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肉まん、焼売、餃子、小籠包。この分野に並ぶ28件の大半が、皮に包んだものです。
皮のあるものは、温め方で仕上がりが変わります。同じ一個でも、電子レンジで済ませたときと蒸したときで、口に入れたときの感じが違ってきます。
理由は水分です。電子レンジは中から熱を起こすので、皮の水分が飛びます。蒸し器は外から湯気を当てるので、皮に水分が入ります。
商品名に「レンジで簡単」と書く品と、蒸すことを前提にしている品が並んでいるのは、そのためです。
贈る相手の台所に何があるかで、届いたあとの姿が変わる。この分野はそういう組み立てになっています。
どの街のどの店が作ったか。この分野はそこで六つに分かれます。同じ焼売でも、名乗る土地が違えば中身も変わります。
大阪で長く売られてきた豚まんの店が、この分野の四分の一を占めています。豚まんを中心に、ジャンボ焼売、餃子、カレーまん、肉団子を組み合わせた品が並びます。
人数で組を選べるようになっていて、二人分、三人分という名前が付いています。掛け紙を頼める品もあり、贈答として使われてきました。試す用の小さい組から、五種類が入った組まで幅があります。
中華街に店を構える老舗が、それぞれの名前で出している組です。焼売、餃子、小籠包、肉まんを何種類か詰めてあります。
店ごとに得意なものが違い、ふかひれを使った品を看板にしている店もあります。化粧箱に入って届く品が多く、そのまま渡せます。この分野でいちばん上の金額に来るのも、この系統です。
豚の角煮を挟んだ、ふかふかの生地の品です。肉まんと組にして送られます。
一個ずつ包まれていて、食べたい数だけ温められます。中華の点心というより、その土地の名物として知られています。個数を選べる売り方をしていて、人数に合わせられます。
餃子や炒飯を大量にまとめた組です。餃子50個に焼売8個と炒飯5袋、といった数で売られています。
贈答というより、冷凍庫に常備してもらう形です。同じ品を何袋も入れてあるので、平日の夕食に一品足す使い方をします。一袋あたりで見ると、この中でいちばん軽くなります。
酢豚、八宝菜、エビチリ、青椒肉絲。皮のない、皿に盛る料理を袋詰めにした品です。袋のまま湯に沈めて温めます。
百貨店に長く入っている店の品や、10種類を詰めた大きな組があります。献立の主菜になるので、点心とは使う場面が違います。数は少なく、28件のうち3件だけです。
何種類かの中から好きなものを組み合わせられる品です。餃子の種類を選べるものや、点心を七種類から四個選べるものがあります。
相手の好みが分かっているときに使えます。分からないときも、無難なものを寄せて選べます。決まった組を送るより手間はかかりますが、外れが減ります。
この分野の品は、そのほとんどが皮に包まれています。中身がどれだけ良くても、皮が硬ければそこで終わります。
電子レンジは食品の中の水分を揺らして熱を起こします。中心から温まるので早いのですが、そのぶん水分が湯気になって外へ抜けます。
抜けた水分は皮を通って逃げるので、皮が乾きます。時間を長くするほど硬くなり、冷めると縮んで締まります。中身は熱いのに皮がごわつく、という状態はここから起きます。
湯気の中に置くと、皮の表面に水がつきます。乾く方向ではなく、湿る方向に動きます。作った直後の状態に近づくのは、こちらです。
時間はかかりますが、置きすぎても失敗しにくくなります。皮が水を含んでいるので、少し長めでも硬くなりません。手間と仕上がりが引き換えになっています。
電子レンジを使うなら、水で湿らせた紙で包んでから温めます。紙から出た水分が皮に回るので、乾きが抑えられます。
商品ページにこの手順が書かれている品もあります。書かれていなくても、この一手間で仕上がりが変わります。蒸し器のない家に贈るなら、渡すときに添えておくと役に立ちます。
「レンジで簡単」「レンジOK」と書かれていれば、電子レンジで完結する前提の品です。皮の配合をそれに合わせてある場合もあります。
書かれていない品は、蒸すことを想定していることがあります。老舗の店の品ほど、この表記がありません。相手の台所に蒸す道具があるかどうかで、選ぶ側が変わってきます。
一個ずつ袋に入っている品は、袋の中の水分がそのまま残ります。開けてすぐ温めれば、乾く時間がありません。
まとめて一袋に入っている品は、開けたあとに残りが乾きます。冷凍庫の中でも少しずつ水分が抜けていくので、早めに使い切ることになります。人数の少ない家には、個包装のほうが向きます。
専用の蒸し器を持っている家は、いまでは多くありません。鍋に皿を置いて代用することはできますが、そこまでする人は限られます。
だからこそ「レンジで簡単」という表記が売り文句になります。老舗の味を届けたい気持ちと、相手が実際にどう温めるかは別の話です。渡す前に、その一点を思い出しておきます。
