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商品名に「シャンパン製法」と書かれた品と、「シャンパン入り」と書かれた品。この二つは、まるで違うものを指しています。
前者はシャンパンと同じ作り方をしたという意味で、中身はシャンパンではありません。後者は本物のシャンパンが何本か入っているという意味です。
21件を読むと、この二つが同じところに並んでいます。金額もそう変わらないので、読み飛ばすと取り違えます。
そもそも「シャンパン」を名乗れるのは、フランスの限られた地域で決められた作り方をしたものだけです。同じ作り方でも、場所が違えば別の名前になります。
その名前の仕組みを知っておくと、21件の商品名がまるで違って見えてきます。
本数と組み方で五つに分かれます。同じ泡の組でも、届く箱の重さと飲み終わるまでの日数が違います。金額の幅もそこで開きます。
この分野でいちばん数の多い大きさです。750ミリリットルの瓶が5本か6本、箱に収まって届きます。重さは6キロから8キロほどになります。
一度に何本も開ける家でなくても、飲み終わるまでが長くなりすぎません。二人で暮らす家なら、月に一本か二本のところに落ち着きます。金額もこの中では軽いほうに収まります。
箱が一回り大きくなり、重さは10キロを超えます。玄関で受け取って運ぶところまでを、贈られた側がやることになります。
人の集まる家や、来客の多い家に届きます。一本あたりで見ると軽くなるので、量を必要とする場面では選ばれます。置いておく場所も確保してもらうことになります。
9本に1本、10本に2本、12本に2本を足した組です。同じ企画の中で本数だけを増やしてあり、金額はそのままか少し上がる程度です。
期間を区切って売られていることが多く、その時期を外すと同じ形では買えません。当たりくじの入った組もあり、特定の銘柄が届く場合があると書かれています。数を求める相手に向いた売られ方です。
3本から5本で、一本あたりの金額が高い組です。名前の知られたシャンパンの造り手が入っていて、商品名にもその名が出ています。
数ではなく中身で見せる形です。改まった相手に渡す場面や、特別な日のために用意する場面に合います。この分野でいちばん上の金額に来ます。
商品名に「箱」と書かれた品があります。専用の箱に収めた状態で届くので、そのまま渡せます。
書かれていない品は、輸送用の段ボールで届くことがあります。手渡しするなら、この一語があるかどうかで当日の手間が変わります。包装を頼めるかどうかも、注文の画面で確かめられます。
同じように泡の出るワインでも、シャンパンと書ける品は限られています。この分野の商品名に言い換えが並ぶのは、そのためです。
シャンパンと名乗れるのは、フランスのシャンパーニュ地方で、決められた品種と製法で作られたものだけです。地域を一歩出れば、同じ人が同じ作り方をしても名乗れません。
だから商品名に「シャンパン製法」と書かれた品は、シャンパンではありません。作り方が同じというだけで、中身は別の産地のスパークリングワインです。ここを読み違えると、届いた瓶を見て戸惑うことになります。
「シャンパン入り」「シャンパーニュ入り」と書かれていれば、本物が何本か混ざっています。「シャンパン製法」「瓶内二次発酵」なら、製法の話です。
一文字違いのようですが、意味はまるで違います。改まった相手に渡すつもりで「製法」の品を選ぶと、狙いが外れます。商品名の中で、この二つの言葉を探すのが最初の仕事になります。
フランスのシャンパーニュ以外の地域で、同じ瓶内二次発酵をしたものはクレマンと呼ばれます。スペインで同じ作り方をしたものはカヴァです。
イタリアではスプマンテという言葉が使われ、そのなかで泡の弱いものをフリッツァンテと呼びます。産地ごとに呼び名が分かれているだけで、作り方が下だという意味ではありません。名前を知っていれば、商品名から中身の見当が付きます。
瓶の中で二度目の発酵をさせる方法と、大きなタンクでまとめて発酵させる方法があります。前者は一本ずつ手をかけるので時間がかかり、そのぶん金額に出ます。
後者は短い期間で大量に作れます。泡の粒が粗く、抜けるのも早くなります。商品名に製法が書かれていない品は、たいてい後者です。書いてある品は、それが売りになるから書いています。
この分野の21件のうち、大半が商品名に辛口と入れています。甘口が並ばないのは、食事に合わせる飲み方が中心だからです。
甘さの度合いには段階があり、辛口の中でもさらに分かれます。ただし商品名でそこまで書き分けている品は少なく、開けてみないと分かりません。甘いものが好きな相手には、この分野そのものが合わないことがあります。
商品名に個別の銘柄が書かれていない品が並びます。中身は届いてから分かる、という売り方です。
同じ企画が何十回、何百回と繰り返されていて、そのたびに中身が入れ替わります。買う人は銘柄ではなく、その店の目利きを買っています。贈る側も、何が届くか正確には知らないまま渡すことになります。
