掲載8商品 / 楽天ランキングを59日分記録して選定
時点の楽天ランキングを集計
黒砂糖は、台所でも使えて、そのままつまんでも食べられます。渡した相手が料理をしない人でも、袋を開けたその日に一かけ口に入れてもらえる。砂糖でこれができるものは、そう多くありません。日持ちがするので、渡す時期も選びません。
最初の分かれ目は、「黒糖」と書かれているか、「加工黒糖」と書かれているかです。前者はさとうきびだけ、後者はそこに粗糖や糖蜜を混ぜたもの。同じ「黒砂糖」として並んでいますが、中身が違います。
黒糖は、さとうきびの搾り汁を煮詰めて冷やしただけのものです。加工黒糖は、そこに粗糖や糖蜜を混ぜて作ります。茶色い砂糖として同じところに置かれていますが、入っているものが違います。
見分けるのは商品ページの原材料です。「さとうきび」だけと書かれていれば黒糖。混ぜたものには「加工黒糖」と表示する決まりになっています。商品名に「純黒糖」「さとうきび100%」と入っているのは、混ぜていないことを先に言っているためです。
加工黒糖が劣るという話ではありません。混ぜることで味が均されて、苦みと渋みが弱くなります。さとうきびそのものの味を渡したいのか、口に合いやすさを取るのか、という分かれ方です。
沖縄で作った黒糖を県外へ出しているのは、八つの島です。多良間、小浜、西表、波照間、与那国、伊平屋、伊江、そしてあぐに。県外で手に入る沖縄の黒糖は、この八つの島のものになります。
作り方に大きな差はありません。島ごとの土と天候、さとうきびの育ち方が、そのまま味に出ます。多良間のものは甘みが強く、波照間のものは苦みが立ち、西表のものは味が濃く出ます。同じ「沖縄の黒糖」でも、島が変われば別の味です。
島の違うものを三種、四種と詰め合わせたものがあるのは、そこを並べて食べてもらうためです。相手がどの島を好むか分からないときは、一種類に決め打ちするより外れません。
塊のものは、そのまま口に入れるのと、煮込みに落としてコクを出すのに向きます。「かちわり」と書かれたものは、数グラムずつの塊が袋に入った形を指します。
粉のものは、料理にも飲み物にも菓子にも使えます。塊のままでは、大さじ一杯だけ量ることも、湯にすぐ溶かすこともできません。台所で日常的に使ってもらうつもりなら、粉のほうが向きます。
粉は塊より空気に触れる面が多いので、早めに使い切ってもらうものです。砂糖をあまり使わない家に大袋の粉を渡すと、湿気を吸って固まります。量を決めるときは、ここが先に来ます。
黒糖の味には、甘さのほかに苦みと渋みと塩気があります。塩黒糖は、そのうち塩気の側を塩で強めた形です。
塩の産地を変えて何種類か組んだものもあります。甘いものをそれほど食べない相手や、汗をかく仕事の人が手を伸ばすのは、こちらのほうです。
白い砂糖はくせのない甘さで、何に入れても味を変えません。黒糖はそうではなく、入れた料理の味を自分の側へ引き寄せます。
煮物、佃煮、生姜湯のように、濃い味と合うものなら、この癖がそのまま持ち味になります。逆に、紅茶や、素材の味で食べる菓子に入れると、黒糖の味のほうが前に出ます。相手がふだん作るものが分かれば、台所へ渡してよいかどうかが決まります。
黒糖は、調味料として分類されていながら、そのまま口に入れられる数少ない砂糖です。沖縄では塊を一かけ、お茶うけにする食べ方が続いてきました。
台所に立たない相手に料理用の粉を渡すと、袋が開かないまま置かれます。小分けの袋に塊が入ったものなら、鞄にも入れられるので、仕事場でも車の中でも食べられます。使い道を相手に考えさせない形にしておくと、そのまま減っていきます。
砂糖であることは変わりません。白い砂糖を減らしている相手に、その代わりとして渡すのは筋が違います。