同じ皮ものでも、中身が汁を含むかどうかで扱いが変わります。温めすぎたときの壊れ方が違うからです。
包むときに固めた煮こごりが、温まると溶けて汁になります。噛んだときに口の中へ広がるのがこの品の持ち味です。
温めすぎると皮が弱り、持ち上げた時点で破れます。汁が皿に流れ出てしまえば、ただの小さい肉まんになります。時間を守ることが、他の点心より重く効いてきます。
小籠包には、蒸して仕上げるものと、底を焼いて仕上げるものがあります。商品名にも書き分けられています。
焼くほうは底に焦げ目を付けるので、フライパンが要ります。蒸すほうは湯気だけで足ります。同じ名前でも台所ですることが違うので、注文の前に確かめておきます。
中身が固まりのままなので、多少温めすぎても形が崩れません。皮が乾くことだけ気をつければ、失敗が起きにくくなります。
一個が大きいので、温める時間も長くなります。表示された時間より短いと中心が冷たいままです。半分に割って確かめるという手が使えるのも、この品の気楽なところです。
生の餃子が入った組では、焼き餃子にも水餃子にもできます。どちらにするかで、必要な道具も時間も変わります。
焼くならフライパンと蓋、茹でるなら鍋です。皮の厚みによって向き不向きがあり、商品ページに書かれていることもあります。届いた側が選べるという点では、幅のある品です。
汁気のある料理は、袋に入ったまま湯煎します。皮がないので乾く心配がなく、温めすぎても味が変わりません。
この分野でいちばん失敗しにくいのが、この形です。台所に立つ習慣のない相手や、手順を気にせず食べてほしい相手に向きます。皿に移すだけで一品になります。
冷凍で届く品を室温で溶かしてから温め直すと、皮の食感が落ちます。凍ったまま加熱する指定の品がほとんどです。
冷蔵庫に移して自然に解けるのを待つ、という手順が書かれている品もあります。どちらの指定かは箱の表示で分かります。渡すときに「凍ったまま」と一言添えるだけで、仕上がりが変わることがあります。
種類の多い組にすると、皿に並べたときに華やかになります。焼売と餃子と小籠包が混ざっていれば、それだけで一皿が埋まります。
同じものが何十個も入った組は、来客用には向きません。数はあっても見た目が単調になります。人に出す前提で渡すなら、種類の数を見ておきます。
個包装の品にします。一個ずつ取り出せるので、少しずつ食べられます。まとめて一袋の品は、開けたら早めに使い切ることになります。
冷凍庫の空きも限られます。大きな箱で届くと、他の食材を出さなければ入りません。数の少ない組を選ぶか、平たく収まる形にしておきます。
商品名に掛け紙の表記がある品なら、注文の画面で選べます。老舗の店の組には、こうした表記が付いていることが多くなっています。
冷凍便で届く品は、外装が保冷の箱になります。中の化粧箱に掛け紙をかける形なので、届いた時点では見えません。手渡しするつもりなら、そこを確かめておきます。
肉まんや焼売のように、味の穏やかなものが入った組にします。辛みのある品や、香りの強い品は好みが分かれます。
一個が大きい肉まんは、小さい子には多すぎることがあります。半分に割って出すことになるので、そこも頭に置いておきます。甘い餡の饅頭が入った組なら、おやつにも回せます。
冷凍の品なので、常温で長く持ち歩けません。移動に時間がかかるなら、保冷剤を入れてもらえるか店に確かめます。
先に送っておくという手もあります。着く日を帰省の前日にしておけば、行った先で開けられます。荷物も減るので、遠方へ行くならそのほうが確実です。
点心は一人が三個から五個で足ります。四人家族なら、20個ほどあれば一食分になります。
肉まんは一個が大きいので、一人一個で数えます。同じ「32個入り」でも、焼売なのか肉まんなのかで持つ日数が変わります。何が何個入っているかを読んでから決めます。
注文の画面では、賞味の期限を先に読みます。この分野は冷凍で届くので、製造から半月ほどの品と、一年近く置ける品が混ざっています。すぐに食べてもらえるとは限らないので、長いほうが安心して送れます。
同梱の可否も確かめます。他の贈り物と一緒に送れない品があり、注文の最後で分かると組み直しになります。商品名に但し書きが入っていることもあります。
化粧箱に入るかどうかは、写真と付属品の欄に出ています。外装は保冷の箱なので、中の状態は届くまで分かりません。手渡しの場面があるなら、そこを見ておきます。
送料の表示も見ます。送料込みと書かれた品が中心ですが、冷凍便の追加料金が別に発生する品もあります。北海道や沖縄へ送る場合は、注文の画面で金額が変わります。
最後に、届く箱の大きさを想像します。冷凍庫の一段を占める品もあるので、受け取った側がすぐ収められるかどうか。渡す前にその一場面まで思い描けると、外しません。
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