泡の入った瓶は、開けた瞬間から抜け始めます。飲み残しを翌日に回すという飲み方が、ほとんどできません。
栓を抜けば、その一本を飲み切ることになります。二人で分けても750ミリリットルなので、グラス五杯ずつほどです。半分残して明日、という選び方ができません。
つまり、届いた本数はそのまま「開ける回数」になります。12本の組なら、12回の機会が必要です。人数と頻度を掛け合わせると、飲み終わるまでの月数が見えてきます。
泡を逃がさないための栓が売られています。挟んで押さえる形で、開けた瓶に取り付けます。冷蔵庫に立てておけば、翌日はまだ飲めます。
それでも二日を過ぎると、注いだときの立ち上がりが弱くなります。泡が抜けた状態は、同じ酒でも別の飲み物のようになります。栓があっても、基本は一日で終わる品だと考えておきます。
二人暮らしで週に一本なら、12本の組は三か月ほどかかります。月に一本なら一年です。その間、箱を置いておく場所が要ります。
保管そのものは難しくありません。冷暗所に横にして置けば、年単位で持ちます。ただし「贈られた酒がまだ残っている」という状態が長く続くのは、受け取る側にとって気の重いことでもあります。
泡の入った酒は、冷えていないと味が締まりません。常温の瓶を冷蔵庫に入れてから飲めるようになるまで、三時間から四時間かかります。
氷水に浸ければ30分ほどに縮みます。その日に飲むと決まっているなら、そちらのほうが早く済みます。届いたその場で開けるという渡し方は、この分野では難しくなります。
栓を抜くときの音は、静かな場所では響きます。集合住宅の夜や、小さい子が寝ている家では気を使う場面があります。
ゆっくり回して抜けば音は抑えられますが、慣れが要ります。人の集まる場に持っていくなら、その音そのものが場を作ります。飲む場面がどちらかで、渡す意味も変わってきます。
瓶が何本も入るので、箱は重くなります。9本を超える組では10キロを上回るため、置き配には向きません。相手が家にいる時間に合わせて指定します。
冷やす必要のない品なので、届く日そのものに厳しさはありません。常温で保管できます。ただし夏の車内に長く置かれると質が落ちるので、留守が続きそうなら日付を指定しておきます。
飲まない家に何本も届くと、置き場所だけを取ることになります。この分野は本数の多い組が中心なので、外したときの負担が大きくなります。
飲むかどうかが分からないなら、この分野は避けます。人が集まる家なら、本人が飲まなくても客に出せますが、それも分かっている場合の話です。確かめられる間柄でだけ選びます。
酒は供え物として使われてきましたが、泡の出るものは祝いの色が強くなります。栓を抜く音も、その場には合いません。
法要の席で出すつもりなら、この分野は外します。故人が好きだったという理由で供えるなら別ですが、その場合も家の考え方に合わせます。迷うなら、周囲に相談してから決めます。
銘柄で勝負すると、すでに飲んだことのある品に当たります。詳しい相手ほど、定番は一通り試しています。
そういう相手には、製法や産地でそろえた組が向きます。同じ作り方で産地だけが違う品を並べれば、比べる楽しみが生まれます。中身が明記されている品なら、事前に重なりを避けることもできます。
細長いグラスは泡が立ち上がる様子が見えますが、持っている家は多くありません。普通のワイングラスでも飲めます。
グラスを添えると荷物が増え、割れ物も一つ増えます。すでに酒を飲む家なら何かしらあるので、瓶だけで足ります。初めて贈る相手で、道具から入ってほしい場合にだけ考えます。
一本ずつ配るなら、この分野の組は向きません。中身の銘柄がそろっていない組が多く、誰に何が当たるかで差が出ます。
その場で開けて分けるなら、本数の多い組が使えます。人数分のグラスが用意できる場所かどうかを先に確かめます。持ち帰ってもらう形にするなら、一本ずつ売られている品を人数分そろえるほうが収まります。
注文の画面では、商品名の中の「入り」と「製法」を探します。前者は本物のシャンパンが混ざっている印、後者は作り方が同じというだけの印です。一文字の違いで、届くものが変わります。
次に本数を数えます。栓を抜いた瓶は翌日に持ち越せないので、本数はそのまま開ける回数になります。相手の家で月に何回その場面があるかを見積もると、12本と6本のどちらかが決まります。
箱の重さも計算に入れます。9本を超える組は10キロを上回るため、玄関で受け取って運ぶところまでが相手の仕事になります。集合住宅の上の階なら、そこも負担のうちです。
金賞や受賞の表示があるかも見ておきます。この分野は中身の銘柄を書かない品が多いので、選んだ理由を説明する手がかりがそこにしかない場合があります。渡すときの一言に使えます。
最後に、送料の扱いを確かめます。この分野は送料込みの表示が中心ですが、地域によって別料金がかかる品もあります。北海道や沖縄へ送るなら、注文の前に見ておきます。
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