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かまぼこと聞いて浮かぶのは、板に載った白い半円ではないでしょうか。正月の膳に、赤と白で並んでいるあれです。
売れ続けている7件を見ると、その形は1件しかありません。残りは笹の葉のような平たいもの、渦を巻いた小さいもの、油で揚げたもの、紙のように薄いもの。
どれも魚のすり身を固めたものですが、見た目に共通点がありません。名前が同じというだけで、届くまで何が来るのか決まらないという分野です。
金額の開きも大きく、手土産にする一箱と、贈答用に組んだ箱では十倍ほど違います。形が違えば渡し方も変わるので、金額だけでは並べられません。
相手の食卓に何が載るところを思い浮かべるかで、選ぶものが決まってきます。
売られ方で六つに分かれます。同じ練り物でも、箱の組み方と渡す場面がそれぞれ違います。中身の数も揃っていません。
一つずつ包んだものを箱に並べた形です。笹の葉の形をしたもの、チーズを挟んだもの、揚げたもの、小さく揚げたものが一箱に入ります。
種類が混ざっているので、食べる人の好みが分からなくても外れにくくなります。個包装なので、開けてから何日かに分けて食べられます。人数の多い家や、職場に持っていく場面に向いた作りです。
商品名に品番しか書かれていない品があります。中身の説明を省いて、番号で注文する昔ながらの売り方です。
古くからの取引先や、毎年決まった品を送っている家が使っています。中身は店の詰め合わせで、季節ごとに構成が変わることもあります。この中では上のほうの金額に来ます。
夏の贈り物として組まれた品です。中元の時期に合わせて売り出され、時期を外すと手に入りません。
揚げた練り物を中心に組んであり、冷たい酒や麦茶に合わせる中身になっています。季節限定と書かれているぶん、届いた側にも時期が伝わります。値の張る一箱です。
小さく巻いた形を何種類か入れた品です。昆布を巻いたもの、赤いもの、青いものが一つの袋に入っています。
金額が軽いので、まず送ってみるという使い方ができます。切ると渦の模様が出るので、弁当や煮物の彩りに使われます。数が要るときに足しやすい形です。
平たく焼いたものを枚数で売る品です。個包装で、箱ではなく袋や簡素な包みに入って届きます。
旅先で買う土産物と同じ形で、改まった贈り物というより手渡しの品になります。そのまま手で持って食べられるので、酒の肴や子どものおやつに回されます。
板に載った赤と白を一組にして、紙で包んだ形です。正月や祝いの膳に載せることを想定した売られ方になっています。
切って皿に並べるまでが前提で、食べ切るには人数が要ります。この形だけは、届いた時点で使い道が決まっています。改まった相手に渡すならここになります。
紙のように薄く伸ばしたものを、色ごとに揃えた品です。そのまま食べるためではなく、切って飾りにするために売られています。
弁当の彩りや、子どもと一緒に形を抜く使い方をします。相手に手を動かしてもらう品なので、渡す相手を選びます。金額は軽いほうです。
7件を並べると、似た見た目のものがありません。丸いもの、平たいもの、薄いもの、揚がったもの。名前だけでは何が届くか決まりません。
多くの人が思い浮かべる、板に載った半円の形。この分野で売れ続けているもののうち、その形をしているのは紅白の一組だけです。近所の店で買える形でもあります。
残りはすべて別の形をしています。正月の膳を思い浮かべて注文すると、届いた箱を開けたときに戸惑うことになります。名前で選ぶと、ここでずれが出ます。
笹の葉のような形をしたものや、四角く平たく焼いたものがあります。表面に焼き目が付いていて、板には載っていません。一枚ずつ包まれた状態で箱に並びます。
そのまま手で持って食べられるので、切る道具が要りません。宮城や小田原の店が古くから作ってきた形で、土産物として広まってきました。この分野でいちばん数が多いのがこの形です。
すり身を油で揚げたものも、同じ名前で並びます。表面が茶色く、見た目は惣菜の揚げ物に近くなります。白さを探すと見つかりません。
小さく丸めて揚げたものや、平たく伸ばして揚げたものがあります。魚の身をそのまま混ぜ込んだ品もあり、噛むと骨の食感が残ります。白い蒲鉾とは別の食べ物に見えます。
芯に昆布を巻いたものや、外側に色を付けて巻いたものです。切ると断面に渦の模様が出ます。切る前は、ただの小さい筒に見えます。
一つが小さく、切って初めて形が分かります。富山ではこの形が定着していて、祝いの席にも使われてきました。並んでいるのは食べ比べの袋で、模様の違うものが一緒に入っています。
薄く伸ばして色を付けた一枚ものです。厚みがほとんどなく、そのままかじる品ではありません。色数で揃えて売られています。
型で抜いたり、切って形を作ったりして使います。買った人が手を加える前提の品で、食材として売られています。同じ名前で並んでいますが、性格が違います。
贈られた側も、名前から板の形を想像します。開けてみて違う形が出てくると、そこで説明が要ります。喜ばれるかどうかは、その説明が付くかで変わります。
