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洗って皿に載せれば、そのまま手でつまめるのがぶどうです。皮ごと食べられて種のないシャインマスカットが並ぶようになり、包丁も種を出す小皿も要らなくなりました。受け取った側に仕事が残らないので、子どもでも年配の相手でも扱いに困りません。
先に決まるのは等級です。商品名に「秀」「赤秀」「優」といった言葉が付いていて、同じシャインマスカットでもここで値段が変わります。上下の順が分かっていないと、何にお金を払っているのかが読めません。
次に効いてくるのが重さです。房の数だけでは量が決まらず、800グラムの2房と1.2キロの2房が、どちらも同じ「2房」という書き方で並んでいます。
同じシャインマスカットで値段が違うものが並んでいます。品種も産地も同じなのに差があるなら、多くは等級の差です。商品名に付く「秀」「優」がそれで、色や形の揃い方で分けられています。
等級は上から特、秀、優、良と付けられることが多くなっています。贈答用として売られるのは秀と優の二つで、良はまず出てきません。
この二つのあいだに、はっきりした段差があります。秀以上なら中身が安定していると見られますが、優になると当たり外れが出てくることもあるとされます。改まった相手へ送るなら、秀のほうから探すことになります。
同じ秀でも、上下が付いていることがあります。下から青秀、赤秀、特秀の順。箱に貼る札の色から来た呼び名で、特秀はその上に置かれた呼び方です。
商品名に「赤秀」とだけ書かれていると、いちばん上のように読めてしまいます。実際には上に一段あるので、同じ店の並びで赤秀と青秀のどちらも出ているときに、赤秀のほうが上という読み方をします。
ここが取り違えやすいところです。等級は色や形の揃い方を優先して付けられるもので、味の順位そのものではありません。下の等級だからといって、必ず味が落ちるわけではないとされています。
一方で、粒がそろって色が乗るのは実がよく育った結果でもあります。秀以上は中身が安定していると見られ、優より下になると当たり外れが出ます。見た目の等級と味は、同じものではないけれど、まったく別でもないという関係です。
しかも基準は産地の農協や品目ごとに違っていて、全国で統一されていません。ある産地の優が、別の産地の秀と同じ見栄えということが起こります。別々の店の商品を、等級の言葉だけで比べることはできません。
商品名は「2房」から書き始められます。ただし房の大きさは商品ごとに違うので、房数だけを見比べても量は分かりません。
同じ「2房」でも、1房400グラムのものと600グラムのものが並びます。前者は2房で800グラム、後者は1.2キロ。房の数は同じでも、後者は前者の1.5倍あります。
商品名には重さも書かれているので、手がかりは房数より先にそちらです。「2房(400g×2)」のように、1房あたりまで書いてあるものがいちばん確かです。
シャインマスカットのような大粒のものは、1房を400グラムから450グラムほどに仕上げるのが標準です。粒の数でいえば30粒から35粒ほど。
それを大きく超えた房になると、粒の色が乗りきらず、味も落ちるとされています。「大房」という言葉は量の多さを表しているだけで、上の等級を意味していません。重さの数字だけを追うと、そこで外します。
デラウェアのような小粒のものは、1房が170グラムほどにしかなりません。2キロの箱で12房ほど入ります。大粒のものも、1房500グラムを3房から5房で2キロにした箱があります。
同じ2キロでも、房が2つか、12房かで渡り方が変わります。渡す先が何軒かあるなら房数の多い箱を、一人へ渡すなら大きい房が2つ入った1キロ前後の箱を。箱を開けて配るのか、そのまま手渡すのかで決まります。
このジャンルは注文を先に受けて、実ってから送る商品が並びます。渡す日が決まっているなら、そこから逆に注文の日を決めることになります。
商品名に「予約」「先行予約」と書かれたものがあります。八月下旬以降、九月以降と、送り始める時期まで書かれているものも並びます。露地で作られるものの旬が八月下旬から九月下旬なので、そこへ向けて先に注文を集める形です。
敬老の日は九月の第三月曜なので、旬のちょうど真ん中に入ります。この時期に渡すなら選べる幅がいちばん広くなります。逆に旬の外へ渡すなら、ハウスで育てたものか、別の果物に切り替えることになります。
冷蔵に入れておけば3日から5日ほど。常温だと2日から3日で、旬が夏の終わりにあたるこのジャンルでは、実際には1日か2日と見ておくことになります。
相手が受け取れる日と、その日から数日のうちに食べてもらえるか。この二つが揃わないと、いちばんおいしい時期を外します。留守が続きそうな相手には、日にちを改めて送るほうが確かです。
このジャンルは「御供」「お供え」と書かれた商品が多く並びます。供えたあとに下げて、その場で分けて食べる流れになるからです。刃物を出さずに配れるので、人の出入りがある場でも扱いに困りません。
ただし日持ちは短いままです。供える日から数日のうちに下げて食べる前提なら収まりますが、長く置く場所には向きません。届く日を法要の日に合わせておくと、そこがずれません。
等級が秀でも、商品名に「ご家庭向け」と添えられたものがあります。箱や房のそろえ方に、贈答用ほど手をかけていないものです。中身の等級と、贈り物としての体裁は別に付いています。
家族へ送るなら、こちらのほうが同じ等級を安く渡せます。改まった相手へ送るなら、その言葉が入っていないものから探すことになります。箱を開けてもらう場面かどうかが分かれ目です。
デラウェアのような小粒のものは、皮を外して食べます。種はありませんが指先は汚れるので、出す場所が限られます。
相手の家の様子が分からないなら、皮ごと食べられる大粒のほうが扱いに困りません。家族で囲む場面がはっきりしていて、房数がほしいなら小粒のほうが行き渡ります。分からないときに皮ごとを選ぶ、という順序です。
先に決まるのは等級です。上から特・秀・優・良の順で、秀の中がさらに青秀・赤秀・特秀に分かれます。秀と優のあいだに、中身が安定するかどうかの段差があります。
ただし基準は産地の農協ごとに違うので、等級が使えるのは同じ店の並びを見比べるときだけです。店をまたぐと物差しそのものが変わります。見た目の揃い方で付くものなので味の順位そのものではありませんが、粒がそろうのは実がよく育った結果でもあり、まったく無関係でもありません。
量を決めるのは房の数ではなく重さです。同じ「2房」で800グラムのものと1.2キロのものが並びます。大粒のものは1房400グラムから450グラムほどに仕上げるのが標準で、それを大きく超えた房は粒の色が乗りきらないとされているので、重さの数字だけを追うと外します。
旬は八月下旬から九月下旬。予約でしか買えない時期があり、届いてからは冷蔵で3日から5日、常温なら1日か2日です。渡す日と、相手がその数日のうちに食べられるかが揃って初めて成り立ちます。
改まった相手へ箱を開けてもらうなら、同じ店の並びで赤秀か秀と書かれた、1房400グラム台の2房を。そろった粒が箱を開けた瞬間に見えます。家族で囲んでもらうなら、房数の多い2キロの箱を旬に合わせて。一度に食べきらずに、何日かに分けて出せます。
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