れを楽しめる相手なら面白い選択ですが、贈り物としては説明が要ります。
マヌカはニュージーランド、ジャラはオーストラリアの花から採れる蜜です。どちらも色が濃く、味が強く、薬に近い風味だと感じる人もいます。250gで3,000円前後、500gで8,000円台と、ほかの花に比べて金額もはっきり上がります。
この二つは好みが割れます。相手がすでに口にしていると分かっているなら喜ばれますが、初めての相手に渡すと持て余されることがあります。値段の高さが味の好みを保証するわけではない点は、押さえておきます。
この分野の商品名には、「純粋」「非加熱」「生はちみつ」「UMF」「MGO」といった言葉がびっしり並びます。どれも意味が決まっている言葉ですが、並んでいるだけでは何が違うのか伝わりません。贈る側が押さえておくのは三つです。
純粋はちみつは、水あめや糖類を足していないものを指します。上位の国産商品はほとんどがこの表示を出しています。逆に言えば、この表示のない商品には何かを加えている場合があります。
贈り物として選ぶなら、純粋と書いてあるものにしておきます。値段の差はそれほど大きくなく、渡すときに説明もいりません。
非加熱は、搾ったあとに熱を加えていないという意味です。花の香りが残りやすい代わりに、寒い時季には白く固まりやすくなります。国産の商品にこの表示が多く付いています。
固まるのは品質が落ちたのではなく、はちみつが元の形に戻っているだけです。ただし受け取った側がそれを知らないと、傷んだと思われます。非加熱のものを渡すなら、そこだけひと言添えておきます。
マヌカハニーに付いている等級の表示です。UMF10+、UMF15+、MGO261+、MGO512+といった形で並び、数字が大きいほど値段が上がります。同じ250gでも、数字が違うだけで金額が倍ほど動きます。
数字が大きいほどおいしいという意味ではありません。味は濃くなり、風味も強くなるので、初めての相手に高い数字のものを渡すと重すぎます。相手が慣れていないなら、低いほうから選びます。
はちみつは、使う習慣のない家に届くと、封も切られないまま棚に残ります。金額を上げても使われないものは使われないので、渡す前に相手の朝食を思い浮かべておきます。使われ方から三つに分けて並べます。
いちばん確実に減るのがこの家です。トーストにかける使い方なら、1週間で瓶がかなり軽くなります。500gの2本組でも、家族の人数が多ければ持て余しません。
この場合は容器で選びます。片手で注げるチューブ形なら、朝の忙しい時間でも手が伸びます。瓶で渡すなら、口の広いものより注ぎ口の細いもののほうが実際に使われます。
飲み物に溶かす使い方なら、量は要りません。250gから300gの瓶で、しばらく持ちます。ここでは量より、香りの弱いアカシアのように飲み物の味を邪魔しないものを選びます。
飲み物に入れる相手に、マヌカやジャラのような濃いものを渡すと使われません。味の強い蜜は、そのままなめるか、パンにのせる食べ方に向いています。
台所に立つ相手なら、はちみつは砂糖の代わりや照り出しに使われます。この場合は1kgの詰め替え容器でも無駄になりません。贈り物としては形が付かないので、別の品に添えて渡すか、瓶入りの1kgにします。
料理に使う相手には、百花のように味に幅のあるものでも通ります。飲み物や食パンと違って、加熱すれば個性がなじむためです。
金額を動かすのは、花の種類と量、それに容器です。同じ500gでも、国産のアカシアとマヌカでは3倍近く離れます。花を先に決めてから量を当てると、無駄な迷いが減ります。
1,000円から2,080円ほど。120gから180gの小さな瓶や、500gの詰め替え容器がこの範囲です。単体で渡すには軽いので、ほかの品と組にして渡す形が合います。
小さい瓶は棚で場所を取らず、相手に置き場所を考えさせません。相手がはちみつを使う人かどうか分からないときは、この大きさで様子を見る手もあります。
2,958円から3,999円ほど。この分野でいちばん商品が集まっている範囲です。250gのマヌカ、1kgの国産純粋、輸入の百花などが混ざって並びます。
同じ金額で量も花もばらばらなので、ここは中身を見て決めます。贈り物として渡すなら、量の多いものより瓶の見た目が整っているものを取ります。
5,480円から8,960円ほど。300gや500gを2本組にした商品と、等級の高いマヌカ、ジャラがこの範囲に入ります。箱としての形が付くのはここからです。
2本組は、渡したときに中身が見えるぶん説明が短くて済みます。等級の高いマヌカを選ぶなら、相手がその味を知っているかどうかを先に確かめておきます。
はちみつは、1歳未満の乳児に与えてはいけない食品です。国も繰り返し注意を出していて、加熱しても避けるようにとされています。
赤ちゃんのいる家に贈ること自体は差し支えありませんが、離乳食に使われる恐れがあるので、渡すときにひと言添えます。相手が知らないとはかぎらないため、念のためという形で伝えると角が立ちません。出産の祝いに選ぶなら、この分野は外したほうが安全です。
驚かせることはあります。はちみつは気温が下がると白く粒立って固まりますが、傷んだわけではありません。瓶ごと湯につけてゆっくり温めれば元に戻ります。
非加熱と書かれた商品ほど固まりやすくなります。寒い時季に渡すなら、そのことをひと言伝えておくか、固まりにくいアカシアを選びます。
重なっても困る品ではありません。常温で長く置ける食品なので、先に開けているものを使い切ってから手を付けてもらえます。
ただし置き場所は取ります。1kgの容器を持っている家に、さらに1kgを渡すのは考えものです。相手の台所の様子が読めないなら、量を小さくして花を変えたほうが喜ばれます。
味が強く、好みがはっきり割れる点です。相手が口にしたことがあるかどうかを確かめずに、等級の高いものを渡すと持て余されます。
金額もこの分野では上のほうにあたるので、受け取る側が気を遣います。相手が自分でも買っていると分かっているときに選ぶ品だと考えておくと、外しません。
構いません。常温で長く置ける食品なので、手元に置いてから渡す形でも中身は変わりません。冷蔵庫に入れる必要もありません。
置く場所だけは選びます。直射日光の当たる棚に置いておくと風味が落ちるので、暗くて涼しいところに寝かせておきます。
毎朝パンを食べる家と、飲み物に甘みを足す相手です。この二つに当てはまるなら、値段にかかわらず使い切ってもらえます。
逆に、甘いものを台所に置かない家では封も切られません。相手の食べ方が思い浮かばないなら、菓子や飲み物のほうが確実に減ります。
この分野は、上位の顔ぶれが台所用と贈答用に割れています。1kgの詰め替え容器を外したところから、贈り物としての選択が始まります。
決める順番は、容器と量、花、表示です。2本組か250g前後の瓶にして、花は相手が読めなければアカシア、味を知っている相手ならマヌカやジャラ。「純粋」の表示は取り、「非加熱」を選ぶなら固まる話をひと言添えます。
食卓に並べる品をほかにも見くらべたいときは、ドリップコーヒー、各種洋菓子セット、チーズ詰合せにそれぞれ別の顔ぶれが並んでいます。
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