そういう相手には、代用品としてではなく、味を楽しむものとして渡すほうが通ります。島ごとの食べ比べや、塩を合わせたもの。量を控えている人ほど、一かけの味が濃いもののほうが少しで足ります。
大きな塊は固いので、噛み砕くのに力が要ります。小さい子どものいる家に渡すなら、粉のものか、かちわりのように小さく分かれているもののほうが扱いやすくなります。
粉のものは湯にも冷たい飲み物にも溶けるので、子どもの口に入る形にしやすくなります。大人だけの家なら、大きな塊のままでも困りません。そのまま割って食べればいいからです。
1キロ近い大袋があります。台所で毎日砂糖を使う家なら、これでも減っていきます。そうでない家に渡すと、開けた袋がそのまま残ります。
200グラム前後の袋を何袋か組んだものなら、開ける袋を一つずつにできます。開けていない袋は封をしたままなので、使うのが遅い家でも最後まで持ちます。重さを同じにするなら、大袋一つより小分けを何袋か、という選び方になります。
島の違う黒糖を組んだものは、並べて食べてもらうことが前提です。どれが好きだったかを、あとで相手から聞けるので、次に何かを渡すときの手がかりになります。
一種類を多く渡すか、少しずつ何種類か渡すか。相手が好きな島を決めているなら一種類を多く、そこが分からないなら食べ比べのほう、という分かれ方です。
砂糖なので重さはありますが、袋なのでかさばりません。200グラムの袋がいくつかなら、鞄に入れて持って行けます。旅先の土産や、ちょっとした礼に添える一袋として渡しやすいところです。
送る途中で崩れて困るものではないので、遠くの相手にも回せます。割れ物のように箱の中で動かないよう気を配る必要もありません。
袋のままだと、台所の材料に見えます。内祝いやお中元のように体裁を整えたい場面なら、箱に入って届くものを選ぶことになります。
格を上げたいなら、島の名前が書かれたものを、種類を増やして組むほうが伝わります。一袋を高いものにするより、並べたときの見え方のほうが効きます。
大丈夫です。固まるのは湿気を吸うからで、傷んだわけではありません。そのまま使えますし、砕けば元どおりに量れます。
そのうえで気にするなら、粉のものは塊より空気に触れる面が多いので、そこだけ見ておくことになります。小分けの袋になっているものを選べば、開けていない袋は封をしたままです。大袋の粉を、砂糖をあまり使わない家に渡すのが、いちばん固まりやすい組み合わせになります。
そうとは限りません。混ぜてあるぶん味が均されて、苦みや渋みが弱くなります。黒糖を食べ慣れていない相手には、こちらのほうが口に合うことがあります。
分けるなら、相手が黒糖そのものを求めているかどうかで見ます。島の名前を挙げて話すような相手なら、原材料がさとうきびだけのものを。甘いものとして食べてもらうなら、加工黒糖でも用は足ります。上下の関係ではなく、味の濃さの違いです。
黒砂糖は、中身・島・形の三つで決まり、最後に量と渡し方で絞ります。さとうきびだけで作ったものが「黒糖」、粗糖や糖蜜を混ぜたものが「加工黒糖」で、原材料の表示に出ること。県外へ出ている沖縄の黒糖は八つの島のもので、島が変われば味も変わること。
塊は口に入れるのと煮込みに、粉は料理と飲み物と菓子に。粉は空気に触れる面が多いので、砂糖をあまり使わない家には、大袋より小分けのものを選ぶことになります。塩気の側を強めた塩黒糖という形もあります。
台所で毎日砂糖を使う家には、粉のものをまとまった量で渡すのが向きます。好きな島が決まっていない相手には、島の違うものを三種、四種と組んだ食べ比べを。甘いものを控えている人になら、塩を合わせたものを少しずつ。量を増やさずに、味だけを渡せます。
この記事の更新日