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この分野の14件には、一つの共通点があります。どれも複数の味を組にした食べ比べで、一種類だけをまとめて売る品が一つもありません。
しそ、はちみつ、かつお、昆布、うす塩、白干し。60グラムや40グラムの小さい袋を、四つから八つ並べた形が並びます。
理由は、梅干しの好みが人によってまるで違うからです。塩の効いた昔ながらのものを求める人と、甘く仕上げたものしか食べない人が、同じ家にいることもあります。
しかも本人に聞いても、はっきりした答えが返りません。「酸っぱいのが好き」という言葉が、塩の酸味を指すのか、酸味料の酸味を指すのかが分かれます。
だから贈る側が一つに決めず、相手に選んでもらう形が残った。この分野はそういう成り立ちをしています。
何を足したかで六つに分かれます。梅そのものは同じでも、加えたものが違えば別の食べ物になります。
塩だけで漬けて、天日に干したものです。梅と塩と太陽しか使いません。昔から家で作られてきた形がこれに当たります。
口に入れた瞬間の酸味と塩気が強く、そのままでは一粒を食べ切れない人もいます。飯に載せるか、湯に落として飲む使い方をします。食べ比べの組では、必ずと言っていいほど一つ入っています。
赤しその葉と一緒に漬けて、色と香りを移したものです。梅干しの赤い色は梅そのものの色ではなく、しその色です。
しその香りが酸味の角を取るので、白干しより食べやすくなります。この分野でいちばん数の多い味で、組の中心に据えられていることが多くなっています。減塩の仕込みをした品もあります。
蜂蜜を使って甘く仕上げたものです。酸味が丸くなり、菓子に近い口当たりになります。
梅干しを苦手だと言っていた人が、これなら食べるという例が多く出ます。子どもの弁当にも入れられます。組の中では、いちばん減りが早い味になりがちです。
かつお節や昆布と一緒に漬けたものです。酸味の後ろに旨みが残るので、飯との相性が変わります。
かつおのものは削り節が絡んでいて、粒の表面が茶色くなっています。昆布のものは表面が滑らかで、噛むと粘りが出ます。飯を炊く家に届くと、日々の食卓で減っていきます。
唐辛子を効かせたものや、林檎の風味を合わせたものがあります。数は少なく、組の中の変わり種として入っています。
酒の肴として使われることもあります。毎日食べるというより、味を変えたいときに手が伸びる位置です。好みがはっきり分かれるので、単体で贈る品ではありません。
漬ける途中で皮が破れたものを、安く売る形です。味も産地も同じですが、見た目が整っていません。
300グラムや1キロを超える量で売られていて、金額のわりに量が入ります。贈答の箱には向きませんが、毎日食べる家には歓迎されます。減塩の仕込みをした品もこの形で出ています。
14件のどれもが複数の味の組です。一種類だけをまとめた品が一つも残っていないのは、この食べ物の性質から来ています。
塩の効いたものしか認めない人と、甘いものしか食べない人が、同じ食卓に着いています。年代でも分かれますし、育った家の味でも変わります。
一種類を選んで送ると、家の半分にしか届きません。何種類か入っていれば、めいめいが好きなほうを取ります。詰め合わせという形が残っているのは、この事情があるからです。
「酸っぱいのが好き」という答えは、あまり役に立ちません。塩から来る酸味と、加えた酸味料の酸味は別のものだからです。
「甘いのは苦手」と言う人が、蜂蜜の梅は食べることもあります。自分が何を好きなのかを言葉で説明できる人は多くありません。聞き出すより、並べて選んでもらうほうが早く済みます。
30グラム、40グラム、60グラム。この分野の小分けは、二粒か三粒しか入らない大きさです。一つの味を食べ切るのに、何日もかかりません。
合わなければ、その袋で終わります。合えば、次から本人が同じ味を買います。試すための量として設計されていて、常備するための量ではありません。
商品名にこの言葉を入れた品が、14件のうち6件あります。贈答用と書かれた品でも、中身は同じ小分けの組です。
売る側も、そこから始まることを分かっています。気に入った味が見つかれば、次はその一種類をまとめて買ってもらえる。詰め合わせは入口として作られています。
贈る側が一つに決めてしまうと、外したときに戻せません。何種類か渡しておけば、相手が自分で当たりを見つけます。
好みを聞き出そうとして探りを入れるより、この形のほうが角が立ちません。相手のことを知らないまま渡せる、数少ない食べ物でもあります。
三つ以下だと選ぶ幅が足りず、十を超えると一つあたりが少なくなりすぎます。この分野の品は、そのあいだに落ち着いています。
家族の人数が多いなら六つか八つ、一人か二人なら四つ。数そのものより、家に何人いるかで決めると外れません。金額もその数に沿って上がります。
