掲載17商品 / 楽天ランキングを59日分記録して選定
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同じものが家にあっても、困りません。袋を閉じて棚に置いておけるので、先に開けたほうから食べてもらえばよいだけです。生の果物のように、届いた日から追われることもありません。
自分のために買う人は、そう多くありません。生のいちじくは季節が来れば店に並びますが、乾かしたものはわざわざ探して買うものです。もらって初めて口にする、という人もいます。
選ぶときに最初に決まるのは、産地です。トルコ産とイラン産が並んでいて、この二つでは粒の大きさも、噛んだときの硬さも違います。同じ名前で売られていても、口に入れたときは別の食べ物に近くなります。
ドライフルーツには、産地が変わっても味の分かれない果物があります。いちじくはその逆で、どこで採れたかが、そのまま大きさと食感になります。
商品名に「トルコ産」と入っているものは、一粒が5センチ前後あります。手に取ると厚みがあり、指で押すと沈みます。
トルコ産が柔らかいのは、乾かし方に理由があります。実を木に成らせたまま、そこで自然に乾かすやり方をとるためです。摘んでから機械で一気に乾かすのとは違って、水分が少し残った状態で仕上がります。これをセミドライと呼びます。
味は、酸味がほとんど出ません。ねっとりとした濃い甘みだけが残るので、いちじくを食べ慣れていない相手にも入りやすい側です。
イラン産と書かれたものは、粒が目に見えて小さくなります。しっかり乾かしてあるぶん、噛んだときの手ごたえも硬い。
同じ量を買っても、粒の数はイラン産のほうが多くなります。一粒が小さいので、少しずつ食べる形に向きます。歯ごたえのあるものを好む相手、あるいは料理に細かく使いたい相手には、こちらが合います。
商品名に「白いちじく」と入っていることがあります。皮が黄緑がかった白っぽい色をしているためで、トルコで作られているスミルナという品種を指しています。
つまり、白いちじくと書いてあれば、それは大粒でやわらかいほうだということです。「スミルナ種」と品種名まで書いた商品もありますが、指しているものは同じです。
産地の書かれていない商品もあります。その場合は、大粒・肉厚と書いてあればトルコ産の側、小粒と書いてあればイラン産の側という見当が付きます。
同じトルコ産でも、値段には開きがあります。差が出るのは、収穫したあとの手順です。
摘んだ実を洗って干し、そこから大きさで分けていきます。この分け方が細かいほど、袋の中の粒が揃い、上の等級には大粒が集まります。いちばん上の等級として売られているものは、そこを通ってきたものです。
商品名に「検品済」と書かれているものがあります。ひと粒ずつ見て分けたものなので、値段は高いほうに並びます。粒の大きさが揃っていると、箱や袋に入れたときの見え方も整います。
いちじくを割ると、中に細かい粒がぎっしり詰まっています。これが種で、噛むとプチプチと音がします。
乾かしたことで水分が抜けているので、生のいちじくより種の当たりがはっきり出ます。この歯ざわりを目当てに買う人がいて、選ばれる理由の一つになっています。
ほかの乾かした果物には、あまり無い食感です。甘さや酸味ではなく、粒が当たるかどうかで選ばれているという点が、いちじくの並びを他と分けています。
種そのものの大きさは、粒が大きくても小さくても変わりません。変わるのは果肉の量です。大粒のトルコ産は果肉が厚いので、種の当たりが果肉に包まれます。
小粒のイラン産は果肉が薄いぶん、噛んだときに種のほうが前に出ます。つぶつぶをはっきり感じたいならイラン産、甘みを主役にしたいならトルコ産、という分かれ方をします。
丸ごとではなく、細かく刻んだ状態で売られているものもあります。こちらはパンや焼き菓子に混ぜる前提の売り方です。
刻んであると、生地に混ぜたときに種が全体へ散ります。一口ごとに小さくプチプチが当たる形になります。焼くのが好きな相手には、刻んであるものを選ぶ手もあります。
そのまま食べてもらうつもりなら、丸ごとのほうです。一粒を手に取る形になるので、食べる量も相手が決められます。
同じ名前で並んでいても、袋の大きさが100グラム台から1キロを超えるものまであります。ここは値段より先に決まるところです。
大袋のものは、菓子やパンを焼く相手に向けた売り方です。製菓材料、製パン材料と書かれているのがその印で、使い切る前提の量になっています。
そのまま食べる相手に1キロを渡すと、減るのに時間がかかります。日持ちのするものなので急かす必要はありませんが、そのぶん置き場所を長く取ります。相手が一人暮らしだと分かっているなら、量のほうを先に落として考えます。
小さい袋は、いちじくを食べ慣れていない相手に向きます。口に合うかどうか分からないうちに大袋を渡すと、相手の棚を占領します。
一度食べてもらって、気に入ったようなら次に大きい袋をという渡し方ができるのは、この幅があるからです。何度か贈る相手なら、量を上げていく形にできます。
大きい袋のものには、口を閉じられる作りが付いているものがあります。商品名に書かれていることが多いので、そこで分かります。
一度に食べ切らない量を渡すなら、この作りがあるほうが親切です。移し替える手間が要らないぶん、開けたその日から棚に置けます。小さい袋なら数日で終わるので、そこまで気にする必要はありません。
カビではありません。いちじくに含まれる糖分が、表面に浮いて結晶になったものです。甘みの強いものほど出やすくなります。
見た目で心配されそうなときは、渡すときに一言添えておくと止まりません。中身の問題ではないので、そのまま食べてもらえます。
商品名の「無添加」「砂糖不使用」は売っている側が書いている言葉ですが、有機の認証は外の機関が調べて出しているものです。書いてある言葉が同じでも、確かめ方が違います。
材料の出どころを気にする相手だと分かっているなら、認証の付いたものを選んでおくと話が早くなります。そうでなければ、そこは値段との兼ね合いで決めて差し支えありません。
イラン産はもともとしっかり乾かしてあるので、硬いのが元の姿です。トルコ産と比べて失敗したわけではありません。
やわらかいものを渡したいと決まっているなら、トルコ産か白いちじくと書かれたものに絞るところから始めます。産地の書かれていない商品もあるので、そこは書いてあるものを選んだほうが外れません。
産地を先に決めて、そのあと量を決めると、迷わずに済みます。
いちじくを食べ慣れていない相手、やわらかいものを喜ぶ相手には、トルコ産か白いちじくと書かれたものを。5センチ前後の大粒で、酸味が出ず、甘みだけが濃く残ります。木に成らせたまま乾かしてあるので、噛んだときの当たりもやさしくなります。
歯ごたえのあるものを好む相手、いちじくを何度も食べている相手には、イラン産を。粒は小さくなりますが、そのぶん種のつぶつぶがはっきり出ます。甘さで選ぶのではなく、食感で選ぶ側です。
量は、そのまま食べてもらうなら100グラム台の袋から。菓子やパンを焼く相手だと分かっているなら、刻んであるものを大袋で渡すと、そのまま使ってもらえます。口を閉じられる作りかどうかは、大きい袋を選ぶときだけ見ておきます。
あちらは産地や品種では味が分かれず、乾かし加減だけでやわらかさが変わるという、別の選び方になります。
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