掲載13商品 / 楽天ランキングを90日分記録して選定
時点の楽天ランキングを集計
箱で届くと、その日の食卓の主役が決まります。鍋にも、フライにも、焼きにも回るので、家族の人数が多いほど喜ばれます。自分では1キロ単位で買わないものなので、もらって初めてまとまった量が手に入ります。
選ぶときに最初に決まるのは、生食用か加熱用かです。この二つは、鮮度で分かれているのではありません。
生食用と加熱用、殻付きとむき身。どの組み合わせが選ばれ続けているかは、ランキングに出ています。
どちらも同じ日に採れます。分かれるのは、どこの海で育ったかです。海域は三つに分かれていて、保健所が指定した海域のものは、そのまま生食用として出せます。条件の付いた海域のものは、きれいな海水で何時間もかけて浄化すれば、生食用になります。そのどちらでもない海域のものは、加熱用としてしか出せません。
浄化に手間がかかるぶん、生食用のほうが値段は上がります。古いから加熱用、新しいから生食用、という分かれ方ではありません。
加熱用とされる海域は、陸に近く、川から栄養が流れ込むところが多くなります。餌が多いので、身がよく太ります。商品名に「ジャンボ」「超特大」と付いたものに加熱用が多いのは、そのためです。
条件の付いた海域のものは、浄化のあいだ餌を食べません。そのぶん身が締まります。大きさを取るか、生で食べられることを取るかで、選ぶものが変わります。鍋やフライにするなら、大きいほうが食べごたえが出ます。
加熱用と書かれたものを生で出すことは、想定されていません。相手が生で食べたがる人なら、生食用と書かれたものが要ります。
逆に、鍋や焼きにしか使わない家なら、加熱用で足ります。値段が下がるうえ、身も大きくなります。相手が何にして食べるかが分かっているなら、そこから決められます。
むき身の1キロでも、大きい粒のものほど値が上がります。3Lで25粒ほど、2Lで35粒ほどと、粒数が添えられているので、一粒の大きさはそこから読めます。数が少ないほど、一粒が大きいということです。
産地の名前も値段に出ます。同じ大きさでも、名の通った産地のものは上がります。長く選ばれ続けているものを見ると、むき身は広島県産、殻付きは宮城県産と書かれたものが並んでいます。
殻はごつごつしていて、尖ったところがあります。素手でつかむと手を切るので、軍手をはめて持つことになります。生のまま固く閉じた殻を開けるには、専用のナイフも要ります。台所にある包丁では、刃が欠けます。
そのため、殻付きの組には牡蠣ナイフと片手用の軍手が付いてくるものがあります。相手が初めて殻付きを扱うなら、この二つが付いた組にしておくと、届いた日に手が止まりません。
「カンカン焼き」と書かれたものは、殻付きを缶に詰めた形です。缶ごと火にかけて蒸し焼きにする、漁師の食べ方から来ています。水をほとんど足さなくても、貝の持つ海水だけで蒸し上がります。
蒸すと殻がひとりでに開くので、こじ開けるナイフは要りません。ただし熱いものを持つことになるので、軍手は残ります。缶がそのまま鍋の代わりになるので、庭やベランダで火を使える家なら、そこに人が集まる時間ができます。
むき身は、殻を外して中身だけにしたものです。開ける手間も、道具も要りません。鍋に入れる、フライにする、炊き込むといった使い方に、そのまま回せます。
冷凍のものには「1kg(解凍後850g)」と書かれています。凍らせるときに薄い氷の膜がつくので、解けたぶんだけ目方が減ります。1キロと書いてあっても、皿に出るのは850グラムのほうだと思っておくと、人数の見当が狂いません。
殻付きは、開けるところから食べる時間が始まります。人が集まる日や、手を動かすことを面白がる相手に向きます。そのかわり、殻のぶん場所を取り、殻を捨てる手間も残ります。
むき身は、平日の夕食にそのまま入ります。台所に立つ時間の短い家なら、こちらのほうが早く減ります。誰と、どんな日に食べるかで、渡す形が分かれます。
冬が旬と言われるのは真牡蠣です。寒くなるほど身が太り、鍋やフライに使われます。贈りものとして箱で届くものは、ほとんどがこちらです。年末から春先にかけて、いちばん動きます。
同じ名前でも、季節によって別の種類が出ています。夏に出るのは岩牡蠣で、真牡蠣とは別の貝です。夏に「牡蠣」と書かれたものを見つけて、冬と同じつもりで注文すると、別の貝が届きます。
冷凍のむき身は、旬の時期に採ったものを凍らせてあります。そのため、夏でも冬のものが届きます。贈る時期を選ばずに済むので、お中元の時期にも使えます。
殻付きの生のものは、そうはいきません。採れる時期に合わせて出るので、注文できる季節が決まります。冬に渡したいのか、時期を問わずに渡したいのかで、選ぶ形が変わります。
冷凍でも生でも、受け取る人が家にいないと困ります。生の殻付きなら、なおさらです。留守がちな相手に何も言わずに送ると、荷物が玄関の前で待つことになります。
冷凍のものは、届いてすぐ冷凍庫に入れてもらう必要があります。1キロの袋がいくつも入る空きがあるかどうかは、こちらからは見えません。年末のように冷凍庫が詰まる時期なら、日にちを聞いてから注文するほうが安全です。
値段は生食用のほうが上がりますが、それは浄化にかける手間のぶんです。味が上等だからではありません。鍋やフライにする家に生食用を渡しても、その手間ぶんは食卓に出ません。
相手が生で食べる人かどうかで決めます。生で食べる習慣がないなら、加熱用の大きい粒のほうが喜ばれます。同じ値段でも、身の大きいものが選べます。
むき身なら、1キロで四人から五人ぶんの一食になります。2キロを渡すと、二回に分けて食べることになるので、冷凍庫の空きが要ります。一人か二人の家には、1キロでも数回に分かれます。
殻付きは、殻のぶん目方があるので、同じキロ数でも粒の数はぐっと減ります。2キロで十四粒から三十五粒と幅が出るので、キロ数より粒の数のほうが当てになります。人が集まる日に合わせるなら、一人あたり五粒から六粒。五人なら三十粒近く要るので、大粒のものを選ぶときは箱を増やします。
決めるのは、生食用か加熱用かと、殻付きかむき身かです。前者で食べ方が決まり、後者で相手の手間が決まります。
鍋やフライにする家には、加熱用のむき身を。同じ値段でも身の大きいものが選べて、袋から出してそのまま使えます。冷凍なら季節を選ばないので、夏に渡しても大丈夫です。
生で食べる相手には、生食用と書かれたものを。浄化に手間がかかっているぶん値は上がりますが、加熱用を渡すと、生で食べる道が閉じます。
人が集まる日に合わせるなら、殻付きを。缶ごと火にかけるものなら蒸すだけで殻が開き、鍋も要りません。熱いものを持つので、軍手の付いた組にしておくと、初めての相手でも手が止まりません。
量は、むき身の1キロで四人から五人ぶんの一食です。殻付きは粒の数で見て、一人あたり五粒から六粒。年末は相手の冷凍庫も詰まるので、届く日を聞いてから注文します。
ホタテにも殻付きとむき身があるので、道具の要る要らないは、そちらでも同じように見ます。
この記事の更新日