どこの何という形なのかが箱に書かれていれば、その説明が要りません。書かれていない品を送るなら、渡すときに一言添えておくと伝わります。形が揃っていない分野では、ここが効いてきます。
形が違うのは、火の通し方が違うからです。同じすり身でも、水分の抜け方で口に入れたときの感じがはっきり分かれます。ここは写真では分かりません。
板に載った形は、蒸して固めただけです。水分が多く残るので、押すと戻る弾力が出ます。この跳ね返りを、この分野では足と呼びます。
やわらかいぶん、噛む力の弱い相手でも食べられます。薄く切れば口の中でほどけるので、年配の家族が集まる膳にも載せられます。そのかわり日持ちは短くなります。
平たい形は表面を焼いてあります。焼いた面だけ水分が抜けて色が付き、中はやわらかいままです。一枚の中で二つの食感が出ます。
外と中で歯ごたえが変わるので、そのままかじると食べ応えが出ます。焼いた面が乾いているぶん、蒸しただけのものより持ちも良くなります。冷やしたままでも、少し温めても食べられます。
油で揚げたものは、全体の水分がかなり抜けています。噛んだときの手応えが強く、酒の肴に回されるのはこのためです。味も濃く出ます。
魚の身を粗く残した品だと、そこにさらに食感が加わります。温め直すと表面が立ち上がり、揚げたてに近い状態に戻ります。冷たいままでも食べられますが、味の出方が変わります。
紙のような一枚は、水分がほとんどありません。そのまま食べても味が薄く、料理に組み込んで初めて働きます。単体では完成していない品です。
固さがあるので型で抜いても崩れません。長く置ける形ですが、開けたあとは乾きが進むので早めに使ってもらうことになります。使い切る量かどうかを見ておきます。
蒸しただけのものと薄いものは、そのままか、切るだけで済みます。焼いたものと揚げたものは、温めるとよくなります。この差は箱には書かれていません。
台所に立つ習慣のない相手には、切るだけで出せる形を選びます。料理をする相手なら、温め直して味が変わる品のほうが楽しめます。どちらが良いというより、相手の台所の様子で決まります。
練り物は冷蔵で届きます。留守が続くと再配達になり、その間ずっと箱が動くことになります。
相手が家にいる日を聞ける間柄なら、日付を指定します。聞けないなら、宅配ボックスに入らない冷蔵便であることだけ頭に置いて、平日の昼を外します。年末は届く日がずれやすいので、日付を決めるなら早めに動きます。
紅白に組まれた品は避けます。赤が入っている時点で祝いの品なので、その場には合いません。
白いものだけの品や、焼いた枚もの、揚げたものなら差し支えありません。地域によって決まりごとがあるので、迷ったら店に聞くと教えてもらえます。包み紙の色も確かめておきます。
板は輸送のために付いているもので、外して食べるのが普通です。付いたまま渡して問題ありません。
板があることで形が崩れず、切るときの台にもなります。受け取った側も外し方を知っているので、説明は要りません。外したあとの板を取っておく人もいます。
個包装のものにします。一度開けると日持ちが短くなるので、一つずつ包んであると食べ切るまでが楽になります。
板に載った大きい形は、一人では持て余します。切ったものを何日も冷蔵庫に置くことになるので、量の少ない品か、分けて食べられる品を選びます。
すり身にする過程で魚の匂いはかなり抜けます。切り身が苦手な人でも食べられることが多い食べ物です。
ただし、魚の身を粗く残した揚げ物は匂いも食感も残ります。苦手だと聞いている相手には、蒸したものや、チーズを挟んだものを選びます。無理に試させる渡し方はしません。
手渡しなら形になります。旅先の話を添えられるので、かえって喜ばれることもあります。
送る場合は、簡素な包みのまま届くことがあります。改まった相手に送るなら、箱に入った品を選ぶか、包装を頼めるかどうかを先に確かめておきます。
最初に決めるのは、どの形を届けるかです。この名前で呼ばれるものには板に載った半円だけでなく、平たく焼いたもの、油で揚げたもの、渦を巻いたもの、紙のように薄いものが含まれます。名前で注文すると、思っていたものと違うものが届きます。
火の通し方で歯ごたえが分かれます。蒸しただけのものはやわらかく、焼いたものは表面が締まり、揚げたものは水分が抜けて固くなります。年配の相手が集まる場なら、蒸したもののほうが食べやすくなります。
相手の台所も見ておきます。切るだけで出せる形と、温めたほうがよくなる形があるので、料理をしない相手には前者を選びます。ひとりで暮らす相手なら、量の少ない品にすると持て余しません。
冷蔵で届くという点は変わりません。留守が続くと箱が動き続けるので、受け取れる日が読める相手か、日付を指定できる相手かで選び方が変わります。年末は特にずれます。
祝いの場に出す品と、普段の食卓に出す品は別のものです。赤が入っていれば祝いの品になるので、渡す場面をひとつ決めてから探してみてください。
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