商品名に並ぶのは重さです。60グラム、100グラム、300グラム。ところが食べる側が数えるのは粒の数で、この二つが結び付きません。
この分野で多く使われている品種は大粒で、一粒が20グラムを超えるものもあります。小さめに漬けたものなら10グラムほどです。
同じ60グラムでも、三粒のことも六粒のこともあります。写真を見ても、皿に何粒載っているかまでは分かりません。重さだけを見て量を判断すると、届いてから食い違います。
梅干しは種を含んだ状態で量られます。大粒のものほど種も大きく、全体の三割ほどを占めます。
100グラムと書かれていても、口に入るのは70グラムほどです。この差は種の分なので、どの品でもだいたい同じ割合になります。実際に食べられる量は、表示の七割と考えておくと近くなります。
商品名や説明の欄に「2〜3粒」「2〜6粒」と併記した品があります。幅があるのは、粒の大きさがそろわないからです。
この表記がある品なら、人数と日数から必要な量を割り出せます。無い品は、一粒20グラムで割ってみると当たりが付きます。60グラムなら三粒、100グラムなら五粒ほどです。
飯に載せる使い方なら、一人が一日に一粒です。家族三人なら一日三粒、一か月で90粒になります。
食べ比べの組は、合わせて20粒から30粒ほどです。三人家族なら十日で終わります。毎日食べる家に贈るなら、この分野の詰め合わせは量として足りません。まとまった量の品を選ぶことになります。
粒の大きさに等級が付いていて、商品名にその表記が出る品があります。大きいほど見栄えがして、贈答の箱にも収まります。
一方で、大きすぎて一度に食べ切れないという声もあります。飯茶碗の上で切り分けることになるので、日常づかいには中粒のほうが扱いやすいこともあります。渡す相手の食べ方で、良し悪しが入れ替わります。
一粒ずつ包んである品なら、朝に一つ取り出して入れられます。手を汚さずに済むので、支度の途中でも扱えます。
甘く仕上げた味は、子どもの弁当にも入ります。塩の効いたものは大人の弁当向きです。家族の誰の弁当かで、入れる味が分かれるので、何種類か入った組のほうが使い回せます。
小分けの組が向きます。一袋が二粒か三粒なので、開けてから置きっぱなしになりません。
大きい袋の品は、一人では減りが遅くなります。飯を毎日炊く相手なら別ですが、そうでないなら試す用の大きさにしておきます。郵便受けに入る品なら、留守がちでも受け取れます。
昔ながらの白干しやしそ漬けが入った組にします。甘い味ばかりだと、それは梅干しではないと感じる人がいます。
粒の大きさも見ておきます。大粒は見栄えがしますが、一度に食べ切れないことがあります。中くらいの粒がそろっている品のほうが、日常では扱いやすくなります。
日持ちのする食べ物なので、供え物としても使われてきました。派手な色柄の包みを避けて、落ち着いた掛け紙にします。
酸味の強いものは、人を選びます。何種類か入った組にしておけば、集まった人がそれぞれ取れます。地域によって決まりごとがあるので、迷ったら周囲に確かめます。
甘く仕上げた味と、だしの旨みを加えた味が入った組にします。酸味と塩気の強いものだけだと、子どもは口にしません。
一粒が大きいと、子どもには多すぎます。小さめの粒がそろっている品か、切り分けやすい柔らかい仕上げのものを選びます。弁当に入れるなら、包んである品が便利です。
化粧箱に入る品なら、掛け紙を頼めます。商品名に熨斗の表記がある品は、注文の画面で選べます。
袋のまま届く品は、手渡しなら構いませんが、改まった場面では箱に入るものにします。産地の名前が箱に刷られている品なら、包みを外しても何であるかが分かります。
注文の画面では、まず個包装かどうかを見ます。一粒ずつ包んである品は、来客に出すときも弁当に入れるときも手が汚れません。袋にまとめて入っている品は、家の中で食べる前提になります。
粒の等級の表記も探します。L、2L、3Lといった記号が付いている品があり、大きいほど見栄えがします。表記のない品は、写真の皿との比較で見当を付けることになります。
届き方も確かめます。郵便受けに入る薄さで送れる品があり、留守がちな相手にはそこが効きます。箱で届く品は受け取りが必要になるので、相手の在宅と合わせることになります。
味を選べる形かどうかも見ておきます。決まった組で届く品と、何種類かの中から自分で組み合わせる品があります。後者なら、苦手だと聞いている味を外せます。
送料の条件は最後に見ます。この分野は送料込みの表示が中心ですが、まとめ買いで割引が付く品もあります。二つ以上送るつもりなら、そこで金額が動きます。
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